- 2LP
Ernest Hood
Neighborhoods
Freedom To Spend
- Cat No.: FTS014LP
- 2023-05-10
Ernest Hoodは、40年代にはCharlie Barnetたちと活動したジャズ・ミュージシャンで、50年代に車椅子の生活を送るようになり、スタジオミューシャンの仕事をこなしながら、持てなくなったギターの代わりに、ララージの演奏でもお馴染みの弦楽器ツィターを演奏するようになる。「Neighborhoods」と同時期の音源も含む1972-1982の未発表音源が〈Freedom To Spend〉からリリースされました。「Neighborhoods」同様、フィールド・レコーディングやモノフォニックのシンセサイザーも交えながら、アンビエントジャズ、デイドリーミングなアメリカーナ、スローミュージック。うっとり空想的な音世界。世界をどんな視点で見ていた人なんだろうか。オリジナルのマスターテープからリストア、リマスター。素晴らしいリリース。 (サイトウ)
Track List
70年代後半から80年代半ばにかけて、アンダーグランドミュージックのハブになっていたワシントン州、オリンピアから産まれた音源。81年から84年にかけてリリースされた音源をFREEDOM TO SPENDがコンパイル。民族音楽、サティのミニマリズム、ライヒ、ローリー・アンダーソンの先鋭音楽、YOUNG MARBLE GIANTSなどのポストパンク的な感触も伺えるような魅惑のサウンド。推薦盤。 (サイトウ)
Track List
Pete SwansonとJed BindemanがRVNG INTL.のサポートのもと運営、ニューエイジ、実験音楽、現在の感覚で素晴らしい発掘を続けている〈FREEDOM TO SPEND〉の再発ニューリリース。フランスのダニエルとディディエ・ジーン姉弟によるデュオUMANが、ワールドミュージックで著名な〈BUDA MUSIQUE〉と、カナダの〈DIFFUSION i MéDIA〉が共同で1992年にリリースした「Chaleur Humaine」。 二人はこれ以前に2枚のポップソング・アルバムをレコーディングして高評価を得ていたけれど音楽業界の期待をはずれ、別の道を選びこの不思議な作品を制作。彼らの新しい、解放された視点と空間のための方法論、デジタル音空間、アコースティック、セント・ギガにもつうじるようなハイファイで情景的、夢中のような音世界。 FOND/SOUNDのDIEGO OLIVASがライナーノーツを手掛けています。 (サイトウ)
Track List
音声、ライブ電子処理、サンプリングされたサウンド、およびビデオを扱う作曲家/パフォーマーで、メディアアーティスト。Pamela Z。FREEDOM TO SPENDによるリマスター、初のアナログ化。 (サイトウ)
Track List
SOAVEからの再発でも話題を呼んだイタリアのTIZIANO POPOLI。舞台音楽やラジオ放送、インスタレーション等で活躍したイタリアのミニル作曲家TIZIANO POPOLI1983-1989年の音源をFREEDOM TO SPENDがコンパイル!ミニマルなシンセサイザー、サンプリングのコラージュを使った曲、ミステリアスなヴォーカルソングや、ワルツ的なリズムの曲などヴァリエーションに富んだユニークな曲がづらり。推薦盤! (サイトウ)
イギリス、フェリクストウのホームレコーディング愛好家ロバート・コックスとギタリストのアンディ・トーマスとのコラボレーションThe Sameの唯一のアルバム「Sync or Swim」。マリンバ、シンセサイアザー、ギター、オープンリールのアナログ・ディレイ、カセットデッキなども使用しながら、ミュジック・コンクレート・サウンド・コラージュ。アフリカの電化下したハイライフのようですが、ロバート・コックス本人曰くむしろジェリー・ガルシアの影響を反映しているそう。"英国のサイケデリアとはフォークミュージックがテクノロジーと出会い、気が狂ったようになること"と語っています。インディペンデントなサイケデリック・ギターミュージックの魅力、そして驚くべき一枚。そしてえちゃくちゃ巧いとかではないですがマジカルなポリ・ギターサウンドの魅力があります。 (サイトウ)
Track List
舞台音楽やラジオ放送、インスタレーション等で活躍したイタリアのミニル作曲家TIZIANO POPOLI1983-1989年の音源をFREEDOM TO SPENDがコンパイル!ミニマルなシンセサイザー、サンプリングのコラージュを使った曲、ミステリアスなヴォーカルソングや、ワルツ的なリズムの曲などヴァリエーションに富んだユニークな曲がづらり。推薦盤! (サイトウ)
