Tag: PIANO
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Artefakt & KMRU
Collaborations III
De Stijl
- Cat No.: DS-07
- 2026-09-02
ナイロビ出身ベルリン拠点のサウンドアーティストであり現行アンビエントシーンにおける重要人物KMRUをフィーチャリング!蘭テクノを音響的切り口で開拓してきたARTEFAKTが自身の〈DE STIJL〉にてキュレーションするコラボレーションプロジェクト第三弾。鍵盤の即興演奏を軸に電子テクスチャとハーモニーを深追及。即興でありながらドラマ性ある展開、感情に訴えかけられます。
当初ユニットでしたが現在はNICK LAPIENソロプロジェクトへ移行、〈DELSIN〉〈SEMANTICA〉〈PROLOGUE〉など数々の名門テクノレーベルを潜り抜けてきたARTEFAKT。前回のMAAYAN NIDAMも素晴らしかったコラボシリーズ新作!〈EDITIONS MEGO〉からの「Peel」はあまりにも著名、その後も共作も通じて〈TOUCH〉〈WARP〉などから数多のアンビエント/エレクトロニクス傑作を放ってきた才人KMRUが登場。クラシックピアノのインプロを軸に緻密なアレンジと音響処理を施した「Piano Movement」2種に加え、ブランデンブルクの松林の中に佇む木造キャビンでの即興セッションという2つの異なる環境で録音で構成。没入感を演出するテクスチャの生成と即興とは思 ...もっと読む (Akie)えぬストーリーテリングな展開作りは圧巻。アンビエント、アコースティック、エレクトロニックといったジャンルの境界線を曖昧に感じる。 (Akie)
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Duval Timothy
Help
CARRYING COLOUR
- Cat No.: CC003
- 2026-08-21
(祝2026リプレス!)
独特で新しきピアノ音楽です、、エクスペリメンタル、コンテンポラリー/クラシカルを自由に行き来するすごい才能。西アフリカはシエラレオネの首都フリータウンとサウス・ロンドンを行き来する奇才ピアニスト/サウンド・アーティスト、DUVAL TIMOTHY。なんとこの作品ののちにケンドリック・ラマーの2022年作『Mr. Morale & The Big Steppers』にもSamphaらと並んで参加(!)。
多くの人が2020年ベストアルバムに選んだ本作が再プレスを経て入荷。ブルックリンのTwin Shadow、Night SlugsからのリリースのグライムアーティストLil Silva、ユニークな黒人女性ギタリストMelanie Faye、Planet Muからのリリースで知られるMr. Mitchなど参加。ご本人は音楽だけじゃなく、ファッションブランドや写真、絵本までやるという経歴の持ち主からか、トレンドをすっ飛ばした孤高のサウンドデザイン。サンプリングのアイデアなど外から来てる感じ。Solangeがサンプリングしたことでも有名らしいですが、ケンドリック・ラマーといいsolangeといい、ドメジャーと繋がってる超越感はJohn Carroll Kirbyを思い出しますね。個人的にはこの突拍子 ...もっと読む (Shhhhh)のなさはシャソルの登場も懐かしい。先にアップしたYu Su参加の最新作"Meeting with a Judas Tree"も好評でしたが、聴いているうちにこれもとんでもない作品だとジワジワと来てます。すごい。 (Shhhhh)
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Ishmael Reed
The Hands Of Grace
Reading Group / All Night Flight
- Cat No.: ANF009
- 2026-08-17
英〈All Night Flight〉が〈Reading Group〉との共同制作で再発した、Mashu Hayasakaに続く特別な輝きを持ったローファイ・ピアノ作品。ニュートーンにも到着してます。アメリカ文学の伝説的な小説家、劇作家、詩人であり、文筆のかたわら音楽家としても活動したイシュメール・リードの自作曲集『The Hands of Grace』。
1938年テネシー州生まれのアフリカ系アメリカ人の著作家。ジャズを愛し、Sun RaやCecil Taylorなど多くの前衛的なジャズミュージシャンと交流のあったイシュメール・リードが、2022年にNYの〈Reading Group〉に残したCDアルバムが待望のLP化。ジャン=ミシェル・バスキアが題材の戯曲のためのミニマルな瞑想曲のオープニングに始まり、ブルース、情景描写のような楽曲、亡き娘ティモシーが遺した留守番電話で締めくくられる。カルメン・ムーアがTV映画『Personal Problems』のために手がけたスコア(制作にIshmael Reed)にも似た生活感のあるシンプルさと個性的な響き。リズムを取り、譜面を繰る音、呼吸までそのまま聞こえる生録の粗い空気感。60歳を過ぎてからジャズ ...もっと読む (足立)・ピアノを習ったというリード自身によるピアノ・ソロやアンサンブル作品も収められ、妻カーラ・ブランクのバイオリンを初め、フルート、ギター、ヴォーカルで親しい友人達が参加。読むジャズと評されることもある作家ならではの語り口がそのままピアノへ移し替えられたような、魅力溢れる演奏がとにかく素晴らしい。 (足立)
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Ryo Fukui(福居良)
