Tag: Experimental
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- 12inch (Marbled Vinyl)
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Unknown Path
Pathfinder
Auxiliary
- Cat No.: AUX019
- 2025-06-13
USカリフォルニア鬼才TECHNO/AMBIENT/EXPERIMENTALJames ClementsによるUnknown Pathが2017年にASC主宰Auxiliaryからリリースしたモノトーン・グレイエリア・エクスペリメンタル・ドローン名作12インチ「Pathfinder」が8年越しリプレスされた!!Blue/Green marbled vinyl 140g 12インチ。
イマジナリー荒涼とした世界を静謐アンビエント・グレイエリアにテクノ・エクスペリメンタル・ストーリーテリングされる4章からなる「Path 01」「Path 02」「Path 03」「Path 04」4トラックを収録。 (コンピューマ)
Track List
- 12inch
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Sa Pa
The Fool
Short Span
- Cat No.: Short 1
- 2025-06-13
〈MDR〉〈MANA〉など先鋭レーベルからの諸作に加え、DEADBEATとのコラボレーションなどでも知られる実験音響テクノ才人SA PAの新作シングル到着しております!これまでの作品と比較しても繊細かつ深長、音の厚みに圧倒されるディープ・ミニマル・アンビエント・ダブテクノ傑作に。推薦。
レーベルのインフォメーションに「サブウーファーが無い人は借りてでも手に入れて聴くべき」との文言がありましたがその通りな一枚。現行屈指の実験音楽のアカデミック処〈MANA〉の運営に携わった天才MATTHEW KENTが新たに創設したレーベルの第一弾。テクスチャをディティール細かく作り込み音空間を創造してしまったディープダブテクノ「Captigon」(sample1)に始まり、心理音響空間の領域までサウンドを押し広げた物凄い作品、これはおすすめ。 (Akie)
Track List
- LP
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- New Release
Beatrice Dillon / Hideki Umezawa
Basho / Still Forms
Portraits GRM
- Cat No.: SPGRM012
- 2025-06-13
Beatrice Dillon(ベアトリス・ディロン)と、日本の作曲家Hideki Umezawa(梅沢英樹)のスプリットLPがPortraits GRM/Shelter Pressからリリースされます。ベアトリスは、西田幾多郎の「場所の論理」に影響を受けた電子音楽作品「Basho(場所)」。梅沢英樹は、大阪EXPO'70で発表され現代音楽フィールドで高く評価されてきた創作楽器、ベルナール&フランソワ・バシェ兄弟の音響彫刻を使用し探求した作品。
ピエール・シェファーによって設立されたフランス音楽研究グループGRM(Le Groupe de Recherches Musicales)と、Editions MEGOによってスタートし、ピーター・レーバーグ没後SHELTER PRESSが意志を引き継いだPORTRAITS GRMのスプリットシリーズ。新作はBEATRICE DILLONと、日本の作曲家Hideki Umezawa(梅沢英樹)。来日公演、実現せず座年でした。法則性や、普通の感覚では捉え切れないようなユニークなリズム。質感もダブニアの音響にばっちりハマると思います。初めて知った梅沢英樹氏も素晴らしく禅的、覚醒的ドローン、電子音楽。 (サイトウ)
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- LP
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Ursula Bogner
Recordings 1969-1988
Faitiche
- Cat No.: FAITICHE 01
- 2025-06-12
JAN JELINEKのレーベルから女性電子音楽家・URSULA BOGNERの音源をコンパイル。久しぶりに入荷しました。
JAN JELINEKが始動したレーベルFAITICHEの第1弾としてリリースされた2008年のリリース名作が嬉しいアナログリプレスです。ドイツで70年代~80年代に活動していたという知られざる女流電子音楽家URSULA BOGNERの発掘と謳われリリースし話題を呼んだ。 (後にANDREW PEKLER & JAN JELINEKによる架空のプロジェクトだと判明します)オープンリールや自作の電子楽器を使ったユニークなエクスペリメンタル・ミュージック。音階やリズムの数的な旋回の面白さ。新旧の電子音楽好きを魅了した一枚。 (サイトウ)
- 2LP
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Gastr Del Sol
Upgrade & Afterlife
Drag City
- Cat No.: DC090
- 2025-06-10
1996.名作!David Grubbs, Jim O'Rourke...シカゴ音響/POST ROCKの歴史的名盤!久々にアナログ・リプレスされました。
DAVID GRUBBS, JIM O'ROURKEによるシカゴ音響最重要アルバム。JOHN McENTIRE、MATS GUSTAFSSONそしてラストのJOHN FAHEYのカヴァーにはTONY CONRAD参加。高度なテクニック、実験的試み。それだけじゃない、どうしようもない感動があります。ある種の究極。 (サイトウ)
Track List
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Rafael Toral
Spectral Evolution
Moikai
- Cat No.: M14
- 2025-06-10
(2025夏来日!2024年年間ベストの1枚!!再入荷しました!)ジム・オルークのレーベルMoikaiによる20年ぶりにリリースはこのタイトル。各方面から大絶賛の嵐。ポルトガルの実験音楽
ギタリスト、ラファエル・トラルによる2024年作品。初回分がコメント入れる前にsoldout、、ようやく再プレス分の入荷!
