Tag: Domestic
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Susumu Yokota
Sakura (Skintone Edition)
Lo Recordings
- Cat No.: LO253
- 2026-10-04
国産アンビエント指折の名作。1999年に〈Skintone〉から日本盤CDとしてリリースされ、その翌年にUK LEAFからアナログもリリースされた「Sakura」。Lo Recordingsからボックス・セットもリリースされた (Skintone Edition)のうちのひとつ。2025年の(Limited Edition)。(Petrol Blue Vinyl)。(サイトウ)
『『サクラ』は、横田進の作品群の中で、間違いなく最も愛され、称賛されている作品である。 その音楽は、タイトルにもなっている桜の木から舞い落ちる花びらの滝のように、次々と繰り広げられていく。横田は「音楽を通じて『喜・怒・哀・楽 (喜・怒・悲・楽の四情)」を音楽を通じて表現することを意図しており、『Sakura』全体を通して、その効果は深遠な静寂、躊躇、憂鬱、そして喜びの間を軽やかに揺れ動き、人間の感情の移ろいやすさを描きつつ、気分を完全にラベル付けしようとする傾向を超越している。 『Sakura』は横田のアルバムの中で最も売れた作品となった。フィリップ・グラスやブライアン・イーノからも称賛され、世界的な評価を博し、横田を国際的なアーティストへと押し上げた。 「すべてのものはいつか終わりを迎える ...もっと読む (サイトウ)という悲しみが、その甘く切ない美しさを一層際立たせている」――マーティン・ペッパーレル (インフォメーションより)』 (サイトウ)
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Kenji Kawai
Ghost In The Shell (Authorised Orig. Soundtrack) 2024 Repress
WRWTFWW
- Cat No.: wrwtfww017
- 2026-10-04
押井守監督とのタッグで映画音楽の巨匠としての道を歩む川井憲次が音楽を手がけた1995年の攻殻機動隊のサウンドトラック。サンプリングでも有名になったブルガリアン・ボイスやガムランなど民族音楽の要素にアプローチしたサウンドとラック。オリジナルリリース時はCDのみでしたが、ブートレッグを除くと2017年にWRWTFWWが初のアナログ化。こいちらは、2024 Repressです。
Track List
- 12inch
- Recommended =
- New Release
Churashima Navigator
片思い
Tuff Beats
- Cat No.: TBV-0127
- 2026-10-01
沖縄の現行音楽のキーマンNu-Dohと、コザ在住だったSINKICHIによって結成されたChurashima Navigatorのニューリリース。沖縄民謡唄者の1962年の大城美佐子のデビュー曲『片思い』を、Churashima Navigatorのメンバーそれぞれが尊敬と感謝の気持ちを込めてカバー&リミックス。沖縄民謡の奥深さ、堀内加奈子に心打たれ、Churashima Navigator二人のそれぞれの世界も素晴らしい。(サイトウ)
「片思い」は、2021年に逝去した沖縄民謡唄者・大城美佐子の1962年デビュー曲である。
師匠・知名定繁(知名定男の父)が作詞・曲を手がけ捧げた作品で、大城の代名詞的楽曲。最後まで現役唄者だった大城は、この曲を大事に歌い続け、育ててきた。
それを弟子の堀内加奈子が歌い継いだのが本作だ。堀内を筆頭に、Churashima Navigatorのメンバーは生前大城と縁深く、SINKICHIとNu-dohは、2017年に「片思い」(1962年録音)のリミックスを手がけた仲でもある。
