- 12inch
Various Artists
Five Years On Parole - What's Happening
Uncanny Valley
- Cat No.: UV030
- 2022-04-10
直近では〈PERMANENT VACATION〉からのEPも記憶に新しいMASSIMILIANO PAGLIARAの新作が到着!ブギー調のゆったりとしたビートとシンセ飛ばし音が印象的な「Iridescent Solitude」(sample1)から、ザラついたLO-FI音響のダウンテンポ「The Empty Room」(sample2)など、幅広いジャンルを網羅。 (Akie)
Track List
6分近く低空グルーヴを維持してから、鮮やかなリフを差し込んだ「Total CV」(sample1)はもちろん、神秘的に透けさせたシンセパッドを背景にした「Super 78」(sample2)や、執拗なアシッドシンセの蛇行をフォンコールや加工ヴォイスショットで節付けした「Vio line」(sample3)など、アナログギアを効果的に活用したRAWトラックス! (Akie)
レーベル10番のコンピにも登板し、自身のレーベル〈ETUI〉を運営しながらローカル・アーティストを輩出し、またBREAK SLの片腕としても活躍、周囲のシーンをサポートしてきた男、SANDROW M。まず自ら歌ったテンションが程良いグルーヴのタイトルナンバーA1"Prayervan"(sample1)が、バランスの取れた歌モノトラックで好感です!そしてオーセンティックにファンキーなベースラインで気流にのる無垢なエレクトリック・ハウスA2"Facerunner"(sample3)を経て、バレアリックなB1"Gonna Make"でブレイク。ラストには遊び心たっぷりなカワイイ音色のシンセファンクB2"Schnaubi"(sample2)、こちらもお聞き逃しなく!
<UNCANNY VALLEY>レーベル傘下にて展開してきたサブレーベル〈RAT LIFE〉の首謀者・ALEXANDER DORNによるプロジェクト・CREDIT 00による、光沢のあるカーヴド・シンセで時空を曲げながら、シカゴマナーな歪んだジャックヴォイスをのせクラシカルなリズムマシンで揺らぐトリッピーな”Mind Trip”(sample1)、<PHILPOT>〜<UV>での連作リリースが人気だったBREAK SLによる約5年振りの復活トラック”Bye Bye 627”(sample2)も期待を裏切らない出来栄えで要チェック!ブレーメンの<DROWNED>クルーの筆頭・QNETEによる、ユーフォリックなシンセ飛び交うアップリフティングな”In Transit”(sample3)など、全5トラックを収録!
<RUNNING BACK>のボス・GERD JANSONとのデュオ・TUFF CITY KIDSでお馴染みの仕事人・LAUERによる先発トラック、FRANKIE KNUCKLESによる不屈の名作の1つJAMIE PRINCIPLE”Your Love”へのオマージュのような中毒性のあるメロディーにふけるデュードな渋みの”Fanta Korn Tanker”(sample1)から一転、<NOUS>のスタンプシリーズ”ETHOS SERIES 3”を皮切りにリリースしてきたマンチェスターのJAMES BOOTHによるエピックなシンセサイザーで駆け上がっていく夏への扉”Summer Interlude”(sample2)あたり抜群の安定感。POWDERのミックスにもクレジットされていたJULES ETIENNEによる、甘い歌声も魅力のパーカッシヴ・ディスコ”Dude's Den”(sample3)など、4アーティストをコンパイル!
メタリックに揺らぐサイケデリックなウワ音に、粒立ちのいいシェイカー・リズムと定位高めのキックをバランス良く走らせる”Glide”(sample1)、うって変わってロウなシンバルと硬質なキックを繰り出し歪んだメロディーのカーテンがジワジワ侵食してくる”Glowworms”(sample2)もヤバい。深いエコーのヴォイスシャウトで霞みがかったアシッド・ストンパ―な”TWO”(sample3)など、いぶし銀の全4トラックを収録!
生粋のイタロ・マニアとしてDJ、ときにオリジナルなライヴセットを披露しているSNEAKERことThomas S.による、意表を突くような新作"JAVA / SUMATRA EP"!ジョグジャカルタのギタリストAL GOZ、さらにスロヴァキアの歌手HELENAを従えながら、自らキーボードやヴォーカルをこなし制作された魅惑の4トラック。伝統芸ともいえるランニング・ベースに乗せた、ギターリフやミステリアスなバンブーフルート、そして西スマトラのミナン語でシャウトする"Sumatra Rain"(sample1)が最高です!また、シカゴ並びにイタロ・スタイルのジャッキン・ハウスを周到しながらも明らかに不思議なベクトルを持った"Misty Mirror"(sample2)"White Glow"(sample3)などもインパクトあり。是非どうぞ!
