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Reverend Gary Davis
New Blues And Gospel
Sutro Park
- Cat No.: SP-1018
- 2012-10-25
ピッキング・ギターによるメディテーション。心落ち着く。重量盤。往年のスミソニアン・フォークウェイズを彷彿させてくれるデザインと分厚い紙のジャケット装丁も見事。ノース・ミシシッピ・オールスターズ/ブラック・クロウズのルーサー・ディッキンソンによるピッキング・ギターによるアコースティック・インスト・アルバム。黄昏とブルース。全7曲。 (コンピューマ)
音楽学者DAVID EVANSが編集した、40年代?70年までのミシシッピ州からテネシー州西部などに渡り20世紀初頭から存在した鼓笛隊音楽のフィールドレコーディング音源再発盤。叩き方鳴り方がかなり日本の笛や和太鼓に近いフィールを持っていて、音楽の深みに加え日本人の琴線に触れてくる素晴らしい一枚。ヴィンテージ音楽愛好家だけではなく、これをツールとして現代にアップデートしても面白いかなと思うのでトラックメイカーにもオススメです。EDDIE LEEからMUDHONEY、SUN RAからLOS LOBOSまでリリース「SUTRO PARK」よりのリリース。 (住友)
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5才でハーモニカを吹き、6才でバンジョーを弾き、14才で既にストリングバンドを巡業していたというREV. GARY DAVIS。失明したのちは宣教師となり路上や街頭にてゴスペルを歌った。本作は亡くなる前年にNYにて録音されたもの、その歳を迎えてもそれまでとなんら変わらない聖職者と生活者としての強度を磨き続けている演奏。街の隅まで届く声。BOB DYLANやRY COODERなどにも影響を与えたフィンガーピッキング。全てが珠玉。最高です。 (住友)