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Ursula Bogner
Sonne=Blackbox -Voice and Tape Music by Ursula Bogner
Faitiche
- Cat No.: FAITICHE005LP
- 2025-04-22
CTM festivalでのサウンドインスタレーションを元にしたアルバム。「abtasten_haltenは、2本のVUメーター針の動きであるシンセサイザーモジュールのための自己生成的な作曲です。パーカッシブな音は、リズムの組み合わせに合体し、すべてランダムで繰り返しのないものとなる。このアルバムは、無限のリズムのバリエーションに対する瞑想のようなものである。」ストックしました! (サイトウ)
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こちらは2002年にCDで発売されていますが今回が初のレコード化。多彩な音を使いながらもすっきりとまとまりグルーヴもしっかりある、ある種お手本の一つのようなダンスミュージック。とはいえダンスという土台の上で電子音楽の実験をしているような側面もあり、リスニングとしても楽しめる作品です。それにしてもRashad Beckerによるリマスタリングが良い仕事をしています!推薦! (日野)
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エレクトロニカ期に登場し、架空の女流ヴィンテージ電子音家URSULA BOGNERや、サンプリング、コラージュを使ったGESELLSCHAFT ZUR EMANZIPATION DES SAMPLES等でのリリース、レーベルFAITICHEでのユニークな活動を続ける唯一無二の電子音楽家ヤン・イエリネック、この名義では12年振りとなるアルバムをリリース!ドイツ語で「between」に相当する単語「Zwischen」をタイトルに、もともとはドイツの公共ラジオの為に製作したものだそうです。ジョン・ケージ、カールハインツ・シュトックハウゼン、オノ・ヨーコら音楽家から、マルセル・デュシャン、ヨーゼフ・ボイス、スラヴォイ・ジジェクら芸術家、哲学者、詩人等々からLADY GAGAまでを対象に、それぞれの曲名で、ウィットな質問を投げかけるタイトルになっております。12年に渡りヴィンテージな電子音楽にオマージュしながらフレッシュな感覚を保ち、繰り返し聴き込めるある種のポップさをもって音楽をアウトプットするヤン・イエリネックの魅力です。推薦! (サイトウ)
2人は特にテーマやコンセプトを決めずに2016年から不定期なセッションを開始。その録り溜めた音源をまとめ、満を持してリリースしたのがこちらの作品。タイトルの「Muster」はサンプル/パターン、「BEISPIEL」とは使用例という意味で、インフォメーションからも意図的に意味を持たせないようにしたデュオであることが分かります。編集も極力行われていないようですが、素のままのセッションを収録するという逆にコンセプチュアルな作品。収録している9曲は特に決まった方向は持っていないのにどこか一貫性も感じ、リラックスして作っているのが分かるようなじんわりと心地いい音楽。一聴していつの時代の音楽なのか分からないのも良い。 (日野)
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ヤン・イエリネックと仕掛けた架空の女性電子音楽家ULSULA BOGNERやGROUPSHOW、〈ENTR'ACTE〉からのアルバム「The Prepaid Piano & Replayed」も素晴らしかったアンドリュー・ペクラーが3年の月日をかけ作り上げたニューアルバム。MASAYOSHI FUJITA & JAN JELINEK のアルバムに続いて〈FAITICHE〉から。ブラジルの内陸部の先住民を調査した構造主義の作家レヴィ=ストロースの名著「悲しき熱帯」をアルバム・タイトルに戴いていて、〈FAITICHE〉は、「An album of synthetic exotica, pseudo-ethnographic music and manipulated field recordings 」と説明する。空想的なスピリチュアルの世界でもあります。サウンド・トリップ。DOLPHINS INTO THE FUTUREのファンにも推薦! (サイトウ)
1954年のジョン・ヒューストン監督「白鯨」のエイハブ船長の独白の声をプロセスし、カナダのニューメディア・アーティスト、クライヴ・ホールデンと制作した2022年のオーディオビジュアルソフトウェア「SEASCAPE - polyptych」のためのサウンドトラック。エイハブの声は波形としてシンセサイザーシステムを制御し、抽象的なサウンドスケープ、ヒスノイズや環境音など生成された音としてアウトプットされている。彼の怒り、狂気はサブリミナル的に刷り込まれて、意味を転換して、物語として感じることも出来るような効果を実験している。 (サイトウ)
