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Cherrystones X Demdike Stare
Who Owns The Dark?
DDS
- Cat No.: DDS078
- 2025-08-28
世界でも指折りのディガーとして名高いロンドンのCHERRYSTONES、ポストレイヴサウンドの革新ユニットDEMDIKE STAREがコラボレーションした、狂おしいサイケデリックサウンドコラージュ実験。70年代ECMからMINIMAL MANまで、断片化されたサンプルからヴォーカルまで沈んでいくインダストリアル音響世界!
ディスコからノイズまで、狂気にも隣接したディガーマインドに裏付けされた作品で著名なCHERRYSTONES。2023年にはミックステープも〈DDS〉より発表している彼がヘッドであるDEMDIKE STAREとの長きに渡る共同制作の果てに完成したディープサイケ・インダストリアルコラージュアルバムを発表!フランス人シンガーLAURA PEINETTIの断片化されたボーカルやノイズ、サンプル群をダーティにコラージュ。ループやクラックの全てにそのディガー生涯が写し出されるような音素材の応酬とヒップホップ系譜なサンプリングカルチャー、深く沈み込むインダストリアルドローンの邂逅。DEMDIKEの作品の中でもかなり異質な仕上がり、ゾクゾクします。推薦。 (Akie)
Track List
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SML
Small Medium Large
INTERNATIONAL ANTHEM
- Cat No.: IARC0085
- 2025-08-28
〈International Anthem〉から、ジェフ・パーカーのカルテットなどにも参加していたメンバー達だという、L.A.のクインテットSMLのデビューアルバム。アフロビートに影響を受けたグルーヴ、鋭角でユニークなジャム。公開されたプレビューで期待高まるアルバム。
INTERNATIONAL ANTHEM近年指折りの人気作。Small Medium Large。先鋭的、スリリングで楽しいダンスグルーヴ。ストックしました。(サイトウ)
SMLは、サックス奏者のジョシュ・ジョンソン、ベーシストのアンナ・バタース、シンセサイザー奏者のジェレマイア・チュウ、ドラマーのブッカー・スタードラム、ギタリストのグレゴリー・ユールマンによるクインテットだ。この間違いないメンバーによる演奏は、エレクトリック・ギターを初めて導入したマイルス・デイヴィスと、抑揚を減らした持続性のあるグルーヴを発見したカンが、同時代にいたことを思い出せるスリリングなサウンドだ。その革新的なアップデートであり、西海岸ジャズの最前線でいま生まれていることの鮮やかなドキュメントでもある。 (原 雅明 ringsプロデューサー)
Track List
- 2LP(Color)
- 2LP(Black)
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Carlos Niño & Friends
Placenta
INTERNATIONAL ANTHEM
- Cat No.: IARC0080
- 2025-08-28
ANDRE 3000やカマシ・ワシントンなども巻き込みながら、ニューエイジ、ディープジャズ、スピリチュアルなインサイドミュージックを追求するCarlos Niño & Friendsの新作アルバム「Placenta」が〈International Anthem〉から到着しています。【限定カラー盤・Placental Purple】
現代的なサイケデリック、スピリチュアルミュージックの動きの中でキーマンとなってきたカルロス・ニーニョの新作アルバムです。カルロス・ニーニョ関連多作ですがこのリリースも重な一枚となるでしょう。じっくり向き合うに値する素晴らしい内容だと思います。ネイト・マーセローが多くに曲に関わり、Ariel Kalma、Iasos、Adam Rudolphなどのレジェンド。アリス・コルトレーンの愛弟子Surya Botofasina、Jamire Williams、Jamael Dean、Deantoni Parks、Jesse Peterson (Turn On The Sunlight)、、サム・ゲンデル、ネイト・マーセローなどなどの仲間たちが参加しています。DMTサイケデリックの影響も窺えるアートワークも濃厚。 (サイトウ)
Track List
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THE MISSING BRAZILIANS
Warzone
On-U Sound
- Cat No.: ONULP34C
- 2025-08-28
1984年、ON-U SOUNDSアナザーサイド・サイエンスフィクション・呪術的アヴァンギャルド・ダブワイズ異色作。Adrian Sherwoodがスタジオの可能性の限界に挑戦して作り上げたプロジェクトTHE MISSING BRAZILIANSによる唯一のアルバム「Warzone」が数量限定クリアヴァイナルにてアナログLP復刻。アルバム・アートワークかっちょいい折込ポスター、DLコード(DLボーナス曲:Ace Of Wands (unreleased extended mix)を追加)付き。