今作は、大城への感謝と尊敬の念を示すべく制作されたという。始まりは、Nu-dohが2024年11月に行われた「大城美佐子 偲ぶ唄会」で堀内が歌う「片思い」を聞き、「今の加奈子の歌を残したい」と構想を練り ...もっと読む始めたこと。
2025年11月、那覇でのライブで約6年ぶりにChurashima Navigatorのメンバーが集結したことを機に、制作がスタートした。
A-1は、堀内が歌三線のみで聞かせる「片思い」。行きどころのない恋心が切々と語られる本曲だが、闇雲に感情を込めすぎてもいけない、それでいて“泣き”を滲み出すことが求められる難曲だと痛感する。師匠の歌から学び、独自に鍛錬してきた堀内流の「片思い」に宿る、心の揺れをじっくり聞き込んでほしい。
A-2は、Nu-doh & Harikuyamakuのリミックスに、MARINO(sax)、カナミネケイタロウ (bass)が客演。鼓動のように刻まれるビートと、セッション的な美しい音の重なりが、海の彼方の世界にトリップしたような深遠なる景色を見せてくれる。
B-1は、A-2のトラックをベースにSINKICHIがリミックス、大城の持ち歌「白雲節」にかけて「White cloud Mix」と銘打ったナンバー。どこかエキゾチックな音の響きや、鳥の鳴き声などが心地良いアンビエントな仕上がり。途中、一瞬だが大城と堀内の会話が聞けるのも微笑ましい。
「リミックスでも歌三線をしっかり聞かせることが大前提だった」というNu-dohの言葉が頷ける本作。師匠の思いを歌い継ぐ弟子の表現、新たな解釈の音世界を立ち上らせたリミックスで、大城美佐子が愛した「片思い」という楽曲の普遍的な魅力を堪能したい。
(文/岡部徳枝)
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- LP
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Midori Takada
Through The Looking Glass
Palto Flats
- Cat No.: PFLP 006 / WRWTFWW019
- 2026-09-29
カナダのPALTO FLATSからリリースされ日本の環境音楽の再発に力を入れてきた, We Release Whatever The Fuck We Want Records (WRWTFWW)からヨロッパ向けにライセンスされたNEWAGE/ミニマル・ミュージック/現代音楽の傑作、高田みどりの「鏡の向こう側」。LP再プレス。
日本産の80sミュージックが大きな注目を集める中、MARIAHの再発に続いて海外でアナログ再発され反響を呼びなんだ名盤。『高田が「時間と体、体の内部に向かうことに対し体がどう反応するか」というテーマを掲げ、マリンバ、ゴング、カウベル、オカリナ、タムタム、足踏みオルガン、土鈴、コーラの瓶、シンバル、ビブラフォン、ピアノなど様々な楽器を一人で演奏し、オーヴァーダビングを重ねて完成させた作品』。内容は、やはり今再評価されてしかるべき素晴らしい作品で、ポリミニマルな「Crossing」、15分に渡るとことん潜り込む「Catastrophe Σ」等のハイライト筆頭に是非聴いて欲しい素晴らしいアルバムです。日本向けには販売不可だったLPちょっとだけ入手できました。 (サイトウ)
Track List
- 7inch
- Recommended =
- New Release
豊田勇造
憧れのジャマイカ / 台湾
株式会社ローソンエンタテインメント
- Cat No.: HR7S357
- 2026-09-29
関西フォーク界における最重要人物のひとり"豊田勇造"が1980年、単身ジャマイカへ渡り名門TUFF GONGスタジオにて現地ミュージシャンを交えて録音した"和レゲエ"のパイオニア的作品「憧れのジャマイカ」が7インチ・アナログ復刻!!!ナイヤビンギ・パーカッション、乾いた音像、ヒリッヒリの言葉、先人によるズッシリと沁み入るブルージー日本語レゲエ金字塔。
EXHUME EXHUME PRODUCTION × HMV RECORD SHOPによるリイシュー・プロジェクト最新作!!
