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Eliana Glass
  E
  Shelter Press
  - Cat No.: SP160lp
- 2025-10-21
ジャズシンガー/ピアニストのEliana Glassが初のフルアルバム『E』をリリース。各曲にひとつの人生が凝縮された、濃密でオフビートな、うっとりと魅了される官能の一枚が素晴らしい。Felicia Atkinsonが運営する〈Shelter Press〉の2025年新作。
Track List
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デュオとしてライヴ・パフォーマンスを重ねた二人の初アルバムが登場。Sophie Agnelの拡張ピアノ技法とJoke Lanzが操るターンテーブルの妙技によって、愛嬌や毒気を孕みながら展開する即興的なブロークン・怪奇ジャズ。メロディやリズムはおおよそ回避され、全体的に乾いた質感の素っ気なさに迷子になるような抽象的な一枚。彼ら曰く「万華鏡のような音楽。決して一周しないループ。奇妙でありながら親しみのあるメロディ。カットアップとミニマルな美学。それは人生の響きであり、同時にノイズのシュルレアリスティックな交響曲」。キュートなジャケットにも惹かれます。おそらく本邦初入荷。 (足立)
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SF映画・小説からのインスピレーションと、長年の活動の中で築き上げたコレクションで作り上げた架空のサウンドトラック的作品。ジャズとSFの精神性をオーバーラップさせつつ、多種ジャンルを物語を描くように繋いでいく。有機的生音と電子音の境界線が曖昧になるサイケデリックな音世界。。マスタリングは信頼のhacchiが担当!サイエンスフィクションへの愛と妄想、深い造形から成せるミックス、是非体験してみてください。 (Akie)
現在すでに取り壊されてしまっている明治時代に建てられたバレエスタジオを主な舞台に録音され、バンドの中心であるヴォーカル/ギターのFuminosukeの中性的で重力を忘れるような抗いがたい歌声に、時代をあいまいにする夢幻的な電子音響、『Ninth Elegy』よりダンサブルになったキャバレーのグルーヴ、市川実日子による詩の朗読、さらには坂本慎太郎バンドのドラマー菅沼雄太、Calm、DJ Klock、大友良英、Mama!Milk、Astro Twin(吉田アミ、ユタ川崎)等の多彩な名士たちのゲスト参加によって生まれた破格の大作。ジャズ、ラテン、サイケデリックフォーク、エレクトロアコースティックといったスタイルを横断した実験的で無国籍なサウンドスケープが立ち上がっています。月の光線によってできた淡い光と影の間をゆく美しい月世界散歩。リリース元はPhewや坂本慎太郎、阿木譲の〈Vinity Rec ...もっと読む (足立)ords〉の作品なども手がけるニューヨークの〈Mesh-Key〉。バンド自身による新たなミックスが施され、Josh Bonatiによってリマスタリング。金箔の文字が押された新装ゲートフォールドジャケット。disk2は片面プレス仕様の2LP。限定500枚。リコメンド。 (足立)
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オーストラリア生まれ、シアトル育ち、現在はニューヨークを拠点とするEliana Glassが、幼少期に両親が弾くピアノを下に潜り込んで別視点で体験し夢中になった体験を呼び起こすようにして生まれた記憶装置的作品。スタンダードから前衛ジャズ、フリー・インプロヴィゼーションへの敬愛を彼女の日常生活を通したニュアンスに。実験的で即興的な演奏に、曖昧に溶け込む電子サウンド。ため息のバラードや簡素なフォーキー、アネット・ピーコック「Dreams」やカーラ・ブレイ「Sing Me Softly the Blues」の新解釈、そしてエチオピアの修道女ピアニスト、エマホイ・ツェゲ・マリアム・ゴブルーへのトリビュート「Song for Emahoy」も収録した、魔法にかけられる11曲。1979年製Moog Opus 3でのソロ演奏も行っているといい、ブラジル音楽にも魅せられポルトガル語でも歌えるようです。今後 ...もっと読む (足立)も楽しみな方。トラックリストからもぜひ。 (足立)