Scenery (REG VERSION,half sp. master,140g,Sticker)
We Release Jazz
- Cat No.: WRJ001-REG
- 2026-07-17
2016年、惜しくもこの世を去った北海道出身の名ピアニスト、福居良の1976年トリオ_レコードに残した美しき伝説のデビューアルバム「Scenery(シーナリー)」が、圧倒的リクエストに応える形で、三たびリイシューされた。眉唾もののファンタスティックなメロディ、品格と気品と精神の宿る耽美で深く思慮深い名作。
萌える緑、眩い清流、澄明な空、音もなく落ちる雪・・・。北海道が生んだ名ピアニスト、福居良が紡いだ美しき風景=シーナリィ。ここに、永遠に。WE RELEASE JAZZからの輸入盤LPアナログ・リイシュー復刻。 (コンピューマ)
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45trio
#Jamal c/w I Love Music
Flower
- Cat No.: BLMS-020
- 2026-06-09
Flower Records傘下の新レーベルBloom Musicを代表するアーティスト/グループで鍵盤奏者名手”SWING-O率いるピアノ・トリオ45trio待望新作7インチ!今作はUSジャズ名手ピアニスト・レジェンド、Ahmad Jamalへの敬愛を込めたシングル!!初回完全限定盤。
前作「#Tenorio」を発表して間もない45trioが、早くも新作を発表してくれました。今回はAhmad Jamalへのリスペクトを込めて制作された作品で、空間の間合い、リズムの呼吸にも敬意を払いながらも、45trioならではのミニマルでありながらも、豊かな余韻を湛えるピアノ、タイトかつファンクネス溢れるグルーヴと緻密な演奏に魅了されるオリジナル・トラックSide-A「#Jamal」(sample1)、そして、1970年アルバム名盤から、ヒップホップのサンプリング・ネタ史に燦然と輝く名曲「I Love Music」を、45trioならではのアプローチで丁寧にカバーしたSide-B「I Love Music」(sample2)を収録。
Track List
- 7inch
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Take Vibe
Take Vibe 500 (feat. Take Vibe)
Jazz Room
- Cat No.: JAZZR500
- 2026-06-08
2020年全世界ロックダウン最中、スタンダードジャズ名曲Dave Brubeck「Take Five」とThe Stranglers1981年の異色オルタナティヴパンクロック名曲「Golden Brown」を組み合わせたユニーク・アイデア・カバー曲のYoutube動画再生が100万回を超え、その後Paul MurphyのJazz Roomから7インチ・リリースされ全世界で大ヒット・ベストセラーとなったTake Vibe「Golden Brown」がリリース5年を記念してジャケット付きブラックヴァイナルとして500枚限定リリース!!!
B面では、The Police1979年レゲエロック名曲「Walking On The Moon」(sample2)をサックス、ベース、ドラム、ピアノのクァルテット編成でオーセンティックなモダン・ジャズ・カヴァーしたパンク精神性も強く感じさせてくれる珠玉名カヴァーを収録。ロンドン新世代ジャズ・サックス奏者Laurence Masonによるオーエンティック・モダン・フューチャーな期待のジャズ・トリオTAKE VIBE E.P.のレッドカラー・ヴァイナル復刻7インチ・ドーナツ盤。MVもぜひ。 (コンピューマ)
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John Carroll Kirby
My Garden
Stones Throw
- Cat No.: STH2417LP
- 2026-05-27
素晴らしい!!!!STONES THROWからL.A産ピアノ・ミュージック。
Solangeの諸作やFrank Oceanの名曲"DHL"のキーボードを弾いてるってことで今ヒップホップのハイセンスなメジャーシーンにいながらこういう作品を作ってしまう異才。カセットテープでリリースのモロ西海岸ニューエイジ風な"Meditations in Music"(素晴らしい)も秒殺でしたが、今作も完全自身によるプロデュースです。
コード感はどことなく日本の環境音楽系を意識しているのか?我々には不思議な懐かしさというか、坂本龍一や任天堂ってワードが浮かびました。Sam GendelやSam Wilkesの動きともシンクロするLAのまた違った自由さ。いま一番リピートしてます、タイトルのMy Garden(sample 1)、Blueberry Beads(sample 2)など名曲揃い。 (Shhhhh)
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Panoram
Pianosequenza Vol.2
Union Editions
- Cat No.: UE1002
- 2026-05-22
耳馴染みのあるピアノの音色を異化して聴く、鍵盤における未踏の領域へ挑戦。〈FIRECRACKER〉〈RUNNING BACK〉などから実験エレクトロニクスやオルタナティブダンスの名品を発表してきた才人PANORAM新作アルバム。ミニマルに反復を繰り返し微妙にズレていくコード。和音が成立した瞬間のカタルシス、他に無いようなピアノ音楽。推薦盤です!