彼がこれまでに手がけたリリースの中でも最も過激なサウンドを展開した作品のひとつで、ポストパンク、ノイズ、エレクトロニクス、エレクトロ、エディット、インダストリアルがリズミカル呪術的ダブワイズ凶暴なまでに実験的に織りなされている。本作においてAdrian Sherwoodはスタジオの可能性の限界に挑戦、80年代半ばの冷戦時代のディストピア的なグレイの空気を、錯乱したパーカッション、不穏なキーボード、切り裂くようなディストーションで表現している。お馴染みON-U名手達に加えて、African Head ChargeのBonjo I、その後、Massive AttackにフィーチャーされたShara Nelson、Annie Anxietyがヴォーカルで参加。ほのかにエキゾチックでもある8トラックを収録。
今回のアナログ復刻にあたり、ベルリン、dubplate & masteringによる低音の音圧を新たに施したアナログ・カットがなされている。 (コンピューマ)
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Time Wharp
Spiro World
PLANCHA
- Cat No.: ARTPL224
- 2025-08-28
Matthewdavid主宰〈Leaving Records〉から2022年にリリースされていたニューヨーク拠点のマルチ・インストゥルメンタリストKaye LogginsによるTime Wharp名義作〈Spiro World〉が、2021年のEPから4曲のボーナス・トラックが追加され日本独自版としてCDリリース。非現実感という身体的に深く響く個人的な体験、内分泌学的なミクソリディアンの天国と、製薬業界による地獄、そしてニューヨークへのラブレターが表現されています。
実直で繊細な内分泌系の体内循環活劇が繰り広げられるSpiro(主に利尿薬として使われる処方薬スピロノラクトンに由来)の世界。渦巻くコスミッシェ、Terry RileyやLaurie Spiegelを思わせる螺旋状のシンセワーク、Leavingらしいアンビエント、エチオピアン・ジャズの気配を感じる旋律、クラウトのリズム、ダウンテンポなどジャンルに捉われず好きなものを詰め込んだようなカラフルなアルバム。ギターと鍵盤を行き来し、木管楽器、チェロ、マリンバなども加わりアコースティックとエレクトロニックの絶妙な融合具合が魅惑的です。 (足立)
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Bendik Giske
Remixed
Smalltown Supersound
- Cat No.: STSLJN444LP
- 2025-08-28
BEATRICE DILLON、CARMEN VILLAIN、HIEROGLYPHIC BEINGら、錚々たるアーティストが参加!グラミー賞ノミネートや昨年は『MODE 2024』における来日でも大きな話題を集めたノルウェーのサックス奏者BENDIK GISKEリミックスアルバムが登場。ソリッドな旋律やリズミカルなタンギング、既に研ぎ澄まされた素材そのものを活かしながら現行実験前線のカリスマによる個性豊かな解釈を聴き分ける、アルバムとしてのおもしろさが凄まじい。。推薦!
デビューアルバムである2019年作品「Surrender」は多所メディアの年間ベストを総なめ、今作リミキサーとしても参加している才人BEATRICE DILLONがプロデュースを務めたセルフタイトルアルバムも世界的評価を獲得し時の人となったBENDIK GISKEのリミキシーズが登場!やはりその首謀でもあるBEATRICE DILLONの余計な要素を一切排除しローエンドにグルーヴを授けたリミックス、そして同じく〈SMALLTOWN SUPERSOUND〉看板を務めるCARMEN VILLAINのダビーに抽象ダンス化したアレンジなども流石の一言。オリジナルそれそのものが繊細シャープに磨き抜かれた素材であることが、その個性溢れる参加陣のアレンジ力を引き出している印象。順番に聞いていくことでリミキサー陣の個性や解釈を考察できる、かつダンス性も高いのでフロアにも順応している、なかなか出会えないような傑作と思います。 (Akie)
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Herbert & Momoko
Clay
Strut
- Cat No.: STRUT502LP
- 2025-08-28
奇才Matthew Herbertが今年2024年秋に10年ぶりに再始動した自身レーベルAccidental Jnr「Part」シリーズ新作「Part9」でタッグを組んだアーティスト/プロデューサー/ドラマーMomoko Gill (fka Metta Shiba)と の共同作業を発展させて制作された新作ニューアルバムにしてHerbert & Momoko名義での記念すべきデビューアルバム「Clay」が名門Strutよりリリースされた!!初回プレス完売後しばらく入手困難となっておりましたらめでたくリプレス完了!入荷いたしました!!