1980年、制作当初は右も左もわからない状況。手探り、試行錯誤の末に生み出された本作は、ず太く濃いルーツロック的趣全開の本場サウンドな演奏と、日本語フォーク然とした歌唱、社会派な尖った歌詞との融合によって、他に類を見ない和/ジャマイカ折衷な味わい深い唯一無二の作品へと仕上がっている。和ダンディズム・シカゴ・ニューソウルフルなB面「台湾」(sample2)も嬉しい収録。高音質リマスターを施しての初7インチ化。 (コンピューマ)
Track List
- 2LP
- Recommended
Soichi Terada Presents
Sounds From The Far East (2025 Edition)
Rush Hour
- Cat No.: RH RSS 12U
- 2026-09-28
【リプレスされました】LARRY LEVANにも愛された日本人プロデューサー寺田創一氏と横田信一郎氏のFAR EAST Recordingsの音源がRUSHHOURからアナログ・リリース。
PARADISE GARAGE CLASSICSとして知られ、CREME ORGANIZATIONのマスターピースとしても知られる島田奈美の「Sun Shower」を代表曲にもつ寺田創一とその門下生横田信一郎の音源をリリースした「FAR EAST Recordings」のコンピレーション登場!Sun Sowerの別テイクや永山学と寺田創一の名曲[Love Tension]の別テイク、 SINICHIRO YOKOTAの「Do it Again」コンピレーションの立役者でもあるHUNEEによるエディットやCDのみでリリースされていた曲も含む全12曲! (*C3が「Shake yours」から「We Came Together」に差し替えられています。 (サイトウ)
- 2LP
- Digital
- Recommended
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Various
Virtual Dreams II - Ambient Explorations In The House & Techno Age, Japan 1993-1999
Music From Memory
- Cat No.: MFM072 / VRD03
- 2026-09-28
〈Music From Memory〉からの90年代のテクノ・エイジによるアンビエント・コンピレーション「Virtual Dreams」の第2弾は、日本にスポットを当てた「Ambient Explorations In The House & Techno Age, Japan 1993-1999」。
故Jamie TillerとEiji Taniguchi(Revelation Time)の慣習による90年代に日本のテクノ、IDM、エレクトロニックミュージックが隆盛し始めた時代の音源からコンパイル。山本アキヲ+OKIHIDE、Web aka 杉本卓也、Drawing Future Life(SYGYZY)、ROIW ARAI、DUB SQUADなど12曲をセレクト。 (サイトウ)
Track List
- Cassette+DL
- 12inch(RED)+DL
- Recommended
- Back In
NICKELMAN
Mangoes II
URBNET
- Cat No.: URNT1496V
- 2026-09-25
大阪のビートメイカー NICKELMAN 〈deepconstruction records〉が、カナダの〈URBNET〉から新作をリリース!ソウルフルでスウィートなグルーヴを基調に、トロピカルかつエキゾチックな質感へと展開する、夏にぴったりのインストゥルメンタル・ビート集。リストックできました!
365日銭湯通いで培った “温冷浴グルーヴ” を表現し〈桶 MUSIC FACTORY〉からリリースされたアルバム『日本音泉紀行』や、BITOWA〈Wind noise records〉とのスプリット7inchが好評即完、新作を期待していたNICKELMANから。氏が得意とするサイケデリックな揺らぎとLo-Fiな質感、メロウ&トロピカルなサウンドとサンプル使い。秋風が吹き込む車内、ヘロヘロになったアフターアワーズで流してみてください。DLコード付き!
