- 12inch
Rockart
House
Sharp Flat South Africa
- Cat No.: SF12
- 2023-03-18
2000年代半ばに南アフリカで誕生したミニマルハウス怪作がレコードに。ジャズピアニストのHILTON SCHILDER、エレクトロニクスのALEX VAN HEERDENからなるアートプロジェクトユニット”ROCKART”手掛けるヴォイスコラージュ・アヴァン・ミニマルハウス。限定300プレス!
Track List
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サイドAは〈NO 'LABEL'〉など数多くの先鋭レーベルにて活躍してきた鬼才ユニットBEAR BONES, LAY LOW。テープ、シンセ、様々なエフェクトから生まれたヒプノティックエレクトロニクスの導入から、ゆっくりとトライバルダンスのフェーズへと移行する、瞑想と解放のプロセスを披露。サイドBは謎多きイマジナリーOST作家のPOLONIUS。統合失調症に見える現代世界を表現したサンプルをコラージュ。限定生産。 (Akie)
ROMÉO POIRIERやSPACE AFRIKAらの名作を抱えるマンチェスターの電子音楽処〈SFERIC〉より。自身の生まれ故郷であるナポリを地中海文化の拠点と捉えて研究。自身のダンス作品でも多用するダブ、サンプリングの手法で民族音楽を15分の長編にコラージュしたユニークな作品!TTTのWILL BANKHEADサポート。 (Akie)
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〈UDACHA〉〈ГОСТ ЗВУК〉〈MUSCUT〉などのモスクワのシンセサイザーミュージックフロンティアで活躍するDIYミュージックユニットが、グラスゴーの要注目シンセサイザーライン〈12TH ISLE〉にエントリー!テープサンプル、ウッドブロックパーカッション、リゼルジックフィールド録音をコラージュした夢の世界のLO-FIニューエイジサウンド。おおらかなパーカッションにFMシンセやサンプルが泳ぐ「Netoa Vi」(sample1)や「Radiance」(sample3)。古典電子音楽から血を引くコスミッシェシンセサイザーをレイヤーした「Far Above The Ground」(sample2)など、お互いのソロワークも収録。装丁も拘った〈12TH ISLE〉毎度お早めの確保をお勧めしています! (Akie)
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ROMÉO POIRIER,PERILAら音響職人が集結するマンチェスターの〈SFERIC〉より、〈WHERE TO NOW?〉〈GHOSTLY INTERNATIONAL〉〈ALTER〉などからもリリース、本レーベルでは常連の奇才ユニット”SPACE AFRIKA”がニューリリース!”ハダーズフィールド現代音楽祭”にて公開された短編映画「Untitled (To Describe You)」のサウンドトラック。共同製作者である詩人TIBYAN MAHAWAH SANOHのスポークンワードとソウルヴォーカル、対象が抽象化された肉声。差し込まれるフィールドサンプルも、ライターをする音から煩雑に録音された風の音まで多様。それらをコラージュワークしたのが今作。不意に差し込むオーバードライブしたビートは、作品をミュージックコンクレート/サウンドアートの範疇から逸脱させドリルンベースまで踏み込ませる。肉声という感情的な音を扱いながら、映画の主題である”黒人としての内面と外面”を聴き手の想像力に委ねる抽象コラージュの手法。STEPHAN MATHIEUのマスタリングによるリアルな音像にも引き寄せられる、素晴らしい。 (Akie)
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”KUANG PROGRAM”としてもアルバムを発表している韓国の〈HELICOPTER RECORDS〉から限定生産でリリース!印象主義の繊細な文体でも知られるWALSERからのインスピレーションともあり、霞んだLO-FI音響&カセット音質でありながら細やかなコラージュワークが特徴的。グリッチーな変則ノイズの隙間に淡い弦が流こむ「Rain drops, Tear drop」(sample2)や、サイケデリックに揺らしたギターに誘われる「BJ’s」(sample3)など、聴き手を白昼夢の感覚に引き込む作品。 (Akie)
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ターナー賞受賞のRAVEにインスパイアされた「Fiorucci Made me Hardcore」で知られるMARK LECKEY。「IN THIS LINGERING TWILIGHT SPARKLE」のアナログリリースに続いて新作「O’ MAGIC POWER OF BLEAKNESS」。2019年に行ったオーディオビジュアル・インスタレーションのために製作した音源。自伝的な寓話が散りばめられているという絵のない映画のようなヴィジュアル的、創造的なサウンドを繰り広げられています。808の太いベース、重度の高い音響。3部構成になっていて、2部はRICHARD FEARLESSとの活動でも知られるSTEVE HELLIERがリミックス、3部は、PRAHからリリースしているLUNG DARTが制作を担当。かつて〈SCENT〉が日本に紹介したアーチストですね。 (サイトウ)
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地元の教会に置かれていたというマシーンを駆使し、60年代のガレージロックのレコードからのサンプリングやエディットを主軸に、ローファイかつ奇天烈なビートをジャンクに配合、KINGDOM SCUMの手法にも近いフリーキーなビートが出現!イエロー・カラーカセット仕様での限定リリース!