キャッチーな螺旋アルペジオや電子音、階段を上ってくオルガンと心地よい連符ベースなどユニークな仕上がりのタイトルチューン”Umami”(sample1)、ブロークンな拍抜きリズムにパーカッション&フルートを味付けにスピリチュアルに展開する”Howling For July”(sample2)のAサイドが最高!Bサイドの、ライヴ感のあるトビ音や抜き差しで攻め入るポスト・レイヴ×エレクトロ・ブレイカーな”Z-Cuts”(sample3)もカッコいい!全4トラック収録。
’不気味の谷’ (UNCANNY VALLEY)の12インチデザインも多く手掛けてきた中心アーティストの1人・CREDIT 00による最新作”Tribal Rhythm Machine”!初期SAHKOを思わせるプリミティヴなパルストーンをウワ音にしながらフレーズ遊び、ジャッキンなリズムワークのセミ・アシッド”Snake Charmer”(sample1)、ズンドコ・トライバルな複合リズムに雄叫びや発信機、ディレイなどを飛ばし攻め込む”Voodoo Soup”(sample2)あたりは、いつものご愛嬌。今回のイチオシは、時空をスリッピングするサーフェイスなシンセワークと歪んだヴォイス・サンプルもカッコいい、EPのタイトルにもなった3ワードのイニシャル・トラック”T.R.M.”(sample3)がレコメンド!
〈PHILPOT〉からアルバム、12インチを多く残し、〈Smallville〉や〈Uncanny Valley〉にも変名ユニットC-BEAMS楽曲を提供している、ドレスデン出身のプロデューサーBREAK SLことSEBASTIAN LOHSEから届いた、家族で心暖まるスウィート・ソング!1905年に詩人アントンギュンターによって残され親しまれている、同地方、エルツ山脈あたりに伝わる古典民謡"Wu de Waelder haamlich rauschen"を、セバスチャンと彼の地ゆかりの友人達がジャムセッションした古典カヴァーの"Haisel Stieht"がなんとも愛らしくハッピーな雰囲気にさせてくれること請け合い!DJ KOZEの作品などが好きな人にもオススメです。豪華エッチング&ライナノーツが封入されたギフト・レコード、あらためて円盤の楽しさが味わえるハッピーな逸品です。この機会に是非!
ベルリンの個性派なハウスシーン、OYE & BOX AUS HOLZ界隈を代表するキャラクターとして活躍する・MAX GRAEFによる”Tittenkuschler”(sample1)、ブレイク&チョップなMPCの達人・CUTHEADによるブラジリアンヴァイブスの"Braziliance"(sample2)にレギュラー勢に加えて、フランスの筆頭株・S3Aがストレートに持ち上げるリフトアップな”Theuz Hamtaak”(sample3)を提供し、楽園・ベネズエラのハーフ・ジャーマン・MOONY MEによるソウルトレインのテーマ曲を料理したような”Magergarten”で初のレーベル参加を果たしています。このへんのアーティストも束になるとオモロい雰囲気にさせてくれます、オススメ!
MISTER SATURDAY NIGHTのバッグに常備されている'11年のシングル”She EP”のプロデューサー・JACOB KORNのアルバムに収録されていた、ベルギーの〈WE PLAY HOUSE〉の中心的プロデューサー・SAN SODAとコラヴォレートしたアンセム、”The Music”(sample1)が初12インチ・カット!これだけでも買いです。ほかローカル・ビートメイカー・CUTHEADのデータ・アルバムから”In Circles”(sample2)のヴァイナル化に加えて、BREAK SL+SANDROW Mのレアユニット・C-BEAMSによるチャーミングなヴォコーダー・ディープハウス”Beaming City”(sample3)含む全4トラックをコンパイル。
所属アーティスト4人によるオブスキュアビートダウンハウス4トラックスEP!現行のラインも奇襲する独自かつ抜群のクオリティーです。2012年リリース!
