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Hia & Biosphere
Polar Sequences (Remastered)
Biophon
- Cat No.: BIO32LP
- 2025-11-27
エチオピアにおいて長らく政治的・文化的に支配的な民族でもあったアムハラ族の祈り、教会音楽での霊的レパートリーで用いられる唯一の旋律楽器でもあった十弦竪琴ベゲナ、神話的な起源と共に、常に王や貴族の楽器でもあり、この楽器を演奏するということは神や聖母マリアと直接接触対話するということにもつながっていたようで、アムハラ族にとっての神と交流する為の祈りにも似た特別で高貴な楽器でもあった。そういった理由も含めて一般的に広く普及することがなかったこともあり、これまであまり知られることがなかったエチオピア音楽ですが、これがなかなか凄いテンションのグルーヴ、どこか北海道アイヌ伝承音楽にも通じるかのような佇まい心地よさを醸し出してくれている。10本の弦からなるベゲナによるエチオピア独特の旋律トーン、古今東西の ...もっと読む (コンピューマ)トラッドフォークとも共通する伸びやかな歌唱と、ベゲナ独特の低音に呼応するかのようなウィスパーボイスが交互に表れる様は、その地に根を生やして生活している人々の細やかな息遣いそのものまでもが聞こえてくるようで、静かに深くじっくりと魅了される。レコメンド!!! (コンピューマ)
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ラ・パルマ島の様々な場所、空間でフィールドレコーディング、モジュラー・シンセシスと電子音楽エレクトロニカと融合させて作り上げた、虫の音、水の音、風の音、空気の漂い、火山の蠢き、水のトンネルや黒砂のビーチ、バナナ畑のざわめきまでもが音粒子として封じ込まれた、ラ・パルマ島讃歌、オーガニック柔らかで抽象的ゆらめきが心地いい繊細なる目眩くイマジナリーなエレクトロニクス・サウンドスケープ作品の傑作となっている。ロンドン・エクスペリメンタル・アンビエント信頼SWIMSからのリリース。 (コンピューマ)
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「アルバムのタイトルは、ルカが小田原市芸術文化振興財団の江之浦天文台を訪れた際に出会った杉本博司のランド・アート作品にインスパイアされている。この作品は、一定の負の曲率を持つ双曲面の幾何学的形状を具現化した金属平面を特徴としており、一度も出会うことなく5mmのゲージに向かって連続的に収束している。この作品の幾何学的な形状が数学的な無限を暗示するように、このアルバムの音の地図は、無限の広がりの中での親密な身振りの感覚を呼び起こす。 数学的モデル0010が、瞑想的な連続体の中に生命のつかの間のパルスを区画するように、屈折した音の具体的な存在は、広大で把握しがたい空間の中で共鳴する。それは、遠い別の場所やさらに彼方としてではなく、日々の経験のテクスチャーに埋め込まれた内在的な質としての無限性を呼び ...もっと読む (サイトウ)起こす。」
フィールド・レコーディングとアナログな電子音で描かれた7つのトラック。彼が日本を旅した時に撮影した写真をもとにしたポスターが折り込みされています。アートワークはLouis Reith。 (サイトウ)
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昨年の拡張ジャズ・ハウスソロEP『Confidant』と、'20年のJulion De'Angeloとのスプリット『We』に収録された、伝統的な打楽器サバールを操るセネガルのSabar Ensemble Diopとのコラボ作品を基にし、デトロイトのWhodat、ライプツィヒのKassem Mosseのディープ・ハウス〜レフトフィールドミックスに、リスボンのNídiaによるクドゥロ解釈、サンルイのSabar Ensemble Diopのンバラ新解釈も強烈な仕上がりに。ソロトラックでは短いピアノ曲やセネガルでのフィールド録音なども収録された、多様なムードが交差した約30分の新章。トラックリストからも是非。 (足立)
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水面に反射する色彩や風景を音に反映させたかのような、この二人ならではのモダン・ニューエイジ・アンビエント・フューチャーとでも呼ぶべき、コンテンポラリー・ミニマリズムでどこか懐かしさを感じさせながらも、切れ味鋭いエレクトロニクスやフィールドレコーディングも交えながら自然回帰スピリチュアルで新たな音色音響の佇まいのサイケデリックなサウンドスケープ桃源郷音楽世界をゆったりと心地よく繰り広げてくれている。Mikaela Davisによるハープ、Randal Fisher、Aaron Shawによるテナーサックスも印象深い全9曲を収録。MVも必見。 (コンピューマ)
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エチオピアにおいて長らく政治的・文化的に支配的な民族でもあったアムハラ族の祈り、教会音楽での霊的レパートリーで用いられる唯一の旋律楽器でもあった十弦竪琴ベゲナ、神話的な起源と共に、常に王や貴族の楽器でもあり、この楽器を演奏するということは神や聖母マリアと直接接触対話するということにもつながっていたようで、アムハラ族にとっての神と交流する為の祈りにも似た特別で高貴な楽器でもあった。そういった理由も含めて一般的に広く普及することがなかったこともあり、これまであまり知られることがなかったエチオピア音楽ですが、これがなかなか凄いテンションのグルーヴ、どこか北海道アイヌ伝承音楽にも通じるかのような佇まい心地よさを醸し出してくれている。10本の弦からなるベゲナによるエチオピア独特の旋律トーン、古今東西の ...もっと読む (コンピューマ)トラッドフォークとも共通する伸びやかな歌唱と、ベゲナ独特の低音に呼応するかのようなウィスパーボイスが交互に表れる様は、その地に根を生やして生活している人々の細やかな息遣いそのものまでもが聞こえてくるようで、静かに深くじっくりと魅了される。レコメンド!!! (コンピューマ)