ドローン / アンビエント、エクスペリメンタル・ギター / 電子音歴史の中でも重要人物の一人。90`s名作LOVELESSへの最も速かったオマージュ作から、ソニック・ユースのアルバムへの参加などの経歴もあり。
ジャケ通りの鳥の声にも似たサウンド?架空のギターのような?色々な音が体験できますが、エクスペリメンタルすぎず不思議な聴きやすさもあり。ポルトガルという土地柄でしょうかからりとした抜けも。キャリア30年の月日が物語る、完成された音響アートです。432Hz(ちょいとスピリチュアル入りますが自然界と1番調和する音調、とのこと)での録音、Stephan Mathieuによるマスタリング。視聴は抜粋です。これはフィジカルで!
ちなみにSUSO SAIZのフェイヴァレットでもあります。 (Shhhhh)
Track List
- LP
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Eiko Ishibashi(石橋英子)
Evil Does Not Exist
Drag City
- Cat No.: DC934
- 2025-06-10
石橋英子 x 濱口竜介「悪は存在しない」の音楽。Drag Cityからレコードです。
『2021年のアカデミー賞受賞作『Drive My Car』でのコラボレーションに続き、石橋英子と 映画監督・濱口竜介は、映像のための音楽、音のための映像という、深いインスピレーションに満ちた相乗的な交流でさらなる飛躍を遂げた。』
濱口竜介監督の新作映画(BFIロンドン映画祭最優秀作品賞、アジア・フィルム・アワード、ヴェネチア映画祭銀獅子賞、アジア・フィルム・アワード最優秀作曲賞)は、英子のスコアによって始まった。ジム・オルークがミックス&マスタリングを担当しています。
石橋英子が自身のライブパフォーマンス『GIFT』と共に上映する映像をオファーしたことから発展して、制作された濱口竜介の監督作品「悪は存在しない (Evil Does Not Exist)」。〈Drag City〉から、サウンドトラックがアナログでリリースされました。A3の「Smoke」は、クレジットにはないがエンドロールで名前のあった山本達久のドラムだと思います。日本の音楽や映画のカルチャーの充実。世界を見渡しても独特で、魅力ある作品が産まれている。引用ですが、人生の数時間を費やすに値する映画。値する音楽。是非、レコードで。 (サイトウ)
Track List
- 3LP BOXSET
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Gastr Del Sol
We Have Dozens Of Titles
Drag City
- Cat No.: DC836
- 2025-06-10
【再入荷しています】David Grubbs とJim O'Rourke。Gastr Del Sol。25年の時を経てオルタナティブな音楽の歴史の重要な1ピースとして揺るぎない地位を確立、多くの人に影響を与え、愛されてきたシカゴ・ポストロック・グループ。未発表の音源も含む3LP BOXセットがリリースされました。先行で公開された未発表の「The Seasons Reverse」のライブ録音と、アートワークで期待膨らませてみてください。12の楽曲「We Have Dozens Of Titles」。
デヴィッド・グラブスとジム・オルークのデュオを軸に、1991年から1998年まで活動を続ける、シカゴ・ポストロックの重要バンドGastr Del Sol。John EcEntireやBundy K.Brownも合流し、Tony ConradやKevin Drummも参加した永遠の名作「Upgrade & Afterlife」など7つの作品を残している。活動休止から25年の時を経て未発表の音源も含む3LP BOXセットがリリースされました。名曲「The Seasons Reverse」のインストのライブバージョンで幕開け、Red Hot + Botheredに提供した「Quietly Approaching」、Tony Conradとのスプリット7インチでリリースされた「The Japanese Room At La Pagode」、〈Table of elements〉からの「湖畔通りの竪琴工房」などのDrag City外でリリースされた音源や、未発表のライヴ音源なども含まれている。全曲JIM O’ROURKE自身によるリマスター。3LP BOXセット。 (サイトウ)