デヴュー当時からSOULPHICTIONのレーベル〈PHILPOT〉に在籍、アルバムを発表して以降、ホームタウンであるドレスデンの愉快なレーベル〈UNCANNY VALLEY〉を拠点に活動、昨年暮れにリリースしたクリスマスにちなんだEPとはガラッと雰囲気を変え、巧みにハードウェア機材を操りヴィンテージ・サウンドにこだわった最新作”Atlantic Ocean Road”!穏やかなテンションをキープしながら低空をフローティングしていくタイトル・トラック”Atlantic Ocean Road”(sample1)にはじまり、ブライトな音色で軽やかに唄うようなコード展開でゆっくりとステップアップしていくナイス・ディープハウス”FM 4 Life”(sample2)、そして、ローファイなギターカッティングやトライバル・パーカッションを配置し、澄み渡るようなやわらかいシンセの靄に包まれる”Trocadéro”(sample3)、ラストのドラマティック・ベースなマシーン・ハウス”Malstrøm”まで、それぞれに作りこまれた世界が堪能できる4トラック!おすすめです。
バルセロナでのRBMAに参加後、ヒップホップだけでなくより幅広いカラフルな作品へとシフトした、MPCウィザード・ROBERT ARNOLDのプロジェクト・CUTHEADによるトラック集!本人曰く「Dirty Sample & a Good Groove」とおっしゃってますが、そのダーティーさとは程遠いカラフルでマジカルなサンプル・ワークによって叩き出すハウス・プロダクトの3トラック(sample1,2,3,)がオススメなA面、そして、やはりB-BOY出身ならではの豊富なレシピで、ソウルフルな色気のあるジャジー・インストゥルメンツ、ムード・ラウンジなどをネタにカット&ペーストした極上のダウンテンポ・アラカルト、タイトルの”Everlasting Sunday”を筆頭にばっちり使える6トラックを用意したBサイド、どちらもいいセンス、心地よさ抜群でした!
TALKING HEADSやLIQUID LIQUIDなどのムチムチのトライバル・ニューウェイヴを彷彿とさせるリズムでひたすらグルーヴをキープ、ジャンプアップ必至のソングラインでバッチリ盛り上がるAサイド"Pink Blunted (CREDIT 00 F**k Up)"、そして、インドネシアでも活躍、去年の"Java / Sumatra EP "もインパクトを残したSNEAKER DJ'sの3人が組んだエディット・チームDUNKELTIERによって、フランジャー・エフェクトで熱狂を沸かせトレイン・アップしていくBサイド"Disco Train (Dunkeltier Edit)"、ともに出音がハンパない!強列なインパクトです。
レーベル拠点の古き良き都市ドレスデン出身、〈Running Back〉からのデヴュー以来、一抜けで活躍しているプロデューサーのJACOB KORNによる、タフにビルドアップしていくユーフォリックなトラック”Der Don”(sample1)に始まり、ローカル・アーティストSTEVE KASPER & GOTTERKREISコンビによる、強烈なパーカッシブ・ダブ”Puli Kali (Rooted Dub)”(sample2)がかなりヤバイ。また、THE VISITORS名義で2002年に名門〈Playhouse〉からリリースしていたベテラン、 MILLE & MR.HIRSCHの片割れでもあるMICHAEL FISCHERによる、ソウルフルなディスコティックなハウストラック”Good4Soul”(sample3)もオススメ!
メジャーな映像プロジェクトのと、カメラマンなどもこなすベルリン在住のマルチ・アーティストK-CHICOと、地元のデュオSANDROW Mがタッグを組んだ、バレアリック・ポップなファンクビートな序盤から、イーヴンキックへと展開していくその名も”Space Dancer”(sample1)を筆頭に、ビートダウンの騎手SCHERBEによるポンコツなビートプログラミングから一転、エモーショナルなヴォーカルでグッと引き込んで後半ディスコビートへとスウィッチしていく”Nuthin Wrong Here”(sample2)もユニークでおもしろいです。やはりドイツにおいても曲者、変りものといった感じの個性派アーティストが健在でした、「不気味の谷」からのナイスな3連作!
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まずオススメは、〈LOBSTER THEREMIN〉からのヒットも記憶に新しいライプツィヒのレコメンド・プロデューサー・PANTHERA KRAUSEによるロウな金属チャイムが旋回するヒプノ・エレクトリックなマシニック・ブレイクス”Coochie”(sample1)、歪んだキックもかっこいいナイスな1発、信頼のIRON CURTISによる緊張感のある空間的アシッド・トラック”Ensuite”(sample2)を収録したBサイド!そして、フランクフルトの名門〈LIVE AT ROBERET JOHNSON〉界隈のプロモーション・ヴィデオを手掛けるヴィジュアル・クリエイターでもあるCHINASKIことSTEFAN HAAGによる”Angel Heart”から、ロドス島出身のJUNEとレーベル陣営の要人・SNEAKERによるコールド・シンセウェイヴ”Schicksalhafte Begegnung”(sample3)をAサイド収録した全4トラックです!