日本の琴からバスケットボールまで、様々な音源を駆使したサンプリング・テクニック、ライヴ即興演奏セッション、みずみずしく広がりのあるアレンジメントを融合させて制作された、先鋭的実験生のあるプロダクションながら、ダンスフロアとリスニングの狭間、エレクトロニカ・オーガニック・ソウルフル内省的なムードに優しく包まれた、Herbertの新章の始まりとも言えそうな、瑞々しいフレッシュ透明感のある11曲が収録されている。
Matthew Herbertの存在を全世界に知らしめたトレードマーク代表作でもある2001年リリース名作アルバム「Bodily Functions」時期のDani Sicilianoとの共作の頃や、あアイコニックな名作アルバム「Around The House」の雰囲気も思い出させてくれている。先行シングル、8「Babystar」(sample1)、2「Need To Run」、10「Someone Like You」(sample3)からもぜひともどうぞ。 (コンピューマ)
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Sun Ra
On Jupiter
Strut Records
- Cat No.: STRUT476LP
- 2025-08-28
ディープ・ファンク、インターステラー銀河系ジャズ、アヴァンギャルドなサウンドスケープの宇宙的フュージョンSUN RA流悶絶グルーヴィンな宇宙ディスコ秘宝「UFO」収録アルバム「On Jupiter」が、2015年時期、ART YARDとKindred Spiritsコラボレーション復刻以来、およそ10年ぶり名門Strut RecordsよりLP復刻がなされた!!!
1979年、サン・ラ・アーケストラの創造力の絶頂期、アーケストラのメンバー、John Gilmore, Marshall Allen, Danny Thompson, Michael Ray, Tyrone Hill, Craig Harris, Luqman Ali、Samarai Celestialといったコア・グループに加え、ギタリストのSkeeter McFarlandやTaylor Richardson、ベーシストのVictor Sproles、サックスとヴォーカルを担当した若き日のKnoël Scottらが交代で参加して、ニューヨークVariety Arts Studiosで録音された、エキゾチック・コズミック・ジャズ・ファンクのマスタークラスの問題作にして、ソウル、ファンク、エレクトロニック・フュージョンがアーケストラの進化したレパートリーに取り込まれていた時期、ディスコ、パンク、そして登場し始めたヒップホップが、サン・ラーの音楽を再構築しながらセッションされたかけがえのないい音楽の記録。A1「On Jupiter」A2「UFO」B1「Seductive Fantasy」の3曲を収録。 (コンピューマ)
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Lyder, Polygonia, FTP Doctor, odizouu
weird.fishes
tunnel.visions
- Cat No: TVDG004
- 2025-08-28
Track List
-
1. Lyder, Polygonia, FTP Doctor, odizouu - Fenn
03:33 -
2. Lyder, Polygonia, FTP Doctor, odizouu - Drifter
07:02 -
3. Lyder, Polygonia, FTP Doctor, odizouu - Kielung
02:33 -
4. Lyder, Polygonia, FTP Doctor, odizouu - Tangwald
02:27 -
5. Lyder, Polygonia, FTP Doctor, odizouu - Brack
03:30 -
6. Lyder, Polygonia, FTP Doctor, odizouu - Pelagial
10:10 -
7. Lyder, Polygonia, FTP Doctor, odizouu - Woge
06:27 -
8. Lyder, Polygonia, FTP Doctor, odizouu - Blaugrund
04:08 -
9. Lyder, Polygonia, FTP Doctor, odizouu - Siel
05:56 -
10. Lyder, Polygonia, FTP Doctor, odizouu - Watt
06:46
- LP
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Perila
