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Rimarimba
On Dry Land
Freedom To Spend
- Cat No.: FTS006
- 2020-01-04
〈EM RECORDS〉でもお馴染み、サウンドアーティストYOSHI WADAとその息子TASHI WADAによる作品が〈RVNG INTL〉からリリース!この作品では基本的に作曲はTASHI WADAによるもので、曲によってはYOSHI WADAとの共作もあります。最近ではライブメンバーとして同行することもあるJULIA HOLTERもアルバムに参加!長尺1作品を1枚のアルバムとしてリリースするようなこれまでの形とは変わり、片面5曲ずつという聴きやすくメリハリのある作品であり、YOSHI WADAワールドに入っていく為の最初の一歩としてもいいかもしれません。大胆なダイナミクスでドラマチックな構成であり、感動を呼ぶ素晴らしい作品。推薦させていただきます!! (日野)
イギリスの知られざるアーティストROBERT COXを中心に宅録していたユニットRIMARIMBA。以前の作品に比べてデジタルディレイやプログラミングを取り入れた技術的にも進歩したというアルバム。特に1曲目(sample1)が素晴らしく、左右に飛び交うリズムにカラッとした音色での中東のようなスケールを用いたフレーズが良い。自分で演奏しようと試したものの、十分な演奏スキルが無かったためにプログラミングを用いたとのことですが、それでもどこか人間臭さがあり親しみやすいものとなっています。A面11曲、B面8曲の全19曲。Tracklistからも試聴可能です。 (日野)
今最も注目しているレーベルのひとつである〈FREEDOM TO SPEND〉からまたまたすごい作品がリリースされました。イギリス出身ROBERT COXを中心に80年代に活動していた知られざる宅録ユニットRIMARIMBAの作品が4枚組LPとなり再発!!!このボックスセットは83年リリースの1stアルバム「Below The Horizon」、84年2nd「On Dry Land」、85年3rd「In The Woods」、そして88年に作られた曲群をコンパイルした「Light Metabolism Number Prague」から構成されています。心地よいマリンバサウンドを基調に、歌心あるギターやシンセサイザーが相性よく絡み合っていく。ミニマルに構成されている曲や、突拍子の無い驚きのサウンド/展開の曲だったり、他にもドローンやサンプリングを使ったような実験的な曲など意欲的に作られています。1st、2nd、3rdはそれぞれ〈FREEDOM TO SPEND〉で一枚ずつ再発されましたが、4枚目の「Light Metabolism Number Prague」はこのボックスセットのみで販売されるようです。 (日野)
「ケシュの詞と音楽」と付けられたこのアルバムは、URSULA K. LE GUINの小説「Always Coming Home」の中で登場する女系民族ケシュ族の音楽をTODD BARTONが創造したもの。それは元々初版についていたカセットのみで聴けるものでしたが、それを〈FREEDOM TO SPEND〉が初めての再発を行いました。空想の中のノスタルジーに浸るシンセサイザー、詞、そしてまるで現地に行って録音したかのような歌声と自然の音が強烈なほど美しい。シンプルな声の響きだけで作られたトラディショナルな響きの曲などを聴くと、作曲家としての能力の高さを思い知らされます。Tracklistからもどうぞ。これは推薦させていただきます! (日野)
作曲家としての他に振り付けなども行っているというCOLIN SELFは、声や体を媒体にして音楽やパフォーマンスを行っているアーティスト。CTMフェスティバルやNYの美術館MOMA PS1などでもパフォーマンスを行っており、その一部を貼り付けている動画でYouTubeでも見ることができますが、カオティックでたまにレイブ感も出しながらエンターテイメントに落とし込んでいてすごく面白い。自分のやりたいことを誰の意見も聞かずにやり通すような強さが感じられて、だからこそこの多方向な音楽も心地よく、そしてかっこよくも思えてきます。これは実はすごい作品かもしれません。 (日野)
イギリスの知られざるアーティストROBERT COXを中心に宅録していたユニットRIMARIMBA。恐らく当時は批評や情報など無い中で思うがまま音を重ねていき作られたとてもピュアさを感じられます。録り始める時は恐らく全体の構成など考えず、とにかく録音しその上に重ねたからこそできたミニマルミュージック。もう一度作ろうとしても本人でも作ることはできないだろう、偶然なども入り込んだ光り輝く素晴らしいアルバム。B面は20分を超える長尺曲1曲で、室内楽も混ざったようなミニマルな大作。推薦です。 (日野)
元々は1985年に「Breadwoman」というタイトルでカセットのみで発売されていたANNA HOMLERとSTEVE MOSHIERによる音源を元にRVNGが再編。最初の5曲は「Breadwoman」からそのまま収録され、長尺2曲を追加してリリースされました。神秘的な歌やシンセサイザーが時間の感覚を狂わせ、遠い昔の音のようでもあり最新の音のようでもある。ジャケットと同じパンを象ったお面を被ったダンサーと一緒に、シンセサイザーと歌での実験的なライブセットも行っているようでそちらも気になります。 (日野)
エチオピア出身のMIKAEL SEIFUによる〈RVNG INTL〉からリリースした2016年作。西洋音楽に支配されることなく、エチオピアのジャズからの影響を元にアウトプットされた生楽器とシンセサイザーサウンドの融合。ダイナミックであり開放的なサウンドのB1 How To Save A Life (Vector Of Eternity)[sample3]が素晴らしい。 (日野)
今最も注目しているレーベルのひとつである〈FREEDOM TO SPEND〉からまたまたすごい作品がリリースされました。イギリス出身ROBERT COXを中心に80年代に活動していた知られざる宅録ユニットRIMARIMBAの作品が4枚組LPとなり再発!!!このボックスセットは83年リリースの1stアルバム「Below The Horizon」、84年2nd「On Dry Land」、85年3rd「In The Woods」、そして88年に作られた曲群をコンパイルした「Light Metabolism Number Prague」から構成されています。心地よいマリンバサウンドを基調に、歌心あるギターやシンセサイザーが相性よく絡み合っていく。ミニマルに構成されている曲や、突拍子の無い驚きのサウンド/展開の曲だったり、他にもドローンやサンプリングを使ったような実験的な曲など意欲的に作られています。1st、2nd、3rdはそれぞれ別のタイミングで〈FREEDOM TO SPEND〉が一枚ずつ再発していくようですが、4枚目の「Light Metabolism Number Prague」はこのボックスセットのみで販売されるようです。シルクスクリーンが美しい限定250部のこのボックスセットは販売後すぐに入手困難となっていましたが極少量のみ入荷できました。是非お早めに!! (日野)
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イギリスの知られざるアーティストROBERT COXを中心に宅録していたユニットRIMARIMBA。日々の日記をつけているような、プレッシャーのようなものとは無縁であるかのように思える心地よさのある曲たち。RIMARIMBA特有のエレクトロニックなチープなマリンバのシーケンスはもちろん、コラージュ的に音が重なったエクスペリメンタルなものや、一つのハイライトであるB2(sample)ではドラムマシンにプログレ的にも聴こえるギターを重ねた曲などを収録。名作1stアルバムBelow The Horizonをさらに深く探求していったアルバムです。 (日野)