- LP
Piotr Kurek
Smartwoods
Unsound
- Cat No.: UNS005
- 2023-12-12
ハープやクラリネットが奏でるのは穏やかな旋律にもかかわらず、協和音と不協和音を絶え間なく行き来する異質な雰囲気にのまれます。ワルシャワ拠点の作曲家PIOTR KUREKの新作アルバムがリリース!アコースティックとエレクトロニックを不可思議に一体化させた前衛エレクトロニックジャズ。
Track List
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ニュージャージーを活動拠点にしていた宅録アーティストABDUR RAZZAQと詩人RAFIYQが作り上げた啓蒙エレクトロニックジャズ作品、コアなディガーによって目をつけられていたオブスキュアレコードが遂に再発です。個別に書かれた複数の詩をつなぎ合わせた多面的ポエトリーが導き、エレピやアナログシンセが伴奏する「The Night Of Power」(sample1&2)。政治的且つ精神的なメッセージを込めた詩、ローズのメランコリックな響きとCR-78の淡白なリズム。持続的なトーンに啓蒙を込める姿勢はヒップホップにも隣接したアプローチ。 (Akie)
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この二曲をスプリットしたオリジナルシングルは74年に〈COLUMBIA〉から7インチでリリース。ハンコックが電子ファンクに足を踏み入れた作品であり、その後のジャズ史に新たなるサウンドを提示した歴史的名曲。特にAサイド「Chameleon」(sample1)は、ポップチャートまでにも影響を与え、数多なるカバーやサンプリングを重ねられた今・未来に受け継がれる一曲。Bサイド「Watermelon Man」は、62年に発表した初のソロアルバム「Takin' Off」に収録曲をエレクトリックアレンジで再演した一曲。両者ともに耳を離れないフレーズと魔のグルーブは不変。オフィシャルリマスタリング12inch再発だけあって音もいいです、この機会に! (Akie)
そのスムースな鍵盤はもちろん、今作で特筆されるのが微かなヴォイスサンプルのエッセンスと、ビート振り幅。フリーキーなブレイクビーツの「End of Time」(sample1)もあれば、アップリフティングな4/4「Let Go (Sunshine) 」、ブロークンビーツ交えた「I Want to Go」まで、MPCを手打ちし幅広いリズムを展開。時代を超越した品質。MARCEL VOGEL, EDDIE C,KAI ALCE, FEDE LNGらがプレイ&サポート! (Akie)
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ノリのいいパーカッションブレイクスを背景に、クラシックピアノ〜エレピなどの多種鍵盤をフリーフォームび奏でたオープナー「Prologue」(sample1)、しっとり落ち着いたコードをチョイスしたブロークンビート「Chords for Gourmets」(sample2)など、直近のシングル作品で展開したバレアリックハウスから一転、USブロークン〜クロスオーバーの領域を掘り下げた9トラックを収録。トラックリストから全曲試聴できます! (Akie)
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ファンキーに迸るエレピをジャズドラムが支えるブロークンビーツ「Eshe」(sample1)に差し込む怪しい通話サンプルや、「Modal Miles」(sample2)のその名の通りMILES DAVISから引用されたトランペットリフを突き上げる4/4マシンビートなど、無機なエレクトロニクスと肉体的ジャズが譲り合うことなく連結。比較的ダンサブルなAサイドに対し、ジャズのスピリチュアル側面を強調したBサイドも素晴らしいです、トラックリストからも是非! (Akie)
モジュラー・シンセで電子クリックを走らせながら情感豊かにキーボードを演奏し、普段のトリオでのライヴ編成のメンバーであるリズム隊・EMIL JUST & MIKKEL AYI OKINEによるしなやかなベース&ドラムスが支える、コズミックなエレクトリック・ジャズ・セッション!オリジナル・トラック”Manda”(sample1)&"Calm Cacophony"(sample2)(※動画参照)に加え、<EGLO>や<WILDOATS>、<WOTNOT>などのリリースで知られる、先鋭ジャズ・クインテット・CULROSS CLOSEでの活動も注目すべき、ロンドンの次世代ジャズ/クロスオーヴァー・シーンを担う黒人プロデューサー・K15による、素晴らしいリミックス”Calm Cacophony (K15 Remix)”(sample3)や、NEJRUP自身によるセルフミックス・ヴァージョン”Manda Version”など、全4トラックを収録!推薦盤。
