- BOOK
Mocky
MOCKUMENT Mocky Fanbook
Windbell
- Cat No.:
- 2022-10-28
Locust MusicやBo'Weavil Recordingsといったモダン・サイケデリック/実験音楽フィールドのレーベルからリリースしてきた素晴らしい女性シンガーJOSEPHINE FOSTER。THE VICTOR HERRERO BANDとの2010年FIREからリリースしたアルバム「Anda Jaleo」とニューアルバム「Perlas」のWINDBELLからのカップリング・リリース。ラテン・ミュージックの起源にもなったスペインのボレロ/フラメンコあたりのスペインのトラッド音楽。SP盤から流れてくるような3拍子のギターダンスミュージック。奇跡の歌声。時代性も地域性も超えて、幻想的な世界を描いています。天上の音楽。文句なしに今年度ベストアルバム候補です。 (サイトウ)
ジョセフィン・フォスター新作リリース。今作は全編ナッシュビルでの録音で、MICAH HULSCHERというピアニストとのコラヴォレーション、ナッシュビルのベテラン・ミュージシャン等が参加しているようです。パートナーVICTOR HERREROも4曲で参加。カントリー、アメリカーナ的な色合いと、戦前や前世紀の世界、時空を超えたノスタルジックで、空想の世界、喜びに満ちた素晴らしい音世界。天上の音楽です。日本盤のボーナスとして収録されているバカラック&デヴィッド作、ジョセフィンらしい詩「Love was here before the stars 」も格別です。 (サイトウ)
Track List
様々な距離感で空気中を音楽として漂いながら、ポスト・クラシカル、コンテンポラリー、ジャズ、エレクトロカ、などの枠を軽く超えたCDとしての存在感と尊さ、童話的世界観も内包した心地よさに深く魅了される。全12曲。トラックリストからもぜひともどうぞ。推薦盤CDとさせていただきます。 (コンピューマ)
Track List
MOCKYやトウヤマタケオ、JOSEPHINE FOSTERまで時代の流れとは関係なく詩的なテキストを添えて我々に音楽を教えてくれるドメスティックレーベル、WINDBELLの2020年作はまさかのAKSAK MABOULの新作!1STの曲は誰かのミックスに入ってたり、聴くと全曲クラシックなわけで、しかし業界からみたらSPINETTAのようにアーカイブの海に埋もれてしまっていたのか。理解と解放はいまだったのかと勝手に解釈。いわゆる"ワールド・ミュージック"の総本山でありながら、絶えずそこを批評的かつ愛ある視点で外側に立っているレーベル、ベルギーはCrammed Discの創始者でもあるMarc Hollanderのバンドというもの面白い。Fred Frithらヘンリー・カウ周辺にレティシア・サディール、Julien Gascといったスレテオラブ周辺らハイセンスなポップ職人たちも参加。プログレ、スポークンワードとは過去のものだと思ってたけどいえいえそんなことはない。大人たちの瀟洒な遊びと歌と演奏。最高です。松山晋也氏によるライナーノーツと"マルク・オランデルが語るアクサク・マブール・ストーリー"も必見。単体ページでWINDBELLのテキストも作品という感じなので総合的にお楽しみください。(Shhhhh) (Shhhhh)
当店でもSHHHHHとの協力でプッシュしてきたベルギー〜フランスの〈LE SAULE〉レーベル。映像作家ヴィンセント・ムーンも映像、音源を手掛けていて、アントワンヌ・ロワイエ、ジャン・ダニエル・ボッタ、フィリップ・クラブ等の個性派が集うレーベルを代表する一人、女性アーチスト、レオノーレ・ブーランジェの新作をWINDBELLがCDリリース。フォークロア、ワールド・ミュージックやオルタナティヴな実験音楽や演劇等の様々な音楽的素養をベースになんともユニークで楽しいアヴァン・ポップ。ブリジット・フォンテーヌやレ・リタ・ミツコなんかのフランスのポップ・アヴァンギャルドの伝統やレコメン系の血を受け継ぐぎながら、先進的な音の要素をポップに昇華する感覚と愛らしさがあって、ジョアンナ・ミューサムやファナ・モリナ好きにも大推薦です。 (サイトウ)
