イングランド、ウエスト・ミッドランズ、シュロップシャーの様々な地点で捉えられた、国家機密などへの諜報活動などに類する情報伝達の為の短波放送を使った隠密ラジオ曲のミステリアスな乱数放送(数字の番号を用いた暗号、人の声での音声モールス発声器、代替した機械の音などの暗号音)を記録した危険なカセット作品がDeath Is Not The Endから届きました!!
国際的に高く評価されているハープ奏者Alina Bzhezhinskaとイビサを拠点とするプロデューサーTulshiがコラボレーションした桃源郷オーガニック・エレクトロニカ・アンビエント・クラシカル・ジャズなデビューアルバム「Whispers of Rain」がTru Thoughtsよりリリースされた!限定500枚アナログLP+DJコード付き。
イビザ島チルアウト・マナー、アンビエント・ディープテック・ダブテクノ・エレクトロニカ・プロダクションと、ハープやタブラによるメディテーショナルでスピリチュアルジャズ、ポスト・クラシカルな気品がエレガント・オーガニック・シームレス幽玄に融合した注目の一枚。 Alice Coltrane、Shabaka、Floating Pointsにインスパイアされたという、雨をテーマとして記憶と感情の変化を描いた作品で、失うことで清められ、再生によって花開き、静かな内省の中で育まれる力強さ--そうした人生のサイクルが美しく表現された祈りにも似た静謐なる7トラックを収録。 Gilles Petersonも「幻想的で、とても豊かなサウンド」とコメント&サポート。 (コンピューマ)
アルゼンチン生まれ、アメリカ在住の音楽家Forastero。いわゆる移民の立場ですが、そのアーティスト名もフォルクローレの用語で”トルバドゥール(吟遊詩人)”の意味を持つ、アメリカでもアルゼンチンでもない疎外感が国境を超えた帰属意識を芽生えさせたという。その点はまさに、”a record label without owners for music without borders.”のコンセプトのShika Shikaからのリリースというわけです。 サウンドの方はオールドスクールなクンビアを微細にエレクトリック、サイケデリック要素を散りばめた良質エレクトリック・フォルクローレ、ダウンテンポ。チャランゴとマリンバの伝統楽器の響きが美し。移民という経歴からフォルクローレの持つ、遠さ、みたいなものとも情感として相性はいいですね。音楽に血が走ってます。”Pirámide De Fuego”(sample1)なんかは今のテクノなんかとも繋げれそう。
いわゆるスロー・オーガニックのシーンもコロナ明けて形が移り変わりましたが、そんな流れも咀嚼しつつのド真ん中直球のピーター節が炸裂。2020年代ネオ・ヒッピーイズムで、例えば南米カカオ・セレモニーのような瞑想的で意識的な踊りと、リズムは打ってますが総じてアンビエントとしても捉えれる、そんな折衷感を携えた本作。彼の旅の過程で得たアフロ・ブラジリアン、ダンスホールといった中南米の影響ももちろん変わらず横たわる。自身によるフルートの演奏も。しっかしこの人にしかない独特のダークさ加減はVoodoohop Collectiveを思い出す。最高です。We Are The Weather Feat. Lau(sample3)はパートナーであるLau(A MACACA)をフィーチャー。
Peter Power アイルランド生まれ、ベルリン、ブラジルはバイーアを経てピレネー山脈に在住。 ネイチャーの力、揺らめく波紋、生命を目覚めさせ揺り動かすバイブレーション・マッサージに絶え間ないインスピレーションを見いだし、すべての生命に遊び心に満ちたダンスを聴かせる。 (Shhhhh)
(Lagartijeando2024秋来日!!)1962年にアルゼンチンは北部チャコ州で先住民トバ族のInés García de Márquezにより結成されたトバ族のみで結成されたコーラスグループ、Coro Qom ChelaalapíとアルゼンチンのZZK Records/エレクトリック・フォルクローレ最初期より活動するLagartijeandoとの美しくしきコラボレーションアルバム。
