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Sam Gendel
Live at Union Station
LEAVING RECORDS
- Cat No.:
- 2025-06-11
なんとサム・ゲンデルの駅でのライブ盤?2019年5月19日にロサンゼルスのユニオン駅「待合室」での録音。
Track List
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本作はオレゴン州のコロンビア川の支流にある川べりの小屋で5週間かけてrec。その川の潮の満ち引きが小屋を地平線と川底の間に持ち上げたり引き下げたりする、ゲンデルはそれを有機的なリズムとして本作の底に据えました。その川の音か、フィールドrec音もまばらに入ってきます。パーカッション/ドラムのプロデュースはCraig Weinrib。マスタリングはもちろんこの人、LEAVING RECORDSのマシュー・デイビッド。
まさに一発でわかるこのゲンデルの儚く淡いサックスに揺らぐギターから織りなす、黄昏感、擬似/真正サイケデリック、クラフト・ジャズ、、、アンビエント・ジャズと呼ばれ始められているもののほとんどこの人じゃん?って思ってしまうオリジナルと完成度。まだまだ出るでしょう。すごい領域に来てますね。1500枚限定、再プレスはなしとのこと。 (Shhhhh)
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狂った時代にハイクオリティな今サウンドを届けてくれる西海岸LAサウンドの奇跡の逸材。どこをとってもゲンデルとわかってしまう独特の音。"Sustain"(sample1)他、名曲揃いの今年を代表する一枚。マスタリングはレーベルオーナーLEAVING RECORDSのMatthewdavid。Carlos Niño、Jamire Williams 参加。 (Shhhhh)
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Sam Gendel による13のトラックへ、映画作家 Marcella Cytrynowicz がその音からのインスピレーションによって描かれたイラスト作品+もちろんレコード。
元から映像的な要素も多分にあるサウンドだけにお手のものな企画でしょう。SAM WILKESやファビアーノとの共作の印象も強いのですが、今作は和楽Ⅲという電子大正琴をフィーチャーしたりながら音数も少なく、ミニマルでゲンデル独特の幽玄感覚が多分に出た隠れ傑作でした。。リリース量も多くどれも素晴らしいので軽くスルーしてました。最紹介。もち大推薦。 (Shhhhh)
Track List
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1. Sam Gendel - Anemone Swerve
02:232. Sam Gendel - East LA Haze Dream
05:013. Sam Gendel - Coffee Mainframe
03:354. Sam Gendel - Trudge
03:275. Sam Gendel - Drowning Interlude
01:116. Sam Gendel - Hyena
03:197. Sam Gendel - Rev
01:188. Sam Gendel - Final Chamber
04:539. Sam Gendel - ZeroZero
03:49Track List
淡く幽玄なサックス・プレイやローファイでDIYなエフェクト遊びが効いたサム・ゲンデルらしいアンビエント・ジャズから、エレクトロニックやヴェイパーウェーブ調のトラックなど。そしてたまに出るのは擬似/脱構築ボッサや、お膝元である西海岸ビートカルチャー直系なビートもの(低音の抜け具合などフロアクラブ対応、やっぱりこの人はL.Aなんだなあと思います)。1分くらいの曲あり、フラグメント、ミニアチュール、サイケデリック/アンビエントジャズ小品、34曲の未発表トラック集。その断片を追っかけていくとたまにハッとさせられて独特の黄昏感に襲われます。全くもってオリジナルで圧倒的 (Shhhhh)
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サム・ゲンデルがRoland社製のシンセであるAE-30を使ってアイスランド各地での即興演奏を映像作家Marcella Cytrynowiczが撮影。そのドキュメントです。ジャケットから滲み出るモノクロームの世界観とその真逆な狂った音像もたまに。いわゆる曲としてというよりも断片集なのですが、いつものサム・ゲンデルの幽玄な音像は絶えず横たわっています。即興ジャズアルバムのようでもあり、エクスペリメンタルでもありながらなぜかループできてしまう不思議な作品。流石としか言いようがないです。素晴らしい。 (Shhhhh)
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FABIANO NASCIMENTOをフィーチャリングした「4444」 、SAM WILKESとのアルバムやCARLOS NINO達との録音などL.A.のサークルの中で重要な存在になってきたSAM GENDEL。NONSUCHからは2枚目となるDRM、昨年リリースのジャズなアプローチの「Satin Doll」とは対をなすような、エレクトロニック実験的なLOW-FIファンク、ストレンジ・フォーク、遊び心溢れるユニークサウンドの魅力。強力推薦盤です。 (サイトウ)
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MOCKYやFABIANO NASCIMENTOあたりを聴いてきたリスナーの間で話題になったL.A.のシンガーソングライター。FRUEでの来日もたのしみなSAM GENDELが昨年Terrible Recordsからリリースし、今年日本盤もリリースされたアルバム「4444」のCDストックしました。サックス、ボーカル、ギターを担当。彼のバンドINGAのメンバー、FABIANO NASCIMENTOも交えながら、それぞれのパーツが独立しながら静かに溶け合い独特の空気感を産み出す。マジカルなミキシングワークとアンサブル。2018年にはLEAVING RECORDSからカセットを2本リリースしていて今後の展開もたのしみ。推薦盤、ストックしました。 (サイトウ)
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架空のコンセプトではなく、どうやら本当に駅でのライブ盤のようです。ジョージ・カーリンの著書『When Will Jesus Bring The Pork Chops?』の序文の朗読を駅のアナウンスで許可された?という妙なエピソードも。以下はそのフレーズ。Cosmic Love(sample 1)の冒頭で確認できます。
「自分は選んでアウトサイダーでいる。でも本当は違う。この社会の嫌な部分が、自分を中に入れてくれないんだ。ちゃんとした社会なら、むしろ中にいたい。つまり不満の正体は、外にいることを強制されてるって感覚なんだ。アドバイス?とにかく前に進み続けることさ。そうしてれば、ふとした瞬間に、別の場所に立ってるもんだよ。」
それをコラージュしているのか?ともかく、駅の空間までそのサウンドデザインに加えてしまうのは非常に彼らしいですね。
いつものゲンデル節が炸裂な揺蕩うサウンドはいつも通り。やはり、ふと、懐に入ってきますね。
rec時期からして初期の名曲が揃ってます。当たり前に推薦です。 (Shhhhh)