- LP
- CD
Nu Genea
Bar Mediterraneo
Ng Records
- Cat No.: NG05LP
- 2023-02-01
前傑作『Nuova Napoli』から4年、ナポリ〈EARLY SOUNDS COLLECTIVE〉の中心人物・Massimo Di LenaとLucio Aquilinaによるディスコ・ファンク・プロジェクト Nu Genea がカムバックです!
Track List
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RITA LEE,TIM MARIA, JORGE BENはじめ数多くの名作に携わったプロデューサーチームによる82年のアルバム。ムーグ、ヴォコーダー等のシンセサイザーも導入したブラジリアン・ブギー、AORディスコ。アダルト、スキャット、メローグルーヴの「Eva」、アフロブラジリア感覚と シンセ+ホーンセクションとコーラスで賛美する「Aleluia」、こちらもアフロ・ブラジリアンなリズムのシンセブギー「Ginga」(sample3)。アーバンなディスコ・サウンドにアフロ・ブラジルの音楽の要素が潜む名曲達です。 (サイトウ)
70年代イタリアのカルトなN.W.男女デュオ・CHRISMAの’76年デヴュー曲”Amore”のカヴァーでスタートさせたセルフレーベル〈NG RECORDS〉設立を機に、ベルリンに自身たちのスタジオ「NG TOWER STUDIOS」を構えレコーディング、SUPERMEGAFUNKINMACHINEのドラマー・ANDREA DE FAZIOやポーランドのサイケデリックバンド・MAのMARIO AGUAZANTAほか多くのセッション・ミュージシャンらを迎えてじっくり制作に時間を費やし創りあげたセカンド・アルバム。1900年代のイタリアの劇作家・エドゥアルド・ デ・フィリッポの詩「Je vulesse truvà pace」を引用した、ライヴのレギュラーメンバーである女性ヴォーカリスト・FABIANA MARTONEのナポリ訛りが愛らしい70'sディスコ・スタイルな「Je Vulesse」や、スムースかつコンテンポラリーなフュージョン・ギターやキーボードが心地よい「Disco Sole」、ラストを締めくくるブラジリアンなヴォーカルとサイケデリック・フュージョンなアナログシンセが織りなすトロピカルブギーな「Parev' Ajere」など、全7曲を収録!DJ HARVEYもピックです。
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メンバーのパオロは東欧と地中海の70年代のディスコに影響を受けているとのことで、本作にはカセットテープ、1/2インチテープで録音、サックス、トランペット、ハープシコード、ギター、そして珍しいアナログ・シンセサイザーが使用されています。ベースサウンドは80年代初期のブギーのレコードから形作られ、Hamlet Minassianなどのアーティストの影響は、「Hues of Red」のようなドライビング・ディスコの作品から聞くことができます。バンドが研究してきたソビエトのボーカルグループのレコードの伝統に敬意を表して、いくつかの曲はボーカルカルテットによって歌われています。Nu Geneaにも通じる地中海特有の風通しのいい軽やかなグルーヴと、Orange JuiceやChaz Jankelなどの80年代初期的なネオアコ感やディスコセンスがブレンドされた、なんだか懐かしいのに新鮮なブギーアルバム。おすすめです。 (AYAM)
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SOUL CLAPがスタートしたブギー、シンセファンク・ラインのレーベル〈NEW DIRECTIONS IN FUNK〉からのフル・アルバム!ミドル、スローテンポのマシーン・ファンク、エレクトロニック・ファンク。シンセサイザー・サウンド・ファンにはたまらない。これがブラジルから産まれた音で、ジャケットの感じも絶妙で、エレクトロニック・ファンクのレトロでフレッシュな魅力がトップdj達を魅了しております。「FUNK」なアルバムです。嬉しくなる。推薦盤。 (サイトウ)
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テクノソウル、デトロイトハウス黎明期、最も成功したプロジェクトInner Cityのバックシンガー、ダンサーだったというShawn Pittmanの知る人ぞ知る存在だった少量プライヴェートプレスの12インチが再発されました。〈Metroplex〉からのJuan Atkins, Kevin Saunderson伝説のKreemや、Inner Cityの世界的ヒットになった「Big Fun」に共同作曲者に名を刻まれ、Eddie FowlkesやSuburban Knight、Juanやデリック・メイたちと共に仕事をしてきたArt Forestがプロデュースを手掛けています。A-SIDEは、ブギー、R&B、スロージャム、プレ・テクノなシンセサイザープロダクション。魅惑のサウンド。2バージョン。冒頭から、何気ないようにも感じまずが、プロダクション、ダブ、音も素晴らしく良くて魔法のようです。B-SIDEは、フリースタイル、エレクトロファンクからハウスに繋がる「I'm Losing Control」オリジナルとプロトハウスなシンセサイザーファンク、エレクトロ「Extended Bass-ment Club Mix」。B-SIDEは、Extended Bass-ment Club mixは、ダンストラックとして驚きのかっこよさ、Vocalのバージョンも魅力。アーリーハウス、ブギー、STREET SOULあたり探っている方も是非。シンセサイザーミュージっクとアンダーグラウンドカルチャーの最深部〈Dark Entries〉とレアレコード発掘カルチャーをリードする〈Invisible City Editions〉の両者が同時にそれぞれ再発するという珍しいケースになった。 (サイトウ)
