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Sam Gendel
Live at Union Station
LEAVING RECORDS
- Cat No.:
- 2025-06-11
なんとサム・ゲンデルの駅でのライブ盤?2019年5月19日にロサンゼルスのユニオン駅「待合室」での録音。
Track List
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アルバム収録の9曲はそれぞれ、ラーガ・バゲシュリ(ラーガとはインド古典音楽特有の旋律)にインスパイア。Bageshriは、「最愛の人との再会を待つ気持ちを伝える」と言われているが、今作ではそれを超越してその最愛の人ではなく、タイトルにあるDelight(喜び)そのものに当てはめた。インド的イディオム/観念、インド古典音楽の旋律 / ラーガをそのままモジュラーシンセに当てはめるという全く聞いたことがない試み。いわゆる白人から見たインド的スピリチュアルを逆手にとり全く新しいものを提案した?というか、90`s的なエスノ・アンビエント的なものからもかけ離れて超越してますが、でも現在進行形感はある非常にLEAVING RECORDSらしい一枚。かと言ってチルアウトとかアンビエントとか英語圏のカルチャーでは括れない、なんだかものすごいです。個人的にはボアダムス思い出しました。
奥に潜む意味はジェイン自身の説明によれば、今作は空虚との闘い、未知への旅を記録したものとのこと。 (Shhhhh)
音像といいタイトルといいまさに今アンビエント・ジャズという趣きですが、もちろん雰囲気だけでなくゲンデルのソプラノ・サックスの響きの美しさで他とは一線を画す。時間を何度か置いて聴いても発見があり、リリースの多さにちょっと食傷、、など全くならない魔法のサウンド。流石です。
FESTIVAL FRUEZINHO 2023でも共演した3人でもあり、おそらくその前後に日本でrecされたものでしょう。マスタリングはもちろんLeavingのボスである、Matthewdavid。 (Shhhhh)
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カルロス・ニーニョ&フレンズのメンバーでもあり、ジャマール・ディーンの作品にも参加という今L.Aジャズの中心にいる彼女。前作のビート路線から飛躍してスピリチュアル・ジャズ路線へ。インド古典に影響を受けたというボーカルは不思議とオールドスクールなジャズ・ボーカル / シンガーソングライターの匂いと、そこにフェンダーローズの響きが溶けあう。さらに、"deep awareness of the cosmos"とプロフにもある通りの瞑想的オーラも漂います。かといって各曲はスピりすぎたり重すぎなく、Anna Buttersのような今乗ってるinternational anthem周辺メンバーの確かな演奏。ラウンジDJにバッチリ。もちろんご自宅リスニングでも!今後トレンドになりそうなインド系ジャズの秀作。 (Shhhhh)
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L.Aの異才2人名義による傑作。最初はカセットのみでリリース。ついに今年レコードプレスされた!と思ったらBandcampのみで即soldoutで泣く泣く諦めてた名盤がついに到着です。未来型箱庭アンビエント・ジャズ?だが底にはLAの確かな流れも感じます。最新作ではコンピューターに歌わせたり、そもそも特徴的な不思議な音色のサックスやギターも打ち込みなんだか生演奏なんだか不明ですが、この不思議なバランスも全て計算された天才的なスタジオワーク。ゲンデルは最近ライクーダーのツアーにも参加しているって話も面白い。祈りのような名曲、BOA(sample1)、GREETINGS TO IDRIS(sample2)他素晴らしい。Matthewdavidのマスタリング。一家に一枚、是非。 (Shhhhh)
説明不要の二人による眩き名盤、"Music for Saxofone and Bass Guitar"セッションの第二弾。また語り継がれるであろう素晴らしい曲ぞろい。こちらも先ずはテープから。 (Shhhhh)
本作はオレゴン州のコロンビア川の支流にある川べりの小屋で5週間かけてrec。その川の潮の満ち引きが小屋を地平線と川底の間に持ち上げたり引き下げたりする、ゲンデルはそれを有機的なリズムとして本作の底に据えました。その川の音か、フィールドrec音もまばらに入ってきます。パーカッション/ドラムのプロデュースはCraig Weinrib。マスタリングはもちろんこの人、LEAVING RECORDSのマシュー・デイビッド。
