モダン・クラシカル・ポリリズム・アンビエント・ダンスを独創的にまとめ上げた奇才Call Superによる新たなアプローチ。霧のように湿度の高いノイジーな音像の中、生き物ように線の曲がったシンセサイザーが中毒性の高い「Opperton Swim」(Sample1)に感心。電子音楽に命がこもるような、「Welcome New People 」(Sample2)「Milkweed」(Sample3)極上のサウンドスケープ。言葉にしずらいですが素晴らしいです。この機会に是非。 (hamon)
CALL SUPERとPARRISが共同で設立し、二人のコラヴォレーションでスタートした〈CAN YOU FEEL THE SUN〉のニューリリース!CALL SUPERによる2部作となる「Cherry Drops」の第1弾。リズミックな電子音、カットアップ、ベースを核にデジタルな音響構築。アフロビート的なアプローチのタイトル曲。2021年の必聴盤です。
HODGEやCIELも参加する〈PEACH DISCS〉に最近ではKUNIYUKI TAKAHASHI氏のリミックスワークもヒットさせたCALL SUPER、文字だけでも高まる期待を超える作品が届きました。4/4ビートの安定感を軸に据え、神秘クリアなベルやサイエンスなシンセを絡ませた「ALL WE HAVE IS SPEED」(sample1)の無音ブレイクを打ちさくハット(試聴4分44秒)にはフロアの沸騰が目に浮かびます。同じくミステリアスなウワ音の細工が美しい「ALL WE HAVE IS GLUE」(sample2)はブレイクビートをゆったり刻んでまた違う魅力。 (Akie)
ランダムに撃ち込まれるコズミックなシンセパッドが宇宙時間を遊泳しながらも、どこか地に足を着けたようなクールな佇まいで抑制を効かせながらインナートリップへと誘う”Nervous Sex Traffic”(sample1)、ONDO FUDDで培ったリズム感覚の新鮮さ、デカダンでサイバーな感覚に陥らせる他のエレクトロ回帰とは一味も二味も違うフューチャー・サイエンス、下層を重厚なシンセ・ドローンがサステインしながら物語を描く”Mount Grace”(sample2)の、最高なカップリングです。
UKG以降のレフトフィールドなテクノ、エレクトロニック・ダンス。アフリカンリズム、複合的なリズムへのアプローチ、電子音楽の実験、ダブ。モダン・ダンスミュージックのユニークさの自身の音源の、素晴らしい音源がずらり。 (サイトウ)