- LP
Lucas Santtana
O CÉU é Velho Há Muito Tempo
No Format
- Cat No.: NOF45LP
- 2023-08-02
前作のアコースティック路線から、バイーア出身の血かカエターノ直系とも言える東北部のリズムをフィーチャしているフロア向けな曲も。O Paraíso(楽園)の再定義をテーマに、架空の楽園を夢見る詩人による10曲。レノン/マッカートニーの"The Fool On The Hill"(sample3)のカバーはカエターノの86年作のオマージュか。大先輩のJorge Benの74年作"Errare Humanum Est"カバーなど。前作でも垣間見ることができたボッサやMPBをまんまカバーするのではなく、どこか折衷的に解釈して陰陽あるグッドミュージックに仕立てながら、全編にノスタルジックな雰囲気を漂わせる、どこかMOCKYを思い出します。ラウンジなんかでほっこりPLAYしてみてください。OUMOU SANGAREやBallaké Sissokoらのアフロ・レジェンドたちを今に紹介するパリのNO FORMATより。来日の噂も! (Shhhhh)
「フォーテット+トン・ゼー+トム・ヨーク」と絶賛されたLUCAS SANTTANAの2NDアルバム!ダブ、音響的なところを残しつつより、バンド的ダイナミズムの曲の比重が増えています。貴重なアナログ盤。 (サイトウ)
ブラジルのオルタナティヴでサイケ感覚な新世代を幅広くフォローしたコンピが素晴らしかったMAIS UM DISCOSから7inchでLUCAS SANTTANA!カポエラ的闘争ビート、カットアップ!ダブ感覚!OTTOやMORENO-DOMENICO-KASSIN周辺以降の新しい感覚。文句なし注目! (サイトウ)
シングルカット7インチも大好評のルカス・サンタナ。アルバムストックしました!モレーノ,カッシン以降のブラジル新世代。ダブやエレクトロニクスの先鋭的なテクニックとシンガーソングライターとしての資質が見事に融合した傑作アルバム。歌って踊れるFOUR TET。ブラジルの新しい才能にスポットを当てた大注目のレーベルMAIS UM DISCOSの第1弾アーチスト! (ヤスシ)
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前作まではエレクトロニクスやダンス・ミュージックよりのアプローチが多かったのですが、今作は完全なるアコースティック。ほぼ、"声とギター"の楽曲が本来の彼の実力を際立たせ、FOUR TETなんかが引き合いに出されてた旧作よりむしろ我々にはこちら方面が大歓迎ってくらい良いです。即売だったOUMOU SANGAREやBallaké Sissokoらアフリカ音楽レジェンズたちを今の見せ方で紹介するNO FORMATからというのもいいですね。ノスタルジックな雰囲気ですが歌詞はブラジル政府によるアマゾン森林破壊などの現状も訴えてるとか。この辺りもトロピカリズモ直系ですね。ブラジル音楽のアコースティック方面の入り口にもナイスな一枚。チルな休日にどうぞ。にしても、ボサでもフォークでもないこの大人の折衷感、どこにも属せないけど暖かみのあるプロデュースはMOCKYのある部分を思い出します。静かに推薦盤。 (Shhhhh)