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ドス・オリエンタレス
ロンボ
KAIYA PROJECT
- Cat No.: KAIYA-012
- 2025-05-22
リズムに焦点を当てることをスタイルとする氏の実験精神が生むテクノは「ズレ」ることにより快楽性を増していく。 踏み込むように展開していくこの反復の交差は形式から外れたダンスを創造させる一枚。リミキサーには大阪を拠点に活動するトラックメイカー、Limited Tossを起用 。マスタリングはKuknacke、アートワークはKan Togashi、グラフィックデザインはGinji Kimuraが担当。 (SLIDE MOTION レーベル・インフォメーションより)
Track List
Track List
2021年発表の傑作『OF』に続く2ndです、さらに飛躍しました。タイトルの『NONAGE』の中国語の表記は"垂髫"で、子どもが髪を下ろしたり整ってない様子のあどけなさや幼さを意味しているそう。コンセプトも同様に子ども時代にトリップ・作曲は中国の古いテレビ番組のサンプル、おもちゃのピアノ、手回しオルゴール、鳥の口笛、壊れたアコーディオンなど、彼女の記憶の断片を思い起こさせた壊れた楽器など、さまざまな音源をもとに組み立てられている。また、彼女が幼少の頃のピアノの演奏のサンプルも散りばめられており、過去の自己と記憶の転生が現在と出会う、瞑想的な移行の瞬間を捉えた。
「成長するということは、常に孤独な旅であり、前途多難な期待、不安、未熟な可能性、願望、そして閉ざされたものである」(Li Yilei)
また自閉症スペクトラム、ノンバイナリーを公言しています。そのせいかわからないですがとにかく音の捉え方、時間軸が普通ではない。音を音として捉えているか?音を使って音楽ではなく全く別の現象を作り出そうしているかのような。小説や映画を見てる、といった方が楽なくらい。簡単に言いたくないけど、個人的にはモノ・フォンタナまで過ったまさかまさかの音楽現象。もちろん難解さはなく、子ども時代を遡るノスタルジックなフィルム質感の淡く優しい音像もきちんと漂っています。ナチュラルなオリエンタル感覚も洒落てます。
“I remember pressing piano keys like touching flowers, reading scores like looking at paintings, writing like how I would talk to myself, greeting death like how I would greet life.”
とのことです。 (Shhhhh)
なかなかすごいニューカマー登場です。フアナ・モリーナの登場思い出しました。彼女との違いは南米のサイケデリック浮遊感よりも北欧の白さとでもいうのでしょうか。参加しているジャズドラマーのNicolas Stockerのスパイス具合とバランスもフアナの初期音楽的パートナー、アレハンドロ・フラノフも想起させます。フランス奇才LEONORE BOULANGERも浮かびました。漏れ聴こえるエストニア・フォーク/妖精感が堪らない。レコードも輸入したくて本人とも連絡を取ってた流れでCD化を提案して実現です。 (Shhhhh)
COMPUMA、DR.NISHIMURA、AWANOからなるDJビッグスリー”悪魔の沼”と、東京拠点の言わずと知れたハウスゴッドファーザーMOODMANによる特別編成のライブ録音が作品化され、2024/04/06に渋谷WWWβにて決行されたオールナイト公演にて先行販売されたMIXCDのひさしぶり再入荷!平均100BPMスローモーな濁流に、4人のセンスと知識が合流。MOODMAN独特のシームレスなミックススタイル&深い低音。それらと沼グルーヴの親和性に驚かされる78分間。ダンスホールから四つ打ち、ブロークンまで自由に往来する個々の技術にも感服、推薦です! (Akie)
凄い新人出てきましたね。2000~2010年代の西海岸以降、故マック・ミラーの影も感じます、眩き新しいポップさ。ジャケットアートワークはex Gang Gang DanceのBrian Degrawで、この辺にピンときた方もぜひ。(Shhhhh)
オレゴン州ポートランドを拠点とする弱冠20歳の奇才、Graham Jonsonによるソロ・プロジェクトがGhostlyとサインしての新作を完成。