(AYAM)
-info-
大阪を拠点に活動するプロデューサーNICKELMANによる最新作『Mangoes II』。カナダの老舗レーベルURBNETより、2021年作『Mangoes』の続編がヴァイナルとカセットでリ ...もっと読むリース。
ソウルフルなスウィート・グルーヴを軸に、トロピカルかつエキゾチカな領域へと展開。とろけるようなループの重なりとヒップホップビートが絡み合い、心地よく揺れるメロウな質感に、サイケデリックな揺らぎを帯びたニュアンスが重なり、全体をやさしく包み込む。
ダビーなイントロから幕を開け、果汁が滴るような瑞々しいビートを軸に、ダンストラックから哀愁を帯びたメロウなソウルまで、映画のサウンドトラックのように滑らかに展開していく。
自身のアートワーク名義〈55555〉によるコラージュとサウンドが共鳴し合い、より深く洗練された独自の感覚世界を描き出す。
前作をさらに発展させた、スウィートなムードをまとった仕上がり。猛暑を離れ、ゆったりと流れる時間の中で味わいたい、フルーティーなビート・インストゥルメンタル・アルバム。
Track List
- 7inch
- Recommended
- Back In
MeNeM
NaMShaN/ eShaMilDe
KUMARU
- Cat No.: KUMARU-010
- 2026-09-24
関西ゼロ世代の才能、SHABUSHUABUが2009年と2007年にリリースした曲を、新たな名義MeNeMとして7インチリリース!ジャポニズムの現代的なアプローチに先駆けたユニークなサウンド。
ウカイセイジやSAKANたちとの「SOONDIE」を原点に、OORUTAICHIとのユニット〈おばけじゃー〉や、ガルペプシとのGULSHABU、真保☆タイディスコとのDJ KUMARUなどなどで関西のシーンで個性を放ってきたSHABUSHUABUが、真保☆タイディスコとのレーベル〈KUMARU〉から、2007年と2009年にリリースしたCDからのチョイス、SHABUSHUABU名義でリリースしていた2曲をMeNeM名義で新たに7インチリリース。三味線の音色をフィーチャリングしたブレイクビート、うなるベースライン、ユニークなリズムがSOONDIEらしいです。B-SIDEもいにしえの和のテイスト、ゲームミュージック感と、化かされるミステリー、ドープさが交錯していて魅力。本人も活動を再開しているようで今後の展開も楽しみです。 (サイトウ)
Track List
- 12inch BLACK 1LP
- Recommended =
- New Release
maya ongaku
Nothing Space Music
Guruguru Brain
- Cat No.: GGB-042LP
- 2026-09-16
maya ongaku 3年ぶりとなる待望の2ndアルバム『Nothing Space Music』が完成。Bayon ProductionとGuruguru Brainの共同で全世界リリース決定!
ライブも音源も各方面大絶賛の充実振りが伺えるmaya ongaku待望の2NDアルバム”Nothing Space Music”リリースです。
静けさとサイケデリアはオールドファッションな匂いとアンビエント以降の感性を行き来しつつ、インタビューでも本人たちが言及してますが、曖昧で安易なサイケデリアに頼らない芯の強さが全てのバランスを支えています。それは日本語歌詞の言葉一つ一つの選び方とその響きの揺らぎだったり、そして奇抜ぶらない静かな演奏からも感じ取れます。貫禄のひっそりネクストへ。大傑作!!!!(Shhhhh)
2023年『Approach to Anima』での世界デビュー以降、国内外で精力的にライブ活動を展開し、各地で高い評価を獲得してきたmaya onga ...もっと読むku。本作では、その経験を経た先にある「沈黙」に焦点を当て、より内省的かつ深度のあるサウンドへと歩みを進めた。
反復するグルーヴと繊細なアンサンブル、アンビエントな空間性、即興性を兼ね備えながらも、本作には人の記憶や感情に寄り添うポップスとしての親密さがあり、時間や境界の感覚をほどいていくような没入感に満ちている。その一方で、制作の過程で浮かび上がった「Nothing Space」というひとつの空間のイメージ。それは単なる無ではない。過去・現在・未来、あらゆる時間の記憶が漂い、空と海、陰と陽、音と沈黙といった境界が溶け合う広大な場所。「Vanishing Waves」から「Permanent Waves」へ。ジャンルを横断しながらも、そのどれにも属さない独自のサウンドは、国内インディーシーンのみならず、海外リスナーにも高い親和性を持つ作品として、maya ongakuの新たな到達点となる全8曲を収録した珠玉の名作。
