大統領候補や未来の宇宙飛行士たちを輩出する、アフリカ系アメリカ人を対象とした大学 ノースカロライナ農工科州立大学。1950~60年代の公民権運動の時代を経験した者たちが集うその大学は、黒人の卓越性、活動家精神に溢れた未開の才能の温床でした。〈Linco Records〉を筆頭に〈Cobra Records〉や〈Witch's Brew〉など6つのレーベルを運営していた、グリーンズボロ出身の Walter Grady によって見出された才能たちが2LP/24曲の大ボリュームでコンパイルされています。rawとゴージャスのバランスが絶妙な甘バラード The Opells「You Know I Love You」('71)(sample_1)。ヴォーカルのハーモニー、各パートのソロプレイ・パートが最高なグルーヴィーなディスコ True Transfusion「No Communication」(sample_2)は、昨年ソウル/ブギー・再発レーベル〈Miles Away〉のコンピレーションにもセレクトされ高騰している目玉トラック。〈Graytom Records〉から'77年にリリースされた、テクニカルなドラムとカッティングギターが超ファンキーなBridge「Stick Your Finger In The Ground (And Turn The World Around)」(sample_3)など、60年代ソウルから'70年代ディスコに至るまでがぎっしり詰め込まれた圧巻の2LP。 (AYAM)
これまでも錚々たる前線アクトをラインナップさせ、最近ではPRINCE DE TAKICARDIEのフルアルバムも発表している〈EXARDE〉大好評のコンピレーションシリーズから新作!カリスマBINHによる〈TIME PASSAGES〉からEPリリースも果たしたSANCRAが90年代レトロテクノとSF質感を掛け合わせた「Obscure Consciousness」や、マンチェスターJ6のアシッドグルーヴァー「Cyber Crisis」、新鋭DisSociEtISocietYのブレイクビーツを効かせたヒプノテック「Oda a d.houle」など。レーベルカラーをそれぞれ自身のフィールドで巧みに噛み砕いた2x12inch。 (Akie)
毎年、デトロイト・ムーブメント・フェスティバルの2日間のアフターパーティーでTVラウンジで開催されるイベントや、EFUNKが間もなく登場する数多くの都市で共演するアーティストの一部を特集したという5組によるエクスクルーシヴ12インチ!ゆったりめのフィルター・ディスコ、華やかさのあるAxel Boman、ミニマル、ダビーで、電子音響、RAWビートのMathew Jonson、ブレイクビートのSoul Clap + Byron The Aquarius、Carl Craigもフックするデトロイト注目のMISTER JOSHOOAとLife & Death等でお馴染みのデュオAtaxia、LAのJuliet Mendoza。 (サイトウ)