彼は幼児期にピアノを弾き始め、小学5年生のときにJディラの音楽に出会い、そして16歳までにシングルを自主リリースするという極めて早くから音楽活動を始めていた。2017年に「quickly, quickly」という名前で初めて登場した後、SoundCloud、YouTube、Redditなどのビート系のコーナーで熱烈なファンを獲得していく。初期のトラックの中には、Spotifyでの再生回数が1,000万回を超えたものもあるが、この数字は、Grahamの作品が伝統的な業界のコネを使わずに共鳴していることを示すものではない。彼のキャリアはDIYによるインターネット上の奇才的なサクセス・ストーリーだが、現在20歳の自身の評価によれば、彼は今ようやく本気になったばかりなのだ。Ghostly Internationalからのデビュー作である本作『The Long and Short of It』では、Grahamは自分のプロジェクトを本格的なソングライター、ヴォーカリスト、アレンジャーとして再構築し、ドラムからキーボード、ギターまでほぼすべてを演奏している。そのサウンドは、ジャズ、ヒップホップ、R&B、サイケ・ポップにまたがっているが、全くジャンルにとらわれない道を示唆している。
GrahamはStones Throwのカタログを愛聴してようだが(お気に入りはMadlibの『Quasimoto』)、根底にあるのはリズムの探求。有機的な楽器編成とバース・コーラス構造という新しいパレットの中で自分の直感を信じており、テンポに気を配りながらトラックが滑ったり跳ねたりすることで、彼の場面構築やストーリー・テリングのコツが浮き彫りになっている。これまでの作品は、ベッドルームで制作されたビート・ミュージックのように、受動的なリスナーに適したものが多かったが、本作は、そのようなニッチな分野で培われた才能を活かして、より能動的なリスナーを求めるスタイルへと進化しており、耳に残る曲、目を見張るようなプロダクション、ジャンルを超えた真摯な曲作りで表されている。
冒頭の「Phases」では、アルバム唯一のゲスト・ヴォーカルとして、著名な詩人であり活動家でもあるSharrif Simmonsが、セッション中に即興で書いた宇宙的実存主義をテーマにしたサイケデリックな詩を披露。激しい口語表現が展開されると、Micah Hummelのドラム・グルーヴとElliot Cleverdonのストリングスが熱狂的に鳴り響き、Grahamのマイクと鍵盤をエネルギッシュにバックアップしている。曲の後半は催眠術のようなインストゥルメンタルに移行し、ギターのラインにドラムが絡み合い、ゆったりとした展開を挟んだ後、倍の力強さで再構築し、至福のカタルシスをもたらすHailey Niswangerのサックス・ソロへと続いていく。
次の曲「Come Visit Me」は、Grahamのガールフレンドのために書かれたもので、彼が密かに順応しようと努力していたロサンジェルスに彼女と一緒にいたいという、シンプルで甘いホームシックの訴え。結局、彼は11ヵ月後にポートランドに戻り、LAで作った曲の多くを破棄することになった。しかし、いくつかの曲は残しており、その中には、ベースのグルーヴの効いたスロウ・ジャムのようなこの優しい曲も含まれており、彼の2年後の視点からのヴァースも加えられている。
「Shee」は彼のガールフレンドのギターで書かれたもので、すべてのフレーズがシンプルな愛で輝いている。この白昼夢のようなサウンドのストリングスとハミングの靄の中に漂っていると続く「Leave It」のループするドラムが飛び込んでくる。小気味良いリズムの上で、ピアノとギターを重ねていき、崇高なアンビエント・サイケデリック・ジャズのアウトロへと流れていく。「I Am Close To The River」では創作のマンネリ化を解消するためにピアノに戻る。この曲は、彼がウィラメット川沿いで体験した精神的な出来事がベースになっているようで、家に帰ってすぐこの曲を紙に書き留め、時間をかけて、きらめくチャイム、飽和したパーカッション、Elliot Cleverdonによるオーケストラ・ストリングスをミックスした、牧歌的なアレンジを施完成させた。
アルバムの後半のハイライトである「Everything is Different (To Me)」は、キャッチーなギターのループ、クラシックなヒップホップのドラムブレイク、ストリングスのうねり、ずるいコード進行の変化など、Grahamが無気力になってしまったことを綴った歌詞とは対照的に、新機軸の特徴が一気に盛り込まれている。終盤の「Wy」では心に訴える一連の質問から空気のようなシンセサイザー、彼の思索的なギター、そして心を落ち着かせる水滴の音で構成された、広がりのあるアウトロへとフェードし、最後の「Otto’s Dance」では、彼が好きなブラジルのアルバム、Milton NascimentoとLô Borgesの「Clube Da Esquina」を彷彿とさせるインストゥルメンタルの短い余韻で幕を閉じる。