Omnis festinatio ex parte diaboli
West Mineral
- Cat No.: OUEST081
- 2025-08-27
潜在意識を彷徨うリズミックノイズから、神秘的な領域に踏み込んだヴォイスドローンまで。〈THE TRILOGY TAPES〉〈BOOMKAT EDITIONS〉に作品を残す電子音楽家PERILAが〈WEST MINERAL〉から新作アルバムを発表!ニューエイジにも傾倒した前作と変わり、深くダビーに沈み込む重層的音響体験を展開。
上記他にも〈SFERIC〉〈SMALLTOWN SUPERSOUND〉〈MOTION WARD〉からリリース。ニューエイジ・アンビエント路線だった〈SHELTER PRESS〉からのアルバムから再び没入型電子音響世界へと沈み込んだ注目最新作、ストックしました!独特の感性を織り交ぜたリズミカルなノイズにビートを手探りする実験インダストリアルダブテクノ「Metal Snax」や、ヴォイスハミングの重なりがエーテルのように幻想的音空間を生み出した「Hold My Leg」など、ディープドローンアンビエンスで低音が溶け出す「give it all」など。ダークアンビエント、ドリームポップ、ダブまでを繊細かつパーソナルに結合。 (Akie)
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Naemi
Breathless, Shorn
28912
- Cat No.: 28912-2
- 2025-08-26
ULLAやULTRAFOGら盟友も参加。〈WEST MINERAL〉〈3XL〉など、現代実験電子音響一派におけるキーアーティストとして名高いEXAELことNAEMIの新作アルバムが到着!ドリームポップとシューゲイザー影響下のファズワークを磨き上げ、これまで以上にバンドサウンドに傾倒した甘美センチメンタルな作品。マスタリングはRASHAD BECKER。
客演としても参加しているULLAによる新レーベル〈28912〉第二弾!ソロワークだけでなくGHOSTRIDE THE DRIFTやHOODIEといった共同プロジェクトでも名を馳せるドイツのサウンドアーティストNAEMIによるソロアルバムがリリース!ULTRAFOG名義で知られる邦人アーティストKOUHEI FUKUZUMIによるギターをフィーチャリングしたシューゲイザー/ポストロック「Puer Aeturnus」(sample2)など、MBV以後、2000年代以降のネオシューゲイザームーヴメントも想わせる轟音と浮遊感のバンドサウンドにシグネチャーでもある繊細な音響操作とアンビエントを融合した感傷滲む名品。 (Akie)
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Bruno Tonisi
Sensational Conversations
Lugar Alto
- Cat No.: LA-008
- 2025-08-26
毎度リリースが楽しみなブラジル・サンパウロの名レーベル〈Lugar Alto〉から2025年の最新作が到着!ブラジルの作家Bruno Tonisiのデビューアルバムにして、彼の長年のヒーローであるNYアンダーグラウンドの異端MC、Sensationalとの只事ではないコラボレーション作。同レーベルのDJ Ramon SucessoやAkira Umedaにも比肩する狂気。混濁したトリップ感覚。あるうちに。
Bruno Tonisiが憧れの存在Sensationalにコンタクトしたことから生まれた作品。会ったこともない2人の人物による、共作と呼ぶには異形な遠隔交信の記録。ヒップホップの形式は解体され、GRMのミュージック・コンクレート/サウンド・コラージュを思わせるようにラップもメロディも破片になって飛んでくる。短波ラジオの混線にノイズ混じりの暗号めいたメッセージ、歪んだビート、日本語歌詞まで…。幽霊的なフィクションとも見紛う姿かたちをしていながら、地を這うような現実感を失わない、ねじれた感性がせめぎ合う分類不能な傑作。マスタリングはRashad Becker。
「これはUFO事件ではないが、それをUFOとして解釈しようと主張する者もおり、現実とは一致しない物語や状況を作り出している」– Claudeir Covo, 1998 (足立)
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Al Wootton
Rhythm Archives
Trule
- Cat No.: TRULE031
- 2025-08-26
