- LP
Maria Somerville
All My People (Revised Edition)
Not On
- Cat No.: SOM01-II
- 2024-03-11
2019年傑作がニューエディションにて再発売!震えるベース、ロウファイな音響、こだましながらねじれる音像。イマジナリーなドローン。夢のかなたなフォークロア。歌。THE CARETAKERの横に並べて売りたい。
Track List
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28歳。リサイクルショップ、書店、スーパーで働きながらボルチモアにある自宅の地下室でひとり制作録音まで仕上げたまさにDIYプロダクション。YAEJI最新作にも参加している注目アーティストNOURISHED BY TIMEのデビューシングル曲がアナログ化!広い声域で織りなす多層セレナーデ。ピアノリフなど繊細なテクスチャーが随所に散りばめられたドリームポップ「Give It Away」(sample1)。憂鬱な音色のローファイパンクサウンドをバックに歌い上げる「Staring Into The Fireplace」(sample2)をカップリング。沈澱するような時間感覚にもやられる。 (Akie)
オランダのSupertalentedグループで活動していたNoa KurzweilとLudittes名前でLevi Lanserによるデュオ。VOICE ACTOR。カセットテープを通したような録音のコラージュ、LOW-FIで白昼夢のような世界を描く。注目。 (サイトウ)
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コンテンポラリーバレエのための音楽でデビューし、RVNG INTL.と契約したSign Libraの2020年の「 Sea To Sea」以来となるニューアルバム。 (サイトウ)
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今作の軸でもあるガラスのようなヴォーカル、ハートリー自身の声による重厚なコーラスなど、本作の制作時間の9割をこのヴォーカルの録音編集(ボーカルスタックを作り、無限にボーカルを重ね、トラックのスピードを上げたり下げたり、異なるスピードと異なるマイクで多重録音したり。。)に注いだそうです。Gigi Masin彷彿の温かいエレクトロニックからのゴスペル的コーラスワークが圧巻、鳥肌のB3「No Kiss For The Lonely」(sample 1)、Joseph Shabason参加のA2.「Down Here」(sample 2)など、AOR、ソフトロック、シューゲイザー、サイケデリックに留まらず、ゴスペルにも通ずる神秘的なハーモニーとアンビエント感覚溢れるシンセワーク、多彩なジャンルを横断した充実の内容。 (AYAM)
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BEVERLY GLENN-COPELANDに始まり、MJ LALLOやA-TEAMなどのオブスキュアニューエイジ/エレクトロニックディスコの再発を進めてきた〈SEANCE CENTRE〉から昨年発表され、当店ではコメントもなく即売した名作がリプレス!前衛音楽家PHIL YOST『Bent City』収録曲より名付けられたタイトル通り、ミニマリズムで実験的にアプローチをとったドリームポップ作品。単調なマリンバループに透明感のあるヴォーカル降り注ぐ「Setting Sun」や、アンニュイなギターとシンセサイザーが重なる「Dust」など。リキッド状に危ういリード、テープエコーによるLO-FI音質が相乗する夢心地な世界観。 (Akie)
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〈Darla Records〉や〈Drive-In Records〉、〈The Bus Stop Label〉といった90sインディーポップ名レーベルからリリースしたThe Cat's Miaowのメンバーのエイリアス。96年のCDオンリーのデビューアルバム。Noise In My Headが、これまであまり知られていなかったようなオーストラリアの音楽の魅力に焦点を当てて、ジャンルを超えてリリースし、今の音楽カルチャーに足跡を残すいいレーベル〈Efficient Space〉からアナログ化されました。インディーポップ、個人的なスモールレーベルが地域を超えて繋がりあっていたいたような時代の音楽です。Sonic BoomのSpectrumなどのネオサイケや、Galaxie 500、Heavenlyなどのギターポップ、ドリームポップを受け継ぐようなサウンド。当時電子音楽の掘り下げや、シカゴ音響なども話題になり、インディーシーンにも波及、Broadcastの〈Wurlitzer Jukebox〉からはStereolabとのスプリットのソノシートなどもリリースしていて、テープループやドラムブレイクを使った曲などもあり、Joe Meekを引用するようなタイトルの曲もある。DIYなドリーム・ポップ、サイケデリック、良い一枚。是非。 (サイトウ)
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MORR MUSIC等からリリースするFensterのメンバーでソロアルバムはすでに中古市場でも高値をつける人気になっている John Moodsとデビューアルバム「Enter The Zenmenn」がベストセラーのThe Zenmennのコラヴォレーション。ポスト・バレアリック、プレファブ・スプラウトやBLUEBOYなどのネオ・アコースティックやシンセサイザー・アンビエントサウンドを受け継ぎながら、甘くて淡いアダルト・オリエンテッドなドリーム・ポップ。 (サイトウ)
