- 12inch
Eduardo De La Calle
Muraliviswa
Semantica
- Cat No.: SEM119
- 2022-07-21
SVRECAが主宰するスパニッシュテクノ名門〈SEMANTICA〉から。音楽とメディアアートの祭典"SonarSound Tokyo"にも参加歴のある才媛ANNIE HALL。そしてDJ STINGRAYやSURGEONとも共演するPLANT43による共同ミニアルバム!美麗なベルアルペジオ、アコースティックギターとテクノを組み合わせたANNIE HALLの「Ansia」(sample1)から、直情的なメロディメイキングが光るブレイクビートエレクトロPLANT43「Corporeal Boundries」(sample2)まで。お互いがデトロイトテクノのソウルネスを継承した名作、この機会に是非。 (Akie)
Track List
やはり注目は、エモーショナルに開放していくシンセサイザーをバックにしたリズミカルなブレイクビート「Utero (Regis Remix)」(sample1)でしょうか、キックが強調されていないながら存在感際立つビート音像が流石。ヒスノイズ纏ったビートが炸裂する「Erosion」(sample2)や、ダーティに歪ませた鍵盤を膨らませていく「SS10」(sample3)など、インダストリアル〜エクスペリメンタルテクノ傑作を数多く収録した一枚。人気作のため嬉しいリプレスアラートです! (Akie)
Track List
SPEKTER名義での<SOUND SIGNATURE>からのキラーチューン”Pipe Bomb”でもお馴染みのシカゴ”・プロデューサー・SPECTERと、毎度スタンプラベルのみの匿名的リリースでMIKE HUCKABYやCHRIS GRAY,SPECTER,DARAND LANDといったシカゴ/デトロイトのアーチストもリリースしてきたレーベル〈DOWNBEAT〉&〈FREEBEAT〉を主宰しているマドリッドの要人・JOSE RICOによるスプリット。
シャネルのA/W'15-'16コレクションに楽曲が起用されるなど、パーティシーンのみならず圧倒的なカリスマ性を誇る、ケルン出身のテクノ・セレブリティー・CIO D'ORの通算2枚目となるフルアルバム「All In All」。それぞれ4トラックを擁する、同タイトルの2枚組ヴァイナルに収録の”After And Before”、”Floor X”、更にその前の先行シングル”Yocta To Yotta”の3つのチャプターから構成される全12曲をまとめたCDエクスクルーシヴ。アンビエントから派生しながら彼女のルーツであるコンテンポラリーな要素を魅せるプロローグから、MIKE PARKER偉業の讃えたという”XLIV For Mike”(sample2)を含む宇宙的な中盤、次第にウォーミーな地平を辿るエピローグでリラックスへと誘います。
先週、佐久平で開催された「RURAL OPEN AIR '18」でのプレイもすごかったという噂のレーベル・ボス・SVRECAによるトラック”AVENZA”を、〈BITTA〉や〈THE BUNKER NEW YORK〉、〈MIDGAR〉からのリリースでお馴染みのWATA IGARASHIがリミックスした”Avenza (Wata Igarashi remix)”(A1)、そして、90年代から活動するベテラン・コンビ・RETINA.ITによる”AQUATERMAE”を、ローマのD'ARCANGELO兄弟の片割れ・MAX DURANTEがリミックスした"Aquatermae (Max Durante Remix)"(AA1)を、片面に2トラック・スプリット収録!
カナダの〈SILENT SEASON〉からアルバム・デヴューし、〈PHORMA〉や〈KONTRAFAKTUM〉からのシングルも好評なベルリンの実力肌・BLAZEJ MALINOWSKIとのコラヴォレート”Disteso (with Blazej Malinowski)”(sample1)から、マイクロなハイハットとストームが吹き荒れるようなゴシックなダークミニマル”Ostinato”(sample2)や、超新星爆発のあとのような不気味な穏やかさ、クライマックスにうってつけな”Nova”(sample3)あたりもお薦め。
美しくもマッドなサイケデリック・フローを背景に繰り広げたブロークン・テクノ”Ambient Computing”(sample1)から、微細な電子音をダビ―に浮遊させつつ重量感のあるトランシ―なテクノを撃ち込む”Caustic”(sample2)、ファニーなシンセパッドがエレベーションする抜けの良いタフなミニマル・グルーヴを展開する”Deep Thought”(sample3)のフロアー・プロダクションも絶品。全4トラック!
