- 12inch
Greg Beato
DADE EP
Ni Un Pero
- Cat No.: UNPE 02
- 2020-03-08
恐らくテープで録音されたと思われる丸くて塩梅良く歪んだキックに音楽的ヒスノイズが入ったクラシックな質感。片面1曲ずつ収録した12”ですが、なんといってもA面(sample1)がナイス。繰り返されるシンプルなシンセコードのアルペジオの上で次々展開していくドラム、そして途中から入ってくるグニョグニョ鳴りまくるアシッドベースで後半に向けて興奮を誘っていく。ハードウェアのほぼ一発録りだと思いますが、だからこそ出せるライブ感が潔くてとても良い。地下の狭いクラブでバリバリに鳴らしてほしい1枚です。 (日野)
オールドテクノ、アシッド〜IDMまでミックスしたPODCASTも話題になってるL.I.E.S./APRONを拠点に活動するマイアミのGREG BEATO。新作! (サイトウ)
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きちんと踊らせながら変なアプローチが面白いGREG BEATOの5曲入り12”。まずはベースの鳴りが良く、最もDJユースなA1(sample3)は細かなリズムパターンの変化やクラップのダブ処理など細部の仕事が際立ったすぐに戦力となるトラック。ボコーダーを通したようなシンセに四つのキックが鳴っていくも、展開がおかしくてトリッキーなA2(sample2)。爽やかでハウシーなシンセと対照的に割れたジャンクなドラムのA3と、リズムがつんのめっていく地味に気の狂ったB1がどちらもミニマルな展開。そしてTERRENCE DIXONのような妙なシンセがすごく良いラストトラックのB3(sample1)がマイベストトラック。軽やかで自由な気持ちの良い12”です! (日野)