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シューゲイザー・バンドのアルバムにたまに入っているバラード名曲のような、A面「Warm You」、シンセベースが暖かいMandaworldのメインヴォーカルによるアンビエント・バラードB面「Spoonfeed」。アシッドフォーク・ファンにもぐっとくるサイケデリック・サウンド、暖かいベッドルームで聴きたい一枚。おすすめです (AYAM)
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ドリームポップ、淡いがじっくりとイマジナリーな世界が広がっている。素晴らしい音楽。
「イシク・クラルの『in february』は、過ぎ去る時間と戻ってくる時間の中にある日常の詩を、まるで人生の時間性を表すスナップショットのように記録しています。このアルバムの12曲は、それぞれ偶然のループから構成され、イシクの印象的な声とメロディープレーの柔らかいいれものに収めらる、時間が、願うなら、ありえないほど、永遠に保たれる場所。日時計の蝶がシーンを分けていく様子を追ってみてください。」 (サイトウ)
ベルリンの先鋭エレクトニックMARKやCHRISTOPH DE BABALON、90sテクノのマニアックなリイシューなどNTS ラジオ、自身が運営する同名のポッドキャストでも次世代のアンダーグラウンドなコネクションを築き上げてきたメルボルンのMoopie主宰の〈A COLOURFUL STORM〉から、ちょっと意外だった90sUK インディーポップ/ネオアコバンドBLUEBOYの94年のアルバムを再発。BEN WATTやドルッティー・コラムの透明感にもつうじるSARAH RECORDSらしいドリームポップ。 (サイトウ)
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日本の環境音楽やビデオゲームにも影響を受けているという女性シンガー・プロデューサーMAYLEE TODD。YAMAHAのテノリオンも使用しているらしく、やわらかなエレクトロニック、ハイパーポップとは一線を隠すようなDIYな感触、ドリームポップ。ポップミュージックとしても秀逸な人懐っこいメロディー。チルで、ユニークなサウンドスケープ。PVも現行エンターテイメントの狂った感じが顕在しています。 (サイトウ)
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1985年から1991年まで活動していたイギリスのミッドランズ出身のDIYアーティストFebruary Montaine。あまり知られることのなかったアーチストをBE WITHが発掘、再発です。「I'm on the bottom line but I'm doing fine」僕は底辺にいる。だけど、大丈夫だよ」「君は夢見ることができる、流れることもできるし、行くこともできる。どこへでも。」と繰り返される。フロウするサウンドとともに内相的だけど、一緒に上昇していくようなポジティヴなニュアンスの感じ取れる素晴らしい曲。B-SIDEはPeaking Lightsのリミックス。ダビーなベースライン、リズムを刻み幻覚の中を漂うに覚醒していくドリームポップ。 (サイトウ)
ヨーロッパと、アジアの境界線で暮らしているという女性アーチストKATYA YONDERの新作アルバムをMÉTRON RECORDSがリリース。アゼルバイジャンの音楽と文化をバックグラウンドに、幼少期から学んだバイオリン、両親が所有していた80sの西洋のポップミュージック、日本のアニメやゲームからも影響を受けたと語っています。日本語で歌った曲もあります。コクトーツインズやニューエイジあたりからの影響もうかがえる透明感、浮遊するドリーミーポップ。 (サイトウ)
IVVVO等リリースを重ねるUSグライム/ポストクラブミュージックのキーレーベル〈HALCYON VEIL〉の新作は新鋭LA TIMPA!奇妙にカットしたヴォイスとシンセサイザー、ギター、そしてノスタルジックなヴォーカル、クラップを1つのブラックボックスに詰め込んだリードトラック「Quarterback」(sample2)から非対称を対称させた異様さ。壮大なシンセパッドに消え入りそうなヴォーカル、じっくりブレイクビートが追撃する「Pomisea」(sample3)。ブルージーなギターリフのイントロから逆ループのシンセをコラージュチックにレイヤーした「Best Friend」(sample1)がオススメです。 (Akie)
GATTO FRITTO、BEAUTIFUL SWIMMERS、SHANTI CELESTEへと受け継がれた〈LOVE INTERNATIONAL〉のレーベルの第1弾としてリリースされた2018年のEP以来のアナログリリース。"BIG CHILL"あたりの雰囲気を思い出させるようなチルダンス。良い曲。 (サイトウ)
世界を股にかける輝かしいキャリアを誇るも紆余曲折あって、現在はウィーンでひっそり暮らしながら、60年代のポップバラードやシャンソン、PVにも登場するゲイリー・ウィルソンからの影響〜セルジュ・ゲンズブールやトッド・ラングレンが曲の中で物語を伝える方法に触発されたというプロセスで楽曲制作、自身の心の痛みを描きつつ、フィクションとリアリティを融合させるという独特なリリックの世界を表現。生々しい想い出や複雑な愛の物語を歌いながらも、ポップかつユーモラスに楽曲として昇華させるという彼女の才能の奥深さがとことん堪能出来る、全12トラックを収録!聴けば効くほどに味わい深く耳にのこるドリームポップな作品。オススメ!
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カセットでのリリースのみだったミステリアスな女性アーチストMARIA SOMERVILLEのデビューアルバム「All My People」。INGA COPELANDなんかにも近い白昼夢のようなドローン、LO-FI、サイケデリック・フォークポップ。、2019年のツアーでのライヴ音源「Lakes」を追加した2024年ニューエディションです。 (サイトウ)