アンビエントやクラシカル、ジャズなどをベースにLeaving Records からのカセット、STONES THROWからの「My Garden」配信のみだったピアノ作品「Conflict 」も人気となりアナログ化されるなど、〈STONES THROW〉周辺の実力、信頼、人気ともに文句なしのJOHN CARROLL KIRBY。待望のニューアルバムです。
JOHN CARROLL KIRBYがバンドスタイルで録音した2021年アルバム「Septet」。かなりの入荷量にも関わらず初回は即完売してしまいましたが、ようやく追加プレス到着しました!ゆったりと上昇するダビー・グルーヴ、シンセサイザーが炸裂する「Rainmaker」で幕開ける。デジタルのアルバムには未収のダブバージョンも3曲追加のダブルパック、アナログ。 (サイトウ)
〈Stones Throw〉からブラジル出身のアーチストGabriel da Rosa。ジョアン・ジルベルトやカエターノなどの流れを受けた新しいサウンド。ギター、音のレイヤー、ミキシング、リズムの感じも。プロデューサーPedro Dom、レジェンド マリオ C. とのサウンドメイクが素晴らしい。L.A.のシーンに新たな才能が加わった!
ブラジル・サンパウロでName The Bandというパンクバンドで成功を収め、現在はL.A.を拠点に活動をしているシンガーソングライターGabriel Da Rosa。自国を離れて、改めて自身のルーツの音楽の素晴らしさを再確認したという彼が、ジョアン・ジルベルトやアントニオ・カルロス・ジョビンやカエターノたち先人にインスピレーションを受けたような素晴らしい曲をアウトプット。いいギタープレイと、エデゥアルド・マテオにもつうじる人懐っこい歌。加えて、アレンジ、ミックスワークで曲に奥行きとイマジネーションの広がりを加えた魅惑のサウンド。推薦盤。 (サイトウ)
細野晴臣氏の音楽から多大な影響を受けてきた海外と日本のアーティスト達が、今もなお渾然と輝き続ける『Hosono House』のソロデビュー作の楽曲を再解釈しリメイクしたカバー曲を全13曲収録。 細野晴臣が1973年に発売した1st album「HOSONO HOUSE」。今もなお日本のみならず世界各地で大事に聴かれ続けているポップミュージック史に残る1枚にして、グラミー賞で最優秀アルバム賞を受賞したハリー・スタイルズの「ハリーズハウス」は、「HOSONO HOUSE」から着想した作品とのことだったりと、国内はおろか、世界各地の新しい世代にもその音楽や存在がミームされ受け継がれている。 そんな名作の発売から50年を記念したカバーアルバム「HOSONO HOUSE COVERS」。日本のみならず世界各地より細野晴臣を敬愛する素晴らしいアーティスト、バンドが愛ある素晴らしいカバー曲を提供してくれており、今もなお渾然と輝き続ける「HOSONO HOUSE」の魅力にまた新しい側面を与えてくれるカバーアルバムになっている。 参加アーティストは、海外からMac DeMarco、Sam Gendel、John Carroll Kirbyなどや、日本からもコーネリアス、TOWA TEI、mei ehara、安部勇磨 (never young beach)などが参加。こちらのStones Throw海外盤2LPには、同レーベル所属の、A1. Pearl & The Oysters「Koi Wa Momoiro」(sample1)とB2. Jerry Paper「Bara To Yaju」(sample2)の楽曲もボーナストラックとして2曲限定収録。この2曲が収録されている事と、曲順が全く違うことによって、国内盤LP「HOSONO HOUSE COVERS」とは、全く違う印象に聴こえてくるのも非常に興味深い。 ジャケットのアートワークは、画家・五木田 智央氏がペインティングで制作。パッケージもオリジナルLPからインスパイアされた内容で、帯や貴重な当時の細野氏の写真も収録したインサート、インナースリーブも同封。2LP 45rpm ヴァイナルのマスタリングはNYのJosh Bonatiが担当。 (コンピューマ)
Stone Throw Records、LAのここ数年の流れをあらためて感じさせてくれる、ソウル、ジャズ、ロック、AOR、SSW、クロスオーバーする世界観、ジョン・マクラフリンのマハビシュヌ・オーケストラ、ジェフ・ベック、カルロス・サンタナ、ミック・ジャガー、スタンリー・クラーク、アル・ディ・メオラ等々に参加したチェコ出身の天才キーボード奏者ヤン・ハマー率いるグループ1977年のクロオーバー・フュージョニック・電化ジャズロック永遠の名曲「Don’t You Know」の選曲カバー(sample1)含めた、摩訶不思議なポップセンス、オブスキュアなサウンド、現行インディーロック、サイケデリック/フォーキー、もちろんヒップホップ・センスも感じさせてくれる絶妙なる心地よさとリラクシンな音楽世界が見事に発揮されている。全11曲収録。PPU Records創設者、アンドリュー・モーガン監督の下、学生たちが制作した「The Visit」MVも必見。 (コンピューマ)