- LP
- Recommended
- Back In
Passepartout Duo and Inoyama Land
Radio Yugawara (LP,TransClear VInyl, +PP Sleeve) (incl a locked groove on the side B)
Tonal Union
- Cat No.: TU007LE
- 2026-09-14
大阪でのライブ公演間近、日本の環境音楽のレジェンド、イノヤマランドと、電磁場を通じて演奏されるポリシンセChromaplaneとパーカッションを操るイタリアのPassepartout Duoのコラボレーションのアルバム。Tonal UnionからのLP。
イノヤマランドの井上誠の故郷である湯河原で2023年にレコーディングした「Radio Yugawara」。Chromaplaneと、ハンドベル、グロッケンシュピール、木琴、リコーダー、メロディカなどの子供用の楽器などをミックスしながら、エレクトロニックと、アコースティック、またその両方のミックスを試みた手法で即興的に録音した音源をもとに制作されています。 (サイトウ)
Track List
- 12inch
- Recommended =
- New Release
Barrio Lindo feat.Hou / 稲嶺幸乃 + Akio Nagase
Ecdysis & Yugafu ai Kaji Remixies E.P
GLOCAL RECORDS
- Cat No.: GR12-002
- 2026-09-11
アルゼンチン発、南米スロービート〜フォルクローレのマエストロ Barrio Lindo feat. Hou、そして琉球民謡を現代的な感覚で再構築する稲嶺幸乃+AKIO NAGASE。2組の唄者&トラックメイカーの組み合わせによるスペシャルなリミックス・コラボレーション12インチが完成。
Side-Aには、2025年リリースのBarrio Lindo のアルバム「Ecdysis Vol.1」収録曲「Higashi」のリミックスを収録。ギタリスト、Marronとの共作、「いきんや節」でも知られる宮崎の唄者、 Houをフィーチャーしたこの楽曲を、AKIO NAGASEと山頂瞑想茶屋 がそれぞれの解釈で再構築。
AKIO NAGASEは自身のルーツでもあるベーシックチャンネルの系譜を感じさせるディープで没入感の高いエレクトロニックDUBサウンドへと昇華。一方、山頂瞑想茶屋は心地よいバラフォンの響きと Hou の伸びやかな歌声を活かし、オーガニックで浮遊感のあるサウンドへと導いている。両リミックスともに原曲の魅力を引き継ぎながら、アーティストそれぞれの個性が色濃く表れた ...もっと読む (サイトウ)仕上がりとなっている。
Side-Bには、琉球文化新世代の継承者であり三線奏者・唄者の稲嶺幸乃と、ACID HOUSE ~ DUB ~テクノを横断しながら関西から世界へ向けて発信を続けるプロデューサー/ DJのAKIO NAGASE によるコラボレーションアルバム「世果報藍風」から「白浜節」の Barrio Lindoリミックスを収録。沖縄の地に根付く、琉球民謡のスタンダードナンバーであるこの楽曲を、稲嶺の三線と歌声、AKIO NAGASEの描き出すACIDなフレーズを生かしながら、彼の真骨頂ともいえるウォーミーなスロービートへと再構築している。
さらに、00年代にクロスオーバーな作風で日本のクラブシーンを牽引した伝説的レーベル Sound-Channel時代からのAKIO NAGASE の盟友でもあるdol-lop がマニュピレーター務めるパーティー / DJユニットTigerWest(dol-lop & kEN3)が八重山民謡「月ぬ美しゃ」をリミックス。オリジナルのノスタルジックな空気感を残しつつ、軽やかなブラジリアンテイストを取り入れたパーカッシブで爽やかなトラックへと仕上げている。
東から日が昇り山々を照らす。やがて水平線の向こうに日は沈み月が登る。
