GEENA ,ALBINOSを擁し、岡山のINOUE SHIRABEもリリースしたフランスのZALTANが主宰するレーベル〈ANTINOTE〉のシンセサイザー・デュオSYRACUSEのデビューアルバム！アナログでレイドバックしたシンセサイザーサウンドとISABELLE MAITREの淡いヴォーカル。LOW-FIさとテクニカルな面白さ、ドリーミーでポップで捩じれているライト・サイケデリック・ポップ。 (サイトウ)

IUEKEの未発表テープや、ALBINOSの”Ritual House”シリーズなど秀逸なアートワークとユニークなリリースで注目されるフランスの〈ANTI NOTE〉から、初の７インチ登場。普段のライブでは二人共にシンセサイザーを弾きまくってるわけですが、今回はアコースティック・ギターとイザベルの歌をメインに打ち出し、前作ので聴かせてくれたドリーミーなモジュラー・ポップの世界観をそのまま引き継いでさらにとっつきやすくなった印象のコズミック・サマーなBサイド”Latomia”がいい感じ。PVも気持ちいいです。

IUEKEのロストテープスのカルトヒットに続く、〈ANTINOTE〉レーベル第２弾！シネマやアニメーションの音楽などに携わるかたわら、スタジオ・ミュージシャンたちと作り上げた記念すべきデビューシングル。クラフトワークのアウトバーンのようにゆったり、ヴィンテージ剥きだしの電子ハンマービートの上で、不思議な音階で様々な音色のシンセが色鮮やかに歌い、手拍子やコーラスを交えて宙を舞う桃源郷コズミックA1"Sphere And Cylinder"、打って変わって淡色のブルージーなスペーシー・ドローンA2"Surface Of Revolution"など、多様な文化が混然一体としてるフランスの空気感が滴り落ちる。そして当然の如く、裏面のタイトルナンバー"Giant Mirrors"では、ヴォコーダー・ヴォーカルや6人のコーラス隊をフィーチャーしたダンスチューン、ピアノリフとパーカッションに乗りどこまでもアガって行きそうな、悪魔払いの痛快シンセサイザー・ディスコに挑戦！！オモシロ傑作！！鬼才ベルナール・エスタルディからエールまでに影響を受けたというフレンチ次世代カルトミュージシャン誕生。