EM RECORDSからインド産60Sジャズの脅威の一枚!印度音楽の伝統も踏まえながらの恐ろしく高度なモーダル・ジャズ。時にMARTIN DENNYのエキゾ感をおもわせる創造性の高い楽曲。『上向音形、下降音形、音階、ターラ(時間・拍の概念)といったラーガの厳格なシステムを守り、その上でジャズに出来るか挑戦している』 かっこよすぎです。文句なしに大推薦!!! (サイトウ)
北京をベースに、アジア、ヨーロッパで活動するミュージシャンLI CHAOと、ライヴヴィジュアル・アーチストAISIN-GIORO YUANJINによるデュオZALIVA-D。STUDIO VOICEの「 特集 Flood of Sounds from Asia - いまアジアから生まれる音楽 いま世界中で生まれ続けている音楽」とWWWが組んだイベントでも来日。アジアインダストリアル、ゴシックな世界と、複合拍子、変拍子に取り組んだトライバルでリチュアル、ダーク・サイケデリックサウンド。 (サイトウ)
DAVID LEWISTONと並んでアジア、南米を中心に民族音楽のフィールド・レコーディングを行い、前衛音楽と同列にとらえられるような素晴らしいワールド・ミュージックの録音を残す、民族音楽のフィールド・レコーディング・アーチスト、ジェファ。SHHHHHや山辺氏も大好きなアーチストです。最新作品は韓国。朝鮮時代の氏族村の伝統を残す歴史の村、安東河回村と慶州良洞村での録音。中国とのつながりも見えるようなパーカッションとチャントによる演劇的なサウンド。そして独特のリズム感覚。このリズムの感覚は、西洋音楽ではありえないような不思議な感覚です。素晴らしい。中華文化に影響を受けたアジア諸国の中でも独特です。 (サイトウ)
ベルギーのアヴァンギャルド老舗名門〈SUB ROSA〉より。アジアの神話地理学において不可欠な役割を果たしてきた銅鑼(ゴング)、長年研究・音源化をしてきた異なる民族による伝統的なゴング音楽を記録するフィールドレコーディング・プロジェクト”Massif And Archipelago”がレコード化!和音を交互に使用するリズミカルな線形技法ホケットなどの技法で、時間軸と共に広がるメロディ、歌唱そして反復の催眠。シンプルながらもミステリアスで包み込むような音楽。 (Akie)
RON TRENTによるハウスリミックスを収録!台北で結成されたジャズフュージョングループ”ZY THE WAY”のデビュー作品。寺田創一やPRISMの再発なども手掛ける東京拠点レーベル〈JAZZY COUSCOUS〉より。中国語ボーカルとクラシックピアノ、どちらも透明感溢れるピュアなトーンで響くコンテンポラリージャズ。
イタリア・トリノの鬼才JOSE MANUELの新作シングルのテーマは東南アジア。チャイムやパーカッション、エキゾチックな詠唱を取り入れたサイケデリックジャーニー!全編スローモーに設定されたテンポの妖艶さ、スローダンス/オルタナディスコベテランユニットFRONT DE CADEAUXによるリミックスまで収録です。
SUBLIME FREQUENCIESからリリースされた名作、インドネシア、ボルネオ島のダヤク族の儀式の音楽フィールド・レコーディング「Kwangkay」の監修/録音を手がけたアジアン・ゴング・ミュージックの研究者で、スペシャリスト VINCENZO DELLA RATTAによるバリ島の録音のガムランのフィールド・レコーディング。1~4はバリ島北部のDHARMA SHANTI ORCHESTRA、5-9は、芸能の町ウブドでの録音。ドビュッシーやラヴェル、メシアンから、現代音楽世代、現在のテクノ以降の世代にも音楽的魅力を放ち続けるガムランの会場のざわめきもパックした良い録音です。ポリフォニックなエキゾチック・ミュージックの魔力。推薦! (サイトウ)