MORR MUSIC等からリリースするFensterのメンバーでソロアルバムはすでに中古市場でも高値をつける人気になっている John Moodsとデビューアルバム「Enter The Zenmenn」がベストセラーのThe Zenmennのコラヴォレーション。ポスト・バレアリック、プレファブ・スプラウトやBLUEBOYなどのネオ・アコースティックやシンセサイザー・アンビエントサウンドを受け継ぎながら、甘くて淡いアダルト・オリエンテッドなドリーム・ポップ。 (サイトウ)

3名は、ニューエイジ音楽好きという共通点で集まったとのことで、トラックの端々にその瑞々しいシンセサイザーが聴き取れます。Jon Hassellの第四世界を彷彿させるShabasonの幽玄なシンセ&サックスと、M. Sageが手がける 自然界と人工の世界を一体化させたファンタジーの様なサウンドの相性が素晴らしい。Robert Wyattからも称賛されるインディ・ポップの才能 Krgovichの温かく穏やかな歌声と演奏もまた相性が良く、他には無い恍惚のドラムレス・アンビエント・ポップが誕生しています。 (AYAM)

2020年にリリースし話題であった『PHILADELPHIA』から2年後の、パンデミックが緩和されだした2022年にリリース。 Jon Hassellの第四世界を彷彿させる幽玄なシンセ&サックス作品が人気の Joseph Shabason と、Robert Wyattからも称賛されるロマンティック・ポップの才能 Nicholas Krgovichによる、好相性なコラボレーション。爽やかなドラムが採用された「I Am So Happy With My Little Dog」(sample_2)を筆頭に、穏やかで希望に溢れるおふたりのムードがパッケージングされています。陽の光を感じられるような素敵な一枚。 (AYAM)

カナダの音楽賞「Polaris Music Prize」にノミネートされた、いまだ評価の衰えない名作『Philadelphia』。後の2022年に、Shabason & Krgovichでの『At Scaramouche』、 Harrisと同じくニューエイジ音楽ファンという共通点によって、アンビエント作家 M. Sageを迎えた『Shabason, Krgovich, Sage』('24)と、三部作となるようなリリースとなりました。本作はその出発点のような作品。個人的にですが、Shabasonのソロ傑作『Anne』('18)に、Krgovichの黄昏アンニュイなヴォーカルを乗せたような、、それぞれのファンであったリスナーにはとてもスペシャル感を感じるコラボレーション作として輝いています。暖かい何かに包まれている心地をご堪能ください。 (AYAM)

RAMZIやLO KINDREを輩出したグラスゴーの要注目シンセサイザーライン〈12TH ISLE〉の初期カタログの中でも傑作と名高いファーストアルバムで著名な”CRU SERVERS”が5年ぶりにカムバック！ピュア音色のニューエイジシンセサイザーで描くアクアティック・バレアリック・マシンファンク/アンビエント作品。ただ心地良い作品に終わらせないLO-FI/パンキッシュなハードウェアサウンドは、親譲り。父が所属した”CCV”なるポストパンクバンドの厳選されたアーカイヴを7インチにして付録するユニークな試みも！毎度ながら装丁も拘った〈12TH ISLE〉、再入以下保証できないためお早めの確保をお勧めしています、推薦！ (Akie)

シューゲイザー・バンドのアルバムにたまに入っているバラード名曲のような、A面「Warm You」、シンセベースが暖かいMandaworldのメインヴォーカルによるアンビエント・バラードB面「Spoonfeed」。アシッドフォーク・ファンにもぐっとくるサイケデリック・サウンド、暖かいベッドルームで聴きたい一枚。おすすめです (AYAM)

昨年の〈LEAVING〉からのアルバム「~ ~ ~」で、注目されたANA ROXANNE。シカゴの名門〈KRANKY〉から、ニューアルバム「Because Of A Flower」をリリース。エレクトロニックとヴォイス、正調の波動で描く。音に宿る力。ヒーリング・ミュージック。前作よりも映像、イメージを喚起させるようなストーリー性が強くなっている気がします。必聴でしょう。推薦！ (サイトウ)