これは面白い。南米チリはコルディジェラ・デ・ラ・コスタ(山脈)とアンデス山脈の間にまたがる地域で農民の間で歌われた"Canto A Lo Divino"のコンピレーション。
このCanto A Lo Divinoとは、農作業が終わると夜通し満員の部屋で演奏され、ギターと25弦のギタロン(メキシコ伝統弦楽器)で演奏されたという。南米にキリスト教が来てスペイン人が持ち込んだ、ヨーロッパ古代〜中世の歌の形式である10行韻のデシマを元に作られた民間伝承歌、ポエトリー、讃美歌みたいなものだと思われます。何世紀にもわたり、何百人もの男女の声の中に生き続け、終末、神、アンゲリトス(死んだ幼い子供)の陰。マニアックながら、スペイン語で歌われる素朴な声と弦楽器の調べに酔いしれてください。Mississippi Records流石のお仕事。2LP、特殊ジャケ。8ページの写真付き資料。 (Shhhhh)
カリブ中南米〜ブラジル、アフロ・ラテンからスペイン語圏音楽の豊穣なリズムが織りなす今ダンス&トロピカル・ミュージックの今(¡AHORA!)・WORLD WIDE FMのレギュラー名番組"Breakfast Club Coco”を持つDJ、Coco Mariaによる、Nu / ポストデジタル・ラテンセレクション第2弾!
コンセンサスがあるんだかないんだか定義が曖昧なままの”ラテン音楽”を、きっちり2023年の今、DJ/ダンス耳の気分にアップデート&パッケージする。これ、実は誰もできなかった偉業をさらりとやってのけるCoco Mariaのセレクション2023。メリディアン・ブラザーズやフレンテ・クンビエロ/オンダトロピカのメンバーで構成されるLos Pirañas、マドリード/アルゼンチンのサイケ・ユニットCandeleros。コロンビア70年代から”picó sound systems”(コロンビアレイブ&ジャマイカン・サウンドシステム)の伝統を引き継ぎ、Nuレゲトン・クンビアをするAcid Coco。ベネズエラのLola's Dice。などなど、見知らぬ新ラテングループばかり。全14曲!ちなみに彼女はRainbow Disco Club at Desa Potato Head Bali 2023にも出演。日本にも早く!フロア・ラウンジとも活躍、もちろんお家リスニングにもうってつけです。2023夏!お早めに!最高です。 (Shhhhh)
Track List
1. RAZ OLSHER - Pacific Dreams
2. LOS PIRAñAS - Puerta Del Sol
3. LOLA´S DICE - Sacudete
4. GUESS WHAT - Children´s Favorite
5. ACID COCO - Seguimos Sonriendo
6. JUAN HUNDRED - Always Ready To Smoke
7. LAS MIJAS - Ronca Ronca (Carta Para Una Mija)
8. DIP IN THE DUB - La Cumbia Del Sufi Que No Sabia Bailar
中南米音源のファン、新しい世代にも認知され愛されてきたウルグアイのレジェンド、ウーゴ・ファトルーソと、近年ウーゴと活動を共にするパーカッショニスト、アルバナ・バロカスの二人によるデュオHa Duoの新作EP「Puente」が、国内Disco É Culturaから届いています。ウーゴの新たな代表作ともいえるような音。
第1弾では100 HZも参加した”Rawbeats Extrasensorial”新作。英国90sブレイクビートにモンテビデオ風味なウェイヴを加えたBOK.P「Focus」(sample1)や、ルーマニアンミニマルも内包した催眠ミニマルテックハウスCAMILO GIL & ONE +1「Pisak」(sample3)まで、南米ルーツの敏腕達がパンチの効いたリバイバルを展開。 (Akie)
ジャズをベースに、レア・グルーヴ的な視点でチョイスされた数珠の素晴らしい音源。タウンシップ、SOWETO JAZZのコアな部分が紹介された10曲。オリジナルのマスターテープからのリマスター、見開きスリーヴ2LP。 (サイトウ)