レユニオン島のEat My Butterfly、レーベル在庫も秒殺だったPASSAROに続いては、レーベル面目躍如のアルゼンチン北部の伝統コーラスグループで、これぞフォルクローレなCoro Qom Chelaalapí。彼らトバ族に伝わるコーラス/アカペラ、伝統擦弦楽器n'vike(ブリキのバイオリン)、ペルー/アルゼンチン山岳の伝統楽器ラトル(鈴)、バスドラム、そしてヤギの蹄を使った演奏は遠くのお祭りへ誘ってくれます。Shika Shikaが以前リリースしたMartin Bruhnがペルーのフォルクローレのウアイノだったら、こちらは地域的にも少し南下したフォルクローレです。 そしてもちろんこのレーベルからリリースならば、フロアには土着すぎるポイントをZZKやWONDERWHEELでもお馴染み、Lagartijeandoが優しくミニマル&ダンスフレンドリー&エレクトリック・ダウンテンポにプロデュース。さらに、Lagartijeandoがチャコ州都レジステンシアで出会い未編集の、いわばフィールドレコーディング的にRECした彼らの生演奏も収録されています。 リスニングにもラウンジにもバッチリな世にも珍しいトバ族のレコードです。"music without borders”を標榜するBarrio LindoとEl Buhoによるレーベル、Shika ShikaのGraet work! *再入荷分ジャケットに背割あります。お値下げしております。予めご了承願いします。 (Shhhhh)
〈Astral Industries〉からの再発でも再評価され、人気を博してきた80年代から続くオランダのニューエイジ集団 CHI 、THE CHI FACTORYの一人ハンヨ・ヴァン・オステロムの最新プロジェクトがMusic From Memoryからアルバムリリーシウ。JOHN HASSELLの第4世界にも通じ、深度を増すミステリアス、ディープな世界。
CHI、CHI FACTORYのもう一人の創設者Jacobus Derwort の逝去を受けCHI FACTORYを凍結し、ソロSon Of Chiをスタート。西アフリカ、サハラ砂漠南縁部のサヘル地域の遊牧民族フラニ族出身、Fula Bandのシンガー、詩人Omar Kaをフィーチャリング。フィールド・レコーディングも交えた幻想的でイマジナリーな音世界。 (サイトウ)
1968年、軍事政権下のブラジルを離れパリへと亡命移住し、フランス・コンテンポラリー・アートからのインスパイアのもとで自身のルーツとなるブラジル伝統楽器を創作し、ブラジル伝統音楽とアンビエント/エクスペリメンタル/アバンギャルド実験音楽との唯一無二の素点での融合、ポストパンク、ジャズ、アフロビートなどがらの視点も取り入れた、カテゴライズ不能のバレアリック知られざる秘宝名品にして、世界中のマニア/コレクター/DJ達が探し求めていた、FERNANDO FALCÃO、1981年(録音は1979年)「Memória das Águas」が遂にアナログLP復刻。
60年代後半から70年代前半にかけて活躍した、サンバ、ジャズ、ファンク、ソウルを融合させたスタイルの先駆者、ピアニストの Dom Salvador が、Adrian Younge、Ali Shaheed Muhammad(A Tribe called Quest)と協力して完成させた完全なる2025年新録。〈Jazz Is Dead〉シリーズ第24弾。
当時先駆的であったグループ SALVADOR, Dom e ABOLICAOのリーダーであった彼は、ブラジリアン・ファンク名盤『Som, Sangue e Raça』(1971年)で、アメリカのジャズとファンクをアフロ・ブラジリアン・リズムと融合させ、ブラジルの音楽シーンでのブラック・リオ・ムーヴメントを興隆させました。その彼のレガシーにインスパイアされたJazz Is DeadチームからDom Salvadorへの熱烈なオファーが結実。優雅なストリングスとリラクシンなリズム、熱帯の空気が香りたつSalvadorのヴォーカル「Os Ancestrais」(sample_1)を幕開けに、グルーヴ満点のアフロ・ジャズ・ファンク「Eletricidade」(sample_2)、Salvadorによるピアニストの側面、サウダージ溢れるハーモニーが美しい「As Estações」(sample_3)など、見事に継承とアップデートがされた全7曲。Jazz Is Dead、毎度のクオリティと精神、リスペクトが凄いです。 (AYAM)
短波ラジオの短波帯(3MHzから30Mhz)を探し回っているうちに、知らず知らずのうちに乱数放送(Numbers Station)を発見し、国家などへの諜報活動に類する情報伝達の為の非公式ラジオ放送(隠密短波ラジオ局)で、数字の番号などを用いた暗号や、人の声での音声モールス発声器、代替した機械の音で簡単なコマンドを淡々とアナウンスする、途切れ途切れに聞こえるミステリアスなメッセージ。
暗号のアナウンスには様々な形式があり、その多くは発信源や発信目的が不明ながら、その多くはマニアックなBCLファンによって発見されており、これらのメッセージは、それを受け取る方法を知り、様々な形や構成で解読できる人にとっては、メッセージとなっている。エリック・ラブランド・ヒースがここ数年の間に様々な地点で捉えた19のレイ・ステーションを収録。これらの録音は、おそらくは後世のためだけのものであり、そうでなければ見ることのできない秘密の世界を垣間見ることができる。ある種のSF機械音楽。テクノ原点。ラジオ短波インダストリアル・サウンズ真髄。 (コンピューマ)