1990年代後半のブリュッセルにて発足・活動、DIYな制作録音プロジェクトとして電子アコースティックを追求していたアンサンブルFAN CLUB ORCHESTRAが10年ぶり再始動!コスミッシェのルーツ、70年代ニューヨークのミニマリズム、ニューエイジサウンドを組み合わせた甘美シンセスケープを披露。〈12TH ISLE〉新作。
八王子、道程(Dotei)レコードからのリリース、100% SILKからのリリースでも知られる東京のDJ/プロデューサーSoshi Takedaによる、2022年カリフォルニア・オークランドConstellation Tatsuからカセット・リリースされていたモダン・ニューエイジ・バレアリック・アンビエント名作ルバム「Same Place, Another Time」が目出度くStudio Muleよりアナログ・リイシュー!!!
「Same Place, Another Time(同じ場所、別の時間)」は、写真や雑誌に写る、時間の経過とともに失われてしまった場所のイメージから想起される感情を探求する。決して行くことのできない場所への郷愁。をテーマに追求された、80,90年代のハードウェア・シンセ、サンプラーを中心に自宅スタジオで制作された日本人的情緒琴線に触れる感覚とバレアリック環境音楽的センス、アート・オブ・ノイズやディープハウス/アンビエントハウス的エレガントなグルーヴも優しく感じさせてくれる6トラックを収録。 (コンピューマ)
ISLANDからの「Echoes」やGRACE JONESはじめ多くのアーチストへの客演、80sサウンド、ディスコのエポックメイキング、バハマのCompass Point Studio周辺での活動で知られるキーボーディストWally Badarouが、2001年に制作したアルバムを〈Be With Records〉がアナログ再発。
オリジナルは、「Musical Poetry For Yoga」とサブタイトルが銘打たれたニューエイジ/アンビエント。スローミュージックの素晴らしい音源。 (サイトウ)
【12/6 発売予定】 〈Numero Group〉のプライヴェート・イシュー・ニューエイジ音源をコンパイル。Laraaji, Iasos, Joanna Brouk, Don Slepian, Peter Davison, Master Wilburn Burchette, Jordan De La Sierra, David Casper, Robert Slapといったパイオニアをフィーチャーし、32ページのブックレットが付いた2枚組コンピレーション。
〈Numero Group〉からLaraajiのニューリリース。ちょっと他にはあまり無い感じのLPで、昨年リリースされたララージの初期レア音源'78のロング・スタジオ・セッションを収録した4枚組LP『Segue To Infinity』のボックスセット収録の8曲をそれぞれショートバージョン (Glimpse)として一枚に納めています。
glimpse(ちらっと見ること、垣間見る)という単語を使ったタイトル「Glimpses of Infinity」。元の『Segue To Infinity』 収録のオリジナルはそれぞれ短い曲でも18分、それ以外は20分越えの曲で、それをショートにまとめています。若き日のララージの愛らしい写真のアートワーク。フォト・カードもインサートされており、これで所有するという選択もありだと思います。良いレコード。 (サイトウ)
はっぴいえんどと共に、日本語フォーク・ロックの先駆的グループであった、はちみつぱいのメンバーでもあったギタリスト本多信介による、1983年にApollon Music industrial corp.サブレーベルaltyのリゾート・マインド・ミュージック・シリーズの一環としてリリースされた瞑想的ニューエイジ・ギター・インストゥルメンタル・アルバム名作「Silence」がStudio Muleよりアナログ復刻!!
前回のBENOIT BによるEPも最高だった〈ANIMALS DANCING〉。Newリリースは、ドイツ・デュッセルドルフのクラブ”SALON DES AMATEURS”ではDJとしてレジデントも務めるWOLF MULLERとの共作で知られるパーカッショニストNIKLAS WANDTによるサイケデリックなハウスEP!!今回もマジでヤバいです!!!
幼少期よりジャズやサイケデリックカルチャーに触れてきたNIKLAS WANDT。WOLF MULLER(JAN SCHULTEの別名義)との共作ニューエイジ・レフトフィールド・アルバム"Instrumentalmusik Von Der Mitte Der Welt"では、パーカッショニストとしての才覚が存分に発揮されていました。そんな彼による新作EPは、メルボルンのパーティー集団〈ANIMALS DANCING〉より届けられる、サイケデリックなディスコハウス12インチ!!ニューエイジな雰囲気漂うウォーミーなレフトフィールドな入りから、そのニュアンスをパーカッションで引き継ぎつつもレイヴィーでハッピーなサウンドで爆上がりするA1"Schlabberwasser"(Sample2)。狂ったシンセ使いとダークなメロディーがメインの前半から、ブレークに入り、突如涼しげなシンセがあらわれ4ビートに、でそこからまた徐々にダークなブレイクビーツになっていく変態的展開が最高、B1."I Wandt to Believe"(Sample1)。轟音ベースラインからエスニックサウンドへ展開するヒプノティックダウンビートA2."Im Verborgenen"、ヴォコーダーボイスがアツすぎるディスコ調ブレイクビーツB2."300 CE"(Sample)。どれも最高ですが、中でもB1."I Wandt to Believe"は多幸感と狂気のコントラストがマジでやばい!オススメです!! (Ashikaga)
LENA WILLIKENS、OPTIMOら名だたるアーティストがサポートする大作が誕生。グラスゴーの重要シンセサイザーライン〈12TH ISLE〉より設立者の1人であるSTEWART BROWNのデビューアルバム!2015年から2020年にかけてのコラボレーション作品をコンパイル。白昼夢のように淡く輝くシンセシスと打楽器、フロアも意識した電子アコースティックダンス作品。推薦!
伝統邦楽器とブレイクビート。東洋神秘性とダンススイングがシャーマニックに交わる90sオリエンタルビーツ傑作!ジャパニーズニューエイジ/フュージョンの草分けであるマルチ奏者・喜多嶋修のCDアルバム「Beyond The Circle」が初の公式アナログ化。日本語トーキングボーカルも霊的ミステリアス。推薦。
ザ・ランチャーズのメンバーとしてジャパニーズロック黎明期より活動、その後70年代にアメリカへと移住した後は「弁才天」「OSAMU」などの和アンビエントニューエイジ金字塔的作品を残してきたマルチインスツルメント奏者・作曲家の喜多嶋修手掛ける東洋オリエンタルブレイクビーツ秘宝CD作品「Beyond The Circle」が遂にアナログ復刻!和楽器を使用した雅楽のスピリチュアリティな響きはもちろんのこと、独特のファンクネスが滲むスウィンギンなビートも魅力。トラックリストからも是非。 (Akie)
グラスゴーの重要シンセサイザーラインとしてRAMZIやD.K.を輩出してきた〈12TH ISLE〉から。オリジナルメンバーであるLAURENT BAUDOUXに加え、その盟友であるANN APPERMANS (guitar, bass) そして新たにブリュッセル王立音楽院ジャズ科の学生ZÉPHYR ZIJLSTRA (trumpet) が合流したアンサンブルとして復活。プロジェクトのルーツであるアンビエント・コスミッシェを軸に、米国の実験ミニマリズムとそこから派生したニューエイジと第四世界音楽をブレンドした初期電子音楽ノスタルジックなサウンドスケープ&アンビエントノイズを追求。 (Akie)