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Ayu-Chan-Ching
Ba’dansa -Hidden MP3s from Taxi Drivers in South Africa-
Arrround Wicked Sound Maker
- Cat No.: ARCD-005
- 2025-10-01
2020年にリリースされた前作「Ba’dansa」では、自ら赴いた南アフリカのタウンシップでタクシ ードライバーから手に入れたUSBに収録された音源をメインに、当時我々が「南アフリカ」と聞いて想像する音楽を遥かに超えたアーバンでアダルト、ムーディー&セクシーなDEEP HOUSEやAmapianoがスムーズ流麗にMIX紡がれたワン&オンリーな傑作でしたが、あれから5年を経てリリースされた今作「Ba’dansa Vol.2 ~Slow Dancing in Shadows~」では、前作には「耳の早い人は注目してる新興ジャンル」として少しだけ収録されていたAmapianoがこの5年の間に世界的な市民権を得て、さらにどんどんサブジャンルが生まれていく中で発生して流行したメロウでジャジーなスタイル〈Private School Piano〉の世界観をより掘り進めた、レゲエ/ダンスホールにも通じるスローモーリディムが色気をより濃厚に香らせる〈Slow Jam〉〈AMA45〉と呼ばれるBPM90ほどのスローダウンAmapianoかから、前作と同路線のSA DEEP HOUSEのムーディーなディープハウス世界観が、妖しく妖艶アダルト・アーバン・スムースに、じんわりと丁寧にエロチック愛の歓び高みに向けてドラマチック哀愁、流麗じんわりと丁寧にミックス構築されていく。前半のクライマックス、永遠に続くかのような甘茶スウィート濃厚トロトロな絡みつくサックス・ソロも実にタマりません。
真空管を通したまろみと艶やかさ極上のマスタリングはHacchi(Urban Volcano Sound)による施し。アートワークはレオキマンによるもの。
これからの季節にもディープ・メロウ・スムース・スポーティー・ダンサブルにフィットする70分29秒。 (コンピューマ)
2020年に〈On The Corner Records〉からリリースされ2023年に〈International Anthem〉からもリリースし直したAsher Gamedzeの、ポエトリー、エジプトのエクスペリメンタルシーンのキーマンMaurice Louca、Sublime Frequencies/Sun City Girlsのアラン・ビショップも参加したソロ名義のアルバム「Dialectic Soul」に続いて〈International Anthem〉からのニューアルバム。シンガーTina Mene、そしてスポークン・ワードFred Motenを全編にフィーチャリング。
『「ポリリズムでありながら、常にポリフォニックな批評的結合は、アンサンブルの再構築、愛情に満ちた違反は、個体化の悪夢を解きほぐす」。The Black Lungsは、孤立した哲学者たちの孤立した問いを解きほぐす、まさにこのプロセスによって構成される音、闘争、思考の伝統に加わっている: 「ソクラテスは幸せか?」「弁証法者は音を持つか?」 コンスティテューションでは、質問の力、即興的な答えの可能性、そして共にあることの祝祭は、ソロではなくグループ、アンサンブルの中に存在する。(インフォメーションの翻訳より)』
という70sのアフリカン・アメリカンにも通じる 白人至上主義と人種資本主義に対抗するブラック・スピリチュアルを背景に、ミステリアスな世界へ音の実験を繰り広げている。推薦盤。 (サイトウ)
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Gilles Petersonが自身のパーソナリティーを務めるラジオ番組にて「The 20-South African Jazz」の中の1枚として紹介された事も後押しとなり、コレクター市場では初回プレスが1,000£で取引されることもあるメガレア盤。テノール・サックス奏者Winston Mankunku Ngozi 率いる(ピアノ:Lionel Pillay/ベース:Agrippa Magwaza/ドラム:Early Mabuza)カルテット作品。タイトルトラック「Yakhal' Inkomo」(sample_1)と、ウェイン・ショーターとコルトレーンに捧げた「Dedication」(sample_2)の2曲によるA面は、モードやスピリチュアルを包括する非常に美しいオリジナル曲。B面では ホレス・シルバーの「Doodlin'」コルトレーンの「Bessie's Blues」(sample_3)をプレイしています。コルトレーンやウェイン・ショーターに匹敵する、68年当時の厳しいアパルトヘイトから逃れた美しき至宝。この機会に手に入れてください。 (AYAM)