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JAN JELINEKが始動したレーベルFAITICHEの第1弾としてリリースされた2008年のリリース名作が嬉しいアナログリプレスです。ドイツで70年代~80年代に活動していたという知られざる女流電子音楽家URSULA BOGNERの発掘と謳われリリースし話題を呼んだ。 (後にANDREW PEKLER & JAN JELINEKによる架空のプロジェクトだと判明します)オープンリールや自作の電子楽器を使ったユニークなエクスペリメンタル・ミュージック。音階やリズムの数的な旋回の面白さ。新旧の電子音楽好きを魅了した一枚。 (サイトウ)
ANDREW PEKLERと共に、エレクトロニカ期から活動し、現在の当店のエレクトロニック・ミュージックの重要なキーワードの一つといえるユニークなリリースを現在も続けているアーチストJAN JELINEK。彼の初期2001年リリース、〈~SCAPE〉からのオリジナルは、ピーク時には10000円以上の値をつけていた名作「Loop-Finding-Jazz-Records」が、自身が主宰するレーベル〈FAITICHE〉からRASHAD BECKERによるリマスターの再発。初回プレスも速攻売り切れてましたが追加プレス入荷しました!ラスト「Poren」はEP「Tendency EP」にのみ収録されていた曲を追加収録。ダウンロード・コード付き。 (サイトウ)
Jan JelinekやAndrew Peklerが拠点としていた今は無き名レーベル〈~SCAPE〉からのデビューアルバムからを中心に、Groupshowのライヴ、スタジオセッションの音源をコンパイル。ヴィンテージな電子音楽、ミュージック・コンクレートをモデルに、3人のエレクトロニクスのライヴ、インプロヴィゼーションのスタイルで演奏される。彼らのライヴパフォーマンスは、ステージ上ではなく、観客の同じ目線の高さ、同じ空間の中で繰り広がれ、インスタレーション的なスタイルをとる。そんな情景を想像しながら彼らの電子音楽のユニークさを楽しんでください。 (サイトウ)
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2003年にPOLE主宰〈~scape〉からリリースされて以後は廃盤となっていた名品が2021年に復刻!ポストロックに傾向を持つジャズトリオTRIOSK、シドニーを拠点とする彼らにベルリンのJAN JELINEKがサンプルとテクスチャを送り、その素材を強化し返送するという遠隔制作を採用。トラディショナルなジャズを反復パターンに適応させたエレクトロニカ・ジャズ傑作。この機会に是非。 (Akie)
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バンクーバーのポストロック、エクスペリメンタル・ミュージック・シーンから産まれたJONATHAN SCHERK & DANIEL MAJERのアルバムがJAN JELINEK主宰のFAITICHEからアルバムリリース。 (サイトウ)
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エレクトロニカ全盛期に〈~SCAPE〉からリリースし、近年は盟友JAN JELINEKとのプロジェクトや彼のレーベルFAITICHEからもリリースしてきたANDREW PEKLERが2016年の「Tristes Tropiques」に続くアルバムをリリース。ポストコロニアル理論の文化人類学者Stefanie Kiwi Menrathとの共同作業によって産まれた音の地図上の「幻の島」のための音楽。周波数、の魅力。ゆったりとイマジナリーなサウンドスケープ。この人の音はスローでも、ビートレスでもダンスな感覚がある。 (サイトウ)
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自身の音源、ButtechnoことPavel MilyakovやAndrew Peklerの「Cue」のアナログもしているレーベル〈MUSCUT〉と、60年代から80年代の旧ソヴィエト時代のフィルムやTVのために製作されたライブラリー音源の発掘にスポットした〈SHUKAI〉を運営しながらリリースを続けるDmytro Nikolaienkoが、〈FAITICHE〉のオファーでアルバム・リリース。自身の音源、ButtechnoことPavel MilyakovやAndrew Peklerの「Cue」のアナログもしているレーベル〈MUSCUT〉と、60年代から80年代の旧ソヴィエト時代のフィルムやTVのために製作されたライブラリー音源の発掘にスポットした〈SHUKAI〉を運営しながらリリースを続けるDmytro Nikolaienkoが、〈FAITICHE〉のオファーでアルバム・リリース。JAN JELENEKと共振する、アーリー電子音楽の手法を更新しながらノスタルジック、エキゾチックなイマジナリーな心地よさとリズム電子サウンドスケープのマジカルさ。素晴らしいです。 (サイトウ)