Tory Y Moi や、Mndsgn、Peanut Butter Wolf らとの共演や、Boiler Roomの創立メンバーといった、ダンスミュージックやクラブカルチャーのシーンへの造詣がありながらも、頑なにポップスの土台で表現をし続けているSSW、Sofie Royer。フランスのアナーキスト雑誌『Tiqqun』に掲載された『Preliminary Materials for the Theory of a Young-Girl(ヤングガール論予備資料)』から'Young Girl' という言葉を引用し、'Young Girl' を称賛する一方で 彼女を生み出した文化を非難し、解放への願望を表現したという本作。ヤングガール特有の苦悩や葛藤、奇妙な楽観性を 独特のノスタルジックなサウンドで描いています。シャルロット・ゲンズブールを彷彿させる 80〜90年代的エレ・ポップ中心の構成の中、珍しくディスコが取り入れられた「Sage Comme Une Image」(sample_1)、「I Forget (I’m So Young)」(sample_2) が新鮮。タイトル曲「Young-Girl」のMVも素敵です。 (AYAM)
〈STONES THROW〉MADLIBのオルター・エゴでもある 比類なきオルタナティブ・ヒップホップ・プロジェクト、Quasimoto の2005年にリリースされた2ndアルバム『The Further Adventures of Lord Quas』が、Quasimotoのイラストを手掛けるJeff Jank により、新たなアルバムカバーのアートワーク + 厚手のゲートフォールド仕様 + カラー盤の、スペシャルな2LP盤が限定数量でリリース!!当初、Stones Throwのオンラインストアのみでの販売で即完しておりましたが、限定数量にて日本にも流通が実現。
MADLIBがシャイ故のヘリウム吸引系虫声ラップ。ディガーでもある彼のコレクションからサンプルされたロウファイで煙たい揺れのあるビート。ジェームスブラウンのブレイク、レアな70sソウルグループThe Roe-O-Tationのコーラスフレーズが強烈な「Rappcats Pt. 3」(sample_1)や,The Spinners「I Found Love」の最高に沁みるフレーズをループさせ、M.E.D.を迎えた「The Exclusive」(sample_2)など、入手困難な音源からポピュラーなソウル、チリノイズからスクラッチまで、未だ誰も同じ調理をしてもこの味にはならない、代わりの効かないユニークなトラック群。1st『The Unseen』に並ぶ超名盤。 (AYAM)
ケンドリック・ラマ―’14年の大傑作「To Pimp a Butterfly」への参加や、同時期には天才・ANDERSON .PAAKとのデュオ・NxWORRIESの片割れとしても知られるカリフォルニアのビートメイカー・KNXことKNXWLEDGE。bandcampで楽曲を大量に発表していたころと変わらないクリエイティヴさと未知なるビートの探求は衰え知らず、NxWORRIESとしてのクレジットもあり、シークレットでANDERSON PAAK.が歌っているというトラックもあるという今作、いつものように全22曲というビートワークをパッケージした純度の高いサンプリング技能や現代ヒップホップのHQなトラックが満載。ラストも、LAのフレッシュなシンガー、DURAND BERNARRとROSE GOLDをフィーチャーした「Mindin My Business」もお楽しみ。KNXWLEDGE諸作の中でもR&Bサンプリングが際立つメロディアスな名作。大推薦です!
2000年にリリースされたMADLIBのオルター・エゴ、QUASIMOTOの1stアルバム。ヘリウムを吸ったような虫声ラップ、MADLIB印のロウファイで煙たい揺れのあるビート。どれも衝撃的だった問題作。クラシック「Microphone Mathematics」、「Low Class Conspiracy」、「Come On Feet」、「Jazz Cats Pt.1」は本アルバムに収録。その他も主にジャズをサンプリングしたドープでユニークな楽曲がずらり。STONES THROW15年の歴史の中でも重要な1枚である事間違いなしです。
JOHN CARROLL KIRBYがバンドスタイルで録音した2021年アルバム「Septet」。かなりの入荷量にも関わらず初回は即完売してしまいましたが、ようやく追加プレス到着しました!ゆったりと上昇するダビー・グルーヴ、シンセサイザーが炸裂する「Rainmaker」で幕開ける。デジタルのアルバムには未収のダブバージョンも3曲追加のダブルパック、アナログ。 (サイトウ)