- LP
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- New Release
Sleepdial
RV Lights
West Mineral
- Cat No.: OUEST082
- 2025-06-06
コンクレートとダブを組み合わせ抽象的に音空間を生成。HUERCO S.主宰〈WEST MINERAL〉最新作!多名義を操り〈100% SILK〉などからもリリースしてきたコロラドの音楽家SLEEPDIALによるリゼルギックなアンビエントダブ体験。
Track List
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佐渡拠点の太鼓芸能集団・鼓童の一員として活動、現在はYPYこと日野浩志郎を中心に結成されたリズムアンサンブル"goat(ゴート)"メンバーとして活動する篠笛奏者の立石雷によるファーストアルバムが到着!録音、編集、ミックス、プロデュースを日野が務めるソロインプロヴィゼーション。オーバーダブやエディットなしの一発録音と繊細なミックスが作り出す圧巻の臨場感は、即興ジャズやモダンミニマルを拡張し電子音響・具体音楽作品としての領域へ到達。主にタンギングやタッチを駆使しリズムを創造しながら、「Presence III」(sample3)ではタイ東北部/ラオスの伝統楽器のケーンを使用しハーモニーと対峙するなど、管楽器のポテンシャルを探求。即興音楽、コンクレート、実験ミニマルミュージックまで、多様な切り口で味わえる名作。RASHAD BECKERマスタリング。 (Akie)
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ポップアートの草分けED RUSCHAの作品リリースでも話題となったレーベル〈FOURTH SOUNDS〉からのリリース!視覚アートのフィールドでも活躍する芸術家GILLIES ADAMSON SEMPLEによるオルガンドローン作品。ヴァレール教会にある木製パイプオルガンでの演奏をエアー録りした繊細な作品。ペダル踏みや物音、チューニング音も拾われています。スタジオに持ち帰った録音素材をミュージックコンクレートの古典手法に則り再構築したユニークな一枚。オルガンの純度高い音色で瞑想へと導くミニマルドローン、シネマティックな独奏で構成されたアルバム。限定200枚、現状デジタルリリース確認されておりません、お早めに是非。 (Akie)
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〈INA-GRM〉と〈EDITIONS MEGO〉のタッグで、偉大な電子音響作品の発掘と再発を手がけてきた〈RECOLLECTION GRM〉最新作!昨年は”nova musicha n.18”でも異色作と名高い電子サイケデリックミニマル怪作「La Maquina De Cantar」も再発、過去50年以上にわたり電子音響研究に携わるHORACIO VAGGIONEの楽曲週が到着。ピアノロールを使用、電子音との共鳴とリズムの発生を探った「Schall」(1994)。ドラム、木管楽器、ストリングスからなるアンサンブルをマイクロ化した「Rechant」(1995)など。ポリフォニーと音の変容(メタモルフォーゼ)で構成される魅力的な電子音空間、耳がうっとりします。 (Akie)
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〈INA-GRM〉と〈EDITIONS MEGO〉のタッグで、偉大な電子音響作品の発掘と再発を手がけてきた〈RECOLLECTION GRM〉最新作!ドローンとピアノ、発声を組み合わせてドラマチックに音を展開・探索していく「Masques 2」(sample1)、8分にわたるフィードバック・ドローン「Persona」、ホワイトノイズの破裂音や機械音にフィーチャーした「Passé composé」など。ROBERT CAHENならでは人間的肉体的な音作りと未来的サウンドスケープ。50年の眠りから無事パッケージ化されてよかったです。 (Akie)
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鳥やカエル、昆虫などの鳴き声、風に揺れる木や草の茂みの音、石や貝殻などを叩いた音など、様々な自然物から発せられる音を素材に、微細なエレクトロニクス加工、丁寧なプロセッシングを施して磨き作り上げられた静謐オーガニックなアンビエント・サウンドスケープ作品。仄かなに感じとれるバロックの気配も気品を感じさせてくれる。 (コンピューマ)
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前コンピレーションに引き続きLAWRENCE ENGLISH主宰〈ROOM40〉より。1998年に〈MNÉMOSYNE MUSIQUE MÉDIA〉から発表されたセルフタイトル編纂アルバム、このCDも現在はお目にかかることも困難な一枚ですがそこから「UFO Forest」(sample1)をアナログ化。テープで録音した音源をオーバーダブ、14分強にわたり錬金術的に展開していくコンクレート傑作。特にテープベースのAサイドは顕微鏡を覗くように単一の素材を再構成、ダイナミックで豊かなBeatriz Ferreyraサウンド。ずっと継続して欲しいシリーズです。 (Akie)