白浜を月明かりが淡く染める頃、今宵も宴が幕を開ける。
アルゼンチン、宮崎、沖縄、東京、大阪。
異なる土地で活動するアーティストたちの交流から生まれた、国境や地域を越えて響き合う “GLOCAL” なサウンドスケープ。
文化とクラブミュージックが交差する、特別なリミックスEPがここに誕生。
Text by Makedub (サイトウ)
Track List
- LP+DL
- CD
- Recommended =
- New Release
7FO
ひろった石が割れた
Em Records
- Cat No.: EM1224LP
- 2026-09-11
大阪拠点のコンポーザー・パフォーマー、7FOがその名を広めた名盤『竜のぬけがら』(2018)以来、満を持してエム・レコードから発表する待望のニューアルバム。そのイメージは「質量」。
ある日、ふと道でひろった石が7FOの掌で割れました。音楽家である前に東アジア人という属性をもつ7FOに突如開いた説明のつかない「自然」、そこに音楽家という性(さが)が作動して掴み取った「音の種」のようなものを育て、ある種の媒介者として、自然に投げ返した音の群れ、それが本作だと思われます。音に質量は無いはずなのに、このアルバムの音には手で触れられる実体があるかのようです。かつて武満徹は「自分を超えた自然や未知の響きに対して、自らを投げ出すことによってのみ、本当の音に出会うことができる」と言いました(『音、沈黙と測りあえるほどに』)。「質量」という言葉には、ダイナミクスのないノイズ、金属的響き、耳をつんざくダンスフロアの狂乱、様々な形態のドローンなどの音響イメージが思い浮かび、それぞれは独自に「 ...もっと読む重厚」と言えますが、7FOは重厚の異なる側面を探求しました。密度の高い低周波、彫刻のように凝縮された音の塊、微妙に揺れ動く重力場、躍動感あふれる喜びと滲み出るようなユーモアの集合体です。2024年から2025年にかけて録音された本作で、7FOはドラムマシン、ギター、シンセサイザーと音楽的ビジョンを8つのコンパクトな構造に集約しています。これらの構造は、アメリカの戦前ブルースの強烈なエッセンス、エチオピアの伝統音楽の魂からも部分的にインスピレーションを受けています。『ひろった石が割れた』の出発点は、7FOが初めてシングル曲というコンセプトに挑んだ7インチ「ヒーリング剣」(2023年)のカップリング曲であるライブ一発録りの「蛇」に遡ります。この7インチがヘンリー・ロリンズの手に渡り、彼のラジオ番組でB面の「蛇」がオンエアされたことが7FOを刺激し、それが「しろへび」という曲に変態し、アルバムの画竜点睛となって『ひろった石が割れた』が完成しました。音の種を視覚的に育てたようなアートワークは飛鷹宏明によるものです。
Track List
- 2LP
- Recommended
- Back In
Susumu Yokota
Grinning Cat (Skintone Edition)
Lo Recordings
- Cat No.: Lo254LP
- 2026-09-04
Susumu Yokotaの2001年リリース。「Sakura」に続いてUKのLeafとSkintoneの共同でからリリースされた「Grinning Cat」。ご遺族の協力のもとこだわりの特殊仕様装丁でのアナログ再発。現代音楽やジャズ、民族音楽からの影響も反映したような実験的なスピリット。輝きを失わない名盤。(サイトウ)
『スキントーン・エディション・シリーズの復刻版 限定盤ホワイト2x12 "ビニールLPは、Non Formatによるカスタム・フォントと、オリジナル・アルバムのアートワークを抽象化したスポット・グロス・プリントを施したPMS印刷のインナー・スリーブ2枚に収められている。 両面2パネル・インサートと両面4パネル・ポスター付き。 PMS印刷による7mm幅の背板を使用したアウター・スリーブに、ダイカットされた正方形のセンター・パネルとベリー・バンドが施されている。 (インフォメーションより)』
Track List
- 12inch
- Recommended =
- New Release
angama
025420
Dotei Records
- Cat No.: DTR-011
- 2026-09-02