Jon Hassellの提唱したFourth World「未知なる空想世界」がありますが、Richard Horowitzの81年作のこの作品も例外ではなく壮大な音楽の旅へ連れて行ってくれるようなものです。David Byrne、Brian EnoなどともコラボをしてきたRichardはJon Hassellと録音、ツアーも共にしたようでJonからの影響が色濃く現れています。モロッコのドラムの上でシンセサイザーProphet-5とフルートを使いJon Hassellのような幻想的なメロディを奏でていくA2「Eros Never Stops Dreaming」や、ボーカリストSussan Deyhimとのコラボ曲のA4「Queen Of Saba」、アルバムの中では少し異色な超絶自動演奏ピアノの作曲家コンロンナンカロウに向けて作られた(?)A6「23/8 For Conlon Nancarrow」などを収録。中でもアルバム最後に収録された20分超えの名曲「Elephant Dance」は特に素晴らしい。大推薦です! (日野)
フィールド・レコーディング、サウンドミックス、ツィターやキーボード等で作られたノスタルジックなアメリカーナのディープな世界。ギターはJOHN FAHEYには及ぶべくもないですが、描いた世界は驚くべきものがあります。1975年の奇跡のような一枚をFREEDOM TO SPENDが再発! (サイトウ)
イギリスの知られざるアーティストROBERT COXを中心に宅録していたユニットRIMARIMBA。日々の日記をつけているような、プレッシャーのようなものとは無縁であるかのように思える心地よさのある曲たち。RIMARIMBA特有のエレクトロニックなチープなマリンバのシーケンスはもちろん、コラージュ的に音が重なったエクスペリメンタルなものや、一つのハイライトであるB2(sample)ではドラムマシンにプログレ的にも聴こえるギターを重ねた曲などを収録。名作1stアルバムBelow The Horizonをさらに深く探求していったアルバムです。 (日野)
イギリスの知られざるアーティストROBERT COXを中心に宅録していたユニットRIMARIMBA。以前の作品に比べてデジタルディレイやプログラミングを取り入れた技術的にも進歩したというアルバム。特に1曲目(sample1)が素晴らしく、左右に飛び交うリズムにカラッとした音色での中東のようなスケールを用いたフレーズが良い。自分で演奏しようと試したものの、十分な演奏スキルが無かったためにプログラミングを用いたとのことですが、それでもどこか人間臭さがあり親しみやすいものとなっています。A面11曲、B面8曲の全19曲。Tracklistからも試聴可能です。 (日野)
今最も注目しているレーベルのひとつである〈FREEDOM TO SPEND〉からまたまたすごい作品がリリースされました。イギリス出身ROBERT COXを中心に80年代に活動していた知られざる宅録ユニットRIMARIMBAの作品が4枚組LPとなり再発!!!このボックスセットは83年リリースの1stアルバム「Below The Horizon」、84年2nd「On Dry Land」、85年3rd「In The Woods」、そして88年に作られた曲群をコンパイルした「Light Metabolism Number Prague」から構成されています。心地よいマリンバサウンドを基調に、歌心あるギターやシンセサイザーが相性よく絡み合っていく。ミニマルに構成されている曲や、突拍子の無い驚きのサウンド/展開の曲だったり、他にもドローンやサンプリングを使ったような実験的な曲など意欲的に作られています。1st、2nd、3rdはそれぞれ〈FREEDOM TO SPEND〉で一枚ずつ再発されましたが、4枚目の「Light Metabolism Number Prague」はこのボックスセットのみで販売されるようです。 (日野)
