- 12inch
Edward
Hooked on Magic
Giegling
- Cat No.: GIEGLING24
- 2021-06-20
OSKAR OFFERMANNとのパートナーシップ<WHITE>での活動にピリオドし、<GIEGLING>から多くのリリースをかさね、DESERT SKY名義以降のパーカッシヴでポリリズミックな実験色の濃い音響プロダクションへと深化しフィールドを拡げていったベルリンの鬼才・EDWARDことGILLES AIKENによるニューシングルは、フランクフルト在住のジャマイカン・パーカッション奏者・GERONIMO DEHLERをフィーチャーしたニュートライアルなセッション!プログレッシヴなエレクトリック・シーケンスに絡む瞑想的なパーカッション絵巻から、ニューエイジ的シンセサイザーや不規則な電子モジュラーがメルトしていく沼模様を描いた、11分を超えるトラック”The Lagoon”(でコスモスの扉を啓く!そして、<GIEGLING>からの最新盤”Hooked On Magic”でも顕著である身体性にウェイトを置いたフリップサイド、あばれまくるアナログシンセと太鼓の鬩ぎ合い、生音の躍動感とロウなファット・グルーヴの拮抗でドープなフロアを創る”Mental Dive”も凄い!
ここ数年、あらためてクラウトロックの音楽性に傾倒していたというEDWARD、波形をコントロールさせて刻み変化する低音とクラウト的ともいえるドラムブレイク、「Paradise...」に誘う微かな囁きとオルガンのループ・メロディーもインパクトをのこす”Paradise”(sample1)、マルチなヴァリエーション構築の複雑なリズム・トライバル〜天空を遊泳する夢心地なメロディーが雲の中へ消えゆくような”Horizon”(sample2)も素晴らしい!さながら、NEU!やCANとかの楽園なムードをトラックに落とし込んだような世界観のラストチューン”It Doesnt Matter Judy”(samle3)も最高。トラックリストからも是非!レコメンド。
2012年にホーム〈KANN〉からリリースしたファーストアルバムの続編にして、実父の死去と息子の誕生の経験が大きく影響を与えた一枚。歌声のようなシンセサイザーが開放感を纏ってレイヤーを織りなすブレイクビーツ・ハウス「Seis」(SAMPLE1)をオープナーに、色とりどりの音色を使い分けて展開づけるディープハウス/テクノを展開。エコーでぼやけた空間をロートーンのピアノで重心を持たせた「You Need The Devil」など、感情をそのままぶつけたようなシネマティックなサウンドメイク。片面2曲収録も有難い。 (Akie)
〈RETREAT〉の5TH ANNIV.や〈KANN〉のサブレーベル〈MANA ALL NITE〉のコンピレーションにROBERT OH名義で参加、HASSOことHERR KOREANDERとのデュオ・プロジェクト・KETTENKARUSSELLの昨年のアルバム「Insecurity Guard」も良かった、RAFAEL VOGELの逆読みエイリアス・LEAFAR LEGOVによる’16年シングル”Talk”が、ジャケットスリーヴなしの仕様にて再プレスです。
もともと〈GIEGLING〉キャンプ出身であったMATTHIAS REILING、QUARIONとの〈RETREAT〉のサポートでも知られるミキシング&エフェクト担当のHAUKE FREERからなるデュオ・SESSION VICTIMによるニュー・インプリント〈PEN & PAPER〉が始動!アトモスフェリックかつダビ―な浮遊感から、ドープに潜り込んでミニマルに展開しつつサイケなギターやシンセをしのばせたマッシヴ・キラーなオリジナル”Puzzle”(sample1)、こちらを、きたるアルバムに先駆けて昨年の「PLANET GIEGLING」ツアーでのNY録音をカセットでリリースしたVRILによる荘厳なリミックス”Puzzle (Vril Mix)”(sample1)と、〈FRANK MUSIC〉でもお馴染みのACHTERBAHN D'AMOURの一員・IRON CURTISによる2ヴァージョン、ブレイクビーツ〜ミニマルなエレクトロ調のアルペジオもキマッた”Puzzle (Iron Curtis Broken Flowers Mix)”(sample3)もレコメンド。
自身の本名であるLUDWIG VÖLKERの1節をとり、緑の草原を意味する「DIE WIESE IM GARTEN」と掛けた、〈GIEGLING〉メンバーの初期からの1員であるライヴ・アーティスト/プロデューサー・DWIGの通算3枚目となるフル・アルバム!
ハンブルグの「GOLDEN PUDEL CLUB」に足繁く通っていたというバウハウス大学の学生だったKONSTANTINが、このKETTENKARUSSELLという名義で音楽活動をしていたRAFAEL VOGELと組み、レーベルが始動した’09年に最初のシングルをリリースし、DJ DUSTINやATEQ、そしてTRAUMPRINZらが合流していきリリースをかさね、コアなファンから支持されるレーベルに成長していった〈GIEGLING〉の創設メンバーである2人によるデュオ・KETTENKARUSSELLによる待望のセカンド・フルアルバムが登場!美しくソフィスティケートされた繊細なエレクトロニックと静かなるパッション、素晴らしい7トラック!レコメンド。
市場でもプレミア化している、自身のインプリント〈TRAUMPRINZ〉からリリースした3枚のシングルはどれもカルトヒットしている、〈GIEGLING〉ファミリーのなかでも異彩を放つミステリアス・プロデューサー・TRAUMPRINZの最新作。ロレッタ・ハロウェイ”Sweet Sensation”使いの冒頭から、全4トラック!