変名を使用しながら10年以上にわたって制作活動を続けるシンセサウンド異端者RAFFAELE MARTIRANIのメインプロジェクトPANORAM。作曲された馴染みのある音色の限界に押し広げ、未知なるピアノミュージックの創造を試みた名作届いてます。ミュージックコンクレートからモダンミニマリズム、ループ技法に基づきながらも異質さに焦点。幽霊のような倍音、次々と現れる共鳴音、そして速さや楽曲の終え方まで、決して複雑な構成・作曲では無いにも関わらずこれまで表現しきれなかった領域に到達している。良すぎます。 (Akie)
Track List
- 2CD
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- New Release
Ketil Bjørnstad
Early Piano Music
Hubro
- Cat No.: HUBRO CD2506
- 2026-04-18
ノルウェーの作曲家/ピアニスト、Ketil Bjørnstadによる80年代録音集。
ECMからも作品をリリースするKetil Bjørnstadの初期作群。『Preludes Vols.1 & 2』『Pianology』をまとめたCD盤。ピアノという最小単位に立ち返り、メロディ、和声、構造、そして即興の余白を見つめ直した時期の記録との本人弁。流通困難でしたがこの度ごく少量入荷です。アンビエント好きにもぜひ。 (Shhhhh)
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Unknown Mobile
Field Work
Pacific Rhythm
- Cat No.: PR022
- 2026-04-17
ポルトガルの葡萄園、スウェーデンの自然保護区、スウェーデンのホットドッグスタンド。海外ツアーで収集したフィールド録音とピアノ演奏、エレクトロニクスを溶け合わせた耽美サウンドスケープ。モントリオールのUNKNOWN MOBILEことLEVI BRUCEがホーム〈PACIFIC RHYTHM〉に新作アルバムを携え帰還!
PROJECT PABLO主宰〈ASL SINGLES CLUB〉や〈YOUNG ADULTS〉、〈PLANET EUPHORIQUE〉などから作品を発表してきたカナダシーンにおけるキーアーティストUNKNOWN MOBILE、少しリリースが止まっていましたが新作アルバムで待望カムバック!2025年の冬から春にかけて録音されたフィールドレコーディングを中心に構成、世界各地と自宅近辺で拾い集めた音と繊細なエレクトロニクス、抒情的なピアノ演奏、時にクリックノイズがシームレスに融和。録音時の情景を浮かび上がらせるようなディープサウンドトリップ。アートディレクションにも自ら携わった一枚。トラックリストから全曲試聴できます! (Akie)
Track List
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- Recommended =
- New Release
Go Hirano
The Habit
conatala / Black Editions
- Cat No.: CONATAR005 / BE-1011
- 2026-04-16
東京・下北沢のPianola Recordsが運営する〈conatala〉と、〈PSF Records〉カタログの再発を中心に日本のアンダーグラウンドミュージックを手がけるLAの〈Black Editions〉の共同でのニューリリース。Pianola内に置かれたアップライト・ピアノでの録音をもとに、30年以上録り貯められた音源を交えた一作。F'lmore Recordの店主でもある音楽家・平野剛による新作です。日常の延長にあるような自然体なシンプルさで、詩的な奥行きと煌めきを湛えた素晴らしい音楽が生まれています。大推薦。(足立)
30年以上にわたる活動の中で、ピアニスト・平野剛は日本のエクストリームなアンダーグラウンド・シーンにおいて、静かに人々を惹きつける音の世界を紡いできた異彩を放つ存在です。1990年代に頭角を現し、伝説的レコード店モダーンミュージックが運営していたPSF Recordsからの3枚のアルバムや自主リリース盤などを残しています。 その作品に共通するのは、技術的な完成度を追求するというよりも、その場に立ち上がる即興性と詩性を大切にしたものです。日常のささやかな瞬間に、儚い美しさを差し込むような音楽といえます。