チュニジアにて作曲方法など教わり、アラブ音楽奏者として国内外でのコンサートを行いながら、CM・映画・ゲームなど様々な作品の劇伴も担当していたという竹間淳。その中でもボンバーマンシリーズの楽曲が特に有名のようです。本人も言及してますがリズムの組み立て方が独特で、そのリズムに組み込まれるサウンドの音階で作られるメロディ感もアラブ音楽からの影響なのかとても面白い。マリンバの音も入れながらドラムマシン/サンプラーで構成された曲のつんのめったビート、フィールドレコーディングも入れてコラージュ的にゆったりと聴かせる秀逸なA3(sample2)、エリックサティに捧げられた優雅な弦楽アンサンブルのラスト曲など。〈FREEDOM TO SPEND〉ならではのポップさも含んだセンス溢れるアルバムです。 (日野)
「ケシュの詞と音楽」と付けられたこのアルバムは、URSULA K. LE GUINの小説「Always Coming Home」の中で登場する女系民族ケシュ族の音楽をTODD BARTONが創造したもの。それは元々初版についていたカセットのみで聴けるものでしたが、それを〈FREEDOM TO SPEND〉が初めての再発を行いました。空想の中のノスタルジーに浸るシンセサイザー、詞、そしてまるで現地に行って録音したかのような歌声と自然の音が強烈なほど美しい。シンプルな声の響きだけで作られたトラディショナルな響きの曲などを聴くと、作曲家としての能力の高さを思い知らされます。Tracklistからもどうぞ。これは推薦させていただきます! (日野)
イギリスの知られざるアーティストROBERT COXを中心に宅録していたユニットRIMARIMBA。恐らく当時は批評や情報など無い中で思うがまま音を重ねていき作られたとてもピュアさを感じられます。録り始める時は恐らく全体の構成など考えず、とにかく録音しその上に重ねたからこそできたミニマルミュージック。もう一度作ろうとしても本人でも作ることはできないだろう、偶然なども入り込んだ光り輝く素晴らしいアルバム。B面は20分を超える長尺曲1曲で、室内楽も混ざったようなミニマルな大作。推薦です。 (日野)
アメリカのハリスバーグでセルアニメーターとして働きつつヴィジュアルアートコミュニティに入っていたというMICHELEによる作品で、オリジナルは1986年リリース。カモメの鳴き声に詩の朗読やニューエイジ感漂うシンセが乗る曲や、ドラムマシンのループに手引きのシンセやギターを乗せたりと曲によって様々ですが、作る喜びを感じる初期衝動がつまったすごく良い作品です。シンセ、エフェクト、テープループ、そして自分の声を使い、ところどころポップさがある中で曲の展開の自由さが独創的。特に「100% Bridal Illusion」は心躍ります! (日野)
今最も注目しているレーベルのひとつである〈FREEDOM TO SPEND〉からまたまたすごい作品がリリースされました。イギリス出身ROBERT COXを中心に80年代に活動していた知られざる宅録ユニットRIMARIMBAの作品が4枚組LPとなり再発!!!このボックスセットは83年リリースの1stアルバム「Below The Horizon」、84年2nd「On Dry Land」、85年3rd「In The Woods」、そして88年に作られた曲群をコンパイルした「Light Metabolism Number Prague」から構成されています。心地よいマリンバサウンドを基調に、歌心あるギターやシンセサイザーが相性よく絡み合っていく。ミニマルに構成されている曲や、突拍子の無い驚きのサウンド/展開の曲だったり、他にもドローンやサンプリングを使ったような実験的な曲など意欲的に作られています。1st、2nd、3rdはそれぞれ別のタイミングで〈FREEDOM TO SPEND〉が一枚ずつ再発していくようですが、4枚目の「Light Metabolism Number Prague」はこのボックスセットのみで販売されるようです。シルクスクリーンが美しい限定250部のこのボックスセットは販売後すぐに入手困難となっていましたが極少量のみ入荷できました。是非お早めに!! (日野)
イタリアのコンテンポラリー・クラシカルROBERTO CACCIAPAGLIAも彷彿させるような、スペイン、プログレシーン出身の音楽家PEP LLOPISによる驚きのミニマル・クラシカル・ニューエイジ。 (サイトウ)
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フィールド・レコーディング、サウンドミックス、ツィターやキーボード等で作られたノスタルジックなアメリカーナのディープな世界。ギターはJOHN FAHEYには及ぶべくもないですが、描いた世界は驚くべきものがあります。1975年の奇跡のような一枚を〈FREEDOM TO SPEND〉が再発! (サイトウ)