今作は故郷コロラドに戻っての録音。オペラもやってたという独得ながら霊的で、時折神懸かったボーカルとアコースティック・サウンドがメイン。ゲストはヴィクトール・エレーロ(「ANDA JALEO / PERLAS」に参加)のスパニッシュ・ギターの幽にエキゾな響き、フジロックにも出たエントランス・バンドの紅一点パズによるヴァイオリン、インディアン・フルート、コーラスの暖かみのある空間性。オルタナ、ノイズ/ジャンクと90年代/00年代を通過したあとに残る夢。現代アメリカに漂う後戻りできない病と、それでも残る土着性、そして洗練。それは日本のリスナーやパーティ・ピープルにも皮肉にノスタルジックに、そして感動的にきこえてしまいます。ジョン・ケージやギンズバーグも出入りしてた、亡命チベット人の創った大学構内のヨガ・ルームで録音されたとのことで、ヒッピーイズムの良心と最期の意地も垣間見られる。南米センティミエントとは違う悲しさ。イギリスのWIRE誌では表紙を飾ってます。時代の寵児となりつつあるのかな。モッキーやトオヤマタケオ、ハウシュッカらジャンル分け不明の感動作のリリースを続けるドメスティック・レーベル、windbellから。何度も聴いたら抜けられなくなった。 (Shhhhh)
9月にアナログリリースされたMOXTAPEシリーズのベスト盤的アルバム「Music Save Me (One More Time) 」に続いて、全新録オリジナルのアルバムとしては3年ぶりとなる通算6枚目「A Day At United」。入荷しました!LAのACE HOTELの最上階のラウンジでMOCKYがホストとなり仲間達と繰り広げてきたACE JAMでのセッションの結晶、ハリウッドのユナイテッド・レコーディングでわずか1日でマルチトラックで録音し、じっくりダブ、エディット/ミックスされた音源。それぞれのミュージシャンシップとMOCKYならではのこだわりの音響、質感が深みを生み出しています、ほぼインストゥルメンタルの30分強、魔法のような音世界。感動しました。文句なしに推薦のアルバムです!日本盤CD独自のマスタリング。愛溢れるライナーノーツは高井康生(Ahh! Folly Jet)。 (サイトウ)
ジョセフィン・フォスターがちょっと神がかっているのは、誰の目にでも明らかでしたが、そのパートナー、ヴィクトール・エレーロ。この人も独特のキャラクター、そしてソロのギターと歌も素晴らしいサウンドでした。 (サイトウ)
「Salon Des Amateurs」が、ロングセラーを続ける プリペアド・ピアノの奇才ハウシュカのアルバム! (サイトウ)
来日公演を終え、鮮烈な世界を聴かせてくれたジョセフィン・フォスター。WINDBELLから未発表を中心としたレア音源15曲をコンパイルしたアルバム・リリース。選曲、アートワークもすべてジョセフィンが手がけているようです。このアルバムの魅力が伝わるように3曲厳選して試聴をつけました。京都公演でも披露したピアノを弾きながら歌うスタイルの「Song of Oshim」。SP盤から溢れ出てくるような時代性を超えたエキゾチシズム。霊的領域です。素晴らしい世界観。是非聴いてみてください。 (サイトウ)
ジャンルを超えて多くの音楽好きに愛された名盤あの「Saskamodie」からおよそ6年。MOCKY待望のニューアルバムです。現在はLAに拠点を移し新たな展開をはじめたようです。前作同様にピアノ、ドラム、ベースやギター、ストリングス等々のマルチレコーディングによるアコースティックな響きをベースに、盟友FEISTやチリー・ゴンザレス、MIGUEL ATWOOD-FERGUSONたちLAのキーパーソンも参加しているようです。ぽっかりと異空間を生み出すマジカルな音世界。素晴らしい音楽体験です。日本盤はWIND BELL。2曲のボーナストラックに加えてデラックス・エディッションとしてもう一枚正規のフィジカルリリースがされていなかった音源を集めたCD(これがまた素晴らしい!)が付いています。 (サイトウ)
