YPYこと日野浩志郎を中心に結成されたリズムアンサンブル"goat(ゴート)"約8年ぶり、通算3枚目となるアルバム『Joy In Fear』がリリース!アナログに先行し、ツアー会場で販売されたCD盤を入荷。シグネチャーである難解なリズム、反復からのカタルシスは健在ながら、前作と大きく印象を変えた今作。多彩なインスツルメントと楽曲それぞれの個性、アルバム作品として濃厚な仕上がりです。
DAVID GRUBBS, JIM O'ROURKEによるシカゴ音響最重要アルバム。JOHN McENTIRE、MATS GUSTAFSSONそしてラストのJOHN FAHEYのカヴァーにはTONY CONRAD参加。高度なテクニック、実験的試み。それだけじゃない、どうしようもない感動があります。ある種の究極。 (サイトウ)
見過ごされてきた電子音楽の再発/編集を原点に、現代の音楽のリリースも行うベルギーの実験音楽レーベル〈Stroom〉から、ポエトリーリーダー+シンガー、電子音楽。「Kwart Voor Straks」4半世紀前と名付けられたタイトルの2つ、「Aeiou」「Umami」といった日本語にインスパイアされたと思われるタイトルや「Mantra Voor Mikes」といった曲を展開しています。
ARTHUR RUSSELL死後に、PHILIP GLASSの〈POINT MUSIC〉からリリースされた「Another Thought」がBE WITHからアナログ化にともないCDも再発!
ARTHUR RUSSELL没後の1994年に、PHILIP GLASSのPOINT MUSICからリリースされたCDコンピレーションが鉄板の再発の名手〈BE WITH〉からアナログ化にともない、CDでも再発されました。「In The Light Of The Miracle」の短めの別テイクや後にリメイクされる「This Is How We Walk On The Moon」、名曲「My Tiger, My Timing」。チェロとヴォーカルのソロやゲストを交えた演奏を主体に、ビートボックスを使った曲なんかも収録。ジャケも印象的。コンピレーションですが、ほとんどが他では聴けない曲でアーサー・ラッセル・ファン必須の一枚!12pのブックレットつきデジパックCD。 (サイトウ)
Sven Kaciarek、Andi Otto、MD Pallavi等のリリースでも知られ、ここ数年にわたりヨーロッパ・ドイツを中心にアイヌ音楽、安東ウメ子作品等の再評価への動きを先導してくれているドイツ信頼の名レーベルPingPungからのリリース。なんとも珍妙ユニークな自動演奏装置による実験的スタイル・キュートな辿々しいリズム・ループ、ポエティックに揺蕩うプリペアド・コルネット魅惑のメロディ、空間的音響サウンドデザインが錬金術的に紡がれ構築された、ノスタルジック・ヨーロピアン・エキゾチック・シュール摩訶不思議で桃源郷的なリスニング唯一無二の心地よさに包まれる素晴らしき音楽世界を繰り広げている。ほのかなダンスミュージック的グルーヴの香しさにも魅了される。 (コンピューマ)
インプロヴァイゼーション・テクノ/ハウス・エクスペリメンタルmeetsコンテンポラリー・パフォーマンス・プロジェクトPolitoによる初となるデビューフルアルバム「Collapse Phase」全9トラックがリリースされた!!! オープニングを飾るBPM119、ゆるやかにグルーヴが高揚していくレイヴィーなエレクトロニック・ビートダウン・エレクトロA1「Chuggalug」(sample1)、BPM115、幾つものリズム・パターンがポリリズムに重なり調和されるA2「Inside The Sphere」、BPM150、高速ランダム・モジュラーエレクトロニクス・テクノ電子音楽A3「Fiasco」(sample2)、BPM126、アシッディ・テック・ダブワイズA4「Signal」(sample3)も悶絶狂おしい。BPM118ほど、レフトフィールド・ダブワイズB1「Fortune Teller」、BPM120ほど、ヒプノティック・ミニマリズムB2「Nine Lines」、BPM121ほど、パーカッション奏者Ollie Coxをフィーチャーしたトライバル・パーカッシヴ密林エレクトロニックなB3「Coming Up For Air」(sample3)も強力、BPM117、エキゾチック・エレクトロニクス・レフトフィールドB4「The Sphere Is Collapsing」も極上な雰囲気を醸し出している。レコメンド!!! (コンピューマ)
現在欧州ツアー真っ最中、YPY率いるバンドプロジェクトgoatが結成10年の節目に待望新作をローンチ!ギター日野浩志郎、ベース田上敦巳、サックス安藤暁彦、ドラム岡田高史とパーカッション立石雷の5人編成。それぞれの高い演奏スキルと忍耐が成せる難解なリズムレイヤー、実験。そこに今作ではアイリッシュフルートやケンガリ、ガムランや木魚といった多種インスツルメントが楽曲に粒立ちした個性を付与、時に妖しく、時に淡白に変色するリズム実験。反復リズムからの爆発的なカタルシスもありつつ、プロセスを踏んだミニマリズムも体現した渾身の作品に仕上がっています。推薦。 (Akie)