『The Long and Short of It』は、若いアーティストの人生における変遷、自己確認、そして大きな飛躍をまとめた作品。若干20歳のZ世代の神童、quicky, quicklyの本領発揮した渾身のニュー・アルバムである。
TRACK LIST:
01. Phases (ft. Sharrif Simmons)
02. Come Visit Me
03. Interlude
04. Shee
05. Leave It
06. I Am Close to the River
07. Feel
08. A Conversation
09. Everything is Different (To Me)
10. Wy
11. Otto’s Dance
COMPUMAのアンビエント/ディープ・リスニングなミックスシリーズ、「Something In The Air」の新作がリリースされました!2018年7月4日-7月25日の期間、代官山蔦屋書店2号館1階ブックフロアにて開催された、グラフィックデザイナー/イラストレーター、ジェリー鵜飼「ジェリー・マルケスSHOW」にて、氏の新作小説「ジェリー・マルケスと一緒に観たあの景色のことは忘れない」のサントラ的な役割として同時展開された、Compumaによる新作MIXCD「SOMETHING IN THE AIR 3」が好評につき、ジャケットアートワークを新たに装いMIXCD単体として2018年秋に発売されたもの。 (サイトウ)
IMPORTANTレーベルからの臨場感迫力の逸品CD「New Songs of the Humpback Whale」と聞き比べするのもオススメです。あちらも臨場感zふれる音像含めて壮絶凄いですが、こちらは、全体に遠景からの録音が多く収録されており、より大きなスケール感と絶妙な心地よさも漂い心地いい&アザラシ交信音にも通じる唯一無二の自然科学的電子音楽が堪能できます。そして、哀愁さえ感じさせてくれる自然の驚異とロマンも感じれてしまいます。甲乙付け難い傑作です。同レーベルを代表する音響作家・録音技師 Jean Claide Roche監修。素晴らしき全8トラック。もちろん大推薦。フィールドレコーディング殿堂入り名作。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)
同シリーズの「波の音/波の歌」編で知られるJean-Luc Herelle制作の想像力と音効力の賜物である壮大な恐竜達の息づかいまでもが伝わってくるかのような臨場感と壮大なスケール感が伝わりまくる1989年のシンセサイザー電子音楽的恐竜サウンドスケープ集傑作の復刻。「ジュラ紀・初期」「ジュラ紀・後期」「白亜紀」「先史時代へのタイムスライド」の4トラック。なぜか落ち着く&夢がある。ロマン。 (コンピューマ)
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11歳からトラック制作を開始しているという新世代、注目のNEOくんの音源がCDリリースになりました。じっくりチェックしてみてくだい。(サイトウ)
『Neoのオフィシャル1stアルバム。Track1〜8は、2018〜2020年に制作されたトラックの中から彼自身がコンパイルしデジタルアルバムとしてBandcampや各ストリーミングで2021年12月10日にリリース。Track9,10はCDオンリーのボーナストラックとして追加し、2025年5月11日に、CDアルバムとしてリリース。
Neo Profile
11歳よりシンセサイザーやハードウェアで楽曲制作を開始。現在四国を拠点に各地でLive、DJ活動を行なっている。これまでにMOOVEからデジタルアルバムを2タイトルリリースし、Selva Soundsを始めとした国内のインディーズレーベルのEPやコンピレーションアルバムへの参加、他アーティストのRemixやマスタリングも手掛けている。 』
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ニューヨーク各区にあるボデガ(食料雑貨店)や携帯電話ショップで音楽を情熱的に掘り起こす音楽を紹介するブログにしてWFMU内カルト番組Bodega Popを主催するディガーGary Sullivanと名レーベルDeath Is Not The Endによる強力コラボレーション・リリース新作カセットテープは、カンボジア、インドネシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナム、東南アジアのHIPHOP/R&Bを収録したミックステープ。東南アジア・オリエンタル異国情緒漂う言葉の響き、メロディ、ビート、湯加減。ミックステープの魅力が炸裂する最高な内容です。レコメンドとさせていただきます。 (コンピューマ)