道程|Dotei Recordsから、沖縄を拠点とするHarikuyamaku とBitowa によるユニットangama による初のレコード作品が到着しています。POLEマスタリング、サブベースの周波数が脳波の温泉のよう。バイナルのシックで、いい音でてます。店主による八重山の伝統行事「アンガマ」についての熱いテキストもインサートされています。推薦いたします。(サイトウ)
彼らはこれまで、2020 年に自主制作でのカセットテープ作品「view」を発表しているものの、流通は手売りと一部のお店のみにとどまり、活動自体もHarikuyamaku のスタジオでセッション、沖縄のローカルイベントでのセッションライブなど、彼らの日々の行動範囲内に限られていた。2025 年1 月に当レーベルからリリースしたBitowa - Septemba EP をきっかけに、沖縄―八王子で親睦を深める機会にも恵まれ、今回のリリースへと至った。本作に収録された楽曲も予定調和ではなくセッションの中で生まれた音をベースにしたもので、Bitowa が生み出したビートに、Harikuyamaku が主にBuchlaシンセサイザーを使用して上音を加え、空間的なエフェクト処理を施した、呪術的な雰囲気を ...もっと読む持ったTechno となっている。マスタリングエンジニアPole とdubby な楽曲の相性は抜群で、今回は更に、あえて片面あたりの収録時間を抑えることにより、カッティング時の制限となる要素を極力排除し、可能な限りの最高音質、最適音圧でダンスフロアを揺らすことを最優先に考えた仕様になっていることにも注目してほしい。
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- Cassette
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加納佐和子
旋回する
Senri Records
- Cat No.: snri-c16
- 2026-08-30
水の中を幻想的に旋回する魚をイメージさせるハンドパン演奏。兵庫県を中心に活動するドラマー、ハンドパン奏者 加納佐和子 によるライブ音源。大阪を拠点に活動するSSW/ギタリストYousei Suzuki が主宰する、ピュアでDIYなアコースティック・ギター作品やアーティストを紹介するカセットテープ・レーベル〈Senri Records〉から。好評につき今回の再入荷で最終ストックになるかもです。お見逃しなく。
先日、神戸/塩屋の旧グッゲンハイム邸にて開催された、コンピューマさんの7時間セット会へ向かう際に感動してずっと聴いていました。晴天に恵まれきらめく須磨海岸を車窓から眺めながら聴く本作、格別でした。ライブ録音ならではの息遣いやぬくもり、旋回し転がり跳ねるハンドパンの音色、すいすいと泳ぐ魚になったような気分で聴いてみてください。大推薦
(AYAM)
-info-
加納佐和子は日本の兵庫県を中心に活動するドラマー、ハンドパン奏者。幼少期に鼓笛隊でドラムを始め、その後数多くのバンドでドラムとして参加。ハンドパンは2020年から始め、ハンドパン奏者として「ときめきトリオ」「さわちこ」に参加。ハンドパンとタングドラムを使って録音されたアルバム「キバコトテツ」をリリースしている。 ...もっと読む現在もドラマーとしても、「こぶね」「kobukan(こぶね+中尾勘二)」で活動中。
今回のアルバム「旋回する」は2025年4月20日に行われたcafe tohkaでのライブ演奏の録音である。
閑静な住宅地にあるカフェの開放感ある響き、和やかな雰囲気が収められている。自身で「人力テクノ風味」と称するそのサウンドはアコースティックながらもアナログシンセが時折見せる自然音のような瞬間を見せる。
音階の制限があるハンドパンだが、アタック音のノイズ成分、豊な倍音、卓越したドラマーならではのリズム感により複雑性のある音の世界を構築している。ミニマムなカフェの空間による音響も相まって水琴窟のようでもある。
マスタリングはYousei Suzuki、
ジャケットデザインはann ihsaが担当した。
Track List
- LP
- Recommended =
- New Release
Chihei Hatakeyama, Ken Ikeda
The Empty Rose
mykesrhiza
- Cat No.: mksrz003
- 2026-08-28