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建築や建築音響を学んだバックグラウンドを持ち、鳥のさえずりや都市の雑踏、食器の音といったフィールド・レコーディングを自在に操り、電子音響と融合させることで独自の音楽世界を築いてきた彼。2013年のデビュー作『Vapor』はBBC Radio 1のBenji BやFACT Magazineらから高い評価を獲得し、その後もSonarやMutek、Glastonburyといった世界的フェスでパフォーマンスを披露。2019年には自主レーベル〈Borrowed Scenery〉を立ち上げ、『Spaces』を発表、音楽のみならずインスタレーションや映画音楽でも存在感を発揮。
本作『Impulse』は、360度マイクによるフィールド録音と10基のスピーカーを用いた立体的な制作環境で生まれ、D ...もっと読む (コンピューマ)olby Atmos Immersive Audioにも対応。波、雷鳴、足音など、生命力に満ちた音が立体的に展開し、まるで自然の中に身を置くような感覚を味わえます。煌めくシンセやリズムと共に有機的なサウンドスケープを描き、衝動的でありながらも深い陰影を帯びた内容は、Horikawa自身が語る“友人の死”という体験を背景に持ち、生と死のコントラストを音として刻み込んでいる。
躍動感と奥行きに満ちた『Impulse』は、自然の壮大さと人間存在の儚さを同時に抱きしめる壮大なサウンド・ジャーニー!!
(レーベル・インフォメーションより) (コンピューマ)
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〈GROWING BIN〉から発表されカルトなヒットをみせたデビューアルバム。約3年の時を経てNOISE IN MY HEAD主宰の〈EFFICIENT SPACE〉から2rdのリリースです!リード楽器、ギター、ピアノ、ウッドベースと電子音のセッション。50年代に作られた船上におけるフィールドレコーディング、その刹那的サンプルがアコースティックインスツルメンツに効果しセンチメンタルかつ柔らかなサウンドスケープに。ダウンロードコードとポスターが付いてます。 (Akie)
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2008年頃より継続的にコラボレーションを重ねてきた二人によるコラボレーション最新作。 ヤンキーホーン、電磁リレー、エアコンプレッサー、ワッシャーなど、自作の装置/(非)楽器や物音、録音スタジオ外の風景を織り交ぜ、即興演奏の在り方を問う A 面「loco」(sample1)。 そして、夏のある日、別々の場所で同時刻に録音ボタンを押して収められたフィールド音をミックスした、意識さえ合わせればコラボレーションが成立するといわんばかりのB 面「loci」(sample2)を収録。 立体感のある音響音像にじっくりとも魅了される。
久保田千史と金子智太郎によるライナーノーツ封入。クレジット: 録音・ミックス:大城真 、マスタリング: 宇津宮泰、カッティング: Andreas [LUPO] Lub ...もっと読む (コンピューマ)ich、アートワーク: 時里充、デザイン: 竹田大純 (HAUS) 、ライナーノーツ:久保田千史、金子智太郎 (コンピューマ)
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「さまざまな島の印象」と訳される第3作目は、マカロネシアの3つの諸島群(アゾレス、カーボ・ヴェルデ、カナリア諸島)からの録音と着想に基づいている。水の洞窟、黒い石のビーチやラグーン、小さな港の日常風景まで、現実の環境で採取された生のフィールド録音と加工された音、そしてシンセサイズされた風景を織り交ぜ、風化を捉えたような音像でノスタルジーを誘うメロディーや、亡霊のようなテクスチャー、ミュジーク・コンクレートに接近する瞬間が現れては消える白昼夢的内容。Dolphins Into The Futureあたりが好きなら太鼓判。マスタリングはRashad Beckerです。 (足立)
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エレクトロニック、ピアノ、フィールド・レコーディング、具体音を自在に織り交ぜ、重なり合うトーンや曖昧に溶け合う響きを基調としながら、不規則で質感豊かなザラつきや歪み、ヒスノイズによってくすぐられる没入的なアンビエント作品。風に吹かれる砂のように常に変化を続ける、ミクロな世界を覗き込むようなディープな美音風景。マスタリングは〈12k〉主宰でもあるTaylor Deupreeが担当。ホワイト・カラー・ヴァイナル。手書きナンバリング入り限定200部。 (足立)
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暖かな春の日に自宅の庭で見たという、中国の書物に度々現れる狐の精にまつわる話に触発されつつ、祖父がヴィクトリア女王の葬儀や1901年当時の愛国心について語る声、デレク・ベイリーやオーネット・コールマンとの会話、チェンマイの盲目のストリート・グループ他、世界の各地から収録された、人生の断片がひしめくフィールド・レコーディングがじっくり素晴らしい。〈Room40〉主宰Lawrence EnglishによるDavid Toopのフィールド音源を使用したサウンド・コラージュ「Fox Spirits」も収録。 (足立)