世界各地の古い貴重音源、80年代90年代ロンドンやブリストル海賊ラジオCMカットアップ集など発掘カセット音源を中心に続々とオブスキュア貴重音源をリリースする名レーベルDeath is Nor The Endからの新作。 (コンピューマ)
Track List
USフィラデルフィアのパンク・アーカイヴィストWorld Gone Madとの共同制作により実現した、1988年から1990年、フランス、ベルギー、スイスのフランス語ポストパンク&ニューウェイヴ・コレクション。シリーズのパート3。DINTEならではの激渋セレクション。勉強になります。グレイト!!!カセットテープ・オンリーのリリース。 (コンピューマ)
USフィラデルフィアのパンク・アーカイヴィストWorld Gone Madとの共同制作により実現した、1984年から1987年、フランス、ベルギー、スイスのフランス語ポストパンク&ニューウェイヴ・コレクション。シリーズのパート2。DINTEならではの激渋セレクション。勉強になります。グレイト!!!カセットテープ・オンリーのリリース。 (コンピューマ)
オルタナティヴ・キュートなレゲエ&ダンスホール・オールドスクールヒップホップetcがカットアップにエディット・ミックス&めくるめくダブワイズ。
『RAW MATERIALS MIX & UNRELEASED DEMO TAPE EDIT from EARLY KEN2D SPECIAL』とタイトルされた、KEN2D SPECIALを形成する原材料となっているような楽曲(のごく一部)をKEN KENがセレクト&ミックスしたSide-A「RAW MATERIALS MIX #1(29分21秒)」、Side-Bには、2003〜2005年にKEN KENの自室で作られていたベリ〜チープな宅録LO-FIレゲエ•サウンド(未発表デモ)音源+同時期のカオスな超絶脱力ライブ音源をメイン素材に、ICHIHASHI DUBWISEがエディット&ミックスを施した「EARLY KEN2D SPECIAL DEMO TRACKS + LIVE (2003〜2005)(24分05秒)」を収録。
オールドスクール・ジャングルやダンスホール、ヒップホップのレコードのセンター・レーベルに登場したマスコットか、アニメ/ゲームのキャラクターのようなKEN2Dの3人(LOS LOCOS 3)を描いた、2YANGによるアートワークも完璧にハマった逸品プロダクトに仕上がっている。マスタリングはhacchi(URBAN VOLCANO SOUNDS/Deavid Soul)信頼のカセットテープ・レーベルTastee T Productionからの限定リリース。
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岐阜フォルクローレである、「白鳥おどり」と「白鳥拝殿おどり」、「郡上おどり」をレコーディングしたもの。
"声"と"ゲタ"だけで昇華する音楽、こんな音楽は世界でも例がないかと。ボーカルは河内音頭ばりに黒く、エチオピア民謡みたいに遠くて近いです。鎮魂、霊魂、、静けさと美しさ。ため息、、真夏の夜に映えます。久保田麻琴さんの仕事では、南嶋シリーズ以来!揺り動かされました。 (Shhhhh)
本作品は、1970-73年に奥原初雄氏の録音、制作により『我が郷里の唄・池間民謡集』として、発表された2枚のアルバムから編集し、久保田麻琴氏がリマスターして復刻したものです。池間島の(音楽)文化のたいへん貴重な資料的価値もさることながら、保存ではなく生きた伝統とすてのすばらしさ、そして音自体が聞くものに迫ってくる迫力がなんといってもすばらしいものです。「内容の濃さ、素晴らしさは耳を疑うほどだ。曲も素晴らしいが、それぞれの歌唱、グルーブ感など超一流だ。70年代にマルフク盤の「ハイサイ・オジサン」に最初に出会って以来のショックと感動。ここで聞かれる宮古、あるいは池間族独特の曲と演奏歌唱は、荒くローファイに録音されたはいるが、伝わってくる音と雰囲気はそれにもまして凄い。」by久保田麻琴
ミャンマーといっても100を超える民族がいる多民族国家。このナガ族とは、ミャンマー北西部インド国境の丘陵地帯に棲む民族です。チベットやモンゴルから移住してきた人々されているが詳細は不明で、地理的条件で70年代までは裸で生活していたり首刈りまで残っていたとか。そして今も農業と森で狩りをする自給自足の生活とのこと。古くからの精霊信仰と、後にやってきたキリスト教や仏教が共存しています。
今作はそんなナガ族の生活音から、ナガ族が長年受け継いできた巨大ドラム(!!!)の音を収録した3CD。DISC1はナガ自治州のラヘー、DISC2はレシーという地域で録音された歌と生活音。そしてDISC3では巨大ドラムの録音のために滞在したサパロー村で聴こえた音とドラム。謎の絶叫から、素朴で美しい歌声。個人的にも興味があるオーストロネシア語族の声楽やアイヌ、シベリア、ピグミーの声ものとも比べてもまた違う不思議な声集でもあります。
