DJ Ramon Sucesso再び。リオデジャネイロのアンダーグラウンドから突如として浮上し、アルゴリズムもハックした異端児(2002年生まれ)が『Sexta dos Crias(仲間たちの金曜日)』を2.0にアップデート!! TikTokサンプルからメインストリーム楽曲まで動員し切り刻み、正体は明かさず著作権も所有という概念も覆す、さらに加速した予測不能な勢いで突っ込む2026年未来派バイレファンキ最新形。
TikTok発の短尺的衝動を拡張したアナログフォーマットが待望されたDJ Ramon Sucessoの2枚目が、レーベル買いも推奨できるブラジルの〈Lugar Alto〉から再びリリース。DJコントローラーを駆使しリアルタイムでスクラップ&ビルドされ、ベッドルームからフロアへ流し込まれるノンストップの衝突と断裂。自身のシャウトに、意味を成す前に現れては切断されるボーカルの応酬。アフロ・ラテンのリズムとファンク・カリオカ固有の肉体的グルーヴを芯に持ちながら、ジャンルの話をしている余裕をぶち壊してくる強刺激なコラージュ・ミックススタイル。「Rompendo o Espaço-Tempo(時空を破る)」と「Distorcendo o Universo(宇宙を歪める)」。今作も最高です。 (足立)
自身も運営に携わる〈GANG OF DUCKS〉に加え〈DISK〉などもでカッティングエッジなテクノプロダクションを放ってきた鬼才SABLAが新たなる音楽プラットフォームを創設!ホワイトノイズ擽る音空間に淡白なキック、旋律的に動かしたベースだけで構成する尖りすぎたミニマルテクノ「ZeroZero」(sample1)。過去の作品に通づるパーカッションワークアウト、妖しくゆったりとビートが漂う「Punti」(sample2)や、重厚のアンビエントダブテクノ「Punto Uno」(sample3)など。 (Akie)
実は何度も入荷していながらもいつもすぐに売り切れてしまっている一枚、漸くレコメンド付けれました。μ-Ziq、MINOR SCIENCE、NICK LEÓN、STEPHEN VITIELLOなどもラインナップ、ニューエイジ・アンビエント起点に幅広く前衛電子音楽・実験音楽を革新してきた重要レーベル〈BALMAT〉からまたも素晴らしい一枚。上記のバンドプロジェクトはもちろん〈LEAF〉諸作でも著名、シドニー音楽院卒の才人ドラマーLAURENCE PIKEが登場です。表題『Possible Utopias For Jazz Quintet』にてアンサンブル、そしてジャズのアプローチを示唆していますがソロでの制作。サウンドそれそのものもモダンジャズを意識しつつもまた違い、電子音響音楽からポストロックに...もっと読む (Akie)至る広域ジャンルがクロスする独特なもの。やはり際立ったドラムプレイ、そこを起点にアイデアや展開が広がっていく印象。オープナー「Guardians of Memory」も美しいピアノジャズと思いきやドラムプレイで領域を拡大している。 (Akie)
EVEN TUELL、MADTEO、LAUREL HALOなど数多の鬼才を抱えるパリのアートプラットフォーム〈LATENCY〉からのリリース!NÍDIAによるプログラミングされたグルーヴと、VALENTINAの自由なパーカッションパフォーマンス、そしてポリリズム構成という3者違ったスタイルの中間点を探るダンスミュージックの新しい形。シンコペーションされたドラムパターンや、脈打つ鍵盤打楽器のライン、特徴的ななボーカル。リズムとグルーヴを楽曲の軸に設けながらもメロディックな捻りもある刺激的プロダクションに。 (Akie)
初回プレスが即ソールドアウト、2025年実験ダウンテンポ/アンビエントダブ本命「In Transit」が嬉しいリプレス!EX_LIBRISやA MADE UP SOUND、2562名義で知られるオランダの電子音楽家鬼才DAVE HUISMANSのニュープロジェクト。気配に満ちたアンビエントスケープ、じっくり揺れを加える静的ビートプログラミング。第六感に作用する。
スウェーデンのカルトアンビエント作家CIVILISTJÄVEL!の未発表音源復刻など尖ったリリースを重ねる〈FELT〉から、前回はCIVILISTJÄVEL!のリミックスEPにA MADE UP SOUNDとして参加した音職人DAVE HUISMANSが新名義&新作でカムバック!重層的テクスチャが織りなすシンセアンビエンス、衝動を最小限に抑えたリズムでアブストラクトに揺らした実験アンビエント傑作。 (Akie)
1977年に伝説の実験ポップバンド、アクサク・マブールが結成されるに至った経緯を紐解く、1969年から1977年までの前進バンド「Here and Now」から解散へ、そして新たなプロジェクトからAKSAK MABOUL結成へと至るバンドの成長物語とも言える貴重なドキュメント作品。CD+ブックレット。17曲80分を収録。
1969年、19歳のマルク・オランデルとパオロ・ラドーニがサイケ・ロックとフリー・ジャズを融合させた音楽を演奏するバンド「Here and Now」を結成、その後10人編成のバンドへと成長して様々な大舞台で活躍、当時名声を博していたフランスのレーベル BYGレコードとレコード契約を結ぶ(が、しかし、結局は何もリリースされなかった)。さらに多くのミュージシャンがコレクティブに加わりつつも(後にアクサク・マブールのメンバーとなるヴァンサン・ケニスとデニス・ヴァン・ヘッケを含む)コレクティブは1972年に解散。 その後、1973年から1977年にかけて、マルク・オランデルは一連のソロレコーディングとコラボレーションに取り組み、アクサク・マブールの音楽の骨格となる更なる要素を探求した。本作は、...もっと読む (コンピューマ)長らく忘れ去られていたオープンリールテープやカセットテープから回収された、1969年から1977年のアクサク・マブールが結成されるに至るまでの軌跡、フリーロック、即興、クラウトロック、サイケデリック、実験音楽、電子音楽モジュラー/アンビエント・エレクトロニクス、室内楽ピアノ曲やパーカッション、文房具、おもちゃ楽器などなど、様々な実験やサウンドスケッチの瞬間をドキュメントした貴重な記録。17曲80分CD+ブックレット(TR6~7,16~17の計4曲はCDのみに収録)ローファイDIY即興フリーミュージックから徐々に室内楽とエキゾチック無国籍アンビエント・ミニマル・アヴァンギャルド品格のアクサクマブール的サウンズが芽生えて形作られていく貴重なる記録。 (コンピューマ)
1950年にナポリで生まれ、33歳で自ら命を絶った独学の作曲家/マルチ奏者ルチアーノ・チリオが生前に録音・発表した孤高の唯一作。1977年に遺したアルバム『Dialoghi Del Presente』が、今回〈Superior Viaduct〉から初となるオリジナル・マスターテープからのリマスターで再発。オリジナル・ジャケットも忠実に再現された決定版。
本名名義を使い分け、アンビエントからシューゲイザーまでこなす、現在はベルリン拠点に自身の表現を深めているBUTTECHNO、第一弾も話題を読んだダブ掘り下げシリーズから嬉しい新作!クリックノイズ(プチノイズ)で印象的に節付け、ダークでアンニュイな音空間を舞台にした「L dub」(sample1)はエモーショナルなコードやギターフレーズにしてやられる名曲。打って変わりレトロなガラージコード使いのハードハウスアプローチ「2080 dub」(sample2)や、純粋なストーナーダブ「stone dub」(sample3)など、切り口かなり幅広い。 (Akie)