- 7inch
- Recommended =
- New Release
Dennis Harte
Summer’s Over
Efficient Space
- Cat No.: ES045
- 2025-06-06
1965年から1974年にかけての北米の自主制作ガレージ・ソウルをナラティブにまとめたEfficient Spaceの傑作コンピレーション『Ghost Riders』に収録されていた珠玉の名曲Dennis Harte「Summer’s Over」スピンオフ。
Track List
近所の友人や兄たちとストリートで演奏を行なっていた11歳の天才少年デニス・ハート。家族ぐるみの知人に紹介された、カール・エデルソンという20年近くローカルレーベルを渡り歩いてきた人物がすぐに支援を申し出て、名門スタジオでの録音を実現。新設の〈Roundtable Records〉から4枚の7inchシングルがリリースされ、メジャーレーベルへの売り込みを狙ってそれぞれのリリースに異なるアーティスト名(デニス・ハート、ピュア・マッドネス、ハート・ブラザーズ、ハート・アタック)を付けるという戦略が取られました。エデルソン作、ニュージャージーのガレージ・ボーカル・グループThe Wouldsmenのナンバー「Summer’s Over」の驚きの変貌を遂げたカヴァー。これがティーンエイジの儚い大名曲…。まずは(sample1)をご試聴ください。一方「Treat Me Like a Man」はレヴィットタウンのグループThe Shandelsのカヴァーで、ブルージーなシャッフル・ナンバー。Harte Attack名義の「Running Thru My Mind」はハーモニーも光るスモーキーなキャンディ・バラード。Pure Madness名義のオルガン・ロック「Freedom Rides」では、60年代の公民権運動フリーダム・ライダーズというテーマに思春期の視点で向き合っています。切実なきらめきの推薦盤。 (足立)