〈DEKMANTEL〉の”UFO”シリーズのスターターとしてリリース登場した、YVES DE MEYとの盟友として知られるPETER VAN HOESENによる、ボンゴ・パーカッシヴな拍抜きアシッド・ミニマル”Expected Utility”(sample1)、〈BUNKER NY〉最新作もかなり良かったドメスティック・プロデューサー・WATA IGARASHIによる、スペクトルなシンセでアストラル状態に引き摺り込む”Void.”(sample2)、〈EERIE〉主宰のイタリー奇才・MARCO SHUTTLEは今回は結構ストレートに、機能性と空間性をかねそなえたトラック”Solar Storm”(sample3)を披露。
〈DOWNWARDS〉のREGISが手掛ける、レーベル首謀のSVRECAの’06年のトラック”Peels A Tangerine”のアンリリースド・リミックス”Peels A Tangerine (Regis Remix)”(sample1)、VOICES FROM THE LAKEからNEELによるマイクロ・ツール”Souls On The Run”(sample2)も素晴らしい。〈BÖRFT〉や〈KONTRA MUSIK〉を拠点にするプロデューサー・ANDREAS TILLIANDERが、'14年に当レーベルからSVAAG名義でリリースしたトラックを、〈TOKEN〉のメイン・プロデューサーともいえるコペンハーゲンのCTRLSがリミックスした”Saade (Ctrls Remix)”(sample3)も、メカニカルに炸裂しています。ミステリアスなスウェーデン人デュオ・SHXCXCHCXSH含む、4トラック収録。
〈EDITIONS MEGO〉からのANTHONY CHILD名義の新作も素晴らしかった、重鎮・SURGEONによる軽快なパーカッション、多層的な時空テクノへと仕上げた”Mountain-splitter (Surgeon Remix)”(sample1)。盟友・PETER VAN HOESENとのレーベル〈ARCHIVES INTERIEURES〉やGREY BRANCHESという変名リリース等も好評なベルギーの才人・YVES DE MEYによるリミックス、2ヴァージョン!閃光を放つフィードバックややわらかなアンビエンスが交錯するEBMボディーな”Trance (Yves De Mey Lush 104 Remix)”(sample2)、そしてもっとも得意とするノイズ〜シュワームなドゥーム・エレクトロニックな”Trance (Yves De Mey Env Follower Remix)”(sample3)もお見逃しなく!
先鋭的でユニークなダブテックCLARO INTELECTO、硬質なインダストリアルテクノSTEVEN PORTERのリミックスを収録。SVRECAオリジナルのA3.AW08(sample_2)、B2. Seda Muerta(sample_3)のミニマルトラックがすこぶるかっこいいです。
盟友、PETER VAN HOESSENと新レーベル〈Archives Intérieures〉を立ち上げ、もうすぐ2人のユニット・プロジェクトSENDAIのアルバムもアナウンスされている、YVES DE MEYの最新シングル。IDM〜GLITCH系の輩中でも断トツカッコイイです。Double Slit!!!
DONATO DOZZYやSLEEPARCHIVEとも親交が深く、エクスペリメンタルなテクノ・ファンの信頼を得てきたCIO D'ORのSEMANTICAからの新作!アブストラクトで鮮やかな音響構築のディープ・サウンド。 (サイトウ)
近年は自身の運営する〈NORTHERN ELECTRONICS〉に精力を注いでいるABDULLA RASHIM、地元で活躍している若手筆頭DJのAXEL HALLQVISTとの共作リミックス盤!ソリッドな金属リヴァーブが増幅していく覚醒のスワーム・エレクトロニクスを披露したDONATO DOZZYによる”Mark (Donato Dozzy Cave Man Remix)”(sample1)、GOD PLANETも好調なCRAUDIO PRCの同曲リミックス(sample2)のイタリアンなAサイド。変則リズムを得意とするローカル・アーティストのKORRIDORの極寒ステッパーな”Skog (Reimagined By Korridor)”(sample3)もオススメ!主宰・SVRECAによるハンマー・パルスな”Sorunda (Svreca Remix)”もクセものです。
最近はマイペースにアンビエント・アルバムを制作していた彼らですが、このシングルでは完全にレーベルカラーに照準を合わせマルチプルな才能を存分に発揮!ファニーなクリップ音、グリッヂ感がおもしろいA2”Psicopomp”(sample2)、ハイブーストな切れ味もたまらない”Logos”(sample3)も容赦ナシ!無駄なアゲは一切排した、流石のベテラン技、カッコイイです。
Synewave、Perc等からのリリースでおなじみのブルックリンのGreg Schappertと、ロンドンのTom Russellによる要注意タッグDONOR / TRUSSの片割れDONORことGreg Schappertによる強力ソロが、スペインの鬼才Svrecaが主宰するアンダーグラウンドなミニマル・テクノ名門Semanticaよりリリース。硬質でアブストラクト・テクノ・エクスペリメンタル・インダストリアルな電子音の壮大なスケールのでっかい宇宙がディープ&ミニマルに空間を自在に支配していく。かっちょいい。アンビエントなB3「Untitled」含む全5トラック。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)
JEROME SYDENHAMの〈Apotek〉、LUCYの〈Stroboscopic Artefacts〉などからのリリースで実力を伸ばしてきたシンガポールのテクノ・クリエイターLEE XHINの最新シングルが、スペインの〈Semantica〉から初お目見え。ディープかつカオティックなインダストリアル・ハーフステップ、後半にスっと現われるピアノの旋律が深い所で共鳴するタイトル・トラックのA1”Claw Eyes”(sample1)はオススメ!アジア出身というだけあって、フューチャリズムとディストピアがせめぎ合うような音世界は唯一無二。インクレディブルなドローンのレイヤー、ダブにも圧倒されるひたすら低めを攻めているA2”Curtain Cloud”(sample2)もお聴き逃しなく。
ページトップへ戻る
ハイトーンシンセの螺旋状チェーンやハイハットを前面に出したハイパスサウンドに、足早BPMがマッチしたインテリジェンス・テクノ「Dina Nath」(sample1)や、トリッキーに壊したブレイクビートを神秘的なシンセアンビエントで包み込む「Damodar」(sample2)など、ディープ&エモーショナルな音世界。 (Akie)