物語が始まりそうなサンプリングワークで導入、メロウでスムースなジャジーブレイクスに酔いしれる「92 Till Infinity」(sample1)。ヘヴィウエイトでファットなローエンドに甘くジャズキーが溶け込むビートダウン「Montre Suisse (Feat. Donnie Moustaki)」(sample2)や、オールドスクールなカットアップサンプルベースのビート「Take A Walk」など。チューニングダイヤル式のテレビを想わせるサンプル使いなど、ノスタルジックな世界観にも引き込まれる一枚。 (Akie)

ロンドンの〈SLOTH BOOGIE〉拠点に、最近は主宰する〈SCRUNIVERSAL〉も活発化させているエディットマスターSCRUSCRUが〈BLUR〉にカムバック！生き生きとしたファンクベースとピアノがセッションする「Alright, Alright」(sample1)に始まり、スラップベースが浮き出る官能ジャジーグルーヴ「Twilight Voyage」(sample2)、シティなブギーポップチューン「Kno 2morrow」まで。 (Akie)

〈RAVANELLI DISCO CLUB〉〈MINOR NOTES RECORDINGS〉などからのリリース歴に加え、DJとしても人気の高いロシアのSCRUSCRUが、デジタルレーベル〈BLUR RECORDS〉のフィジカル第一弾に登場！グルーヴィなファンクベースに加え、フルートセクションで印象付ける「Boss Of The Coast」(sample1)、ルーズなピアノやギターの気だるいムードがクールな「Frog Business」(sample2)など、初期〈TALKIN' LOUD〉や〈ACID JAZZ〉フォロワーに刺さるような、ジャズ・ファンクにインスピレーションを得たエディットファンク作品に。 (Akie)