DEMDIKE STAREが主宰する先鋭電子音楽名所〈DDS〉の最新ワーク!ギタードローンダブに傾倒した前作からまた一変、フォークなアプローチの新作が到着。スウェーデンのニッケルハルパ(ヴィオラとハーディガーディのハイブリッドのようなもの)を使用、その牧歌的演奏にテープループやフィールド録音、スポークンワードを捩じ込んだ具体音楽×民族音楽。残響弦とカリンバを重ねる、それを朽ちかけたテープに録音。フォーキーなアコースティック楽器が機械的に感じる瞬間、最終的に郷愁も全てドローンに帰結させる展開には鳥肌。 (Akie)
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KALI MALONE、JIM O'ROURKE、LUCY RAILTONら現代音楽をリードする才能にフィーチャーしてきた〈PORTRAITS GRM〉7番。中国桂林市を訪問した際に、カオティックな市場での知覚失調経験から制作されたEVEの「2-12-2017 Guilin Synthetic Daydream」(sample1)は方向感覚を失わせる無重力な電子音響作品に。対してベテランLASSE MARHAUG「How to Avoid Ants」(sample2)は、ギタードローンや合成音声、シートノイズがハードコアに交錯、レイヤード。同じ電子音響作品ながら真逆のアプローチで興味深いスプリット。 (Akie)
インドネシアの芸術集団UWALMASSAから現代エレクトロニックミュージック屈指の才能NICOLAS JAARまで、様々なフィールドの才覚たちがアカデミックに音楽を探求する〈MANA〉18番。フィールド録音作曲家のKATE CARRがエントリー。狭い居住区とユートピア思想、先端都市でありながらディストピアな側面を持つ、大都市ロンドンにおける生活を音として表現。閉鎖的空間音響とサンプルコラージュ。クリップノイズやゴングなどが閉鎖音響に与える臨場感。音響作品としてのおもしろさだけでなく、ディストピアを表す物語的コラージュワークも素晴らしい。 (Akie)
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アゼルバイジャン出身のアーティストAYAZによる前衛ダークエレクトロニックダブ作品が登場。ペルシャの古典音楽をルーツとする母国の伝統音楽をサンプリングして使用した実験エキゾチックダンスホール「Baku 913」(sample1)、ミニマリスティックなスローダブテクノ「Ilham Comes With Irada」(sample2)、ノイズやヴォイスサンプルを極小化してリズミカルに使用した「Sredstvo」(sample3)など、デジタルダブからコンクレート音響実験作品まで一枚に網羅!推薦。 (Akie)
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STEPHAN MATHIEU、AKIRA RABELAIS、OREN AMBARCHIなどの奇才らとコラヴォレーションを重ねながら、音楽理論家としてアカデミックな見地から現代電子音楽前線で活動してきたKASSEL JAEGERことFRANÇOIS BONNE。”ARP 2500”の電子波とポジティブオルガンを合成した鍵盤ドローンや、フィールドレコーディングのレイヤー&残響など。倍音構造と共鳴音、加えてポストクラシカルなリードへの探求を成し遂げた名作の誕生。 (Akie)
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シンガーソングライターのBUTAJIとのユニット"BUTASAKU"などでも知られる音楽家・荒井優作のソロアルバムがローンチ。ピアノと電子音響/非楽音を組みわせたメディテーショナルアンビエント、エレクトロニクス作品。色彩を宿した旋律、エンジン音とノイズが共鳴する混沌、変拍子。旋律の美しさだけではなく予測不能なアレンジが加わり、人間的でピュアなサウンドが現れています。ポスター付き。 (Akie)
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〈INA-GRM〉と〈EDITIONS MEGO〉のタッグで、偉大な電子音響作品の発掘と再発を手がけてきた〈RECOLLECTION GRM〉にて、フランス政府から委託されて制作した「Senderos de luz y sombras」がパッケージ化!天体物理学(特にビッグバン以前)と無意識の世界について音楽的見地より探求。ダイナミクスをコントロールした2部構成の電子彫刻作品。フィールド録音や声を使用していることからも伺える空虚に対する人間的認識がユニークですが、存在概念がない世界での音はきっとこうであろうという説得力ある音響構築は見事。 (Akie)
〈INA-GRM〉と〈EDITIONS MEGO〉のタッグで、偉大な電子音響作品の発掘と再発を手がけてきた〈RECOLLECTION GRM〉最新作!パリ国立高等音楽院 (CNSM)電気音響作曲科学位を取得後、1981年に”Ina-GRM”に参加。コンピューターで生成された音楽の専門家として、SYTER (デジタル変換と合成のシステム) 教育学の責任者になった電子音楽巨匠DANIEL TERUGGIが、1993年に連作で発表した初の出版CD作品「Sphæra」がアナログでの復刻!4つのセクションに分け、ソクラテス哲学に基づく固有受容と形而上学的音楽を研究した今作。難解なテーマはもとより、音の知覚だけで自身の存在位置を認識させる空間性音響構築には感嘆の一言。マスタリングはBELLOWSのGIUSEPPE IELASI。 (Akie)