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OMEGA SUPREME RECORDSからのリリースでお馴染みのスエーデンのドリーミー・シンセサイザー・ブギーSASACと、写真家でもあるDAVON BRYANTによるプロジェクトDREAMCAST。夢の中を漂うように、バッドボーイ・スィート・サウンド。 (サイトウ)
今回はSTEVEN JULIEN主宰〈APRON〉が舞台ということもありファンにはたまらない一枚に。トロピカル・スィートなシンセラインと腰を揺らすマシンビートに、本人のウィスパーヴォーカルを重ねた「Feelin Real Good」(sample1)を筆頭に、ビンテージFMシンセとリンドラムのアナログサウンドを展開。ディーバG'LAを迎えたソウルブギー「I'll Be Yours」(sample2)やメロウブレイクス「Love Beam」(sample3)など、ヴォーカルものはとりわけ甘いです、、。トラックリストからもぜひ! (Akie)
CITY POP的でもあり、バンド・サウンドに、ダブの手法やシンセサイザーサウンドがディスコ・フィールドに流れ込んだコンパス・ポイントあたりの80sサウンドを思わせるプロダクションもいいです。推薦! (サイトウ)
PPU配給の〈COSMIC CHRONIC〉からリリースしていたマイアミの10人編成だというシンセーブギーファンクPSYCHIC MIRRORSがPEOPLES POTENTIAL UNLIMITEDからシングル・リリース!スィート・ファルセット、アメイジング・シンセサイザー・サウンド。マイアミ・スタイル。モダン・サイエンス・フィクション・ソウル。推薦! (サイトウ)
80年代と思われる未発表やレア・ヴァージョンをPPUがディグ!UKU KUUTが10曲中5曲にフィーチャリング、UKU KUUT名義でリリースされた「I Don't Have To Cry」の別テイクも収録(こちらがオリジナルのヴァージョンになるようです)。RAWな音色ですが無頓着とは対極、丁寧な配慮がされており、ちゃんとアーチストとコンタクトをとり、話し合い、音源を選定し、リスペクトと愛のある仕事をしております。PPUの魅力。ニック・ザ・レコードも購入。 (サイトウ)
1989年、カルフォルニアにて自主レーベル〈SYNTHESIS CENTURY RECORDS〉に一枚だけの音源を残し、知る人ぞ知るカルトな存在だったALAN AYELANなるアーチスト。彼の未発表音源がPPUのアレンジで12インチ・リリース!アメイジングなシンセサイザー・サウンド、マジカルなステレオ・ミキシング・ワーク。Southern California Style。奇跡の名曲!しびれる髪型。 (サイトウ)
SZA、ABRA、Denzel Curryといったアーティストのトラック制作も手がけるMickey de Grand IV率いるサイキック ミラーズの2ndアルバムである今作は、80’s pops&rockでHall And OatesやDoobie Brothersを彷彿させる#4(sample1),#5,#9,#17。しっかりエコーの効いたビヨビヨ・シンセファンク#2,#13。ヴェイパーウェーブ・バラードな#8(sample3)。スクリュー→ブギー→サスペンスドラマ風インストというまさにTVな展開の#11。通しで聴きたいドラマチック怪&傑作。ドラマの予告編をイメージしたビデオもめちゃ笑えるので必見です! (AYAM)
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<GRAVITY GRAFFITI>や<UNTHANK>からもリリースするWHODAMANNYと、SPACE GARAGEやTHE NORMALMENといったユニットでも活動するMILORDらとのセッション・MYSTIC JUNGLE TRIBE名義でのリリースが続きましたが、MYSTIC JUNGLE a.k.a. RIO PADICEによる最新シングル!リズムマシンを走らせながら艶っぽくうねるシンセの序盤からのスウィッチ、真っ向ファンキーな鍵盤プレイでご機嫌に踊らせる独奏状態のフュージョン・ディスコティック”Jurakan”(sample1)、耳にこびり付くインセクトな電子音もユーモラスなオールドスクール・エレクトロっぽくてカッコいい”Tropics Of Capricorn”(sample2)、レイトナイトなメロディーラインも染み渡るメローなレイドバック”Parisienne”(sample3)など、4トラックを収録!
