- 12inch
Solpara
Woda Różana
Brutaż
- Cat No.: BRUTAŻ - 09
- 2019-10-28
アルメニアの詩人サヤト・ノヴァの生涯を描き、検閲によっていくつものシーンがカットされてしまったセルゲイ・パラジャーノフの問題作でありアヴァンギャルド・クラシック作品映画『ざくろの色』のサウンドトラックを創るなど、より実験的な表現に傾倒しているNICHOLAS JAARとNYのフィルム・プロデューサー・NOAH CRAFTの共同レーベル〈OTHER PEOPLE〉からまたあらたな刺客!そのNICHOLASとは高校時代に出会ったというSOLPARA、尖鋭的なモダン・テクノからノーマン・マクラーレンのエッチング手法などからの影響を受けたという彼のセカンド・リリースとなる今作、モノトーンに深く沈みこんだようなジャケットから漂うような淡性なダブやピアノ・ループ、その中にも微かな光りを見出させるようなまどろみへ誘うローなハウス”Swing”(sample2)や、何をも包み隠さない粗くむき出しになったリズムにノイジーなフィードバックでストーリーを奏でる”Vitamin D”(sample3)もスバラシイ。
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ザラついたマシンビートがポリリズミックに混じるハイピッチなテクノ「Thoughts Of Schism」(sample1)、フィルターがかったシンセが上昇下降スケールを描く「Breeze」(sample3)などのノイジーなマシンマッドネス。アブストラクトなヴォイスを巻き込みながら神秘的にシンセサイザーが揺らめく「Time Until The Station」(sample2)に埋め込まれたアシッドラインがキラー。 (Akie)