2022年屈指の話題盤だった「Club Sentimental Vol.2」、超限定だった〈Smugglers Way〉からのリリースなど原稿のUSエレクトロニックミュージックシーンの重要な一角をになってきたDJ PythonのレーベルWorldwide Unlimitedの新作が到着しています。Future TImesからのポリリズムのダンスビートでベストセラー中のマイアミのNICK LEÓNとのスプリット。ドープベースなダンスホール、ポリリズム・トライバルビートNick León、そして深度を増すディープ・レケトンDJ Python。サイケデリックな世界観が今回も素晴らしい。文句なし今回も推薦盤です！ (サイトウ)

DJ Python名義での「Mas Amable」や「Club Sentimientos Vol 2」のディープレゲトンとは、リズムの感じに変化があるものの、潜在的な意識世界を模索するような音世界。ダウンテンポのドリーミー、APHEX TWINも彷彿させる潜り込むようなA-SIDEはA1「ティモシー・シャラメ」、アップビートに展開するA2「もしくは、誰かがそう言ったもの」、ショートの「yoonito」(韓国名?)。B1はより強めのダウンテンポ/ブレイクビートで展開するB1「we still or nah」、から、一気にレイヴィーなアンビエント・ブレイクビート「jack anderson」。Mikey Dread、「Pain In Full」やTransphonicなどでお馴染みの定番フレーズ「You make me feel so good」をのせて高みにのぼり幕をとじます。　 (サイトウ)

LARRY HEADのハウスのセクシーさ、カリビアン・ベースミュージック、レゲトンのベース&ステップ。トライバルなリズム、エモーショナルなエレクトロニクス、祝福のアンビエンスの周波数、ユーモア。意識世界で幾何学のように編まれたように音が交錯して繰り広げられるようなDJ PYTHON「Angel」。アートワークも含めて素晴らしい境地。デジタル・ニューエイジの深度。B-SIDE 2曲もいい。「Mas Amable」同様重要なリリースとなりそうです。推薦盤！ (サイトウ)

ANTHONY NAPLESの〈INCIENSO〉からの「Mas Amable」で、昨年最も話題だった一人DJ PYTHONがはじめたニューレーベル〈WORLDWIDE UNLIMITED〉。マンチェスターのヒップスターたちがしのぎを削っているというThe NQでのDJ PYTHONのプレイで、HENZOと出会い意気投合しレーベルのスタートとなったそうです。ダンスホール、レゲトン、グライム、サウンドシウステム。コンピュータライズドなトライバルリズム。移民カルチャー、現行の黒人音楽の先端に刺激を受け、独自の変革を遂げ続けるUKダンス・ミュージックの歴史は更新されています。このリリースの収益は、有色人種やセクシュアルマイノリティのコミュニティを含む全ての人に開かれた、マンチェスターのDJやアーチスト、音楽教育のための非営利のレクリエーション施設The Rec. Centre に寄付されるとのことです。推薦！ (サイトウ)

This Mortal CoilやDead Can Danceのようなアウトサイダー精神に溢れたギター、彼女のパーソナルでユニークな歌。当店的にはDJ PYTHONのリミックス(sample1)一推し。ゆったりとリズミック、言葉のイマジネーション漂うように進行していきます。 (サイトウ)

こんな変な曲がコメントもなしにガンガン売れててちょっとうれしい。追加入荷ストックしました。「Cocaine」なJJ CALEやLEON RUSSELL、なんかのブルースロック、ウェストコーストロックをビートボックスにのせたようなBABA STILTZ Go America、トリップ・イン・カリフォルニア！シリアスなほどにファニーな一曲です。フィンランドJESSE aka STILETTI-ANAと、DJ PYTHONという当店ツボな二組のリミックスも超良いです。 (サイトウ)