- LP
The Shaggs
Philosophy Of The World
Light In The Attic
- Cat No.: LITA 151
- 2023-12-05
インターネットで様々な情報にアクセスできる今の時代においても、チャーリー・メギラは現代のミステリーだ。気まぐれな検索でいきあたるのは、今ひとつよくわからない記事ばかり。彼のキャリアはCDの市場が崩壊を迎える頃から、SPOTIFYなどが主流になる直前の時期の短い間の活動で、メインストリームから遠く離れた彼のような存在、音楽が発見されることはほとんどなかった。このコレクションはそんな彼の短い輝き、その音楽人生にスポットを当てた初の試みだ。彼の音楽は、親しみのある音楽であり、同時に異質なエイリアンのような音楽でもあった。リンク・レイのサーフギターと、CRAMPSなどのサイコビリーを出発点に、ゴスに影響を受けたポスト・パンク的な作品を経て、初期のロックンロールのルーツへと帰る。15年間で少なくとも7枚のアルバムに相当する録音を残し、太陽のまわりを44回まわっただけの短い人生を閉じた。「Tomorrow’s Gone」は、それらの音源から24曲をコレクトし、彼のキャリアを旅するダブルパックのアルバム。彼の悲劇的な人生をドキュメントしたブックレットを添えています。型破りなアーチストだった。多くの人々が携帯電話を眺めている間に。EKOギター、黒のタキシードと彼のトレードマーク、偏向サングラスだけを装備して。 (サイトウ)
マイケルジャクソンを敬愛し、YouTubeのビデオがバズって世界的に広まった奇跡の夫婦の新作EPが発売!TAPESも彼らに夢中で、今年はTAPESとのスプリットEUツアーも企画しているようです。今回の作品はアバンギャルドな一面もありながら、ポップスやハウシーなボーカルトラックも有り。トラックも自分で作ってるみたいなんですが、ひたすらループされる音源にボーカルを重ねていくスタイルでピュアな歪さが素晴らしい。因みに左の人がSUPERSTARで右がSTARです。COOL! (日野)
BECKからPENUT BUTTER WOLF, ARIAL PINKまで敬愛する孤高の音楽家の奇才GARY WILSONの大名盤がアナログ再発!マルチにこなすフェンダーピアノ、シンセ、ギター、ドラム&ベースのグルーヴ。全てが凄い。ラップの走り的なところも垣間みれる独特のユーモラスなうたい回し。紛れもない天才です。 (サイトウ)
BASSOがほとんど知られることのなかったこのレコードを手に入れて依頼、構想10年をかけた再発。デビッド・バーンも彷彿させるエキセントリックなヴォーカルと、打ち込み、シンセサイザーのかっこよさ、ウーリッツァー、ギター、シーケンスのユニークさ。聴いてしまった人の磁場を歪めてしまいそうな、DIYミュージックの魅力。個性。マニアックの極みです。 (サイトウ)
Track List
EM REOCRDSから強力珍盤登場です!ちょうど最近個人的にもこのあたりのガレージ・パンク聴いてたところにこの再発。ダンスなリエディット・ネタにもガレージパンクがちらほら。そんなこんなは置いておいてもレジェンダリー・スターダスト・カウボーイ再発とはすごすぎます。ソングス・イン・ザ・キー・オブ・ジー「ソングス・イン・ザ・キー・オブ・Z - アウトサイダー・ミュージックの巨大なる宇宙」のCD版「Sings in the Key of Z - アウトサイダー・アーティストのおもろい世界」にも収容されたアウトサイダー・ミュージックの殿堂! (サイトウ)
カート・コバーンのフェイバレットアルバム50で5位にランクされ、フランク・ザッパをして「ビートルズよりもグッド」と謂わしめたカルト姉妹バンドTHE SHAGGSの迷盤!大概の人は、これを聴いて「なんてヘタクソなんだ。と笑う、けど、この演奏じつは厳しい特訓の末に産まれたサウンドで、変則のリズム、なんとも時間軸から自由な音楽です。ポピュラー音楽史に名を残す、グルーヴのミステリー。69年の1stアルバム。〈LIGHT IN THE ATTIC〉からうれしい正規リマスター再発! (サイトウ)