2019年、フィールド/民俗学的蒐集音アートの最高の成果の一つでしょう。険しい山々をバイクで録音機材背負って回った井口氏の労作。そんな彼の視点からでしか撮れなかったであろう美しい写真のポストカードも素晴らしすぎる。
尚、ロングセラーのミャンマーピアノ(https://www.newtone-records.com/label/ROLLERS/MYANMAR/)らの続きのシリーズです。旧作も一生聴ける素晴らしさ。同時にどうぞ。 (Shhhhh)
Track List
この盤はミャンマー独自の打楽器、サインワイン(旋律打楽器)の美しくて可愛いらしい音色が堪能できます。
水琴窟のような調べのサインワインの音源は、知ってる限りほとんどなく、素晴らしきマスタリングでまた新たな響きに。歌声も素朴で素晴らしいですね。この盤は詳細な解説がついてます。 (Shhhhh)
コンピューマ、ニューミックスは「モダンエキゾチックサウンズ」をテーマに、禁断の楽園の世界へサウンドトリップ。五木田智央さんと鈴木聖さんのアートワークもとても良い。 (サイトウ)
コンピューマ、ニューミックスです。今作は全篇レゲエ、サイケデリック・ナイヤビンギを素材に、効果音、電子音、ダブエフェクト、リアルタイムなミキシング、土着と沼コズミック、ズブズブの音宇宙! (サイトウ)
日本産の80sミュージックが大きな注目を集める中、MARIAHの再発に続いて海外でアナログ再発され反響を呼びながら、日本向けに販売禁止という残念な状況になってしまった高田みどりの1983年のアルバム「鏡の向こう側」。結局アナログはMARIAHに続き国内向けなさそうですが、日本盤のCDがリリースされました。BLU-SPEC CD2という通常のCDプレイヤーで再生可能な高音質の新しい技術だそうです。『高田が「時間と体、体の内部に向かうことに対し体がどう反応するか」というテーマを掲げ、マリンバ、ゴング、カウベル、オカリナ、タムタム、足踏みオルガン、土鈴、コーラの瓶、シンバル、ビブラフォン、ピアノなど様々な楽器を一人で演奏し、オーヴァーダビングを重ねて完成させた作品』。原雅明氏の解説、ポストカードがついてます。内容は、やはり今再評価されてしかるべき素晴らしい作品で、ポリミニマルな「Crossing」、15分に渡るとことん潜り込む「Catastrophe Σ」等のハイライト筆頭に是非聴いて欲しい素晴らしいアルバムです。 (サイトウ)
良いギター。中性的な声、イントネーション、音間。ルックスと相まって魅力。アレンジ、アンサンブルもとても良い。ブラジルの現在。 (サイトウ)
Track List
ロングセラーを続ける「SOMETHING IN THE AIR」の続編。五木田智央によるジャケットの絵からインスピレーションを得て作り出した音世界とのことです。 (サイトウ)
コンピューマのSOMETHING ABOUT。「Something In The Air」の続編となる「Magnetic」リリースです。「静」と「動」。対を成すともいえる作品。新たな音の宇宙の誕生です。是非、どうぞ、よろしくお願いします! (サイトウ)
スクリューミックスで締めたミックスCD3部作 「A Date With Compuma」に続いてコンピューマが送り出すミックスCD到着しました!これまでになく深い音世界。是非ご一聴お願いします! (サイトウ)
コンピューマのスクリュー・プレイ集大成なミックスCD・リリース!故DJ SCREWはもちろん、先日亡くなったRAMMELLZEEにも捧げられたMIX。(「数年前のRAMMELLZEE来日イベントの際のDJで、ラメさんも叫びながらノリノリでこのオリジナル・スクリュー・プレイでゆらーりゆらーりと踊り出してくれた。」という逸話もあり。) (サイトウ)
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ウルグアイ、南米音楽のレジェンドで齢82歳にもなるウーゴ・ファットルーソ。エルメートやアイアートにも並ぶレジェンドですが、流通や紹介のされ方からレコード産業的にも乗れず、日本でのCDのみの流通という奇妙な状態ながらご本人の健在プリには全く関係なく素晴らしい音楽をまたも届けてくれました。
至高のピアノ音楽。素晴らしいです。
この4作目のCDは、2007年結成以来Tomohiroと一緒にDos Orientalesで培ってきたすべてのことが凝縮されています。Albanaが参加した2曲もとても素晴らしい。ウルグアイで編集とミキシングを担当したGerardo Alonsoもこのアルバムのサウンドに大きく貢献しました。 (Hugo Fattoruso)
CDのみですが、末長く愛聴できそうな一枚。