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シカゴ〈International Anthem〉から2023年にリリースされた南アフリカ、ケープタウンのドラマーAsher Gamedze(アッシャー・ガメゼ)のアルバム「Turbulence and Pulse」。ストックしています。ケープタウンのスタジオでトランペット、サックス、ウッドベースの4ピースに、ポエット、ヴォイスパフォーマンスでJulian 'Deacon' Otisをフィーチャリングして録音した10曲と、アッシャー・ガメゼがエジプト・カイロで現地のミュージシャンと行ったライヴ3曲を収録。カイロでのライブには、〈Nawa Recordings〉からのリリースでも知られるカイロの音楽家Maurice Louca、Sun City Girls/Sublime FrequenciesのAlan Bishopと彼のバンドThe Invisible Handsのメンバーなどによる (Another TIme Ensemble)とのセッションが収録されています。見開きスリーヴ、帯付き2LP。 (サイトウ)
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ホーンセクション、ストリングス、イーブンにビートを刻むディスコ・グルーヴ、ファン機jーなベース。セクシャルなコラージュ。ブレイクのボンゴ&ベースも渋い。B-SIDEは、ギターのエフェクト、ダブ感もあるキラー・アフロ・ディスコ。もしもNYCに音源が渡っていればマスターピース化したのではないかと思えるようなかっこいい曲。 (サイトウ)
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南アフリカン・スピリチュアルジャズ・トライバル・サイケデリック即興フリージャズ宇宙、シンゲリ・シャンガーン、ナイヤビンギ・パーカッション、ブレイクビーツ・アンビエント・コズミック壮大なる名作の誕生。2LP全11曲。かなりショートしての入荷となりました。 (コンピューマ)
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ダラー・ブランドやヒュー・マセケラを産んだ南アフリカ、ヨハネスブルグのジャズの中心地のNo1レーベル〈Soultown Records〉から1970年にリリースされたアルバムで、リリース元でもある〈Soultown〉を母体とする〈As Shams/Tehj Sun Records〉からのアナログ再発です。Gideon nxumaloは、ピアニストで、音楽教師でもあり、ラジオでジャズの普及に貢献した人。政治的な理由で表舞台から姿を消していた時期もあり、近年再発され話題を呼んだ、「jazz fantasia」、「gideon plays」に続くももう一つのアルバムがこの1970年の「early-mart」。リリース前年に亡くなった彼の音楽仲間のドラマーearly mabuzaに捧げられてたアルバムで、gideon nxumalo自身も翌年に他界してしまい、最後の作品となってしまうそうです。先鋭なサウンド、スローブルース、黒人霊歌「聖者が街にやってくる」の演奏もぐっとくる。 (サイトウ)
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未だかつて中古市場にも出回らない、アフロジャズファンが求めてきた希少盤がこの度再発!MANU DIBANGOのサポートも務めたトランペット奏者SEGONA PETER THOLOを筆頭に、名だたるジャズプレイヤーが集結し作り上げたファーストアルバム「Dedication」(1973)。DOLLAR BRANDに代表される電化されたタウンシップのスタイルではなく、70年代初頭の古典に根付いたサウンド。ピアノヴァンプやハイハットが強調された「Rabothata」(sample1)が顕著に南アフリカ流のアクセント。発売元である、南ア最大且つ最古のインディペンドレーベル〈GALLO〉から手に入れたマスターテープをリマスタリング! (Akie)
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偉大なるピアニスト・ABDULLAH IBRAHIMをはじめ、CAIPHUS SEMENYA & LETTA MBULU、HUGH MASEKELA & MIRIAM MAKEBAの夫妻ら、70年代のアパルトヘイト政権下で国外追放されNYやヨーロッパ各地を転々とし活動した先人達によって進化してきた南アフリカのジャズシーンの現在進行形がここに!ベース奏者・BENJAMIN JEPHTAのクインテット、SPIKE LEEにも起用されたアフリカンピアノ・THANDI NTULIやKYLE SHEPHERD、ANCIENT AGENTSのギタリスト・REZA KHOTAといった敏腕プレイヤーたちの気迫あふれるセット群のほか、MARCUS WYATTの門下生である女性トロンボーン奏者・SIYA MAKUZENIの’16年名曲”Out Of This World (single version)”(sample1)、ネオソウル・クァルテット・SEBA KAAPSTADaapstadのヴォーカリスト・ZOE MODIGAによる”The Healer”(sample2)、稀有な才能・MANDISI DYANTYISによる、カエターノ・ヴェローゾに影響されたようなリリカルなブラジリアンスイート”Kuse Kude”(sample3)といったヴォーカル曲がまた素晴らしい。全12トラック収録、トラックリストからも是非!