カラフル&キュートにポップにムーディーに情景がめまぐるしく移り変わるストーリーテリングな叙情的名人芸コラージュの珠玉。毒気ながら、どこか泣けてくる美しさと詩情に満ち溢れている。Rashad Beckerによる安心のマスタリングも嬉しい限り。8章に及ぶSide-A「All on a Beautiful Day」、3章のSide-B「The Parallel Broadcasts」を収録。 (コンピューマ)
いきなりOtis Redding「Sit-in’ On(The Dock Of The Bay)」やElvis Presley「Love Me Tender」、Laurie Anderson「O Superman」等々大名曲のコラージュで幕を開ける、カラフル&ポップにノスタルジック・ムーディーに情景がめまぐるしく移り変わるストーリーテリング名人芸コラージュ・ポップの名演集。名曲スタンダードの数々が粉々に切り刻まれ、メランコリック芸術的なまでに組み合わされドリーミーに繋ぎ合わせられてます。素晴らしき職人芸!!! (コンピューマ)
A面B面1曲ずつ収録された作品であり、A面は「Mimetic Hacking(擬態のハッキング)」とSAMによって名付けられた手法によって行われた東京のライブを収録されています。ランダムに打ち鳴らされるグロッケンシュピールや控えめなキック、そしてパーカッシブなシンセが完璧に配置された長く聴き続ける事ができる強度のあるパターン(sample1)。それはBEATRICE DILLONやMARK FELLなどを引き合いに出したくなる素晴らしさです。A面後半(sample2)は引き続きパーカッシブなシンセを基調にしながら印象的なシンセのフレーズを聴かせていく。一方B面はメルボルンで開発されたという盗聴イベントのパッチを元に音楽的要素を加えてプログラミングして作られたもので、電子音楽の未来に見える過剰なデータが入り混じったようなディストピアコラージュ、そしてエモーショナルなシンセがカオスを音楽的にまとめあげた秀作。やはり〈LATENCY〉は今回もバッチリです。 (日野)
People Like Usのノスタルジック・ムーディー・コラージュをシャープに鋭角的にダンスミュージックにもコラージュしたライブ・レコーディング作品。山小屋的ブルージー&カントリー・ウエスタン・ムーディーな唯一無二のスリリングにして穏やかなカットアップ・コラージュ・ダンスミュージック子守唄の宝箱。トラックリストからもどうぞ。全12トラック。 (コンピューマ)
カラフルにポップにムーディーに情景がめまぐるしく移り変わるストーリーテリングな名人芸コラージュ・ポップの数々。イパネマの娘、ケ・セラ・セラ、ポップスからムード音楽まで誰もがきっとどこかで聞いたことのあるようなアメリカの有名なスタンダードな楽曲の数々が粉々に切り刻まれ、芸術的なまでに組み合わされ繋ぎ合わせられてます。子守唄、ムーディー&ジャジー。流石!!!Rashad Beckerによる安心のマスタリングも嬉しい限り。 (コンピューマ)
街中や地下鉄、様々な環境でスペイン語で紡がれたストーリーにLUC FERRARIがエフェクトやシンセサイザーを加えたあまりにも先を行くポエティックな作品。スタジオ録音された会話に環境音を足していたり、実際にフィールドレコーディングとしてフィールドワークしながら録音したりしているのかと思いますが明らかに異質な空気感。一体これをなんと表現すべきなのか。会話の内容が分かった状態で聴くとどう聞こえるのかが気になりますが、純粋に音として聴くだけでも十分すごいです。 (日野)
音響〜アヴァンギャルド、LO-FI〜サイケデリックなど形容不可能な音楽性と素性の見えない存在感、そして膨大なCD-Rやカセット作品の製作を軸に'90年代中期から作品活動してきた、アルゼンチン伝説のバンド・RAYNOLSのバンドマスター・ALAN COURTISと、<DEKORDER>などで活躍中のDANIEL PADDENらを擁したトライバル・ノイズ・クァルテット・VOLCANO THE BEARの元メンバーで現在ニューヨーク在住のブリティッシュドラマー・AARON MOOREの2人による奇妙なセッション音風景。まずロンドンで録音された2人のフリーフォームな音の塊、ノイズやダウンチューニングのアコギ、ヴィブラフォンやプリペアド・ピアノetc.をそれぞれが持ち帰り、独自にブレンドをかさねていった芸術性の高いサウンド・ハプニング作品となっています。詳しくは、LAFMSの代表・TOM RECCHIONによるライナーノーツをどうぞ!
