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Roberto Cacciapaglia
Sei Note In Logica
Superior Viaduct
- Cat No.: SV202
- 2025-02-06
シンセティック・オーガニック・テクノ・エクスペリメンタル、サンプリングされたヴォーカル・エレメントの独創的な使用、カットアップ・コラージュ・サウンドスケープ、デジタル・コンピューター・エレクトロニック・サウンズ、リアルタイム・アプローチによって言葉は音符になり、コードはテキストに変わる鋭意最前線6トラックを収録。
Maria Wildeisは、アートと音楽における空間的側面を研究し、デジタル・サウンド・モデリングとプロシージャル音響合成に取り組んでいる。また、2018年に設立したドイツ・ケルンのアートスペース「Gemeinde Köln」を運営している。
ケルンでのレコーディング、ミックスとマスタリングはDaniel AnsorgeによってMagazine Studioで行われた。ケルン文化庁後援。 (コンピューマ)
Track List
モダンエレクトロニック前線〈NOUS KLAER AUDIO〉新作!〈THE BUNKER NEW YORK〉からもリリースしている日本在住のテクノ作家ERIK LUEBSが登場。催眠がけるシンセアルペジオにシンコペーションするボトムで精密に構築したミニマルテクノ「Beat the Lifeless Heart」(sample1)を皮切りに、スナップ効いたドラムが心地よく刻む「Pretending」(sample2)、シンセサイザーとドラムがポリリズミカルに交錯する「Bliss Means Leaving」(sample3)まで。ディテール細やかなデザインに圧倒される一枚。 (Akie)
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2017年に急逝したミカ・ヴァイニオが制作していた2014年以来となるアルバムになるはずだった音源を、彼のパートナーだったRikke Lundgreen監修で公開、アナログもリリースされました。A-SIDEの「Fermionit」はオリジナル・フルバージョン。B-SIDEの「Kulmamomentti」はジミー・テナーと、Op:l Bastardsなどの活動で知られるヘルシンキの実験音楽、オルタナティブな音楽シーンの重鎮Timo Kaukolampiのそれぞれのエディットを収録。アートワークはミカとSAHKO共同設立し、レーベルを切り盛りしているTommi Grönlund。昨年10月のリリース。ストックしています。 (サイトウ)
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キャリア初期はインディポップ、その後エレクトロアコースティックなどまで領域を拡大、サウンドエンジニアとしての才覚も発揮し電子音楽のフィールドを多岐に渡り探求してきたベテランCARMEN VILLAIN、彼女の制作軸の一つであるダブを再探求する新作がローンチ!ポリメトリックなリズムにディープサブの振動を反射させた前衛ミニマルとライバルダンス「Nutrition」(sample1)、合成された環境音とポリリズムで展開するミュータントダンス「Marka」(sample2)など。ダブが効果し鈍るビート、サブとキックの相互作用。 (Akie)
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2022年にマルメのInter Arts Centreで行われたライブパフォーマンスを元に構成。3つのリズムボックス、ティンバレス、Erica Synthsを操り、あえて同期させず生み出した不安定なグルーヴ。ポストパンク的な鋭いドラムや金属的打撃音も非常にクール。ミニマルでカオスな中に原始的で意識を揺さぶるリズムもしっかりと感じられます。アクースマティック仲間Jacob Riisの電子亡霊リミックスも収録。90年代に共作もある詩人、故Poul Borumへのオマージュとして捧げられている。180gカラーヴァイナル限定200部。ヘッドホンでの試聴をおすすめします。 (足立)
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20世紀初頭、アゼルバイジャンの首都バクー。急速な産業化を遂げ、機械文明化された都市の喧騒と孤独感、人間と機械の交錯点を捉えた傑出のアルバム。計算し尽くされた不規則なリズムによる機械の舞踏。オリジナルテープからのリマスター仕様、インサート付き限定500部。 (足立)
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FAZERとしてだけでなくソロでもレーベルの中心的存在として電子音楽・ジャズをレフトフィールドに開拓しているドラム奏者SIMON POPP、そしてモンゴルの伝統的なスタイルを継承するシンガーENJIによるコラボレーションプロジェクトにして、これまで限定ダブプレートやPUBLIC POSSESSIONコンピにも参加したPOEJIとしてのファーストアルバムをストック!SIMONが操るパーカッションのミニマルループに合わせENJIのボーカルが呼応ハミングする「Anirugui」(sample1)を筆頭に、声の機敏さや繊細な反響のコントロールで丁寧に生み出される音の非言語コミュニケーション。アルバム全体として静的なアプローチながら、ドラムがトライバルに躍動する「Ipê」(sample2)のような楽曲も。 (Akie)