EM RECORDSからも再発された天才LEGENDARY STARDUST COWBOY。スカム、アウトサイダー、カルト…そんな言葉をまさに体現しているテキサスの星。一度聴くとお腹いっぱいになりますが、たまに引っ張り出して聴きたくなるこの魅力はなんなんでしょう。Paralyzed/Who's Knocking At My Doorの組み合わせの7インチは何度も再発されていますが、それとは違いB面がDown In The Wrecking Yardという曲が収録されている仕様です。一家に一枚持っていてほしい怪作!! (日野)
DUST-TO-DIGITALから, 驚きのアフリカン・アメリカン・アーチストLONNIE HOLLEY。THE SAND MANとしての活動で知られているらしい。アラバマ州にて27人兄弟の7番目として生まれる。バーミンガム国際空港の近くの丘に居を構え、大量のゴミまがい廃材に埋め尽くされたギャラリーで活動して、空港から不動産たちのきを求められ、自分の芸術の価値を理由に25万ドルもの要求をしたという。しかし彼の作品の魅力は本物で、バーミンガム美術館、スミソニアンアメリカ美術館等でのエキシビジョン等芸術家として認められ、さらに彼の伝記映画も進行中とのこと。映像で垣間みれるその作品ほんと素晴らしい。彼の芸術活動、創作には、神の意志が関与してるとかなんとか。。。。その本気度の美しさが音にも反映されてます。煩悩を超越した領域。驚くべきアーチストとの出会い。DUST-TO-DIGITAL、素晴らしいリリースです。
* 2013年3月21日のWFMU(USのインディペンデント・ラジオ)での録音4曲を加えた2枚組みのアナログ盤リリース! (サイトウ)
70年代からジャズやアヴァンギャルドに取り組み、前衛音楽シーンで唯一無二のスタイルを確立したGARY WILSON。BECKからPENUT BUTTER WOLF, ARIEL PINKまで敬愛する孤高の音楽家/ヴォーリストとしてカルト的影響力を持つ個性。2008年に〈HUMAN EAR MUSIC〉からCDでリリースされたアルバムをFEEDING TUBEがアナログ・リリース。ときにMARYであり、LINDAであり、LISAでもある彼のパートナーBERNADETTE ALLENとの録音。写真も彼女によるもので、アートワークはJASON GRIERとARIEL PINKが手掛けています。 (サイトウ)
TAPESがオランダに移住した以降続く SUPERSTAR & STARとのリレーションシップ。超低いLOW-FIなリズムマシーン、ダンスホール・ビーツ。ルーディーなベース。自由な音程がアヴァンギャルド!魂の世界!新感覚ドープネス。NICK THE RECORDも絶賛です。 (サイトウ)
STONES THROWからの2003年の復活劇と同時期にリリースされた、70年代から活動をストップする80年代前半までのシングルや未発表音源だったレア音源をコンパイルしたアルバム「Forgotten Lovers」。 (サイトウ)
FOUR TET達がプレイした「Benga Benga」や〈LEVELS〉からのリリースも話題のAJUKAJAが中心になっているエストニア・アンダーグラウンドシーンのレーベル〈PORRIDGE BULLET〉からの話題作。YOUTUBEでの数々の映像が話題になっていた謎のハウスダンサー、シンガー「SUPERSTAR & STAR」の単独デビュー12インチ!B-SIDEには、彼のカセットリリースにも絡んでいたT.T.T.,EMやHONESTとも絡むアーチストが覆面でリミックス(sample_1)。完全ブースト、カセットテープ的音質で繰り広げられるSUPERSTAR & STARのソウル・ミュージック。こんなの理解される必要はないのかもしれない。とも思います。が最高。爆音でどうぞ。 (サイトウ)
YPY, TAPESもアムスで共演を果たし、局所で話題を呼んでいるアウトサイダー列伝に新たな歴史を刻みそうな奇人、SUPERSTAR AND STAR。カセットテープ入荷しました。先日レーベルコンピの12インチに一曲収録した、AJUKAJAでお馴染みエストニアの〈PORRIDGE BULLET〉から。COMPILED AND MASTERED BY DJ IM SORRY. 実はこのDJ IM SORRY、当店でも人気のアーチストの覆面。新作12インチの噂もあり。面白いことになってきた。 (サイトウ)
