- LP
MOLLY LEWIS
On The Lips
JAGJAGUWAR
- Cat No.: JAG439
- 2024-04-18
トレンドや流行り廃りも関係ないし、一聴して全面にフィーチャされた口笛の響きが最初ちょいと寂しくなったりするのですが、アートワークといい尖って統一された世界観で只者ではない感じはしますね。エイミー・ワインハウスをプロデュースしたトム・ブレネックとの共作で、ニューヨークタイムズ誌で絶賛を浴びながら、東洋神秘主義ヒッピー・エキゾ・サイケデリック・メディテーション・アーティストである、エデン・アーベスの『Eden's Island』(1970年)のカバー収録。って情報はちょいと渋滞かつマニアックですが、、ずっと頭から消えない、、なぜかMockyなんかにも通づる不思議なグッドーミュージック感。ヨーロッパ的退廃と新エキゾ・ラウンジミュージック!?大人向け。Seu Jorgeとのデュオ作も出したブラジル人ギタリスト、Rogê。大御所セルジオ・メンデスのツアーにも参加したブラジリアン・パーカッショニスト、Gibi Dos Santos参加。 (Shhhhh)
"Romantic Piano"というタイトル通りのピアノ作品。2018年のデビュー作時には歌っておりましたが、そのツアー中に倒れた際に声を一時期失うという経験を通じてインスト作を作るように。ロマンティックと言っても耽美やナルシスティックに走りすぎず、フィールド音も混じりシネマティックで淡々と進み解釈の余韻を残す良アンビエント作品。2分以内の曲も多くピアノ小品といった趣も。何気にループ中いいです。 (Shhhhh)
"Romantic Piano"というタイトル通りのピアノ作品。2018年のデビュー作時には歌っておりましたが、そのツアー中に倒れた際に声を一時期失うという経験を通じてインスト作を作るように。ロマンティックと言っても耽美やナルシスティックに走りすぎず、フィールド音も混じりシネマティックで淡々と進み解釈の余韻を残す良アンビエント作品。2分以内の曲も多くピアノ小品といった趣も。何気にループ中いいです。 (Shhhhh)
Track List
ジャマイカ人の父親とトリニダード人の母親の間に産まれ、イーストニューヨークやのスラム街で育ったShayna McHayle。本年度悪趣味ジャケットNO1候補。スーパー・ドープ・サウンド。最高。 (サイトウ)
Track List
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2005年公開の国際口笛コンクールのドキュメンタリー映画「パッカー・アップ」をみて口笛の世界に開眼、2012年には自身も口笛大会に出演。20代はベルリンで過ごし、そこからL.Aに移住して映画音楽の仕事をしていたそう。そのL.Aのドレスデン・バーというところで40年間演奏していた伝説的ラウンジ・デュオ、マーティ&エレイン(91年に一枚だけCD出してました)の常連だったという彼女。2023年にマーティンが89歳なくなって、その意志を受け継ぐ決意。
今作はトーマス・ブレネックというギタリストがプロデューサー。起用のきっかけはイタリアの60年代の映画音楽家、アレッサンドロ・アレッサンドローニとピエロ・ピッチョーニの作品をめぐってモリーと意気投合したのがきっかけだという。
そのトーマス・ブレネックの呼びかけの元に、ネオソウルシンガーニック・ハキムがピアノで。Badbadnotgood のチェスター・ハンセンが全面参加。Big CrownからリリースのEl Michels Affairのメンバーまで参加。
資料に、「彼女はL.Aのラウンジ・シーンの伝説の仲間入りしそうだ!」とのこと。Dr.Dreとの共演から映画バービーのサントラ、シャネル、グッチ、エルメスのファションショーにも参加。彼女のイベント、Café Mollyには作家チャールズ・ブコウスキーのかつての飲み友達である詩人、ケネス・'ソニー'・ドナートがMCを勤めるとのこと。
オリジナルのリップスティックも通販してますね、そのセンスも最高です。しかし相変わらず情報が多い。。 (Shhhhh)