Track List
- LP
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David Grubbs
Whistle from Above
Drag City
- Cat No.: DC941
- 2025-06-10
ワシントンD.Cのポスト・ハードコア・レジェンダリーバンドSquirrel Baitを原点にBastro、Gastr Del Solといったシカゴ・ポストロックに繋がる重要なバンドに足跡を残し、The Red Crayola、Palace、Tony Conradはじめ多くのセッション、プロジェクトや、ソロでもお馴染みのギタリストdavid grubbsのニューアルバム。
昨年リリースされたGastr del Solのボックスセットの制作でデュオでの魔法に感銘を受け、Rhodri Davies, Andrea Belfi, Nikos Veliotis, Nate Wooley, Cleek Schreyといったアーチストとの共作、ギターのための新作、ピアノ曲、ミュージック・コンクレート作品などを収録。 (サイトウ)
Track List
- LP
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- New Release
Mattheis
Waiting For The Silhouette
Nous'klaer Audio
- Cat No.: NOUSLP009
- 2025-06-10
現代の前衛エレクトロニックシーンを筆頭する〈NOUS'KLAER AUDIO〉記念すべきカタログ1番を飾り、以後レーベルの支柱としてモダンダンスサウンドを脱構築してきた才人MATTHEISがアルバムでカムバック!幅広い速度を採用、ドラムの質感にも拘り、ビートの固定観念に挑戦。
JOHN TALABOT変名KORAALやPUGILIST、KONDUKU、UPSAMMYらを抱えるロッテルダムのインディペンドレーベル〈NOUS KLAER AUDIO〉創設のきっかけにもなった作品「Isms EP」作者であるMATTHEISがカムバック!超速で駆け抜けるブレイクビーツを手綱に太い4/4、モジュラーも重ねてダイナミックに曲展開していくモダンテクノ「Sleet Falls」(sample1)。キックのエグ味あるテクスチャにやられる「Col」(sample2)など、ダンスミュージックを超越したドラマ性、ディティールを備えたサウンド。トラックリストから全曲試聴できます! (Akie)
Track List
- CASSETTE
- LP
- Recommended =
- New Release
Nikolaienko
The Sounds Of Pseudoscience 10th Anniversary Edition
Muscut
- Cat No.: MUSCUT3CRE
- 2025-06-10
電子音楽の考古学探究を続けるNikolaienkoの2015年作『The Sounds Of Pseudoscience』が、〈Muscut〉と〈GRAPHICAL RECORDINGS〉の共同リリースから10周年を記念して、リゾグラフプリントの特別カバーになって再登場。こちらは限定50部のカセット。まだだった方はお早めに。
〈Muscut〉や〈Shukai〉の運営も行うNikolaienkoの過去作が、『Nostalgia Por MesozóIca』に続きリゾグラフプリント仕様になりました。電子音楽の先駆者たちの作品に影響を受けた、魅惑的なサウンド・アーカイブ。アナログの手触りとスペース・エイジの音によってノスタルジアというテーマを考察した、初期電子音楽への模倣にとどまらないユーモアと遊び心たっぷりのオマージュ作。ノーマン・マクラレンのようなプリミティブな音の動きの面白さもあり、チェコやソヴィエト・アニメーションのサウンドトラックであったらというような気分も。推薦です。5周年限定カセットも出していましたが、Nikolaienkoさん、もしかしてアニバーサリー好き? (足立)
Track List
- 12inch
- Recommended =
- New Release
Impérieux
Fena EP