モジュラーエレクトロニクス、フルートやベル、柔らかくパタパタするドラムマシンや、人肌の温もりを感じる不思議さで予想不能のサイケデリック・コラージュで彩られたファンタジックなジングル集、「紙とハサミ」で産み落された16のキャラたちの名前を曲名に配し架空のストーリーを音で紡いだ、なんともユーモアと想像力に満ち溢れたレディオフォニック、子供の頃に聴こえていた世界の音はこんな感じだったか。キラキラでイノセントな遊び心が詰まっている奇作!
DISCREPANT経由で入荷しました! (サイトウ)
自称か他称か不明ですが、アーティストであり科学者であり美術評論家でもあるらしいBERN PORTERさん。裏の写真のインチキMOONDOG感にホの字にならずにはいられない謎のコラージュとポエトリー。そして意味深で意味無さげなインサート、さらに自身が作家として「貝ボタン物語」を執筆する際来日した時の、おそらく和歌山ローカルの新聞記事を裏ジャケに配置。その記事によるとイサム・ノグチの友達らしい。ホントかウソかはどっちでもいい、街に一人は欲しい御人であるのは間違いないですね。
ペギー・リーにデューク・エリントン、マイルス・デイビス、エリック・サティにアラン・ギンズバーグ、中近東シャアビからジャワ島のガムランまで、規則正しいグルーヴではないものの、どこか、歌心の、ある規則性にも伴ったような心地よいグルーヴ的コラージュ&ループの刷り込みと気品の催眠性のあるノスタルジーでイニマル、ラウンジー・コラージュBGMにハマってしまう。ストーリーテリングが見事な、Side-A「Quartet1(17:35)」Side-B「Quartet2(12:50)」の2曲。PVCスリーヴ。限定150枚。おそらく次の入荷はありません。 (コンピューマ)
コンクレート・ノイズ帝王The New Blockadersの前身バンドMixed Band Philanthropistによる、Nurse With WoundやOrganum、Andrew Chalk、Etant Donnes、H.N.A.S.、P16.D4、Asmus Tietchens、Controlled Bleeding、Smegma、Merzbowといった同時代の蒼々たるノイズ・アーチスト達からの音源を使ってコラージュしまくるという1984-1986年の録音。1983年録音の2003年リリースの7インチ、1985年バッド・アルケミーからのコンピレーション収録曲(のちに7インチ化もされた)もボーナストラックとして収録された完全版的リリース。限定400枚。 (コンピューマ)
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ジャズアーティストのHILTON SCHILDERとマルチインストゥルメント奏者/作曲家ALEX VAN HEERDENが「ケープタウンの土着サウンドに未来的エレクトロニックサウンドの融合」をテーマに始動した”ROCKART”、彼らがセカンドアルバムに収録すべく制作するもメンバーALEXの逝去によりお蔵入りとなっていたミニマルハウス異色作がレコード化!!サイケデリックにサンプルと鍵盤リフレインが輪唱するAサイド。クリックの影響も感じるユーフォリックなBサイド。多種ボイスサンプルを織り交ぜた2篇の長尺コラージュド・ミニマル怪作。〈SHARP FLAT〉と〈ROASTIN'〉の南アフリカインディレーベル共同での限定プレス、この機会に是非。 (Akie)