Tag: AMBIENT
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- 12inch
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Elori Saxl
Texada
Western Vinyl
- Cat No.: WV278lp
- 2025-06-18
アナログシンセサイザー、霊のように揺らめくバリトンサックス、石の質感、波の動き、そして産業の鼓動を想起させる音の層。NYの電子音楽作曲家、映画監督/編集者の Elori Saxl 新作は、カナダ国立映画制作庁による同タイトル映画の公式サウンドトラック。〈Western Vinyl〉から。
カナダの孤島 テキサダ島を舞台に、かつて破壊の中心であった産業用地が自然に再生し、廃墟から緑が芽生えているという、永続性と無常性の間の緊張を描いたドキュメント作品『Texada』。幽玄でサイケデリックなサックスと電子音の洪水が鬼気迫る「How Big is Time」と「It Happened Once」、水や岩のフィールドレコーディングとシンセサイザーが幻想的な「The Quarry」(sample_1)など、有機と合成の間を揺らめく表現が素晴らしい全5トラック。 (AYAM)
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- New Release
Elori Saxl
Earth Focus
Western Vinyl
- Cat No.: WV273lp
- 2025-06-18
公共放送サービスPBSで放送されていた、南カリフォルニアの自然景観と都市開発の複雑な繋がりを深く掘り下げる番組『Earth Focus』へ提供されたオリジナル・サウンドトラック。NYの電子音楽 作曲家 Elori Saxl が2024年に〈Western Vinyl〉からリリースした、2ndフル・アルバム。
大手企業への楽曲提供、映画監督/編集者としても活躍し、エミー賞に2度ノミネートされるなど、2021年のデビュー以降評価が広がり続けているElori Saxl。ロサンゼルス川、ディアブロ・キャニオン原子力発電所、ジョシュア・ツリー国立公園、モハーベ砂漠といった特定の場所にフォーカスし掘り下げるドキュメンタリー番組へ提供したトラック集。デジタル処理された水と風の音、アナログ・シンセサイザーが躍動する「Concrete River」(sample_1)、木管楽器をフィーチャーした「Taking Action」(sample_3)、MIDIサンプルといった 音の人工性を前面に押し出したサウンドが、目に映る現実の風景とのコントラストを引き立てます。Loraine Jamesのアンビエント名義 Whatever the Weather がお好きな方にもおすすめです。 (AYAM)
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Martin Glass
The Interstellar Music of Martin Glass
Kit
- Cat No.: KR65
- 2025-06-17
アリス・コルトレーンのスピリチュアルジャズ・ハープ宇宙、ザ・ドゥルッティ・コラムからの影響も感じさせてくれるインターステラー・ミュージック。スペーシー・ニューエイジ・エレクトロニカ・コンテンポラリーなポストジャズ注目アルバム。推薦盤。
惑星間を浮遊しながらゆったりと宇宙航海するかのようなニューエイジ・アンビエント、コンテンポラリー・スペースエイジ・ポストジャズ内省宇宙12トラック。
カリフォルニア・サンフランシスコのユニーク独自の音楽世界をひっそりと探求する才人Martin Glassによる4作目となるニューアルバム「The Interstellar Music of Martin Glass」。
インターステラー・スローモーションディスコA6「Interstellar Disco」(sample2)ダウンテンポ・ジャジーなB5「Time is the Simplest Thing」(sample3)も心地いい。
