DAVID BYRNE率いるNYニューウェイヴ〜エスノファンク・グループTALKING HEADSの'79年リリースの歴史的名盤「Fear Of Music」に収録されている”I ZIMBRA”をカヴァー、さらに”JINGO”オマージュなコーラスも覗かせて奔放なヴォイス・パフォーマンスを繰り広げるDOLETTE McDONALDの存在感がたっぷり堪能できる”I Zimbra (Alternative Mix)”(sample1)に加え、ファンカデリックの復活アルバムにも大きく貢献したボストンのE-FUNK遺伝子・SOUL CLAPによるリミックス”I Zimbra (Soul Clap Remix)”(sample2)、YAM WHO?の＜MIDNIGHT RIOT＞を中心に活躍中のロンドンのプロデューサー・ALAN DIXONによる”I Zimbra (Alan Dixon Remix)”(sample3)の２ヴァージョンも収録です。

UKリーズのクオリティー・レーベル〈Eclectic Avenue〉からデヴューしたTHE ​DEAD ROSE ​MUSIC ​COMPANY(sample2)を除けば、ほぼ新人。這うようなボトムにライトなアシッドが加わり、連弾ピアノのアップリフティング・リフやブレイク周辺のギター・カッティングが盛り立ててくれるユーロ・ディスコティックな”Hot Scotch”(sample1)は、ブライトンのプロデューサーLEON SWEETによる仕業！ほか、シカゴのソウル・シンガーLOU RAWLSが〈Philly International〉から放った76年のヒットナンバー”You'll Never Find Another Love Like Mine”をネタに、執拗な焦らしのフィルター交戦でアップテンポに切り刻んだ展開のB1”Never Find (TV's Rub Remix)”はJJ & GGコンビ、フロリダのJAY NEGRONとスタンフォードのJUSTIN GG GREENのコラヴォレーション。ラストのモスクワのニューカマーBACHTEENによる、UKの混血ファンクバンドHOTCHOCOLATEのベーシスト、TONY WILSONのソロ・ヒット”New York City Life”をタイトなグルーヴでアップデイトしたB2”NYC Life”(sample3)、ここあたりが一番かも。試聴サンプルからもどうぞ。

C + C MUSIC FACTORYプロデュースで'93年にリリースされた、ARETHA FRANLINの残したハウスクラシック”Deeper Love”をトリートメントしたA1”Pride”(sample1)が最高、ベアーファンク傘下のアフロ・リイシュー〈AFRICAN ROADTRIP〉から再発されたカメルーンのギタリスト・TALA A.M.の”Black Gold”(sample2)をモダン・ヘヴィーに強化したA2もパーティ・ヴァイブス充満。Bサイドは共に89年のリヴァイバル、イタリアンハウス・チーム・FPI PROJECTのデヴューシングル”Rich In Paradise”、マーシャル・ジェファーソン・ネタのベルジャン・TECHNOTRONICのこちらもデヴュー作”Pump Up The Jam”(sample3)をアップデートしたハウストラックを収録。

YAM WHO?+ASHLEY BEEDLEによるタッグYAMBEEによってリプロダクトされた、アシュリーが率いたスーパーユニットTHE BALLISTIC BROTHERSの傑作"BLACKER"が好評につき新たなリミックスを携え、お披露目！偉大な詩人でありシンガー・ソング・ライター、ギル・スコット・ヘロンのデビュー作「Small Talk At 125th and Lenox」から引用された、若々しいポエトリーと、ハービー・ハンコックの代表曲「カメレオン」のベース・ラインを兼ね備えた原曲を３者３様にリミックス。珠玉のリミキサーたちが色褪せることないこの曲の魔法に、さらに磨きをかけて光らせています！最高。

DEADLIY SINSやYAM WHO?といった、UKのディスコエディットの仕事人たちによる人気パーティー「MIDNIGHT RIOT」のクラシック・サンプラー第５弾！ベテラン・オージーL.N.T.Gのキラーヒットは言うには及ばぬ多幸感、〈Glenview〉コミュニティーからバック・トゥ・オールドスクールなエディットを連発していたBUZZ COMPASSによるフロア・フィラー"Don’t Give It Up"(sample2)を猛プッシュ！ハロルド・メルヴィンあたりにも近い男汁ファルセットがたまらないカナダの〈Editorial〉クルーED WIZARD & DISCO DOUBLE DEEの"Love Dance"(sample3)も、ゆっくりかけて盛り上がっていく渋線。最後はオスロの新人BJORN GAUTI BJORNSSONは、自身のニュートラックを提供しており、こちらも素晴らしいのでチェックした方がいいと思います。是非！