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盟友であるダブテクノ職人ROD MODELLと共に運営する〈DEEPCHORD RECORDS〉から2002年に限定流通させた初期作にして超級希少CDRが待望の再発!モーテルでの生活を音として表したモジュラーダブテクノ/DIYエレクトロニクス。生活環境に染みついた孤独なテクスチャが研ぎ澄まされた没入音響、ストイックなミニマルダブテクノスケープ。トラックリストから全曲試聴可能です、この機会に是非。 (Akie)
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Resonant Bodies「共振する身体」。二枚組、18曲のコンセプチュアルなフル・アルバムが到着しました。混沌から、正の波動が立ち現れてくるような冒頭から素晴らしいサウンドが展開されていきます。ドローン、音響、メロディ、精神と身体への音の作用。
「ある身体が振動して音を発し、それが別の身体に届いて振動し、新しい音を発生させ、さらに別の身体を振動させて別の音を発生させる...。無限に広がる身体のオーケストラが、それぞれの音の振動を掛け合わせ、「Resonant Bodies」のシンフォニーを創り出すと想像してください。共鳴はコミュニケーションの原理であり、音は人と人との絆や相互関係を構築するものです。「Resonant Bodies」の作品は、全体の一部であると同時に、全体を生み出すものでもあるのです。他の作品とは異なり、「Resonant Bodies」を完成させるのにかかった約2年の間、作品は徐々に完成し、前のレイヤーで発生した振動によって小さな音の粒子が加えられ、不完全で同期した音のオブジェクトが出来上がったのです。"コミュニケーション"」。 (サイトウ)
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Kompaktマナーにダブテクノ、シャッフル、ミニマルテクノにトリッピンする全14トラッの壮大なるThe Orb流サイケデリック・プログレッシヴ・ワールドが目眩く繰り広げられている。後半のメランコリック・ドリーミーな9「Traumvogel」(sample3)、クラシカル・エレガントな10「Because / Before (Sibirische Musik)」、エレクトロニック・サウンズ・アンビエントな11「Tin Kan」、サイケデリック・トリッピン12「Kompagna (Zandic Mix)」、アンビエントに浮遊する13「Falkenbrück」、ラスト14「Snowbow」にもうっとりと惹き込まれる。 (コンピューマ)
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〈LEMPUYANG〉〈STATELY〉〈KORIDOR〉などに作品を残すサンフランシスコの才人FEDERSEN自身によるレーベル〈ALT DUB RECORDS〉第二弾!PHASE90やINTRUSION名義でもお馴染みのベテランCV313ことSTEPHEN HITCHELLによる、深みのある音響とミュートドラムで沈める8分半に渡る「Skycrossing」(sample1)。ニュアンスのあるダブエコーと低音のうねりを伴う没入ディープダブテクノFedersen「Skyway」(sample2)。それぞれの楽曲を互いにリミックスした全4曲。 (Akie)
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ケージ以降、フィリップグラス、スティーヴライヒ、テリーライリーと並び前衛ミニマル音楽の重要人物として、現在も尚多大な影響を与え続けるLA MONTE YOUNGの歴史的名作、初のリマスタリング公式アナログ再発が実現!1969年にミュンヘンのギャラリーにてライブ録音、持続正弦波とラーガ詠唱の重奏のAサイド。1964年にスタジオ録音、巨大なゴングと弓弦で奏でたBサイド。音の倍音構造、音響の知覚可能性に踏み入れた聴取の実践。リズムやメロデイのない持続音の中に変化を見出す、音と一体化を促す比類なき体験作品です、この機会に是非! (Akie)
Raster-Noton、Stroboscopic Artefacts、Figure、Spazio Disponibile等々からの数々の名作リリースで知られるベルリン在住フランス人アーティスト才人Kangding Rayによるニューアルバムが、自身レーベルaraより満を持してリリースされた。
オーディオ信号がX軸を横切る際の無限の静寂にインスパイアされたという、BPM140ほど、電気信号のようなヒプノティック・ミニマル静寂の中で恍惚の光を放つ、スピリチュアル・フリーキー耽美なるシャーマニック・ストレンジ・モダンミニマル・テック10トラックを収録。 (コンピューマ)
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音響心理学研究者のアルバート・ブレグマンからインスピレーションを得て制作された、電子加工された自らの肉声を使った、ミニマルな掛け合いから複雑な組み合わせまで、疑似ポリフォニー効果も含めて実験、中世ヨーロッパの声楽音楽や、世界各地の土着的な民俗音楽にも見られるような、二つの声が絶えず追いかけっこをするような状態が続くように緻密綿密にポケット設計された、7つの楽章から成るハイパーミュージック・ニューミュージック・カノンの異色作にして傑作。