メランコリック牧歌的トイポップ・エレクトロニカ・アヴァンポップ、インプロヴィゼーションのユニーク・リリースが続々と続いているKit Recordsから限定アナログLPとしてリリースされた。Mastered by Giuseppe Ielasi. Artwork by Richard Greenan. (コンピューマ)
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Daigos
桃源郷 (Tougen-Kyo)
Teeth
- Cat No.: TEETH004
- 2025-06-13
2023年後半より一時的にロンドンに拠点を移して活動していたD.A.N.櫻木大悟が、東京のエネルギーや音楽、雰囲気からインスピレーションを得て、日本のミュージシャン仲間と東京でレコーディングしたアルバム「桃源郷 (Tougen-Kyo)」が、ロンドン・アンダーグラウンド期待のレフトフィールド・テクノ・エクスペリメンタル新興レーベルTeethよりリリースされた!2000年代初頭フォークロトニカとモダン・アンビエント、ポストジャズ、ダウンテンポが融合した意欲作が誕生している。
長年の櫻木との共同制作者でもあるD.A.N.の市川仁也によるベース、yahyelのメンバー大井一彌のドラムによる有機的なグルーヴのもと、スピリチュアルジャズ・ポエティックに浮遊するMaya Ongakuの池田抄英によるサックス、.櫻木本人によるフォーキーなギターの旋律、そして、エレクトロニクスとシンセサイザーによる空間美学の中で繊細に優しく織りなされるアンサンブル・サウンドデザイン構築が見事に結実した傑作。今後の動きも非常に楽しみな注目のアルバム。レコメンドとさせてください。8シーンから織りなされる28分間のイマジナリー桃源郷サウンズ。
ロンドン・アンダーグラウンド期待のレフトフィールド・テクノ・エクスペリメンタル新興レーベルTeeth最新作4番としてのリリースも素晴らしく渋い。 (コンピューマ)
Track List
- 12inch
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Sa Pa
The Fool
Short Span
- Cat No.: Short 1
- 2025-06-13
〈MDR〉〈MANA〉など先鋭レーベルからの諸作に加え、DEADBEATとのコラボレーションなどでも知られる実験音響テクノ才人SA PAの新作シングル到着しております!これまでの作品と比較しても繊細かつ深長、音の厚みに圧倒されるディープ・ミニマル・アンビエント・ダブテクノ傑作に。推薦。
レーベルのインフォメーションに「サブウーファーが無い人は借りてでも手に入れて聴くべき」との文言がありましたがその通りな一枚。現行屈指の実験音楽のアカデミック処〈MANA〉の運営に携わった天才MATTHEW KENTが新たに創設したレーベルの第一弾。テクスチャをディティール細かく作り込み音空間を創造してしまったディープダブテクノ「Captigon」(sample1)に始まり、心理音響空間の領域までサウンドを押し広げた物凄い作品、これはおすすめ。 (Akie)
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Masayoshi Fujita
Migratory
Erased Tapes
- Cat No.: ERATP167
- 2025-06-13
Jan Jelinekとのツアーも控えた異才日本人ヴィブラフォン/マリンバ奏者Masayoshi Fujitaの最新作。
聴き手の中に自然のイメージを呼び起こす、というテーマにてマリンバとビブラフォンの心地よい響きが全編沁み渡りながら、単純なチルアウトだけではない様々なレイヤー携えるサウンドスケープ。日本人的環境音楽感とインテリジェンスの折衷具合も絶妙。大推薦。
2020年に13年間過ごしたベルリンから帰国し兵庫県香美町へ移住。そこで幼稚園の廃校を"Kebi Bird Studio"に改装し本作が出来上がりました。参加ミュージシャンはレーベルメイト、Hatis Noitやスウェーデンの笙奏者マッティアス・ホルステン、そして藤田の父も参加。タイトルにある、"Migratory"とは移動、というような意味ですが、参加している音楽家たちや藤田自身の越境的な生き方や音楽観からのインスパイヤ。そして、アフリカや東南アジア、日本の空を渡る渡り(Migratory)鳥たちが、地上の音楽を聴いているかのような、というコンセプト。