まさに一発でわかるこのゲンデルの儚く淡いサックスに揺らぐギターから織りなす、黄昏感、擬似/真正サイケデリック、クラフト・ジャズ、、、アンビエント・ジャズと呼ばれ始められているもののほとんどこの人じゃん?って思ってしまうオリジナルと完成度。まだまだ出るでしょう。すごい領域に来てますね。1500枚限定、再プレスはなしとのこと。 (Shhhhh)
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ベルリンを拠点に活動する2人の実験音楽家、作曲家のN.クラマーとパーカッショニストのJ.フォースターによる音の建造物。環境音楽、吉村弘インスパイヤ、静寂と管楽器とパーカッションの奥行きからなる、たゆたうような、エーテリアルな組曲群。テリー・ライリーの流れと優しい催眠術。何気にリピートしてた前作に続きやっぱりいいですね。2024年来日。長く聴けそうです。アートワークはL.A在住のアーティスト、Lily Clark 。 (Shhhhh)
L-size : 身丈74身幅53袖丈63
Gildanボディーの 100% cotton です。 (AYAM)
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この辺りも相当面白いことになってる。変拍子、複合拍子も交えたアフリカン・ビート・サイエンス。そしてLO-FIでぶっといベースRAS G印のドープなボトム。実験音楽とビートミュージックを繋いだPOOH-BAH、L.A.から産まれた音楽遺産。 (サイトウ)
マスタリングにはDaddy Kev。なるほど初期Flying Lotusのような温もりあるサイケ浮遊感を引き立てております。ヴァイナル限定トラックはなんと6曲、見開きゲートフォールド仕様です。おすすめ (AYAM)
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バリのガムランのグループにも属していたQOA(ニーナ・コルティ)。タイトルのSAUCOとは薬用ハーブでもあるエルダーフラワーの意味。
動物、植物、菌類、鉱泉水、風、大地の中で詩的な身振りを養うために作られた音の旅、とのことですがナチュラルに音像にその辺を託すあたりはアルゼンチン勢の感じはしますね(バリオリンドらエレクトリック・フォルクローレ勢とも交流があるとのこと)。Leaving Recordsからですが、音像は西海岸的よりやはり少し異質。妖精植物アンビエント。 (Shhhhh)
*cotton canvas handles
*bag size 横36.8cm x 高さ39.4cm
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偶然録音機を入手した少年時代から6年間フィールドrecしたものを、自分でカスタムしたシンセで即興的にループ / コラージュ。00年代的エレクトロニカと今風アンビエントの融合的な音像。LEAVING RECORDSらしくしっかり瞑想&チル要素。フィンランドのKEMIALLISET YSTAVAT周辺の森林浴アンビエントを思い出す。matthewdavidおすすめアーティストでもあります。 (Shhhhh)
Track List
*6 oz.,100% Cotton Canvas
*22 cotton canvas handles
*bag size 横36.8cm x 高さ39.4cm
(AYAM)
このプロジェクトの収益はすべてGAZA救済に寄付されます。spotifyでは未配信です。
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架空のコンセプトではなく、どうやら本当に駅でのライブ盤のようです。ジョージ・カーリンの著書『When Will Jesus Bring The Pork Chops?』の序文の朗読を駅のアナウンスで許可された?という妙なエピソードも。以下はそのフレーズ。Cosmic Love(sample 1)の冒頭で確認できます。
「自分は選んでアウトサイダーでいる。でも本当は違う。この社会の嫌な部分が、自分を中に入れてくれないんだ。ちゃんとした社会なら、むしろ中にいたい。つまり不満の正体は、外にいることを強制されてるって感覚なんだ。アドバイス?とにかく前に進み続けることさ。そうしてれば、ふとした瞬間に、別の場所に立ってるもんだよ。」
それをコラージュしているのか?ともかく、駅の空間までそのサウンドデザインに加えてしまうのは非常に彼らしいですね。
いつものゲンデル節が炸裂な揺蕩うサウンドはいつも通り。やはり、ふと、懐に入ってきますね。
rec時期からして初期の名曲が揃ってます。当たり前に推薦です。 (Shhhhh)