- LP
Cremation Lily
The Processes And Instruments Of Normal People; Trying And Failing, Falling And Water Running
Alter
- Cat No.: ALT51
- 2020-07-12
〈EDITIONS MEGO〉傘下の〈SPECTRUM SPOOLS〉やPOWELLのレーベル〈DIAGONAL〉からの作品を経て、今作は一層ライブパフォーマンスに根付いた作品に。EVOLと初期RUFF SQWADの中間点を突くような「Mottle」。「Trench」や「Nozzle」といった激しいエレクトロカットなど、過去作と比較してもハイオクな機動力。とはいえ唐突な狂乱を引き起こす「Duster」など、まさに”CONTAINER”なプロダクションも。唯一無二。 (Akie)
TTTからリリースしたHELMのリミックス12"を、HELMが自分のレーベル〈ALTER〉よりリリース!Parrisのゆっくりめなズブズブでバリバリなベースとジャングルと交えたトラック(sample2)から始まり、続くA2はLOW JACKのエクスペリメンタルに攻めたHELMへのリスペクトも感じるリズムレスなトラック。B1(sample1)はLaurel Haloによるダビーなダンストラックですが、曲の構成が特殊で途中から絡むシンセのアルペジオがかっこいい!その後のBeneathはロウなキックの響きと対象的な、高速BPMの高い音域のHHでリズム感覚を狂わせていく。B3(sample3)のSky H1のトラックはシンセドローンと加工されたボーカルが感動的でOPNも彷彿とさせ、ラストにふさわしいエモーショナルなトラックです。 (日野)
HELM aka Luke Youngerが主宰するレーベル〈ALTER〉から、独自の目線で編集されたコンピレーションがとても面白い!〈PAN〉や〈OPAL TAPES〉、〈THE TRILOGY TAPES〉などからリリースし、自分の電子音楽を突き進めながらもハードコアバンドでベースを担当するというHELMだからこそ作れるものであり、バンドサウンド、NEW WAVE、インダストリアル、ドローン、ノイズ、アンビエントまで行き来しながらも何か一貫性を感じるもの。それぞれの曲を普通に聴くよりも、違った音楽を経由しながら順番に聴くことで違った聴き方が生まれている理想的なコンピレーションのあり方だと思います。Tracklistから全曲試聴可能です。 (日野)
90年代に発表したアルバム2タイトルが再発、新作もRA年間ベストにピックされたことで注目をかっさらっているCHRISTOPH DE BABALON。90sリバイバルが進むこのフィールドで、ダークジャングル・D&Bという自身のコアは変えずに挑戦的な今作。ヴォイスを織り込んだドラムンビートに不穏なシンセスケープを重ねた「腹切Harakiri 」(sample2)や、クライマックスにたたみかけるブロークンビートが凄まじい「Raw Mind」(sample3)など、アンビエンスの重量とビートの抜け感のバランスが素晴らしい。とりわけ「Shivers and Shakes」(sample1)のビートサイエンス、サブベースのうねりには感嘆しました。 (Akie)
まさにグレーでインダストリアルな、CARREならではの紳士的なミステリアスでイマジナリーな洗練と気品の音の地平が、お寺や寺院の音にも通じるような、メディテーショナルで崇高な美しさと静謐さ、そして不穏な怪しさ共に、どこか爽快なまでの心地よさとが不思議に共存しながら広がっている。今作は、画家:近藤さくらの「絵を描くとき用に、ミックスをつくってほしい」という依頼からはじまった絵と音の往復書簡によって実現した、東京・恵比寿のフリースペースKATAにて開催されたエキシビション「SAKURA KONDO × CARRE EXHIBITION / GREY SCALE」の為の”絵の気配”としての音楽作品ととして制作されている。美しく優雅に灰色に揺れている。Trailer Movieもぜひともどうぞ。 (コンピューマ)
HUERCO S.(SOFTWARE/FUTURE TIMES), IVVVO(Public Information), LUMIGRAPH(MISTER SATURDAY NIGHT), MCMXCI等々、カセットテープ、アナログシンセをベースにしたエレクトロニクス・ミュージックのダンスよりのアプローチのキーとなるようなアーチストをリリースしてきたレーベルOPAL TAPES主宰してきたSTEPHEN BISHOPのソロ・プロジェクトBASIC HOUSE。RICHARD YOUNGS,ONEOHTRIX POINT NEVERからHIEROGLYPHIC BEINGもリリースしているBIRDS OF DELAY/HELMのLUKE YOUNGER主宰のALTERから待望のアルバム・リリース。ハーシュノイズ的カオス、RAWなビート、カオティックな中に、時間の感覚のねじれ、物語があり、美しさやポジティヴなエネルギーを内包した、電子音楽史、テクノ史にのこる傑作だと思います。 (サイトウ)