世界を魅了するアンビエント作家・畠山地平と、〈ROOM40〉などからの作品でもお馴染みの、即興表現をプリミティブな独自の電子領域へ拡張してきた音楽家/美術家・池田謙。2015年発表の共作『Moss』以来、約10年にわたり録音と緻密な編集を往復しながら紡いだサウンドスケープ集がヴァイナル・リリース。高円寺KNOCKのレーベル〈mykesrhiza〉の第3弾。
「歪んだ夢と崩れゆく日常、その隙間に滲む不安と闇、沈黙の奥にかすかに灯る光が交錯する精神風景」をテーマに描かれた、映画のモンタージュのように連なる16篇の断章。畠山地平の繊細な持続音と池田謙の予測不能な即興性が有機的な呼吸で新たな響きを生み出し、聴き手の内なる風景を呼び起こすイマジナリーな極上アンビエント。劇的な場面転換こそありませんが、気配にあふれた、じっくりいい音。高円寺KNOCKのレーベル〈mykesrhiza〉からのヴァイナル化、そしてビジュアルアーティストMIKA TAMORIによるアートワークも含め、一枚全体が細部に渡り設計された総合芸術的作品。フィジカルでもぜひ。 (足立)
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- 12inch
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Akio Nagase
Global Acid EP
Especial
- Cat No.: EES038R
- 2026-08-25
2026リプレス!大阪のレフトフィールドなテクノ、音楽シーンで20年以上にわたり活動してきたMAKEDUB 、AKIO NAGASEが〈(Emotional) Especial〉から12インチリリース!
90年代から続けてきたMAKEDUBを拠点に大阪SOUND CHANNELクルーとしてもリリース、活動を共にしてきたAKIO NAGASE。SOUND CHANNEL時代の仲間GROUNDのレーベルChillmountainからのデジタル・リリース、シンガポールとアメリカをベースに展開しているDARER THAN WAXからのリリースを経て、EMOTIONAL RESPONSEのサブレーベル(Emotional) Especialが彼の音源から4 TRACKSを新作12インチリリース。到着しました。ハードウェア・サウンドに、ダブやワールド・ミュージック的な要素など様々な融合が試みられていた90年代のテクノ・ミュージックの雑多な魅力を受け継ぎ、ホーミーや、太古な中華のサンプル、アジアの情景が幻 ...もっと読む (サイトウ)想のように、アシッドの中に練り込まれていくようなグローバル・アシッド。B1では日本のエレクトロニックの偉大な先達Y.M.Oも愛した日本のトロピカルの名曲「安里屋ユンタ」をアシッドしてます。庶民の可笑しみにすっと神話性が潜む。 (サイトウ)
Track List
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Caveでの"Trance Night"や、Space Lab Yellowでの"A.R.T"などの伝説的なパーティーで知られる、日本のテクノ、トランス黎明期のシーンを築き上げた一人DJ K.U.D.O.氏が、アンビエント的なアプローチで展開していたARTMAN名義で2000年にリリースした名作アルバム「Re:Sort」の続編が、23年の時を経てリリースされました。日本のアンダーグラウンド様々なパーティー・シーンの人たちが影響を語るカリスマです。メランコリックでダビーなエレクトロニクス、パーカッションでゆったりとその世界に、10の楽曲で構成されています。アンビエント・ミュージックのリラックス、ドリーミングといったキーワードにみられるような側面と、スピリチュアルな覚醒を促す様な音の深度、アフリ ...もっと読む (サイトウ)カン・リズム、ポリリズムの神秘性、ダンスの力を感じます。すでに2000年の「Re:sort」は市場でもプレミア化しており、〈RVNG Intl.〉や〈Music From Memory〉などの展開とともに、世界的に注目される日本のアンビエント・ミュージック、ニューエイジの再評価の核心の一つに繋がっていくだろうし、そういうところを抜きにも、新しい世代にも聴かれるべき素晴らしい音楽だと思います。推薦盤。 (サイトウ)