「自然の音そのものも録音されているけれど、それ以上に"音楽を通じて聴き手の中に自然のイメージを呼び起こすこと”がこの作品の本質です」(Masayoshi Fujita)
豊潤かつ贅沢な音の隙間∞全編漂うオーガニック感はアメリカのニューエイジ系 / Leaving Records勢のものとは違い、日本人アーティスト古来の持つ質感や吉村弘の系譜も感じます。ふと連れてかれる、、シネマティックかつオーガニック。素晴らしいです。 (Shhhhh)
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Nils Frahm
Night
Leiter
- Cat No.: LTR049
- 2025-06-12
圧倒的静謐世界・Nils Frahm2025年新作!!!ピアノ・ソロ作、”Night”。昨年発売でめでたく再発された同じくピアノ・ソロの”Day”とともにどうぞ。
ドイツ・ミニマルとクラシック・ピアノ、アンビエント・テクノ、、、Nils Frahmのアーカイブを一つにまとめて結晶化したような。一足先にsample受け取り、その"夜"に試しましたが果たして圧倒的でした・。シンプルにしてロマンスを感じますが、安易な情感に流されすぎない。ストイックなテクノやエクスペリメンタル好きも試してみてください。瞑想 / アンビエントとしてももちろん有効な、先端にして普遍のピアノ音楽。しかし、エチオピアのエマホイやJohn Carroll Kirbyなど色々なピアノ音楽が出てますが違いが面白いですね。
坂本龍一もrecしたかの有名なFunkhaus内のNils自身のスタジオにて、Klavins M450 という世界最大のアップライトピアノにて録音。 (Shhhhh)
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Jonnnah
Me, With You
co:clear
- Cat No.: COCLEAR003
- 2025-06-11
PAVEL MILYAKOV (aka BUTTECHNO) 参加!アンビエントシューゲイザーとトリップホップの非現実的なサウンドトリップ、そこにポストダブステップやD&B要素を融合。リヨンのアーティストJONNNAH手掛けるグルーヴ主導の幻想神秘なムードミュージック。
カタログ1番を飾ったEDEN AURELIUSによるEPも話題だった〈CO:CLEAR〉より。才人BUTTECHNOことPAVEL MILYAKOVが客演参加、透き通るアンビエンスに叙情的コードが滲むアンビエントシューゲイザー「Still Here, Playing Gtr」(sample1)に始まり、ネオアンビエントなエアステッパー「Deadlink」や、ポエトリーを交えたアンビエント導入からブロークンリズムが躍動する「Insomnia Never Ends」(sample2)など。神秘に発光するエレクトロニカ、シューゲイザー系譜の浮遊感とダンスフォーマットが折衷する幻想的一枚。 (Akie)
Track List
- 2LP (予約)
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- New Release
Various Aritsts
Staying: Leaving Records Aid to Artists Impacted by the Los Angeles Wildfires
Leaving Records / Staying
- Cat No.:
- 2025-06-11
Los Angels / Leaving Recordsチーム大集合です。
2025年1月7日に発生したL.A大火災のチャリティ・コンピレーション。錚々たるメンツの未発表曲やライブ音源収録。今L.Aのビートカルチャー史、アンビエントの入門おさらいとしても。
André 3000(sample1) , Laraaji(sample2) , Sam Wilkesらお馴染みのメンツの未発表曲どれも素晴らしい!他にもJulia Holter(sample3)やCelia Hollander、来日した Ohmaのライブ音源なんかも。チャリティと言ってもメッセージ性重視のサウンドでもなく、各々流石のクオリティであり通して流して気持ち良い。西海岸サウンドの再確認にも!