HUERCO S.(SOFTWARE/FUTURE TIMES), IVVVO(Public Information), LUMIGRAPH(MISTER SATURDAY NIGHT), MCMXCI等々、カセットテープ、アナログシンセをベースにしたエレクトロニクス・ミュージックのダンスよりのアプローチのキーとなるようなアーチストをリリースしてきたレーベルOPAL TAPES主宰してきたSTEPHEN BISHOPのソロ・プロジェクトBASIC HOUSE。RICHARD YOUNGS,ONEOHTRIX POINT NEVERからHIEROGLYPHIC BEINGもリリースしているBIRDS OF DELAY/HELMのLUKE YOUNGER主宰のALTERから待望のアルバム・リリース。ハーシュノイズ的カオス、RAWなビート、カオティックな中に、時間の感覚のねじれ、物語があり、美しさやポジティヴなエネルギーを内包した、電子音楽史、テクノ史にのこる傑作だと思います。 (サイトウ)
今回もシカゴ・デトロイトの域を軽く超えた、惑星と銀河を音速で行き来し浮遊するかのようなシンセの揺らぎと煌めきとメロディが至福の、ジャマルのオブスキュアでエレクトロニックな3トラックが炸裂。TR808のカウベルの異空間が不思議なメディテーション感覚でニューエイジにミニマルにグルーヴしている。Richard Youngsなどアヴァンギャルド・サイドからの独自の視点でのダンスミュージックの秘かなる注目が続くALTERからの限定のイエロー・カラーヴァイナルの12インチ・アナログ盤。真の意味でのサン・ラ宇宙を継承した「The Electric Belt」「The Man With The Red Rhythm」「The Ischiadic Nerve」の3トラック。 (コンピューマ)
電子音楽ファンにレコメンドなリリースです。EDITION MEGOやNO FUN PRODUCTIONからのリリースで注目を集めるNYCのドローン、オルタナティブ・サイケONEOHTRIX POINT NEVER(sample_1)と、フィンランドのTOMUTONTTU (sample_2)のスプリット。DAVID BERHMANといったら言いすぎですが、やわらかいシンセでゆるやかに織り成す音世界で極楽モードのONEOHTRIX POINT NEVER。マジカルな音色で不思議な世界を描くTOMUTONTTU。フィンランドもほんと変な音多いですね。面白い。両者共に推薦です。 (サイトウ)
もはやシカゴ、アシッドハウスの域も超えたエレクトロニクスのオブスキュア・トラック。プリミティヴでユニーク&ニューエイジ。異空間的なE2-E4的にも聞こえてくる12分にもおよぶ「Spheres Of Madness」「Incontrollable Tears」4:57「A Romance Of 2 Planets」09:32の3トラック。ラフ&タフ。Richard Youngsなど秘かなる注目のリリースが続くALTERからの限定500枚のアナログ盤。 (コンピューマ)
新旧の世代を繋ぐコズミックなニューエイジ・サイケデリック・メディテーション重要作品。即効で売り切れてしまいレーベル在庫も無しとなってしまった、夏頃出た、LUKE FOWLER & RICHARD YOUNGS名義でのシンセサイザー・セッションの7インチ「Yellow Gardens」も激ヤバでしたが、今回の「Rurtain」は更にその先へと進化深化しております。オルガンの激しいミニマリズムと波打つリズム、呪術的で念仏のような発声までもがミニマルで波の一部として同化しグルーヴしていくかのようなオブスキュアでスピリチュアルなオリジナル・トラック2曲のSide-Aに、Side-Bでは、Astral Social ClubのNeil Campbellがオルガンの響きと重なりハーモニー&グルーヴを強調したニューエイジremixに、Oneohtrix Point NeverのJohn Clyde-Evansがソロ名義で80年代のデジタル・コンピューターミュージックを再現したかのようなremixを施し、ラストはOneohtrix Point Never名義でもうひとつ、彼等の魅力を最大限発揮したかのような黄昏のサイケデリック・ギターでニューエイジなアンビエント・メディテーションと、エレクトロなオーケストラ・ヒットばりの笑撃のアタック音を融合させた魅惑と謎の問題作なremixを提供している。全5トラック。sample1のみ2曲お聞き出来ます。Mastered by John Hannon at No Recording Studio and cut by Rashad Becker at Dubplates & Mastering. (コンピューマ)
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ALTERから2枚リリースをしているアーチストCREMATION LILYのカセットでリリースしていた音源をアナログリリース。ブライトンとカンタベリーの間に位置するイギリス南部の港町ヘースリングに滞在時に制作したもので、街での生活と、雰囲気に強く影響を受けている。ダビー、幻想的なエレクトロニクス、アンビエント。 (サイトウ)