- Cassette
Pavel Milyakov
Live at Lafayette Anticipations 08.01.2023
Firecamp
- Cat No.: PMFC
- 2023-11-04
BUTTECHNO名義を使い分け、〈TTT〉〈INCIENSO〉〈CITY-2 ST. GIGA〉とあらゆる先鋭レーベルに参加。近年は作品収益をウクライナに寄付するなど、反戦の立場をとり音楽で戦う姿勢も気高く素晴らしいPAVEL MILYAKOVの新作アルバム!A4「Runners」(sample2)以外は殆どビートを使用せず、シンセサイザーのエネルギーで覚醒誘発する無重力トランス集。東欧の合唱団をグリッチアウトした「Choirs」や、シーケンサーで讃美歌を作り上げた「August Gtr」などの耽美なアプローチも感じる。 (Akie)
Track List
Buttechnoが〈Incienso〉から12インチ・リリース。ダンストラックスです。 ミニマル、ポリフォニックに旋回するシンセベース、電子音。コズミックでサイケデリックな世界観、ブレイクを挟んでメロディを奏でながら進行していくテクノ、ハウストラック「green」で幕開けます。デジタルのリリースも取り扱いあります。 (サイトウ)
Track List
マルチジャンルの音響実験/ビジュアルアートを探究する自身の〈PSY X〉カタログ4番!ハイピッチのマシンビートを下敷きに高周波電子パルスを走らせたミュータントテクノ「dark pearl」(sample2)に始まり、ANTHONY NAPLESの〈INCIENSO〉での作品ともリンクするボトム弾力性研ぎ澄ましたアシッドテクノ「big D acid」(sample1)など、、待望のダンス作品に加え、生々しく音響構築を施したモジュラーシンセシス「underwater」などの実験エレクトロニクスまで。トラックリストからも是非! (Akie)
Track List
ロシアのファッションブランドGosha Rubchinskiyに向けて制作されたPAVEL MILYAKOV a.k.a. BUTTECHNOによるトランスのループを使った中毒性のあるミニマルトラック。ダイレクトにLORENZO SENNIからの流れを感じてしまいますが、次を予測させないこの人のセンスはいつも面白い。B面はコラージュ感のあるダンストラック(sample3)でこれがまた素晴らしい!程よいスペースを残しながらサステインの短いジャンクなサウンドを散りばめグルーブが溢れています。 (日野)
EKOPLEKZやWILLE BURNSが作品をのこすモンドなUKのカセットレーベル<SEX LIES MAGNETIC>や、<2MR>からリリースした彼のガールフレンド・KEDR LIVANSKILYと共にレジデントに名を連ねるモスクワのアンダーグラウンドミュージックのコミュニティ「JOHNS KINGDOM」にカセット作品をリリースしてきたPAVEL MILYAKOVによるBUTTECHNO、とりとめもない自由度、一貫して淡々としたナーヴァスな質感と音響空間のスキマにロマンを感じさせるブレイクビーツ、テクノ、ダブなど全12トラック。ゴーシャ・ラブチンスキーのシンプルな90's回帰的構成主義スタイルともフィットした飾ら無さのなかにエッジを持つ独特の緊張感を走らせたサウンドトラック。お早めに!
〈BERCEUSE HEROIQUE〉〈THE TRILOGY TAPES〉〈INCIENSO〉等の優良処に作品を残しながらその実力を見せつけるロシア人プロデューサー。エンディングがまさかのピアノソロで衝撃なウェイブ/ポストパンクなエレクトロトラック「EXPERIMENTATOR」(sample1)からロウ&ディープなダブテクノに乾いたブレイクスをレイヤードした「dungeon 5」(sample2)など、そのサウンドデザインの根源、煮えたぎる衝動が伺える一枚。お見逃しなく。 (Akie)
〈BERCEUSE HEROIQUE〉〈THE TRILOGY TAPES〉〈INCIENSO〉等の優良処に作品を残しながらその実力を見せつけるロシア人プロデューサー。今作は2016年にリリースされたセカンドアルバム。淀むような重厚エフェクトと音の抑揚に圧迫されるドローン作品や、エコー空間でパーカッションを打ち鳴らしたトライバルトラック。アルバム後半にかけて高音が際立ってくるドリーミーな構成まで美しい。 (Akie)
BUTTECHNO名義ではダンスを基盤にし、PAVEL MILYAKOV名義ではそれ以外の分野にも目を向けた作品を残してきていますが、今作でもエレクトロニックなアンビエントや実験に溢れています。リバーブを効かせたシンセサイザーの瞑想的な響き、シンセアルペジオに乗るミュータントなLO-FIなビート、モスクワを思わせるような冷たいアンビエンスサウンド。しかしながらその中でもA3のスカスカな隙間の中で生き物のような有機的シンセが動いていくダンストラック(sample1)はハイライト。WILL BANKHEADによるジャケも素晴らしく、180gのダブルヴァイナルで文句なし。 (日野)
70年代に活躍した、SF雑誌の表紙絵や実験映画に関する先駆的な仕事で有名なアメリカの視覚芸術家・エド・エムシュウィラーの映画「SunStone」(1979)からの挿絵をラベルに引用したミニアルバム。
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現代美術家シプリアン・ガイヤールのパリ展覧会クロージングとして披露されたライブセットを限定125部でカセットリリース!シンセサイザー主導のトランスエクスタシーから、凶暴なノイズドローン、慰めのニューエイジミニマルシンセまで。過去作と比べてもダーク、それでいて一つのセットを通して表現に起伏がある。収益の全ては、ウクライナ侵攻によって破壊された家屋の再建を支援するキーウ拠点のボランティアグループ”Livyj Bereh”に寄付されます! (Akie)