『The Habit』は、2020年10月5日にPianola Recordsのアップライト・ピアノを使用して行われた公開録音を軸に、1980年代後半からカセットMTRに録りため ...もっと読むられていた、シンセサイザーを用いた素描のような小品群を織り交ぜて構成されています。 ピアノ、ピアニカ、ウィンドチャイム、パーカッションといった最小限の楽器編成と控えめな音色によって、繊細な旋律が静かに、そしてゆっくりと紡がれていく。広がりのあるピアノの響きは、周囲の音と穏やかに交わりながら漂う。楽器の音だけを提示するのではなく、その場の空気や日常に潜む些細な気配までも丁寧に取り込み、「不完全さ」を生きた表現へと昇華している。
自然体から立ち上がる衝動をすくい上げる飾らない表現と、独自の感覚で環境を取り込む姿勢は、平野剛の変わらぬ美学です。『The Habit』には、長い年月と音に満ちた日々の重なりから育まれた、親密で旋律的な響きが静かに息づいている。
Track List
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Ryo Fukui(福居良)
Mellow Dream (REG VERSION,half sp. master,140g,St icker)
We Release Jazz
- Cat No.: WRJ002-REG
- 2026-04-16
北海道出身ジャズピアニスト、福居良。2016年の訃報から2年、デビューアルバム「Scenery(シーナリー)」と併せ、セカンドアルバム「Mellow Dream(メロウドリーム)」が正規復刻。音色で、旋律で、それだけで伝わるものがある福居良のピアノ。より耽美さをつきつめた音。
日本のみならず世界中のリスナーを魅了し続けてきたピアニスト福居良。1976年にトリオ_レコードから発売されたデビューアルバム「Scenery」と並び、今尚数多のファンが探し求めるセカンドアルバム「Mellow Dream」が待望のリイシュー。一言にリリカルなピアノである、メロディックなピアノであると言ってしまえば簡単ですが、そのメロディラインの色彩の豊かさ、緊張感と臨場感、揺らぎから伝わるピアノ。込み上げる瞬間と息を呑む瞬間の連続。それだけにアナログで聴いて欲しい一枚。ハーフスピードマスタリング、180g重量盤でより音の広がりを感じます。 (Akie)
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Jesse Hackett
Nocturnes
Hive Mind
- Cat No.: HMRLP042
- 2026-04-10
蝋燭の揺れる影や寂れたバーを詩的に回想、美しいメロディの中にほのかな翳りを感じるピアノミュージック。推薦です。鍵盤奏者としてGORILLAZに参加、その他OWINY SIGOMA BANDやENNANGA VISIONなどでも活躍してきた才人JESSE HACKETT新アルバム!幽玄なピアノとゴシック調の室内楽で構成。自身でも”最もパーソナルな作品”と語っています。
RICARDO DIAS GOMESなどのジャンル実験的作品を数多く抱え、MAALEM MAHMOUD GANIAの再発などもを手がける重要レーベル〈HIVE MIND〉より!実験シーンからメインストリームまで渡り歩くマルチインストゥルメンタリスト/ソングライターJESSE HACKETTによる新作アルバムが到着。参加アーティストも豪華で、エレクトロニクスにはAKIRA UMEDA、管楽器にはFINN PETERS(元ACCIDENTAL)という布陣。人生の中でも転換期の苦境の最中に製作したことや、ロンドンのボヘミアンな裏社会にひっそりと佇むバーからインスピレーションが反映された、美しくもどこか暗く翳りを感じさせるサウンド。クラシックピアノと管楽器の室内楽、「Rain Soaked Chok ...もっと読む (Akie)er」(sample3)などが顕著ですが、サンプルやカットアップなど差し込んで、映画のワンシーンに潜り込んだような独特のサウンドスケープを完成させています。 (Akie)
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Bill Evans Trio
Waltz For Debby (Opaque Baby Pink Vinyl)
DOL
- Cat No.: 889397006228
- 2026-03-28
ジャズ史に残る永遠の名作、BILL EVANS TRIO「Waltz For Debby」2015年リマスタリング再発盤をストックいたしました。印象主義の和音でしょうか、甘美なコード、シルクのようなタッチかもしれません。聴く人それぞれの心に響くピアノ。
