Matthew Herbertとの共演でも知られ、Ben UFOやWill Bankheadからもサポートされるスイスのドラマー/サウンドアーティスト鬼才Julian Sartorius新作アルバムが凄いです。彼の脳内アイデアの具現化を試みた4人のドラマー「Ensemble This | Ensemble That」の演奏を駆使した超絶ストイック驚愕ポリリズム・パーカッション・アンサンブルにどっぷりと魅了される。飽くなきリズム・パーカッション探求。なかなか凄いです。かっこいい!!!Goatファンも是非ともチェックをどうぞ!!DLコード付き。
主宰を務める〈TIMEDANCE〉を活動軸に、英国シーンのキーマンとして君臨し続ける鬼才BATUによる新たなレーベル〈A LONG STRANGE DREAM〉第2弾!レイヴの激情を残しつつチルアウトルームへと移行するアンビエントスケープ。オーガニックサウンドとシンセティックサウンドの中域を探索する多幸感ビートレストラック。
MALAによるギリギリまで削ぎ落としたヘヴィウェイト・真髄なるレゲエ&ダブ/ベース・マナーによるストイックなドラム&ベース、Joe Armon-Jonesによるスピリチュアリズム・エレガントに遊泳するキーボード/シンセサイザーによるニュージャズ・クロスオーバー・セッション5トラックEP。メディテーショナル・ダウンテンポ・UKベース・ヒップホップに宇宙を浮遊する。ワイルドバンチ、マッシヴアタック、スミス&マイティなどから脈々と繋がるブリストルUKブラック・ソウルフル内省的な空気をヒリッと感じさせてくれる意欲作セッションにして注目作。名作MALA IN CUBAにも通じるエレガントな佇まいと気配と品格も美しい。 (コンピューマ)
トリビシアンダーグラウンドコミュニティ〈DOMAIN RECORDS〉のフィジカル一作目。ブーストさせたアシッドサブベースにマジカルなシンセサイザーを異色ドッキングしたエレクトロ「Mysteriousbrainpedal」(sample1)に始まり、オリエンタルサイケフォークの導入から凶悪ブレイクスを炸裂する「One Of The Last」(sample2)など、不適なコラージュセンスを炸裂。 (Akie)
Sonic Boomが所有する50年代、60年代のアメリカン・ドゥーワップやロックンロールのコレクションからインスピレーションを受けた楽曲群で構成されており、先行シングル「Go On」では、ブリティッシュガレージロック帝王The Troggsが1967年に発表した名曲「Give It to Me」をサンプリングした驚愕のMV含めたモダン・サイケデリック誉れの名曲が誕生している。その他にも、偉大なロックンローラー、Eddie Cochranや、アメリカの素晴らしいハーモニーを奏でるThe Everly Brothersといったアーティストの楽曲が、Sonic Boomの手によってサイケデリックかつポップにアレンジされ、そこにPanda Bearの演奏とヴォーカルが絶妙に加わり、これまでの2人のどのソロ楽曲よりもイカれたキャッチーで甘く明るい内容となっているのがこれまた危険すぎる。これらのモダン・サイケデリック名作アルバムを、UKダブのレジェンド、エイドリアン・シャーウッドが丸ごとリワークしたダブ・ヴァージョン『Reset in Dub』が〈Domino〉よりリリースされる。
90sラガをリスペクトしたミュータントダンスホール!マルセイユ地下集団〈BROTHERS FROM DIFFERENT MOTHERS〉のダブ派生〈HOMEMADE SOUND SYSTEM〉第5弾は、パリのアナログマエストロKRIKOR KOUCHIANによる7インチ。リディムに合わせたヴォイスチョップ。ダンスホールからフットワークへ切り替わる展開も危険。
ロンドンのジャズシーンにも匹敵する、ジャズの新しい感覚として、日本盤のCDもリリースされるなどコアなジャズ・ファンの間でも話題を呼んだピアニスト、シンガー、タンディ・ントゥリ。彼女が2019年にL.Aを旅し、彼女の音楽を知り、それまでに何度かアプローチをしていたカルロス・ニーニョの元を訪れ録音した作品。アルバムタイトルにもなってている「Rainbow Revisited」は、カルロス・ニーニョのリクエストで彼女の2NDアルバム「Exiled」に収録されていた「Rainbow」をもとに再演したもの。「禅の世界」のようだったというカリフォルニアのスタジオの午後、凛とした空気も封じ込めたセッション。International Anthem素晴らしいリリースが続きます。 (サイトウ)