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KWAITO、BUBBLEGUMと呼ばれるプロト・ハウス、80sサウンドの発掘で知られるDJ Okapi主宰のAfrosynth Recordsから、ヨハネスブルグの黒人居留区タウンシップ=ソウェトで発展したSoweto Jazzを受け継ぐ原稿のアーチストたちのコンピレーション。 (サイトウ)
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73年にオープンした 'Pelican' は鉄道や倉庫に近い工業団地にあり、酒の密輸業者(!)のラッキー・マイケルズが経営する、かつてのアパルトヘイト政策による南ア最大の黒人居住区ソウェトで初のクラブでした。当時流行りはじめたディスコやフュージョンなどを、ジャズの基礎体力があるミュージシャンたちによって独特のブレンドをしていてとても面白いです。ジャズロック・フュージョンのA面3曲(A3にはABBA風ヴォーカル入り)、真正面にディスコな#C2、オルガン&サックスがメロウな#D2、と全曲おすすめではありますが、まずはアフロ度ゼロにびっくりの爽やかソウルジャズThe Shyannes「Asso-Kam」#C3聴いてみてください。トラックリストからもどうぞ!DJ、リスニング、全方位におすすめです。 (AYAM)
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JEFF RESNICK,HORACE TAPSCOTTなどの再発も手がける〈OUTERNATIONAL SOUNDS〉より!AL HALLとCHARLES MALLORY率いるビックバンド”THE MALLORY-HALL BAND”が残した幻のアルバム「Song Of Soweto」(1974)をライセンスリイシュー!CHET BAKERの名サイドマンとしても知られるピアニストKIRK LIGHTSEYや、ブラックジャズが誇るテナーサックスプレーヤーRUDOLPH JOHNSONら総勢12名のアーティストが集ったプロジェクト!アパルトヘイト真っ最中の1974年の南アフリカ・ヨハネスブルグにて録音された今作は、隆盛であった1970年代のファンキーなソウルジャズサウンドに、ラテンの上品さと南アタウンシップジャズの快活さを配合。アルバムラストを締めくくるジャズバラード「The African Night」(sample2)には鳥肌。。オリジナルはお目にかかるのも困難、この機会に是非。 (Akie)
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JEFF RESNICK,HORACE TAPSCOTTなどの再発も手がける〈OUTERNATIONAL SOUNDS〉より!AL HALLとCHARLES MALLORY率いるビックバンド”THE MALLORY-HALL BAND”が残した幻のアルバム「Song Of Soweto」(1974)をライセンスリイシュー!CHET BAKERの名サイドマンとしても知られるピアニストKIRK LIGHTSEYや、ブラックジャズが誇るテナーサックスプレーヤーRUDOLPH JOHNSONら総勢12名のアーティストが集ったプロジェクト!アパルトヘイト真っ最中の1974年の南アフリカ・ヨハネスブルグにて録音された今作は、隆盛であった1970年代のファンキーなソウルジャズサウンドに、ラテンの上品さと南アタウンシップジャズの快活さを配合。穏やかなフルートがリードするアルバムオープナー「The Last Special」(sample1)を筆頭に、ビックバンド色の強いファーストよりもモダンな印象。こちらもオリジナルはお目にかかるのも困難、この機会に是非。 (Akie)
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今作でもフィーチャーされるBATSUMIやPACIFIC EXPRESSなどの南アフリカ産ジャズを再発してきた英国〈MATSULI MUSIC〉からのリリース!アフロジャズを基礎としながら、サイケロック、インディタウンシップジャズ、サイケロック、ダブまでも融合し、伝統を打ち破る大西洋横断の未来派アフロミュージックを追求、世界中から注目されるパフォーマンス集団TBMOことTHE BROTHER MOVES ON。今作は彼らの基礎であり聖典とも呼べる60~70sアフロジャズを再構築。古典の漆黒のグルーヴや政治的メッセージを残しながら、現代のリスナーにフィットするリラックスしたライトなサウンドデザインが心地よい。 (Akie)