こちらの「Waltz For Debby」と「Sunday At The Village Vanguard」は、どちらも61年の6月25日のライブ収録から制作。後者はライブの11日後に他界したベーシスト・スコット・ラファエロに焦点を当てた追悼盤。ライブの残りのテイクを収録しエヴァンス色の強い本作。ソロとしてもトリオとしても数多くの作品を残しながら、この作品がジャズを代表するアルバムとして聴き継がれているのか。対話するような三者の音の呼応が、当時としては珍しかった”ピアノトリオ”の魅力をこの上なく提示していることもひとつの理由のような気がしています。そしてライブテイクならではの観客の拍手や笑い声、グラスの音も魅力ですね。会場であるヴィレッジ・ヴァンガードが地下に位置していたため、演奏の途中で微 ...もっと読む (Akie)かに地下鉄の音が入るなんていうオーディオ神話もあるそうな。この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。 (Akie)
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Sophie Agnel
Learning
Otoroku
- Cat No.: ROKU045
- 2026-03-13
脳腫瘍と診断された直後に届けられたという、単なるポスト・ジョン・ケージではない驚きのプリペアド・ピアノ・ソロ! 1964年にパリで生まれ、クラシック〜モダンジャズを経て90年代初頭にフリー・インプロヴィゼーションに身を投じた異端ピアニストSophie Agnelのソロでは初となるLPが、ロンドンの重要ヴェニューCafe OTOのレーベルからリリース。
クラシックから完全に離れ、ジャズから離脱したベテランピアニスト、ソフィー・アニェルによる独自のピアノ言語が炸裂するソロLPを〈Otoroku〉が出版。普段の演奏ではピアノの内部に魚の缶詰やピンポン玉、木片などが散乱しているといいます。両面いずれもCafe OTOでのライヴ録音で、2023年の夏と、その1年後に記録されたもの。迫り来る列車、ブルース・ハーモニカ、フィードバックといったイメージを巡りながら展開。圧倒的な音塊を一音へと引き戻す彼女の手腕。拡張を続ける詩的なサウンドへのアプローチの逸品。 (足立)
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- CD
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Mustapha Skandrani
Istikhbars and Improvisations
EM RECORDS
- Cat No.: EM1096CD2
- 2026-02-27
ロングセラー・ピアノ作品の2026年再プレス。今回はCD版も新装してお届けします。
アルジェリアのピアニストで作曲家、ムスタファ・スカンドラニが、アンダルシア民謡の旋律をピアノで即興変奏した二つとない珠玉のアルバム、『イスティクバルと即興』 (1965年)。 時代を超越した穏やかで清冽な純音楽のマスターピース。
アンダルシア古典音楽で西洋由来のピアノは末席、このスカンドラニが開拓したも同然の演奏法でその作品は異端扱いされたそうです。なぜ異端かといえばこの人以前のアンダルシア音楽のコンサートでピアノ独奏はありえず、「イスティクバル」(アンダルシア宮廷音楽の様式のひとつ)をピアノでやるなど余人は考えつかず、当時、物議をかもしたといいます。
アルジェリアの古典音楽はスペインのアラブ・イスラム王朝が起源のアンダルシア宮廷音楽とトルコの古典音楽が混同し、西洋/アフリカ先住民/ユダヤ系の影響も受け、東西文化の統合が特徴とされます。「イスティクバル」は宮廷音楽の組曲様式「ナウバ(またはヌーヴァ)」の前奏曲で、幾つかのモード(型)があります。本作では、ひとつのモードをまず主題的に演奏・提示し、その後、変奏を行 ...もっと読むって1セットとし、合計9セットのモードを収録しています。本作の分かりやすい魅力はオリエント/西洋/アフリカが鍵盤上で優雅に交差するさまで、ピアノからつむぎ出される音が一本の繊細な線となって東西世界を行き来するかように動き回ります。
=CD版=
+通常ジュエルケース、8頁ブックレット、帯
+英語・日本語掲載
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F.S.Blumm & Nils Frahm
Handling
Leiter
- Cat No.: LTR053
- 2026-02-23
至高のミニマム・セッション、最高のタッグ再びです・言わずと知れたNils Frahmとベルリン拠点のギタリスト、F.S.Blummによる極上スローモー・音響空間。このタッグで5作目ということでマエストロの余裕すら感じます。曲のタイトルは「Leuchter(ドイツ語で“燭台”)」ということで、暗闇に揺蕩う炎の影をぼうっと追うような39分。
キャリア初期のF.S.Blummは、ドイツの実験音楽シーンで極小音量 / ミニマル、環境音との曖昧な境目を探るという試みで評価され、最近は"音響の記憶/余韻の残響"を参照する作品ということでこの静寂感。前作のアンビエント・ダブアプローチも素晴らしかったですね。