SIDE A
1. Baths & Rachika Nayar - Dried Apricot
2. Total Blue - Astral Mud
3. Celia Hollander & Photay - Live at LTMOITDUAT 10.14.23
4. Asa Tone & Ariel Kalma - A Gentle Upward Spiral
5. Alia - Lullaby For A Sea Nymph
6. Botany - Diode Congregation
7. M.A. Tiesenga - A Clearing
SIDE B
1. V.C.R - Charlene's Mantra
2. Ohma - Live at LTMOITDUAT 10.14.23
3. Sharada Shashidhar | Caleb Buchanan - Ghostly
4. Diego Gaeta - Earthseed
5. Caural - Radiant Everything
6. Surya Botofasina - Our Cottage To Across The Stream (Carlos Niño & Friends Remix featuring Steve Spacek with Miles Spilsbury, Dntel, and J Rocc)
7. Julia Holter - Turn The Light On (Live At The Leaving Records 10-Year Anniversary)
SIDE C
1. Jon Makes Beats - The Mountain
2. EMV - On The One Hand
3. Kenny Segal - Sablefish
4. Sam Wilkes - Culebra
5. Samiyam - Water
6. Daedelus - Making The Beat Scene
7. Chakram | Miguel Atwood-Ferguson - Mirror Image Neurons
8. Tru - Skyscrapers
SIDE D
1. Laraaji - Joyous Dance '82
2. Arushi Jain - California
3. André 3000 - "This is where my room used to be." (featuring Carlos Niño, Alex Cline, Pablo Calogero) (Shhhhh)
- LP + Download Code
- Recommended
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Wilson Tanner
II
Efficient Space
- Cat No.: ES013
- 2025-06-10
2025リプレス!ANDRAS FOXことANDREW WILSON、そしてELEVENTEEN ESTONことJOHN TANNER、ハウスからアンビエントに至る豊かな音楽性でメルボルンシーンを牽引する2人のタッグが再び!ローファイに霞んだ電子音とフォークロアな弦が紡ぐニューエイジ。実際にリバーボート上で録音されたエンジン音やオイルチャージの音が駆り立てるノスタルジー。
〈GROWING BIN〉から発表されカルトなヒットをみせたデビューアルバム。約3年の時を経てNOISE IN MY HEAD主宰の〈EFFICIENT SPACE〉から2rdのリリースです!リード楽器、ギター、ピアノ、ウッドベースと電子音のセッション。50年代に作られた船上におけるフィールドレコーディング、その刹那的サンプルがアコースティックインスツルメンツに効果しセンチメンタルかつ柔らかなサウンドスケープに。ダウンロードコードとポスターが付いてます。 (Akie)
Track List
- LP
- Digital
- Recommended =
- New Release
Loradeniz
Sun Shone
Music From Memory
- Cat No.: MFM075
- 2025-06-10
〈Music From Memory〉075番は、イスタンブール出身アムステルダム拠点のDeniz OmerogluによるプロジェクトLoradenizの初となるフルアルバム。
自身の失恋の最中にセルフ・ケアのように自然発生的に生まれたという、当初はEPとして構想された数曲から発展していった2部構想のアルバム。すべてを自ら作詞・作曲・演奏・プロデュース。幼い頃からクラシックピアノを学び、作曲学の学士号とサウンドデザインの修士号も取得、クラブやラジオDJの経験も活かしたアカデミックな響き。スポークンワードのような幽玄なボーカル、アルペジオが絡み合うコスミッシェなアンビエンスが印象的なアンビエント〜IDM作品です。受容の段階をたどるように感情でまとめあげた、極私的なセンチメンタルな旅。 (足立)
Track List
- 2x12inch
- Recommended =
- New Release
Fabiano
Landmarks
E35
- Cat No.: E35.01
- 2025-06-10
これまでも追求してきた音響構築、その深い没入感とテクスチャを最大限に感じ取れる、ビートレス/アンビエントスタイルで作り上げたフルアルバムが到着!詳細不明ながらデビューリリースより素晴らしいクオリティを見せつけ、当店でもヒットを生んでいるプロデューサーMAMMOがFABIANO名義で新作発表。
これまでセルフレーベルである〈MAMMO〉そしてその傘下の〈NDUJA〉から、2301&2302名義では〈HEAVEN SMILE〉からリリースを重ねる正体を掴ませないミステリアスな活動でも知られるMAMMO。自主流通にてアルバム作品をリリース!「どこか別の場所へ逃げる代わりに、今度はここにいたい。」というテーマに、重厚なテクスチャの音響構築、空間性を感じさせるディープアンビエントを探求。リズミカルな電子音が木霊する前衛エレクトロニクス「Dreams Of Silent Gardening Machines」(sample1)や、微かにブレイクビートを漂わせた実験アブストラクトテクノ「M.net 103's Impossible Turn」(sample2)など、ビートレススタイルながら動きを感じる生きた音空間、ゾクっとする音像。 (Akie)
Track List
- CD
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- Recommended =
- New Release
Satomimagae
Taba
Plancha / Rvng Intl.