レーベルのメインテイナー・Ateq やVril、Dj Metatron(A.K.A. Prince Of Denmark) にkettenkarussellとその変名・herr koreanderら常連ファミリーに加え、 ライプツィヒの〈kann〉代表のmap.ache、〈lackrec.〉のpablo mateoとのデュオ・liitで活動するd-ix、〈beats in space〉や〈smallville〉でお馴染みbon & rauの片割れ・jacques bon、匿名アノニムスな信頼のベテラン・pom pom、さらにニューフェイス・loeweやbirds & tapes、fritziなど総勢15組のアーティストらが一堂に集まったコンピレーション「mind over matter」。古巣〈white〉レーベルの頃をフラッシュバックさせるモダンハウス路線を久々に披露したedwardによるご挨拶代わりの”check check”(sample1)、人気デュオ・session victimの片割れ・matthias reilingに、クルセダーズのサンプル・ワンドロップな”the look on their face”(sample2)もカッコいい。アルバムをリリースしたばかりのデュオ・kettenkarussellの片割れ・rafael vogelことleafar legovによる、重厚なピアノ・フレーズが歓喜を生み出すラストチューン”Your Vibe”(sample3)など、お薦めです。
〈GIEGLING〉〈WHITE〉を拠点にEDWARDや別名義Desert Skyで10年に渡り精力的に活動してきたGILLES AIKENの新作。「Bebe」と「IoIo」は、キックレス、民族音楽にインスパイアされたうようなアフリカンなリズムをベースにした2曲。B2もアフリカンなパーカッションをベースに、太古を巡る様なトライバルなトランス、モダン・エレクトロニックなダンスチューンに仕上げています。 (サイトウ)
第1弾に、盟友LAUERとの活動やCB FUNK名義でもお馴染み、CHRISYTIAN BEIßWENGERこと「TCB」が登場したこのレーベル、TCBともユニット作品を出していた、”ロバ・ジョン”のレジデントDJも務めるOLIVER HAFENBAUERがA&Rを取り仕切る〈DIE ORAKEL〉が、第2弾をドロップ。巨匠コニー・プランクのリミックス盤でも手腕を光らせていた、EDWARDによるマージナルな音響ハンマービート”Feuerhand”(sample2)、抜けのいい、独特な中域のシェイプが堪らないハウス・トラック、その名も”Midnight Express”(sample3)もいい感じ。さらに、リリース当初、なぞのヴェールに包まれていた彼の変名、DESERT SKY名義でのトライバルな作品にも似た、乾いたアコースティックギターのループを下地に、音響が飛び交うビートレス・トラックのBサイド”Symbols Of Balea”(sample1)も、イマジネーションを喚起させる仕上がりです。
地元ローカルから期待の女史・MARY YALEXによる、エモーショナルでファジーなエレクトロニカ的音使いで展開するカラフルなウワ音に、タフな低音がグルーヴを支えている”Bellflowers + Unicorn”(sample1)に加えて、次回、初のソロ・リリースがアナウンスされたお隣ワイマールの〈GIEGLING〉の初期からのファミリーでもある、KETTENKARUSSELLの片割れ・LEAFAR LEGOVによる、インナー・サイケデリックを促進させるディープな”Cenote”(sample2)の2トラックに注目!奇才・MATT KARMILのシネマティックにドープな”Love Letter”(sample3)含む4トラック収録。
スコットランドのプロデューサーSEI Aのアルバムのタイトル曲「Space In Your Mind」をDJ TENNISとEDWARDがリミックス。〈GIEGLING〉/〈WHITE〉のEDWARDと〈LIFE & DEATH〉主宰のDJ TENNISのリミックス。まずはEdwardのマシーン&宇宙的なサイエンス・フィクション、プログレッシヴな世界がすごい。FOUR TETらへんにもつうじるレフトフィールドなモダン・エレクトロニクスかなりの傑作ですね。宇宙と自我の境目を滑り込むDJ TENNISの壮大なコズミック・トリップも荘厳であります!フルの試聴(SOUNDCLOUD)もはってます。 (サイトウ)
NORKENとのコラヴォレーションや〈GIEGLING〉からもリリースをしているドイツ、ワイマールのプロデューサーDEER。METAMATICSのリリースにも関わり、そのLEE NORRISの後を受け継ぎ〈NEO OUIJA〉を運営するMARTIN HIRSCHのプロジェクト。エレクトロニクスの絶妙なテクニック。Die Wiese Im Garten = DWIGのリミックス(sample_1)も収録です。LOBSTER THERMINのディストリビューションでワールドワイド流通。 (サイトウ)
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疾走感のあるシンセ・フレーズを羽ばたかせ、力強いリズムワークとランダムに煌めくモジュラーの破片を飛ばし、これまでのスタイルから1歩踏み出し、よりフロアコンシャスなグルーヴに仕上げた冒頭の”Jap Collage”(sample1)を筆頭に、全5トラックを収録です!