WELDON IRVINEの「SINBAD」や1977年のBERNARD WRIGHTの「NARD」といった作品に参加したのち、永遠のメロウソウル・マスターピース”Holding You Loving You”の収録で知られるリリースの'82年名アルバム「DON BLACKMAN」でお馴染みのニューヨーク出身のピアニストでありシンガーソングライターニューヨーク出身のピアニスト兼シンガーソングライター・DON BLACKMANが、その20年後にDON BLACKMAN & THE FAMILY TRADITIONの名義で'02年にCD盤のみで発表したセカンドアルバムにあたる「LISTEN」に収録の傑作シンセブギー”Just Can't Stay Away”が、うれしいヴァイナル化です!前述「SINBAD」収録の”I Love You”でも聴けるあの天性の歌声、ユーモアのあるキーボードアレンジも最高なモダン・シンセブギー!A面がステレオ、B面はモノラルの仕様で味わいの違いも楽しめる1枚。14’x14’ サイズのポスター封入。レコメンド!
80年代半ばにフリック氏が自主制作でリリースした本作は『シャーロック・ホームズの分身として、私立探偵に扮した「Prime Suspect」と、身体力学者に扮した 「Body Shop」の2曲』とのことです笑。ジャケでもショルキー担いだワトソンくんと謎の学ラン青年を携えてばっちり探偵に扮してます。曲が良いので、余計不思議な気持ちになるすばらしき珍盤 (AYAM)
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これは、スィート!甘い。ヘタウマのヴォーカル、エフェクトでゆらめくギター。グルーヴ。ふんわり浮かぶシンセワーク。そして音程ぎりぎりの絶妙な実験、コーラスとヴォーカルの掛け合いに抜けれなくなる。FLICKKの世界です。B-SIDEのローカル感丸出しのヒップなヤンキーによるサイケデリック劇場、フレッシュ&ルーディーなシンセ・ブギーも最高。PPUのオールタイム・フェイヴァレットというジョージア州のFLICKKなる男。2年間をかけマスターテープを修復しての再発だそうです。LPのリリース進行中との事。DAM-FUNKやMAYER HAWTHORNE辺りの人より30年早い!この感覚。 (サイトウ)
STARGAZEからのリリースやROTATING SOULS RECORDSからリリースしているGALAXIANS。ブルックリンの〈DITHER DOWN〉からの2作目ニューシングル!ベースが抜けて、キックとシンセリフだけになるブレイク的なところもかっこいい。B-SIDEは、オーダー時には気付かなかったんだけど、DARSHAN JESRANI (METRO AREA)とDENNIS KANE というNYCのアンダーグラウンド・ダンス・ミュージック界の最高な二人による、地味に最高なリミックス(sample_2)!イタタさをうわまって、一つ一つの音へのこだわりがじわりと滲み出てきています。素晴らしい。 (サイトウ)
LIGHT OF OTHER DAYSからGREGORY D名義でカセットリリース、BENEDEK等も送り出したNYCのブギーのスペシャル・ショップTOM NOBLE主宰の〈SUPERIOR ELEVATION〉から本名義でデビュー、リミックスワークもこなし注目されるDJ、シンセ奏者GREGORY DROGGITISのニューリリース!シドニーのMIKE WHO主宰PLANET TRIPから。 (サイトウ)
PPU周辺やLEAVING RECORDS等で既にニュートーンではトップクラスの信頼を得ていると思われるLAのシンセシストBENEDEKの新作です。トランペットとアディッショナルKEYSでAnthony Calonico, パーカッションでChris Pariseたち友人も参加した4曲+別テイクの5 TRACKS EP。 (サイトウ)
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タイトル『バー・地中海』にふさわしく 仏のシンガー Célia Kameni やチュニジアのSSW Marzouk Mejri、イタリアからはErlend Øyeのバンドプロジェクト La Comitiva のメンバーでもあるSSW Marco CastelloとジャズシンガーのFabiana Martoneなど、各国のアーティストを迎えた今作。フランス語とナポリ語の間のアクロバティックな橋渡しをする「Straniero」や、ナポリに近い村 ヴァルカトゥロを語るピュンピュン・アフロ「Rire」、伊ポミリアーノ・ダルコの労働者バンドE' Zeziの民謡をダンスフロア用にアレンジした、ROLAND JUPITER-6使いのシンセフレーズに合唱団の子供たちが歌う「Vesuvio」など、軽快ディスコ・ブギーをベースにしたワールドミュージックとの素晴らしい調和、昨今の伊ディスコ・ファンク周り、目を離してはいけないです。今回も傑作、大推薦です。
前作までは、動植物の多様性を抱えた太平洋の美しい島ニューギニアに因んで名付けられたユニット名 'Nu Guinea'でしたが、その単語がアメリカで肌の色の濃い南イタリア人に対する差別的なニュアンスで用いられていたことに気づき、今作を契機に2021年にユニット名を「誕生」を意味するギリシャ語「γενεά」に因んだ'Nu Genea'に変更。このホスピタリティ溢れるエピソードだけでも温かさを感じられて素敵な人たちだなと感動しました。
ニューバランスに花柄海パン&ゴーグルで街をクロールしながら練り歩くビデオも最高です。 (AYAM)