トライバル・ポストパンク・ダブテクノ数々の名作EP、クラスティなハードコア精神性に満ち溢れた前作アルバム&Holy Tongue名義アルバムも素晴らしかった、先鋭的レフトフィールド鬼才Al Woottonによる待望ニューアルバム「Rhythm Archives」が自身Truleよりリリースされた!!Newtone Recordsにも到着いたしました!!キレッキレ・リズムマシーン・テクノ・ミニマリズム探求ダブワイズ傑作。レコメンドとさせてください。
Al Woottonが、オーストラリア・メルボルン・エレクトロニック・サウンド・スタジオへ招かれて、このスタジオを訪問した際に、そこで膨大にアーカイヴ保管されていた数々のヴィンテージ・リズムマシーン名機を鳴らして、それらのプリセットリズムを厳選セレクション・レコーディング!!!その後、英国へ帰国後、それらの音素材をもとに、様々な加工や新たな音を加えて再構築を施して完成させたアルバムで、彼のヴィンテージ・リズムマシーンへの愛情も伝わる、それらマシーンそれぞれの持つ個性と魅力を最大限活かしつつも、インダストリアル実験音楽、ダブ、ポストパンク、プロト・テクノ・サウンド、フロア・サウンズへとリワーク昇華させた、ポストモダン・マシーンリズム・ミニマリズム・レフトフィールド・テクノ・エクスペリメンタルへドープに探求する8トラックが収録されている。
今作で使用された楽器や機材その他膨大なアーカイブを管理しながら、一般公開と教育を優先して活動運営するメルボルン・エレクトロニック・サウンド・スタジオ施設への最大限のリスペクト敬意、そして賛辞を伝える作品となっている。 (コンピューマ)
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The Cosmic Tones Research Trio
The Cosmic Tones Research Trio
Mississippi Records
- Cat No.:
- 2025-08-24
オレゴン州ポートランドの現行コズミック・ジャム♾️スピリチュアル・ジャズ・トリオ、The Cosmic Tones Research Trioの2nd。環境音楽を取り入れたアンビエント・ジャズ路線とは一線を画した、オールド・スクールな60~70Sスピリチュアル・ジャズの系譜も感じながら、今の感性をも併せ持つディープ・メディテイション、これもまた今の形のアンビエント・ジャズでしょうか。一曲しか公開されてませんが期待大。(Shhhhh)
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Willem Nyland
Piano Studies 337
Mississippi Records
- Cat No.: MRI215lp
- 2025-08-24
異色のピアノ即興盤。NYアヴァンギャルドとやはりジャズの歴史を感じます。オランダ生まれの化学者にしてグルジエフ派の精神的指導者へと転じた Willem Nyland が紡ぎ出す崇高なプライヴェート・プレス盤。
オリジナルリリース1962年。コロンビア大学で化学を学び、ピアノは独学で習得した本作の作家Willem Nyland(1890–1975)は、長年師事したギリシャ=アルメニア出身の神秘家 グルジエフ(幼少期からコーカサスや中東を旅し、さまざまな宗教・秘教的伝統を学ぶ。彼の教えは「第四の道(The Fourth Way)」と呼ばれ、宗教的隠遁や苦行ではなく、日常生活の中で意識を目覚めさせ、自己を統合していく実践を重視)の伝統を継ぐ精神的指導者として知られる。
1960年代半ばから後半にかけて、ニューヨーク州北部に自身のグループを立ち上げた Nyland。毎週金曜夜の「ザ・ワーク」に関する講義のあと、ブランデーを一杯あおり、特別に調律されたベビーグランドピアノで1時間以上に及ぶ驚異的な即興演奏を繰り広げた。これらの即興は一つひとつ丹念に録音・整理され、彼の教えの重要な一部をなしていた。16枚の録音は、Nyland 自身の Gage Hill Press から単独LPとしてリリースされ、妻でハンガリー系アメリカ人デコラティブ・アーティスト Ilonka Karasz によるアートワークが施された。
とりわけ今作、『Piano Studies 337』 はNyland 自身が「私の音楽を知る入門編」として推奨したもの。今回、Psychic Sounds と Nyland の家族との協力により目出度くMississippi Recordsより再発。オリジナル・テープからリマスタリングされ。アメリカ・パラミュージコロジー博物館の Matt Marble による詳細なライナーノーツを収録。 (Shhhhh)
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Various Artist
