- 2LP
Various Artists
Mr Bongo Record Club Volume Four
MR BONGO
- Cat No.: MRBLP217
- 2023-03-13
ブラジルとアフリカを中心にソウル/ファンク/ディスコの素晴らしい再発をリリースし続けるレーベル〈MR BONGO〉のラインナップを一気に楽しめるコンピレーションシリーズの第四弾!
Track List
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1961年発足からPhil RanelinやNate Morgan、新しくはKamasi Washingtonまで多くの才能が名を連ねる、Horace Tapscott率いるThe Pan- Afrikan Peoples Arkestraのメンバーでもあり、オーケストラを代表するアルバム『The Call』と『Live At I.U.C.C.』に参加し、Gerald Wilson, Anita O'Day, Lionel HamptonやRoy Porter Sound Machineなどのジャズ界の巨匠たちと、名盤『Jessica』で共演するなど、まさにスピリチュアル・ジャズ界の隠れ名手。本作はスピリチュアルやフリーの要素は控えめに、モーダルでエモーショナルなA面と、心地よいバラードのB面によるキャッチーな内容。レスターの名前と曲目以外にはほとんど情報がないアーカイブのマスターテープから最近発見されたものとのことで、残念ながらメンバーはクレジットは不明です。A面のかっこいいピアノの正体が知りたいです。 (AYAM)
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〈MR BONGO〉のカタログの中でも世界的に人気の、和とファンクの折衷名盤として、DJ Shadow, Cut Chemist, Egonなど多くのアーティストからもピックされたアルバム『Bamboo』。同レーベルアーティストのSurprise Chefも非常に影響を受けていることから、カバーが実現。尺八と琴のフレーズをシンセとギターに置き換え、アルバム収録曲「The Limp」のパーカッションを潜ませたりと敬意と愛たっぷりのアレンジに。メロディや音階だけでも和が香り立つのだなと感心してしまいます。B面のMR BONGOエディットは、イントロから中盤まで丸ごとそのままで、原曲後半のドラム、パーカッションのソロパートをアウトロ約30秒ほどのところでループエディットさせており、djにありがたい仕様になっております。アルバムもストックしておりますので是非そちらも。 (AYAM)
José GonzálezとTobias WinterkornによるスウェーデンのバンドJunipが、2012年の映画『The Fourth State』用に制作された、UKロック色のあるアレンジが見事にハマっている「Oba, La Vem Ela」カバーと、71年に〈Odeon〉からリリースされたZapatttaの、イントロに象が鳴く笑、超マニアック・サイケロックモンスター「A Mesa Santa」がB面に収録。 (AYAM)
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DJ HARVEYやGILLES PETERSONなど数多のDJたちがプレイした、73年作Sabu Martinezのドラムブレイク名盤『Afro Temple』からの一曲「Hotel Alyssa-Sousse, Tunisia」、当時すでにダニーがプライヴェートでエディットしており、今回それを自分の納得のいく水準までフレッシュかつタイト、原曲を損なわないDJライクなイン&アウトロに仕上がっております。もう一方はラテン・クロスオーバー・人気トラック、Nico Gomezの71年作「Lupita」。こちらもイントロのドラムブレイクやフィルの再構築が美しく、ドラマチックな展開とビルドアップを加えられた匠の技エディット。以後のシリーズ展開にも期待大です! (AYAM)
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SSW、ダンサー、女優と活躍し、幅広いジャンルに秀で、現在も進化し続けるインド系パフォーマー、ASHA PUTHLI。73年にジャズでデビューして以来数々のアルバムの中から〈MR BONGO〉レーベル選りすぐりの名曲をコンパイル。ムンバイのサイケ・ガレージバンドThe Savagesにフィーチャーされた、デビューアルバムリリース前の69年作メガレア・シングルからの1曲 A1「Pain」(sample_2)や、シンガポールのバンドThe Surfersとの共作で、こちらも68年リリースでいまだ高騰しているカバー曲7inchから3曲が収録されたA面。レーベルはこれを収録することだけはアーシャのルーツを語る上で外すことのできないと語っております。DJ-MIXや90~00年HIPHOPサンプリングで人気のディスコ期名曲C1「Space Talk」(sample_1)はもちろん、『The Devil Is Loose』以降にリリースされた語られることの少ないアルバム『1001 Nights Of Love』収録のシタール&シンセが煌めくバラードD2「Prism Of The Sun (Song For Dieter)」(sample_3)、80年代に入り、ニューウェーブやハイエナジーに挑戦したアルバム『I'm Gonna Kill It Tonight』収録の実験的ドゥーワップD4「We’re Gonna Bury the Rock with the Roll Tonight」、マニアに人気の Michael Jackson「Smooth Criminal」をアーシャ解釈した D5「Chipko Chipko」など、素晴らしい多面的な選曲ラインナップ。 (AYAM)
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同じく70年代に活躍したアムステルダム拠点のファンクバンド”TONY AND REALITY”から派生、USソウルシンガーBILLY JONESを擁した”SOLAT”はアムステルダム〈POKER〉から2枚のEPをリリース。快活なコーラスやホーンセクションと、エモーショナルなソウルヴォーカルが呼応する「Change The World」(sample1)と「Try, Try」(sample2)の両A面で、ディスコとファンク、ソウルが混ざり合い、フロアにも根付いたクロスオーバーな魅力に数多くのDJが虜になって来た一枚。 (Akie)
〈MOTOWN〉や〈BUDDAH〉といったトップレーベル、 GENE HARRISからERTH WIND & FIRE、アレサやマービンゲイはじめ、今にレアグルーヴ、ソウル/ファンク・クラシックスとして語り継がれる数々の名作に携わった、名アレンジャー、プロデューサーでマルチミュージシャンでもあったJERRY PETERSが手掛けた2曲。CURTIS MAYFLILD,LEROY HUTSONも在籍したシカゴ・ソウル伝説のTHE IMPRESSIONSの初代シンガー/ギタリストJERRY BUTLERと組んだ74年の『残酷欲情軍団(Melinda)』のサントラ中の曲「Melinda Latino」。ストリングス・ファンクとラーガ、サイケな感覚がミックスされた驚異の一曲。ARTHUR VEROCAIにも匹敵するポテンシャルの名曲です。B-SIDEは、JIMMY SMITHによるBARRY WHITEのカバー。 JERRY PETERSがプロデュースを手掛けたレアグルーヴ/ジャズファンク名盤として知られる「Black Smith」から。 (サイトウ)
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今回は 元BADBADNOTGOODのMatthew Tavares、Wax Machine、DJ Format & The Simonsoundといった現行アーティストも初めて盛り込まれており、限定プライベートプレス盤かデジタル配信のみでのリリースであった貴重な音源を収録。デジタル盤には入っていない、中東ディスコ・ポップ Hamlet Minassian「Al Elnim」や、哀愁ブラジリアン・サイケロックLincoln「Amanhã o Tempo Muda」なども収録で今回も大充実。トラックリストからもぜひご試聴ください (AYAM)