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局所で発掘され話題になっていた南アフリカ産80sエレクトロ/イタロディスコ。ステレオフォニックなギミック、オールドスクールなシンセリフがKWAITOにもつうじる感じもあり、シンセサイザーサウンド好きにはたまらない一枚です。 Dmx Krewによるリミックス 2バージョン。マジカルなエレクトロ。METRO AREAのファンも是非。素晴らしいです。 (サイトウ)
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個人的にもバフルガムはまるきっかけでもあったDJ Okapiコンパイルの名コンピ「Pantsula! 」のハイライトのひとつだったJIVAROの「What Next」収録の「Saturday Fever」が嬉しい再発!ヴォーカルを抜いた「Dub Version」、タイトル曲「Saturday Fever」、レゲエ色もあるシンセファンク「Your Way Is My Way」も絶妙! (サイトウ)
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BATSUMIやPACIFIC EXPRESSなどの南アフリカ産のジャズを再発して来た英国〈MATSULI MUSIC〉の最新ワーク!〈ATLANTIC〉よりリリースされた原盤は、マイルス・デイヴィスやリターン・トゥ・フォーエヴァーなど、70年代USジャズへの南アからのアンサーとも言える一枚。パワフルなヴォーカルと躍動感、当時の北米ジャズの最新のスタイルと南アのミュージシャンのスタイルが融和した革新的サウンド。オリジナルは入手困難なだけにありがたい再発。フランシス・ゴーディンによる新規ライナーと貴重な写真を掲載したライナーノーツ付! (Akie)
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1984年、バブルガム発掘のキーマンMbongeni Ngemaがプロデュースのキッズ・ディスコラップ/エレクトロ!最高の笑顔で贈る「Got My Magic Working」、トマトソースがなまった「Tomati So」もラップ、サウンドプロダクトも驚きのすごい曲。B2はAuntie Flo とのコンビやジャイルスのBROWNSWOOD等でのリリースでお馴染みのESA WILLIAMS率いるESA & HIS AFRO-SYNTH BANDによる「Got My Magic Working」ダブミックス。AFRO-SYNTHを名乗るバンドがダブミックスといってます。 (サイトウ)
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1985年、南アフリカ、エスワティニの音楽家で、楽器製作者のSMILES MANDLA MAKAMAと、ソウェートの才能ある若きダンサーグループによるプロジェクトAZUMAH。南アフリカの演劇界の重鎮で音楽家のDes and Dawn Lindberg夫妻の自宅で録音。ムビラ、ニュンガ-ニュンガ、ウハディ、マホヤネといった民族楽器、パーカッション、ポリリズミックなサウンド、アフリカン・チャント。驚きと魅力にみちた作品。 (サイトウ)
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Ayu-Chan-Ching彼女自身が、2016年、2017年と単身南アフリカに渡りタウンシップ(アパルトヘイト時代の非白人居住区。今でもほぼ黒人が住むゲットーエリア)へ直行、現地のUberドライバーからゲットしたUSBに収められた音源を多数使用したHOUSEミュージックMIX。南アのダンスミュージックというと近年はGQOMが脚光を浴びているが、ここに収められているのは、タウンシップのコミュニティでは(日本におけるJ-POPのような感覚で)ポピュラーに親しまれているというメロディアスでジャジーなDEEP HOUSE。赤土の埃舞うゲットー発なのに、この驚くほど都会的でセクシー&スムースな音の数々、ダークでアンダーグラウンドなGQOMなどに比べると幾分ソフトでコマーシャルな音と捉えられるかもしれませんが、軽やかなビートやメロドラマ的フュージョニック/ジャジーな旋律と、やはり欧米とは異なる独特なアフリカン・カリビアンなリズム感覚がなんとも最高に心地いい。とにかく最高です。よろしければぜひ聞いてみてください!!!南アフリカン・トロピカル・カリビアンなテイストはもちろんのこと、それらを軽く内包したエレガント・スムーシー・クロスオーバー・R&Bソウル・インフルエンスなジャジー・ディープハウス珠玉。少々チープな鳴り、音の悪さにもグッとくる。大推薦盤MIXCDとさせていただきます。 (コンピューマ)