- Cat No.: ARTPL-234
- 2025-06-09
日本独自盤CDは〈Plancha〉より。ボーナストラック1曲を追加、歌詞・対訳付き!東京拠点のミュージシャン、ソングライターSatomimagaeの新作『Taba』が引き続き名門〈RVNG INTL.〉からリリース。個人的でありながら普遍的なもの、目に見えるものと見えないもの、その両方を記録した一連の短い情景描写として展開されます。
「このアルバムは、「束(たば)」(異なるものを束ねたもの、束ねたもの、ひとまとめにしたものを意味する日本語)の論理に従って、緩やかな短編小説集として組み立てられている」。サウンド・アーティストduennとの共作アルバム『Kyokai』でのやりとりを通して導かれたという新作。自宅スタジオの周囲の音や情景を観察、吸収しながら、アコースティック・ギターと歌を基盤にした有機的な音のパッチワークが光る、詩的で実験的なフォーク・ミュージック。電子音とアコースティック音、言葉と音のあわいを漂い、自己と他者、内側と外側、人と鳥や虫、物質と霊的なものまで境界は無くスペクトラムであるような感触が精神的な皮膚に触れる推薦作。ON-EI(音映)というクリエイティブチームによって制作されたスライドショー的ミュージック・ビデオも同時に公開されています。 (足立)
Track List
- 2LP
- Recommended
- Back In
Various
Outro Tempo: Electronic And Contemporary Music From Brazil 1978-1992
Music From Memory
- Cat No.: MFM 016
- 2025-06-08
久々ストックできました。〈MUSIC FROM MEMORY〉からブラジル産の現代音楽、ニューエイジにも通じるアンビエント/フュージョンのコンピレーション。〈DEKMANTAL〉や〈RUSHHOUR〉にも関わるDJ/セレクターでNICK THE RECORDと「Tangent Party」を行う友人でもあるロンドンのJOHN GÓMEZによる監修です。
PHILLIP GRASSとの共演で知られるUAKTIやジスモンチの80年代等に代表されるようなブラジル70年代後半〜80年代のニューエイジにも通じるアンビエント/フュージョンのマニアックな奥深い世界をJOHN GÓMEZがコンパイル。MPB、ロック様々なフィールドから抽出したマニアック、ほとんど知らなかったような曲ばかり、驚きの曲の連続です。 (サイトウ)
Track List
- LP+DL
- Recommended
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Anadol
Uzun Havalar
Pingipung
- Cat No.: PINGIPUNG 65
- 2025-06-07
安東ウメ子の復刻&リミックス、ANDI OTTO、SVEN KACIREKなど独自のセンスの個性溢れる好リリースの続く、ドイツPINGPUNGレーベル新作は、トルコ出身ベルリン在住のサウンドアーチスト/フォトグラファー、GozenAtilaによるサイケデリック・シンセ・フォーク・プロジェクトANADOLのサードアルバム「Uzun Havalar」がリリース!!!DLコード付き。
アウトサイダー孤高の電子音楽家Bruce Haackなどの作品に強く影響を強く受け、中東フォークソングを基に、フィールドレコーディング、エレクトロニクス、シンセサイザー即興演奏などを交えながら、彼女のセンス&間合いによって加工編集ミックスされ完成された全6トラック。エレクトロニカ・アンビエントでジャズ・オリエンタルな香りと浮遊感のあるグルーヴがふわふわと心地いい。2018年にカセットのみでリリースされていた作品のPINGPUNGからの嬉しいヴァイナル化。 (コンピューマ)
- CD+BOOK
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- New Release
BERGMAN & SALINAS
FULLMOON MAPLE
Sweet Dreams Press