DJ SOTOFETTやHARMONIOUS THELONIOUSのリミックスも搭載してリリースされたエレクトロニック・ジャズ・ジャムバンドTRU WESTやMODUS等々面白いリリースをしているMARMO MUSICから、即興音楽や現代音楽のシーンに身を置くミュージシャンたちによるプロジェクトGIRAFFE。〈MEAKUSMA〉からのリリースに続いて12インチリリース。Marco Shuttleのリミックス収録です!Marco Shuttleのリミックスも話題ですが、オリジナルの2曲も素晴らしく大推薦の一枚です。 (サイトウ)
ベルギーのSdban Ultraからリリースされた1STアルバムが、イギリスのモダン・ジャズ・レーベルGONDWANAから再リリース。アナログ入荷しました。 (サイトウ)
イタリアのANTONIO MARTINIによるエクスペリメンタル・エレクトロニック・ジャズ・プロジェクト「HEALING FORCE PROJECT」による最新ワーク!インプロヴィゼーションを主体に繰り広げられるインヴィジブル・セッション全6トラック。
ダウンテンポ、オブスキュア・ミュージック!ジャーマン・ニューウェイヴF.S.K.としてパートナーMICHAELA MELIANと活動しながらDJ LATEととしても活動する今年62歳になるTHOMAS MEINECKEのコラヴォレーション・アルバム新作!2000年の初コラヴォレーションより4作目となります。DOWNTEMPOゆったりと広がるスペースエイジ、架空のイマジネーション、ユニークな世界です。コンピューターライズド、超スローモーション・ビート、どんな情景なんだか。。超最高な「Norfolk」SUN RAみたいな「Washington DC」sample_2。静かに凄い曲やってる。名盤誕生。推薦。 (サイトウ)
スイスのジャズシーンや、TVライブラリーのスタジオミュージシャンとして、65年から電子音楽に取り組んできたという〈FINDERS KEEPERS〉が惚れ込む音楽家BRUNO SPOERRI。EXPO'70で来日もあるスイスの先鋭ジャズコンボTHE METRONOME QUINTET、CANのIRMIN SCHMIDTとのコラヴォレーションや SHAHIB SHIHAB,GEORGE GRUNTZとも共演、ジャズ、電子音楽、ライブラリー音源を残してきた彼が、72年にドキュメンタリー「Langstrasse Zwischen 12 Und 12」のために製作した未発表音源を、マスターテープから再発。 (サイトウ)
MORPHOSISことRABIH BEAINIのプロジェクトUPPERGROUND ORCHESTRAや自信がコンポーズするASTRAL TRAVEL等で活動してきたドラム、シンセサイザーをメインに演奏する、マルチ・ミュージシャンTOMMASO CAPPELLATOのニューアルバム!リアルタイムでループしていく、変則ビート、グルーヴのユニークさ、トライバルなエレクトリック・フュージョン・ダンス、フリー・エレクトロニック・ミュージック、アンビエント・ジャズ。MOCKYのバンドメンバーでお馴染みの女性シンガーNIA ANDREWSも一曲ヴォーカルで参加。彼の友人でもあり、Ambiwa Records からの前作のリミックスも手掛けたDONATO DOZZYがミックスをNEELがマスタリングを手がけています。 (サイトウ)
FINDERS KEEPERS初期の名コンピ「Glückskugel」をはじめいく種かのブルーノ・スポエッリ作品の再発を行ってきたFINDERS KEEPERSがサブレーベル〈CACHE CACHE〉二つの映画のためのサウンドトラックを再発。83年のRolf Lyssy監督のコメディ映画「テディベア」に未発表曲を加えたAサイドと78年のKURT AESCHBACHERの実験映画「LILITH」のためのアンリリースドのレア音源をコンパイルしたB-SIDE。驚きのユニークな電子ファンク満載!2013年リリース。 (サイトウ)
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ポーランドの実験音楽フェスティバル/レーベル〈UNSOUND〉から、古楽とバロック音楽にルーツを持つ音楽家PIOTR KUREKが早くも新作を発表、かなり異質です!ハープ、サックス、クラリネット、コントラバス、ギター、声。これらをデジタル化し、電子とアコースティックを抽象的に一体化。穏やかで牧歌的な旋律をなぞっているかと思えば突然の不協和音、そしてすぐに共鳴に回帰。優しいメロディの水面下に広がる異様さ。聴くたびに印象が変わる実験電子ジャズ作品。メロディメイキング、エレクトロアコースティックの2側面で相当異質、年間ベストに入れたい一枚。 (Akie)