Hessle Audio
- Cat No.: HES048
- 2025-06-06
2025年シーン最重要作の一つになるであろう、サイケデリック空間音響芸術的にも素晴らしいベース・テクノ極上刺激的作品が、Hessle Audioより満を辞してリリースされた!!2021年のデビュー以降、Sum Over Histories、Pampa、Solfaからの名作リリース、今年2025年2月にはMacroより待望デビューアルバムもリリースした勢いに乗るブルガリア気鋭ImpérieuxことAlper Durmushによる待望新作EP4トラック。入荷いたしました!レコメンドとさせていただきます。
BPM140ほど、「Fena」というタイトル通り、彼のルーツであるトルコ語バルカン風な意味で「いたずら好きな」という意味合い通り、ストイックなエレクトロニックUKGトライバル・グルーヴに予測不可能、大胆で刺激的なエレクトロニクス&シンセシスが音響空間的に大暴れ炸裂するHessle Audioマナー的にも最前線にフロアに躍動効能する名トラックA1「Fena」(sample1)、ミョンミョンミニョっミニョと粘着シンセが絡みつきレイヴィーに躍動するA2「Sickomode」(sample2)、彼のルーツ、ブルガリア・クルカアリやトルコ、ギリシャに脈々と受け継がれる伝統音楽カットアップ&コラージュも交えながら、UKGエレクトロニック・トライバルにワンワンと疾風のごとく駆け抜けるB1「Saat」(sample3)、E2-E4マナーのドリーミー・テックB2「Cawuso」も秀逸。それぞれにフロアにしっくり効能躍動させる素晴らしきEPが誕生している。 (コンピューマ)
Track List
- LP
- Recommended =
- New Release
Sleepdial
RV Lights
West Mineral
- Cat No.: OUEST082
- 2025-06-06
コンクレートとダブを組み合わせ抽象的に音空間を生成。HUERCO S.主宰〈WEST MINERAL〉最新作!多名義を操り〈100% SILK〉などからもリリースしてきたコロラドの音楽家SLEEPDIALによるリゼルギックなアンビエントダブ体験。
HUERCO S.がオーナーを務める音響職人軍団〈WEST MINERAL〉に、DUBHARP名義でも知られる才能LUKE THINNESがSLEEPDIALとして登場!方向感覚を失わせるように抽象化された電子音操作、深く沈みこむダブ手法で作り上げるアンビエントエレクトロニクス。ダイナミクスで立体的テクスチャを感じさせるコンクレート志向の強い「Purview」(sample1)から、攻撃的にエフェクト処理を施した実験デジダブ「Dovetailing」(sample2)まで、2つの方向からのアプローチで空間性を創造。 (Akie)
Track List
- LP
- Recommended =
- New Release
ThisisDA
Fast Life
Heat Crimes
- Cat No.: HC017
- 2025-06-06
ドリル、グライム、エレクトロ、トラップを巧みに織り交ぜながらも、従来のテンプレートに囚われないスタイルを提示。10年以上にわたりUKエクスペリメンタルラップシーンで暗躍するThisisDAがニューアルバムを発表!混沌とクロスジャンルするトラックはもちろん、遊び心あるライムの連打も独創的。
ロンドンのジャズコレクティブSUMO CHIEFやKLEIN、EYEDRESSとも共演しながら英国アヴァンヒップホップシーンを独自路線で突き進むTHISISDAが〈HEAT CRIMES〉より新作アルバムをドロップ!MIMI JONESの甘いボーカルをフィーチャリングした「Breakout」ではドラスティックな転調からのライム応酬。ジャングルとソウルを融合させたような「End Up」、サンプルを多用したグライム調の「Captain」など。ジャンルに囚われず、ひとつの楽曲の中でもひとつの次から次へとアイデアが飛び交う斬新なアルバム。 (Akie)
Track List
- 12inch
- Recommended
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Polygonia
Upside Down
Mule Musiq
- Cat No.: Mule Musiq 297