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大量のおもちゃを使った演奏やギターやオルガンのミニマル作などでも知られますが、100台以上の小型キーボードを使ったライブ作品「100 KEYBOARDS」が世界的に話題となり最近特に海外で評価が高まっているASUNA、そして言わずと知れた電子音楽の巨匠となりつつあるJAN JELINEKという期待のコラボ作!オープニングは13分を超える緊張感のあるしんとした瞑想ドローンであり、これがもう名作を予感させるもの。淡々と繰り返されるループと倍音豊かにレイヤーが重なる生き物のように姿が移り変わるA2や、冷たく冬を感じさせる無機質さを持ちつつどこか暖かみのある電子音から多幸感に向かうラスト曲も秀逸。 (日野)
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フィールド・レコーディングやサンプリング等の意義や権利についてあらためて問いかけるG.E.S.。6曲で構成されるアルバムがリリースされました。 (サイトウ)
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虹釜太郎氏の〈360° RECORDS〉や〈SOUP-DISK〉などからリリースし、OVALなど海外アーティストから支持を受けWIRE MAGAZINEにも載るなどして話題となった日本のジャズ〜電子音響グループCOMPUTER SOUPが2001年にJAN JELINEKと作った即興エディット作品がJAN JELINEKが自身のレーベル〈FAITICHE〉よりめでたくリイシュー!!当時の繊細な電子音楽が一周回ってバッチリくる。世界が誇るJAN JELINEKですがASUNA、MASAYOSHI FUJITA、そしてCOMPUTER SOUPなど日本人とのコラボを積極的に行ってて嬉しくなります。JAN JELINEKの名盤「Loop-Finding-Jazz-Records」、そしてこれまた素晴らしい新作「Zwischen」と合わせて聴いていただくのがいいかと!推薦です!!tracklistからもどうぞ! (日野)
FARBEN名義でのKLANG ELEKTRONIKからの一連のリリースで注目を集め出したJAN JELINEKがMOVE DのSOURCE RECORDSからリリースした名作アルバム。JAN JELINEK名義でのアルバム「Loop-Finding-Jazz-Records 」以前のリリースでアルバムとしてはキャリア初のアルバム。アンビエント、エレクトロニックを起点にジャズや実験音楽を取り込んでサイケデリック実験を繰り広げていた〈SOURCE〉のレーベルカラーにばっちりハマった実験的かつ、リスニング・プレジャー度高い今もってフレッシュなサウンド。Rashad Beckerによるリマスターです。 (サイトウ)
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ビンテージ電子音楽のエッセンスの魅力!「1994年に亡くなった音楽研究家のアーカイブから発掘した未発表音源3曲」。 (サイトウ)
ヤン・イェリネック主宰のレーベルFAITICHEから、彼ががミュージック・コンクレート、電子音楽に取り組んでいるプロジェクトG.E.S.の7インチ。ユニークな音像、楽しい実験音楽。推薦。 (サイトウ)
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これまでにヤン・イェリネックにより発掘リリースされたアルバムと7インチ、そのどちらもが最高にクールでイカしていた(もちろん完売)1970-80年代ドイツで主婦と薬剤師とビジュアル・アーチスト業の傍らでひそかに電子音楽家として活動していたという、知られざる謎の女流電子音楽家URSULA BOGNERの待望の新たな発掘音源がリリースされた。今回は1972-1985年までの声とテープを使った電子音楽作品集。アナログもCDも全15トラック。どこか懐かしい未来感覚と宇宙感に満ちたリズミックでダブ的な激かっちょよいクール&ポップな実験音楽集。彼女のリリースものは毎回メーカーでも無くなるのが早いので気になる方はお早めにどうぞ。sample1&2は2曲、sample3のみ3曲。 (コンピューマ)