- Cat No.: SDCD-059
- 2025-06-07
2000年代初頭にエレクトロニカ、電子音楽、アンビエント、フィールドレコーディングなど、手作りDIYハンドメイド感覚溢れる牧歌的素朴でありながらも先鋭的であった重要レーベル『Lucky Kitchen(ラッキー・キッチン)』主宰者Alejandra & Aeron(アレハンドラ&アーロン)による18年ぶりの復帰作にして、新プロジェクトBergman & Salinas(バーグマン&サリナス)のデビューアルバムがスウィート・ドリームス・プレス新作としてリリースされた!!感涙。祝。
フィールドレコーディング素材、彼らの娘さんとの会話、話し声、ピアノなど最低限の演奏、エレクトロニクス電子音を交えながら、アンビエント静謐フォーキー牧歌的にストーリーテリングされる作風は当時と同じながらも、18年という歳月を経てソフィスティケート繊細丁寧にデザイン構築配置されるシンプル且つモダンな空間音響が圧倒的に素晴らしい。ヘッドホンでのリスニング体験もオススメ。
34分56秒の1曲を9トラックに分割した9曲を収録。ASUNA、アーロン・バーグマン&アレハンドラ・サリナスによる、愛情に満ち溢れる素晴らしきエッセイ(日本語英語併記)56ページ・ブックレット(感涙)&しおり、CDが特製フォルダーに封入されたスペシャルすぎる丁寧な装丁にも感激する。 (コンピューマ)
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- LP
- Recommended
- Back In
Marewrew
Ukouk. Round Singing Voices of the Ainu 2012-2024
Pingipung
- Cat No.: Pingipung 085
- 2025-06-05
北海道アイヌ音楽伝承者、故・安東ウメ子の様々な音楽作品の再リリースなど再評価への動きを先導してくれているドイツ信頼名レーベルPingPungから、安東ウメ子のバックシンガーへの参加でも知られるアイヌ伝統音楽の女性アカペラ・グループMarewrew(マレウレウ)の過去13年分の楽曲からAndi OttoによってコンパイルされたアルバムがアナログLP(+Download Code付き)としてリリース!!!1年ぶり待望リプレス。再入荷!
Marewrew(マレウマウ)は、Rekpo、Hisae、Mayunkikiの3人のメンバー(2022年まではRim-Rimを加えた4人のメンバーだった)。プロデュースはOki Kano。伝統的なアイヌ音楽をアカペラで歌い上げることで、伝承スタイル、歌を通してのみで受け継がれてきた魅力的な歌に新たな光が当てられている。Ukouk(ウコウク)とは「丸い歌」という意味で、多くの曲は、1人が歌い始めると輪唱されることで、わずかにずれながら歌が重なることで、詩情あふれるアイヌ伝統音楽のフォーキー魅力的な世界観と共に、そこに新たなる歌い方や歌い口ハーモニーなど、マレウマウならではのモダンでフレッシュ柔らかユニークな空気が注入されることで、よりメディテーショナル・フューチャーな心地よさへと誘われ、ソフト・サイケデリック・ネイチャーにも浮遊する、伝統と現代を自由に交差する普遍的魅力に満ち溢れた摩訶不思議なトランス状態、人力によるダブ・エコーのようにさえも感じさせてくれるモダン・アイヌ伝統音楽の傑作となっている。
自然音、キツツキの音が聞こえてくるA6「Hawsa」(sample1)、トンコリも交えたメランコリック・トランシーなA8「Wedding Song」(sample2)、女性たちが鳥のさえずりを真似るおかしなミニチュアA9「Takuro」。座礁したクジラを想起させる歌、B3「Hunpe Yan Na」や、オルカを「小さな海の神」と讃える、まるで催眠術にかかったようになるB5「Pon Repun Kamuy」、Okiによる未発表曲、B6「Oruru Roahun」、日本のみでリリースされていた楽曲のアンビエント的エレクトロニカ・ダンスミュージック的な新バージョン、B7「Kanerenren」(sample3)など全16曲を収録。Andi Otoによるキュレーション・コンパイル、Kassian TroyerによるDubplate & Masteringでのマスタリングの施し。これらの楽曲は初めてアナログとして発売されることになった。レコメンドとさせていただきます。 (コンピューマ)