- 2025-06-05
飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍する興味深い作品が続々とリリースされるドイツ・ミュンヘンのリズム・サイエンティストPolygonia待望新作12インチがMule Musiqよりリリース!!Simone de Kunovichからの紹介から実現したというナイス・リリース。今作も繊細で先鋭的有機的リズム構築と催眠的サウンドスケープ実験性がフロアミュージックとして素晴らしい4トラックを収録。
BPM120、自身によるヴァイオリン、フルート、ヴォーカルをフィーチャーした、初期のHerbertスタイルも彷彿させてくれるサイエンスティフィック・エレクトロニカ、ユニークなメロディと歌声にも魅了される美麗ディープテックハウスA1「Upside Down」(sample1)、BPM122、彼女の持ち味が存分に発揮された催眠的サイケデリック・ドラッギーにエレクトロニック・アフロ・ブラジリアン・アンビエント・ディープハウスにサウンドスケープ・グルーヴするA2「Eyes Between Letters」(sample2)、BPM125、オリエンタル環境音楽コンテンポラリー・ミニマリズムがエレクトロニック・パーカッシヴにフロアに空間的音響エレクトロ・テックする有機的グルーヴ傑作トラックB1「Beyond Light And Shade」、BPM123、このリリースのハイライトで、とても彼女らしい実験性と遊び心のあるオーガニック有機的柔らかなサイケデリック・ミニマル・ディープ・ハウスB2「Complementary Senses」(sample3)の4トラックを収録。トラックリストからもぜひ。 (コンピューマ)
Track List
- MIXCD
- Recommended =
- New Release
DJ PIN
SWEET LEAF at Colors
ARRROUND Wicked Sound Maker
- Cat No.: ARCD-013
- 2025-06-05
2013年DMC元沖縄代表ヒップホップ/スクラッチ鬼にして、即興音楽シーンとも共演リンクしながら、フリージャズ、ダブ、サイケロック、電子音 楽までを唯一無二のダンスミュージック・ターンテーブリズム感覚で時間軸や空気までもをカットアップ・トリッピン!マッド沼宇宙に構築する唯一無二の奇才DJ PINによるレゲエ&ダブ・テーマの鬼DJMIXCD「SWEET LEAF at COLOURS」が、Noolio主宰ARRROUND Wicked Sound Makerよりリリースされた!!再入荷いたしました!
最深ドープ・マッドネスにスピリチュアリズムがスクラッチン・ダブワイズ濃密に探求される、ユニーク極まりなくヘンテコながらも自身のルーツ沖縄音楽への思いと共にストーリテリングされる59分3秒。編集は一切せず、ドキュメントを真空パック、臨場感を引き立てたマスタリングをHacchi (URBAN VOLCANO SOUNDS)が施しており、イラストレイター/デザイナー/アーティスト井口弘史の盤面ジャケットデザインによる完璧なプロダクトとなっている。 (コンピューマ)
- LP
- Recommended =
- New Release
Agile Experiments
Loukoumades
None More
- Cat No.: NMR016
- 2025-06-04
J Dilla名盤「Donuts」からインスパイアされたという、サンプラー、ループマシン、エフェクト、ドラム、パーカッション、シンセ、ベース等を駆使した、ヒップホップ・アヴァンギャルド・エクスペリメンタル・クラウトロック・ポストパンク・サイケデリア・ダブな即興トリオAgile Experimentsによる最新アルバム「Loukoumades」が不気味ユニークにめくるめく実験ブレイクビーツ/ブレイクスに面白い。
ロンドンのベーシストDave De Rose、ギリシャ・アテネのドラマーGustav Penka、ギタリストMarius Mathiszik による即興トリオAgile Experimentsによる、サンプラーやループマシーン、実験的エフェクト&ダブ、即興的アイデアを駆使した、Jディラ名盤「Donuts」のように目眩くイマジナリーにビートが生き物のようにDIYダブワイズ・エフェクティヴに変化変容する注目のクラウトロック・ポストパンク・アヴァンギャルドな実験的ビート・アルバム。UK、None Moreからのリリース限定盤LP。全15トラック収録。