80年代から04年まで公の場に出ることなく、リリースのみを行ってきた伝説のアウトサイダー・ミュージシャンJANDEK。ひたすらミステリアスな存在だった彼が沈黙を破り2004年にグラスゴーのエクスペリメンタル・ミュージック・フェステバルInstal.04への出演に続く2度目のライヴJANDEK 2005年のライヴ映像。RICHARD YOUNGSがベース、ALEX NEILSONドラムのセッション。 (サイトウ)
60年代に機械仕掛けの演奏装置や機械俳優を産み出した、音楽家でパフォーマー、メディアアートのオリジネーターにして偉大なるイギリスの奇人BRUCE LACEYの映画のための音楽や即興を集めたレア音源!!奇人繋がりケン・ラッセルが監督デビュー以前に残した映像のYOUTUBEも是非ご覧下さい! (サイトウ)
89年の「1990」と,91年のリリース「ARTISTIC VICE」とともに〈SHIMMY DISC〉からリリースされたアルバムをカップリング再発。「1990」の方は、基本はダニエル・ジョンストンのソロ、KRAMERがプロデュースを手掛け、ソニック・ユースのLEE RANALDO,STEVE SHELLYが参加した曲と、いくつかのライヴ録音を含むアルバム。ダニエル・ジョンストン好きにとって、重要な名曲「True Love Will Find You In The End」(sample_3)(初見は84年のカセットで別テイク)や、映画「悪魔とダニエル・ジョンストン」のエンドロールにも使用される「Some Things Last A Long Time」(JAD FAIRとの共作曲)を収録している。「ARTISTIC VICE」は、ダニエル・ジョンストンがバンドスタイルで制作したフル・アルバムとしては最初のアルバムで、こちらもKRAMERがプロデュース。YO LA TENGOとの「Speeding Motorcycle」の7インチのB-SIDEに収録されている「Do you Really Love Me」の別テイク「Tell Me Know」や「I know Casper」「I killed the monster」等。自己内のモンスターと彼の永遠のヒロイン「LAURIE」への葛藤が歌われている。「1990」は初回はカセットで89年のリリース、同年にはBOREDOMSの「Soul Discharge」が〈SHIMMY DISC〉からUSリリースされている。 (サイトウ)
一切、公の場に現れることもなくミステリアスな存在で(一度だけ電話インタビューに答えたことが伝説になっている)、本人の出演しない伝記映画ドキュメンタリーも制作され神格化したJANDEK。独自の音楽哲学によるフリーチューニングのギター。音階。夢遊的に呟く詩。1STアルバムに収録曲の再演や、初の地震以外のヴォーカル、女性ヴォーカルをフィーチャリングした曲も収録した83年の4THアルバム「Chair Beside A Window」のリマスター再発。いろいろ言われますが、やはり20世紀の奇跡。ソウル・ミュージックだと思います。 (サイトウ)
「A Quarterly Journal of Post-Rock Cultural Pluralism」ポスト・ロックの文化的多様性にまるわる四季報。昨年1月に刊行された第1冊が少量再版。いわゆるジャンルのポストロックではなく、エド・アスキュウ、タイニー・ティム、キム・フォーリー、ESPのレヴィッツ、ハーフ・ジャパニーズからDRAG CITYまで。多くは僕もわからないアウトサイダーなものだらけのワクワクの一冊! (サイトウ)
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カート・コバーンのフェイバレットアルバム50で5位にランクされ、フランク・ザッパをして「ビートルズよりもグッド」と謂わしめたカルト姉妹バンドTHE SHAGGSの迷盤!大概の人は、これを聴いて「なんてヘタクソなんだ。と笑う、けど、この演奏じつは厳しい特訓の末に産まれたサウンドで、変則のリズム、なんとも時間軸から自由な音楽です。ポピュラー音楽史に名を残す、グルーヴのミステリー。69年の1stアルバム。〈LIGHT IN THE ATTIC〉からうれしい正規リマスター再発! (サイトウ)