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- LP
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Cocteau Twins And Harold Budd
The Moon and the Melodies
4AD
- Cat No.: 4AD0642LP
- 2025-06-05
名門レーベル〈4AD〉を代表するバンドであり、シューゲイザー/ドリーム・ポップの礎を築いたCocteau Twinsと、アンビエント・ミュージックのパイオニア、Harold Buddの二組が1986年にリリースしたドリーミー耽美なアンビエント・ポップ/ロック大傑作『The Moon and the Melodies』が、リリースから28年の歳月を経て、Cocteau TwinsのRobin Guthrieによるオリジナル・テープからのリマスタリングによって初めてリイシューされた!
この作品は、Cocteau Twinsのカタログの中でも特異なアルバムであり、彼らの基準からしても異例なほど幽玄である。また、神の介入でもあったかのように彼らと合流を果たした、Brian Enoとの数々のコラボレーションでも知られるアンビエント先駆者レジェンド/ピアニスト故Harold Buddによる即興的なピアノ/鍵盤演奏によって奏でられたインストゥルメンタルが大部分をしめており、その後のCoctrau Twinsの音楽性にとって新たな可能性を示唆して導き出したオルナタティヴでニューウェイヴ、アンビエントとポストパンク&ドリーム・ポップの礎となった重要作品。Cocteau Twinsの代表曲A1「Sea, Swallow Me」を含めた全8曲を収録。 (コンピューマ)
Track List
- LP (Green Vinyl)
- Recommended =
- New Release
Celestial
I Can Hear The Grass Grow
Ecstatic
- Cat No.: ELP088
- 2025-06-05
フィンガーピッキングギターとフレットノイズ、奥深くで眠る大切な記憶をえぐられるような、切なくて温かなメロディループ。英国実験電子音楽の要所〈ECSTATIC〉看板アーティストのCELESTIALが2年ぶりのカムバック!ギターとハーモニウムのハーモニー、牧歌的夢心地を更に深く追求した電子アコースティック名品。
これまで発表した2枚のアルバムでもメランコリックなアンビエント・コスミッシェを展開してきたマンチェスター出身のデュオCELESTIAL。今回は一層深く感傷に沈み込む電子アコースティックサウンドを披露。繊細なフィンガーピッキングギターにフラメンコの旋律を繊細に取り込んだフォーク「The Endless Stair」(sample1)。レーベルメイトのROMANCEを迎えたギターとエレクトロニクスの対話「Mermaid Boulevard」(sample2)、重層的ハーモニクスとギターのセッション「Skylark」(sample2)など。ほんのりとしたリバーブとエコー、緊張感のある録音まで、静的なアプローチも美しい一枚。毎度ジャケットも良い。 (Akie)
Track List
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リトアニアで、コンサートや、ア ーチストプロジェクト、リリースもおこなっいるプラットフォーム〈granvat〉を拠点に、granvatとStroomの共同でアナログリリースもされてきたMeropeの新作。古代リトアニアの歌や各地の民族音楽にインスピレーションを得ているグループで、今作では、 Laraajiがツィターとシンセ、レジェンド、ビル・フリゼール、南アジアの地を引くUSジャズ、先鋭音楽の名手シャザド・イスマイリーなどもフィーチャリングしたアンビエント・ジャズ、プログレッシブ・サウンド。 (サイトウ)