各楽章の長さは2分足らずだが、肉体的限界に挑むような正確な発声が必要となり、レコーディングに1年を要したという入魂逸品。 (コンピューマ)
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その後、This Heat、General Strikeなど数々のユニーク名作をリリースすることになる自身のレーベルPianoからの記念すべき第一弾リリースでもあった。アートスクールの学生だった彼が、学校の友人たち(非ミュージシャン)と共に作り上げた、鉄琴、シンセサイザー、パーカッション、テープレコーダー、ギター、ベース、ピアノ、ヴァイオリン、水音などを駆使したスモール・アンサンブルDIYホームメイド初期衝動による即興と反復、演奏中のミスタッチ、サウンドコラージュを初々しいフレッシュな実験音楽ミニマリズム・センスとアイデア才覚でまとめ上げて形にした永遠に色褪せないニューウェイヴ前夜、自由な感覚と辿々しさ無邪気さにもグッくる灰色のポストパンク・アヴァンギャルド誉れの名作。初期パスカル・コムラードなどにも通じる重要作品。 (コンピューマ)
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グラスゴー名門〈CRAIGIE KNOWES〉より!弾力抜群のアシッドベースとマットなドラム、ミニマルなグルーヴでひたすら跳ねる「Quasiparticle」(sample1)。トランシーなベースチェインにレトロシンセのフックも挟んだ「Omega Centauri」。メロディックアシッドループ軸のエレクトロ「Pentaquark」(sample2)など、ストイックにミニマル、ストイックにパンピンなエレクトログルーヴァー4種、推薦! (Akie)
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ヒップホップ先駆者の精神を捉えた映画 Wild Styleからの影響。洗練されたオールドスクール愛、シカゴハウスからの影響。現在シーンのガレージとUKテック・ハウスの間を浮遊し独創的なトラックを生み出すフランスのハウス・シーンを牽引するDJ W!Ld。クラシック。アシッド。 (hamon)
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BPM87、ポストクラシカル・ミニマリズム・アヴァンギャルドなA1「Fremde Hände 1」(sample1)、BPM120、より発展させた4/4テクノ・ミニマリズムA2「Fremde Hände 2」(sample2)、BPM124、さらに発展させた、怪物の声のように変調された素材が濃密に飛び交う4/4エクスペリメンタル・マッドな実験的アヴァンギャルド・テクノ・ミニマリズムB1「Fremde Hände 3」(sample3)というフロア・サウンズの領域を拡張するかのような実験性も高い3トラックを収録。 (コンピューマ)
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科学的エクスペリメンタリズム・アート実験性にも富んだWolfgang Voigtによる無機的ファンクネス・テクノ・アヴァンギャルド・ミニマリズム、無限に続くバスドラム探求の成果!徐々に発展進化する、フロア・サウンズの領域を拡張するかのような実験性も高い「For The Love Of God」パート1-5。CDは5トラック。12インチはそのうち2トラックSide-A「For The Love Of God 3」(sample1)、Side-B「For The Love Of God 4」(sample2)を収録。 (コンピューマ)
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フランコ・バッティアート、ジュスト・ピオ、リノ・カプラ・ヴァチーナ、フランチェスコ・メッシーナなどと共に、1970年代のミラノのアヴァンギャルド・シーンを代表する重要人物の一人であり、音楽院で学んだ後、RAIのStudio of Musical Phonology(ドイツのNDR/WDR、フランスのGRM/IRCAM、BBCラジオフォニック・ワークショップに似た電子音楽研究所)で働いていた、イタリアの作曲家、ピアニストRoberto Cacciapaglia(ロベルト・カッチャバーリア)による1979年にリリースされた彼にとってのセカンドアルバムにして傑作「Sei Note In Logica」がUS名門Superior ViaductよりLPリイシュー。スティーヴ・ライヒ、フィリップ・グラス、テリー・ライリー、ムーンドッグらの巨匠によるアカデミックでアウトサイダーなミニマル・クラシックスにも負けず劣らず、室内楽的オーケストラ・アンサンブルとヴォイス&コーラス、コンピューター電子音による牧歌的なミニマルの調べ。エバーグリーンな異彩を放っている奇跡の名作。彼の同時期に制作されたフューチャリスティックなテクノ・ポップ名盤「The Ann Steel Album」のメインヴォーカルにして主人公Ann Steelも何気にコーラスで参加しているのもうれしいですね。今作もジャケットのアートワークも秀逸で美しい。ジム・オルークはじめ多くのアーチスト達に影響を与え続けているマスターピース。 (コンピューマ)