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ソロとしては〈BOOMKAT EDITIONS〉からリリースした傑作アルバム「Echo」から2年ぶりとなるアルバム作品。物語的という意味合いでなく、聞き手が想像力を膨らませる作品として”シネマティック”な作風を志した今作。鍵盤ドローンアンビエントを背景にポエトリーが囁く「The Lake Is Speaking」。具体音楽と室内楽をクロスさせた「Pieces of Sylvia」など。
非現実的なリード楽器の重なり合い、サウンドの質感の具体性、その相反する要素を共存させて”聴覚野”を混乱。音としての作品と自分自身の生活、その差異への認識を鈍らせることで、没入できるアルバムになっています。電子音響作品、具体音楽としての精度も更新するディテール細かい録音とダイナミクス操作にも注目です、素晴らしい。 (Akie)
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CLAUDIO ROCCHETTI, STEFANO PILIAらとのバンドプロジェクト”3/4HadBeenEliminated”としても活動し〈BLACK TRUFFLE〉にも参加しシーンを切り開く電子音響作家VALERIO TRICOLI、ソロでは6年ぶり、待望の新作アルバムが登場しました!オープンリールデッキ”Revox B77”とリアルタイム編集/フィールド録音の手法を用いたコンクレート。ボーカルと楽器の最小限なジェスチャーを捉えて合成。抽象的な音の断片と具体録音というアンチテーゼをサウンドクラフトとして作り上げた聴覚概念主義の傑作。 (Akie)
インドネシアの芸術集団UWALMASSAから、ミニマルハウス/テクノ作家PRETTY SNEAKY、そして現代エレクトロニックミュージック屈指の才能NICOLAS JAARまで、学術的見地より音楽を探求する〈MANA〉が送り出すコンクレート作品。アーティストJACOB DWYERがリトアニア滞在記を音声記録。川のせせらぎなどの環境音だけでなく、カリンバといったミュージックインスツルメントも導入しコラージュ。臨場感のある圧倒的な録音技術とミキシングし、4編にまとめ上げでいます。〈MANA〉はレコードの音質が素晴らしいので、コンクレート作品は勿論バッチリハマる、大プッシュさせて頂きます。 (Akie)
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前コンピレーションに引き続きLAWRENCE ENGLISH主宰〈ROOM40〉より。モノフォニックオシレーターにエコーとディストーションを重ねた1974年の「Cantodel loco」に始まり、テープダビングを使用したヴォイスサンプルのオーバーダブとコンクレート探究をした2009年の「Pasde3 ... ou plus」など。ダイナミズム、リズム、声、コンクリート素材の形態的可能性に対する彼女の揺るぎない関心(その実、40年以上)が詰まった作品集。もちろん推薦です。 (Akie)
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自身の音源、ButtechnoことPavel MilyakovやAndrew Peklerの「Cue」のアナログもしているレーベル〈MUSCUT〉と、60年代から80年代の旧ソヴィエト時代のフィルムやTVのために製作されたライブラリー音源の発掘にスポットした〈SHUKAI〉を運営しながらリリースを続けるDmytro Nikolaienkoが、〈FAITICHE〉のオファーでアルバム・リリース。自身の音源、ButtechnoことPavel MilyakovやAndrew Peklerの「Cue」のアナログもしているレーベル〈MUSCUT〉と、60年代から80年代の旧ソヴィエト時代のフィルムやTVのために製作されたライブラリー音源の発掘にスポットした〈SHUKAI〉を運営しながらリリースを続けるDmytro Nikolaienkoが、〈FAITICHE〉のオファーでアルバム・リリース。JAN JELENEKと共振する、アーリー電子音楽の手法を更新しながらノスタルジック、エキゾチックなイマジナリーな心地よさとリズム電子サウンドスケープのマジカルさ。素晴らしいです。 (サイトウ)
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HUERCO S.がオーナーを務める音響職人軍団〈WEST MINERAL〉に、DUBHARP名義でも知られる才能LUKE THINNESがSLEEPDIALとして登場!方向感覚を失わせるように抽象化された電子音操作、深く沈みこむダブ手法で作り上げるアンビエントエレクトロニクス。ダイナミクスで立体的テクスチャを感じさせるコンクレート志向の強い「Purview」(sample1)から、攻撃的にエフェクト処理を施した実験デジダブ「Dovetailing」(sample2)まで、2つの方向からのアプローチで空間性を創造。 (Akie)