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ヴォーカル Edith Auca Rios、翻訳家: Marisol Vargas Auca、録音: Hankel Bellido
マスタリング: Alvaro Ernesto、場所: カピローナ別館、カミセア先住民コミュニティ、メガントニ国立公園。ロンドン&ブリストル80-90年代海賊ラジオCMエアチェック集から戦前ブルース、世界各地の古く貴重な音源までを発掘する信頼名レーベルDeath Is Not The Endからのリリース。 (コンピューマ)
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カナリア諸島テネリフェ島にある現在は文化施設となっている巨大燃料タンク(Espacio Cultural El Tanque)内の四方位立体音響システムで多くが録音され、一部はレーベルメイトのトロピカル集団Lagossも参加した野外での録音。Carlos Godinhoによる自然物や廃材も取り入れた多国籍な打楽器の演奏と、Mestre Andréによる電子処理を基盤に、上塗り的なオーバーダブなどを排し削ぎ落とされた小曲と、現実と虚構の間に描かれた空想的なサウンド・タペストリーで構成。南国の島の集合的な夢が呼び起こされます。 (足立)
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DIYレフトフィールドサウンド聖地〈FUTURA RESISTENZA〉よりまたもとんでもないリリース来てます。レコードコレクターならばレコード店でぶつかり続ける環境音シリーズ元祖”ENVIRONMENTS”シリーズ、その楽曲を研究し使用、再構築した未来への続編が登場。音と音声の計算に焦点を当てた研究機関”MACHINE LISTENING”が行った8チャンネルのサウンドインステレーションの為のリワーク集。新たに実声と合成音声を加えて、オリジナルのエレメンツの本質を問う一枚。TEIBEL財団などの協力もあり実現した素晴らしい作品。 (Akie)
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【11/11水曜発売!】平成27年の創業記念作品であり、本シリーズ”Tealightsound”の原点ともなっている作品「SOMETHING IN THE AIR ‒ the soul of quiet light and shadow layer -」から5年、、前作録音直後に放棄され廃園となってしまった茶園での詳細なフィールドレコーディングに宿った風情と、無機質な電子音、じっくりと感情に語りかけるギターの演奏、その三者の調和。
廃園を踏みしめる足音や電子音という”人為的サウンド”と、川のせせらぎや心情が映された旋律という”自然音”が一体化したアルバムに。茶葉がお湯に滲むように、空間(静寂)に音が滲みます。
ミュージックコンクレート作品として、生活空間に息を吹きかけるサウンド ...もっと読む (Akie)スケープとして、聴く人によって様々な味わいを魅せる作品。アートワークは前作に続き、画家・五木田智央氏とデザイナー・鈴木聖氏、コメントはLOS APSON? 山辺圭司さん、威力さんが担当されております。推薦です! (Akie)
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フィールドレコーディング素材、彼らの娘さんとの会話、話し声、ピアノなど最低限の演奏、エレクトロニクス電子音を交えながら、アンビエント静謐フォーキー牧歌的にストーリーテリングされる作風は当時と同じながらも、18年という歳月を経てソフィスティケート繊細丁寧にデザイン構築配置されるシンプル且つモダンな空間音響が圧倒的に素晴らしい。ヘッドホンでのリスニング体験もオススメ。
34分56秒の1曲を9トラックに分割した9曲を収録。ASUNA、アーロン・バーグマン&アレハンドラ・サリナスによる、愛情に満ち溢れる素晴らしきエッセイ(日本語英語併記)56ページ・ブックレット(感涙)&しおり、CDが特製フォルダーに封入されたスペシャルすぎる丁寧な装丁にも感激する。 (コンピューマ)
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話題を呼んでいる植物テーマのカセットシリーズより、ポップアートの草分けED RUSCHAも登場し話題を集める〈MUSIC TO WATCH SEEDS GROW BY〉新作のテーマフラワーは薫衣草。比較的小さな種子から、細長く香り高い花穂へと成長していく芳香植物。開花を待つ時間の流れをシンセサイザーが自然に生み出すリズム(ズレも含む)で、その独特な香りは甘美なコードで見事に表現。母の庭で録音されたフィールドレコーディングを使用したパーソナルな視点も閉じ込めた美しいエレクトロニクス作品。 (Akie)
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BIOSPHEREの住むノルウェー北部のロープウェイ、山頂の山小屋などの極寒の環境音をフィールドレコーディング、それらを素材にエレクトロニック加工して作り上げた壮大なる音のドラマ。臨場感と共にイマジナリーな音風景とエレクトロニックがアンビエントにダウンテンポ・ドキュメント構築されている。自然の厳しさと優しさ、美しさの同居した凄みのあるドリーミーでメランコリック名作。マスタリングはScapeボスStefan Betkeが担当。自身のBIOPHONからのリリース。推薦盤。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)