西海岸アンビエントや東海岸エクスペリメンタル、環境音楽的なアプローチともまた違うこの質感ということになりますが、個人的にはこのタッグはMickey HartやGrateful Deadのサイレント・セッションとか思い出しちゃうサイケデリック感もあります。蕩けながら聴いているうちに迷う。
言わずと知れたNils Frahmの鍵盤も芸術の域ですね。相変わらずダンスミュージックの中心の一つであろうベルリンのハイセンスすぎる"静"サイド。 (Shhhhh)
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Mark Fell & Pat Thomas
Reality Is Not A Theory
Black Truffle
- Cat No.: Black Truffle 137
- 2026-01-20
今年2025年3月、シェフィールド大学のホールにて録音された、Mark FellとPat Thomasによる異端児二人による初コラボレーション。アルゴリズムと即興による、コンピューターとピアノのための作品。Oren Ambarchi主宰Black Truffleからのリリース。ダウンロードコード付き。
1990年代後半から現在に至るまで、Mille Plateaux、Raster Noton、Editions Mego、Line、Sndなどから、SND名義、数々のコラボレーションと合わせて、エレクトロニック・ダンスミュージックと実験音楽の狭間、あくなき探究心に満ち溢れた構造的抽象性を追求する唯一無二の作品をリリースし続けてくれている、シェフィールド出身の才人Mark Fellと、ジャズと現代音楽に深く根ざした即興ピアニスト名手Pat Thomasによる、知的かつ感覚的な音響による対話、叙情性も感じさせてくれるコンピューターとピアノのためのアルゴリズムと即興音楽。 (コンピューマ)
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Rubey Hu
In Different Rooms
Music That Shapes
- Cat No.: MTS-N1002-1
- 2026-01-11
東洋の自然風景と静寂を捉え、室内楽の情緒と結びつけたピアノアルバム。中国・武漢市のバンドHUALUNのキーボード奏者RUBEY HUによるソロアルバム!中核メンバーZOOOも制作に参加、ギターとエフェクト、エレクトロニクスで奥行きを表現。ピアノ独奏に繊細なテクスチャが加わった美しいサウンドスケープ。
”パーラ”再発でも撃ち抜かれたブラチスラバの最深部〈MUSIC THAT SHAPES〉より!映画音楽も手がけるポストロック〜インストロックバンドHUALUNのキーボードを務めるRUBEY HUによるソロアルバムが登場。バンドメンバーでありサウンドの核を成してきたZOOOとDINGMAOも参加。すべての制作工程を夜間に行い、東洋の静かな自然情景を静的に捉えたピアノ作品。日々の即興練習の延長に作り上げたRUBEYの叙情的演奏はもちろん、ZOOOにより丁寧に付与された多様なテクスチャも味わい深い作品。 (Akie)
Track List
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今回は長年の盟友という、UKのジャズレーベルであるSA Recordingsからのリリース作はChris Watsonのフィールドrecをフィーチャーしたりとユニークな作風のシンガー・ソングライターである、Gwilym Goldとの完全即興セッション。アンドリュー・マクファーソンが発明した ✴︎「マグネティック・レゾネーター・ピアノ 」を設置したグランドピアノを含む2台のピアノで3、4時間の音源を編集したもの。
なんというか、ポスト・ポストクラシカルというか、クラシックみたいに難しくはなく、アンビエント的耳触りの心地よさを保っています。ダンス耳の快楽にも近く、この辺はやはりUKチルアウトの流れを感じますね。タイトルの”still”は、そのまま静けさ、とでも訳していいでしょう。いわゆる宅 ...もっと読む (Shhhhh)録的なアーティストではなく、ハーバートやエイミー・ワインハウスのツアーにも帯同していたという経歴からも裏打ちされてる確かな音像。これはレコードで!ピアノ・アンビエント的なものの最高峰だと思います。
✴︎スピーカーを使わずにピアノの弦から音響的に新しい音を引き出すことができる、電子的に拡張されたアコースティック・ピアノである。電磁石がハンマーとは別に弦の振動を誘発し、無限のサスティーン、クレッシェンド、ハーモニクス、ピッチの変化、新しい音色を生み出し、そのすべてをピアノの鍵盤からコントロールできる。 (Shhhhh)