昨年2024年11月リリース作品ですが、あらためて紹介させてください。ストックいたしました。 (コンピューマ)
Track List
- 2LP
- Recommended
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Rashad Becker
The Incident
Clunk
- Cat No.: Clunk001
- 2025-06-03
現代マスターオブサウンドRASHAD BECKER、自身のレーベル〈CLUNK〉を立ち上げ遂に新作アルバムを発表!〈PAN〉連作から実に10年ぶりになります。心理音響にも踏み込んだエレクトロニクスとアコースティックのやり取りで錯乱体験を構築。ランダムノイズでなく伸縮するリズムを有した配列、モードジャズから微分音表現まで歴史を遡りながら現代音楽の新領域まで切迫した一枚。
ある種現代音楽の一要素にまで到達しているエンジニア、殆どの人がそのマスタリングワークに触れ合っているであろうRASHAD BECKERがキャリア三作目、遂に新作アルバムを発表(レーベル名も自身のスタジオからとっていてグッときます)アルバムを全四章に分け複雑なアイデアを内容させています。「Zero Hour」に始まる、コアとなる要素を再構築・リミックスした同タイトル4連曲など、ガムランやアコーディオンなどのアコーステイックとエレクトロニクスの切迫するやり取りで錯乱状態の世界を構築。デジタルかアナログか、喜劇か悲劇かも錯乱するリスナーの知覚に委ねる心理音響的アプローチも感じる、傑作であるかどうかさえ貴方に左右される、超越した領域です。 (Akie)
Track List
- 12inch
- Recommended
- Back In
Naturalisten
Forms
E2-E8
- Cat No.: E2-E8 07
- 2025-06-03
FOREST DRIVE WEST手掛けるトライバルパーカッシブなリミックスにも注目の一枚。英国ポッドキャスト〈UNKNOWN SPECIES〉創設者のひとりRADO BOGASCHの新名義NATURALISTENがファーストEPを発表!ベルやモジュラーを精密にプログラミング、ディープテクノからミニマルドラムンまで幅広く展開。
ロンドンの新興電子音楽レーベル〈E2-E8〉新作!コールドなシンセアンビエンスに呪術のようなベルがデザインされたミニマルブロークンテクノ「Release The Tension」(sample1)は、リズム職人FOREST DRIVE WESTが打楽器を追加しシンコペーションさせた「Rekease The Tension ('Rising Tension' Remix)」(sample2)も素晴らしい。ポリリズミカルなモジュラーテクノ「Against The Tide」(sample3)まで、緻密なプログラミング技光るテクノワークアウト。 (Akie)
Track List
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濱口竜介作品(『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』)をはじめいくつもの映画音楽制作を経て、前作に続きJim O’Rourkeとの共同プロデュースで放つ新作。山本達久、Marty Holoubek、ermhoi、松丸契、Joe Talia、Kalle Moberg等が参加。元はジュリー・クルーズ(あのツイン・ピークスのテーマで知られる)が場末の無人のバーで歌っているようなイメージがあったという、煙のように漂うムーディーで幽玄なサウンドスケープ。そしてあまりに夢心地のうっとりするボーカルでありながら、現実の苦味のある空気もたっぷり吸い込み、さらにフーコーの「18世紀における健康政策」のテキストもパラレル的に彷徨う重要作(ALSの当事者である岡部さんと知り合った経験についてのインタビュー記事もぜひお読みください)。「墓場」もコンセプトだといいます。その時代の空気が映ってしまっているある種の傑作映画を観たような感触にも震える、逃避よりも現実の影を引き受けるようなポップ・アルバム。ぜひレコードで。これで生きていけそうな気さえします。 (足立)