Shika Shika: 10 Years
Shika Shika Collective
- Cat No.: SHSH073
- 2025-08-24
Shika Shikaコレクティブの10周年記念盤!2020~25年までの名トラックを収録。オーガニック・ダウンテンポ、エレクトリック・フォルクローレのココ最近の動きを網羅。
個人的にはVinly化されなかった同レーベルからの名作、Joaquin Cornejoの作品からの収録が嬉しい(sample2)。Ground ft ,Thomash & Saeko Killyの楽曲(sample3)など。細分化しすぎることなくコミュニティの初期衝動を静かにキープしてますね。リスペクト。(Shhhhh)
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- New Release
Various Artist
A Guide To The Birdsong Of Migration
Shika Shika Collective
- Cat No.: SHSH05
- 2025-08-24
Shika Shikaによる名コンピレーション、"A Guide to the Birdsong"の第4段!テーマは今回は「Migration~渡り」というテーマを探り、北から南へと大陸を旅する鳥たち、そして同じルートを辿る音楽家たちの物語。中南米オーガニック・ダウンテンポの秀作群+リスニングにも対応の素晴らしきコンピレーション!
9組/8か国のアーティストが参加。Mas Aya & Lido Pimienta(カナダ/コロンビア)、Valesuchi(チリ)、Biomigrant(US)、Diana Gameros(メキシコ)、Lagartijeando(アルゼンチン)、Terror/Cactus(アルゼンチン)。10月入荷予定。
"A Guide To The Birdsong"シリーズ・鳥類保護団体への寄付は累計10万ドル以上、ストリーミング数は3百万回を突破、ヴァイナルは世界で2,000枚以上をセールス。環境と音楽をつなぐ活動として確かな足跡を刻み続けている。(Shhhhh)
- LP
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Rod Modell
Music For Bus Stations (BS)
13
- Cat No.: SME2477 BS
- 2025-08-23
2025リプレス。ここ〈13/Silentes〉にも多数作品を残し、DeepChordやEchospaceとしても知られるデトロイトのダブ・テクノ/アンビエントの名匠、サウンドアーティストRod Modellによるバスステーションのための音楽。アナログは2枚に分けられた『Music For Bus Stations』のこちらはBとS。
ドイツとポルトガルに点在する前衛的なバスステーションのデザインとその空間に触発された、ブライアン・イーノ『Music For Airports』への応答のようでもある環境音楽作品。マルチチャンネルのインスタレーションとしても提示できるように制作されたという、建築と競合するのではなく共鳴することを狙った、内外の空間を拡張するような生成的な音響構築。非日常的な空間が立ち現れ、緩やかに変化する壮大な静電の海。科学的なヒーリング効果も組み込まれた抜群の心地よさ。 (足立)
Track List
- LP
- Recommended
Rod Modell
Music For Bus Stations (MF)
13
- Cat No.: SME2477 MF
- 2025-08-23
2025リプレス。ここ〈13/Silentes〉にも多数作品を残し、DeepChordやEchospaceとしても知られるデトロイトのダブ・テクノ/アンビエントの名匠、サウンドアーティストRod Modellによるバスステーションのための音楽。アナログは2枚に分けられた『Music For Bus Stations』のこちらはMとF。
ドイツとポルトガルに点在する前衛的なバスステーションのデザインとその空間に触発された、ブライアン・イーノ『Music For Airports』への応答のようでもある環境音楽作品。マルチチャンネルのインスタレーションとしても提示できるように制作されたという、建築と競合するのではなく共鳴することを狙った、内外の空間を拡張するような生成的な音響構築。非日常的な空間が立ち現れ、緩やかに変化する壮大な静電の海。科学的なヒーリング効果も組み込まれた抜群の心地よさ。 (足立)
Track List
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