アルバム「Key Change」のリリース、熱狂の来日公演。多くの人に2015年のベストアクト、ベスト・アルバムに選出されたMOCKYの2016年アルバム。盟友ジェイミー・リデルをリード・ヴォーカルに迎えた、リードトラック 「Keep Feelin This」。ダブミックスを交えたされたヴォーカル、エレクトロニクス、ルーズなドラムグルーヴとベースのグルーヴのダンスチューンです。前作のレイドバックな空気感とウォール・オブ・サウンドな音響を受け継ぐ素晴らしい響。毎回の来日に同行しているNIA ANDREWSやJOEY DOSIKをフィーチャリングした「甘いモノ」やMIGUEL ATWOOD-FERGUSONをフィーチャリングした曲など、素晴らしきMOCKYワールドです。 (サイトウ)
ジョセフィン・フォスター待望の新作は、パートナーのヴィクトール・エレーロや彼の弟ホセ・ルイス・エレーロ、管楽器奏者のTAKU、イベリア半島の北部、アストゥリアス州のアーティスト、ロレーナ・アルヴァレスとの楽団MENDRUGO(メンドルゴ)でのリリース!「Anda Jaleo」/「Perals」で取り組んだスペイン民謡の延長にあるようなモダン・フォークロア/アコースティック。全編にバンドのアンサンブルを楽しむ喜びに満ちた空気に溢れている。ふと気が付くと、なんとも不思議な祭りの幻想、あの世の感覚に陥るのは異国の言葉のせいだけではないでしょう。高度なテクニックに裏付けされた魔法のような音楽の魅力。やはり素晴らしかった。MOCKEYでお馴染みの〈WINDBELL〉からの日本盤仕様のアートワークにボーナストラック。ジョセフィン・ファンはもちろん、新たに彼女たちの魅力に触れる機会になれば。良いアルバム。推薦! (サイトウ)
MOCKYのアルバム未収になるワークスを集めたMoxtapeシリーズ。日本企画のフィジカル・リリース!今回も12曲フル・アルバムのヴォリューム。Moxtapeシリーズらしい、ダブや、サンプルづかい、エディット感覚、ミキシングワークの遊び心も伺える数珠のMOCKYポップ・ミュージックで、ダンス・ミュージックです。MOCKY今回も楽しい。 (サイトウ)
どこか懐かしい、AOR、シティポップ、初期ネオアコ、ギターポップ、フリーフォーク、トラディショナル、中南米、シカゴ音響派、などを想起させつつも、繊細で、まったく新しい空気感というか、そして、どこかアンビエント・バレアリックでソフト・サイケデリックなダンスミュージック的なグルーヴも感じさせつつ、サンフランイスコの爽やかな今の風が心地よく吹いてます。エヴァーグリーン。日本盤はボーナストラック3曲追加の全13曲を収録。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)
MOCKYの2015/2016ともにMOCKYの来日メンバーで素晴らしいサポートで存在感をしめし、ジャイルスやセオ・パリッシュも絶賛したL.A.のDEXTER STORYのアルバムにもゲスト参加している女性シンガーNIA ANDREWSが初のソロ音源、CDをリリース。MOCKY来日ツアー時のライヴでも披露していたタイトル曲「 From Here」「The Ceiling」を含む6曲入りのEP。MOCKYがその多くの曲のプロデュースを手掛けている。JOEY DOSIK、MARK DE CLIVE-LOWEといったL.A.のミュージシャンをゲストに迎えた古きよき70sサウンドを受け継いだオーガニックなジャジーソウル。オーセンティック。チャーミングな人です。真摯。じわりとグッとくるものがあります。MOCKYは裏方に徹しているけれど、こんなサウンドプロダクションが良くある、とかかな訳ではないですよ。 (サイトウ)
トウヤマタケオ、3年ぶりとなるニューアルバム。ジョセフィン・フォスターやMOCKY等々もリリースするWINDBELLから届きました。今作では、全編に自身のヴォーカルをフィーチャリングしています。ヴィンテージな嗜好性や言葉のセンスの良さ。描く情景のファンタジー。ピアノや編曲の技巧的なユニークさ。そして、技巧的なところを超えて響くサムシングにグッときました。数千年をこえる。歌うトウヤマタケオ。素晴らしいと思います。 (サイトウ)
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寄稿者それぞれのMOCKY愛と、MOCKYの音楽愛がぎっしり詰まった良書だと思います。新作のアナログ楽しみにされている方。是非コチラ眺めながらお待ちください。 (サイトウ)